いろいろなダンサーで何度も観ている英国ロイヤルのロミ&ジュリ。
今回は先月マシュー・ボーンの「白鳥の湖」で来日したマシュー・ボールがロミオ。
これは観とくかぁと、先週の土曜行ってきました。
始まってすぐに、今までよりカメラワークがかなりいいと気付く!
実に見やすいっていうか、ストーリーが追いやすい。
セリフの無いバレエは踊りでストーリーを表現してるわけで、
舞台上のどこを観るか、誰を観るかは大事。
ただ漫然と引き画面を映していれば、
そりゃ観たいとこ見ればいいんだけど、スクリーンなんだからアップも観たい!
今回は演出がちょっと違ってないか?と思うくらい、良かった。
(自分が今までちゃんと観てなかっただけかもw)
最初の市場のシーンですらゴチャゴチャ感がなかった。
そしてロミオ中心の三バカのバランスがバツグン。
ロミオも引き立つし、マキューシオとベンヴォーリオも魅せる。
しかし一番目を引いたのはジュリエットのヤスミン・ナグディ。
ええっ体幹凄くないですかぁ~。
リフトされた時のしなやかさがハンパない!演技もしっかりできてる。
すごくいいぞ。
自分的にはティボルトがちょっと薹が立った感がw
ギャリー・エイヴィスは好きなダンサーですが、パパ役じゃね?(失礼しました)
ロミオとのソードファトはカッコ良く決めてたので、彼でいいのか。
久々に英国ロイヤル正統派のロミ&ジュリ観た気がしました。
〈主なキャスト〉
ジュリエット:ヤスミン・ナグディ
ロミオ:マシュー・ボール
マキューシオ:ヴァレンティノ・ズケッティ
ティボルト:ギャリー・エイヴィス
ベンヴォーリオ:ベンジャミン・エラ
パリス:ニコル・エドモンズ
キャピュレット卿:クリストファー・サウンダーズ
キャピュレット夫人:クリスティナ・アレスティス
乳母:クリステン・マクナリー
三人の娼婦:ベアトリス・スティクス=ブルネル、ミカ・ブラッドベリ、ロマニー・パジャック
マンドリン・ダンス:マルセリーノ・サンベ
ローレンス神父:ジョナサン・ハウエルズ
ロザライン:金子扶生
2019年8月21日(水) 開演14:00 TBS赤坂ACTシアター
友人に誘われ、当日券で観てきました~。
久々に回らない新感線でしたww
これ古田新太の芸能生活35周年記念公演だったんですね。
そして、いつもの中島かずきではなく
新感線では2作目となる倉持裕脚本作品。
2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎〈亞〉alternative
という長い前タイトルのalternativeは
"もうひとつの"という意味だそうです。
プログラムによると昔はテレビやら舞台やらで頻繁に見ることができた時代劇。
最近ではとんとお目にかからなくなったフツーの時代劇をやってやろうという趣旨らしい。
倉持裕に課せられたお題は
古田新太主演で「隠し砦の三悪人」と「走れメロス」を足したような話ww
それにバディものということで、
映画「ミッドナイト・ラン」要素も入れたと。
ああ、確かにそれらがないまぜになったような話でしたw
〈ストーリー〉
乱世の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。
大名・目良家が統治する、とある国のお話。
軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた真中十兵衛は、
今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。
ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした美山輝親のとばっちりで、
彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。
五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、
仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。
一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために
当主・則治のもとに正室として嫁いでいた、紗々姫が、
その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である雨森源七らと共に目良家を出ようとしていた。
それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある嵐蔵院と、
目良家家臣で侍大将の飛沢莉左衛門。
源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、
紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。
とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、
目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。
その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、
十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。
その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。
その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺では、
厚見家の蜂起を知った住職の残照が、
もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには
紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。
目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、
村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、
僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。
その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。
この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、
紗々姫を守っているのは煤煙党ではないか、との考えを口にする。
煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、
信じようとはしない嵐蔵院。
互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。
無事に城まで姫を送り届けることができれば、
厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。
しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、
すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。
さあ、どうする、十兵衛!!
(公式サイトより)
若い頃はバレエもタップもやってたという古田。
(昔、舞台上でバレエのマネージュやってみせて笑い取ってたw)
最近はずーっと力抜いたカッコ良さだけで勝負してますよね。
今回は早乙女太一との殺陣シーンが!!
もう何度も同じ舞台に上がってたのかと思っていたら、
なんと古田vs早乙女は初だったんですね~
古田新太の殺陣はガッツリカッコイイのは分かってたけど、
早乙女太一の腕が格段に上がってる~
動きのキレは世代交代を感じたわー。
でも看板俳優としての牽引力はさすがです。
その早乙女太一。
いつもと違うキャラを演じてたー!
クールな切れ者じゃない。
クールな雰囲気は出してるんだけど、口を開くと…www
会場の笑いを取るセリフの数々が、なんか力一杯頑張ってた。
もう東京公演も明日が千秋楽で、もうちょっと
こなれててもいいようなもんなのに、力一杯w
あ、でもそういう演技なのか。
太一くん新感線に揉まれてなんでもできる大物になれよ~。
見えない敵を想定して右往左往する愚かさを
今の国際情勢に重ねて観ることもできるけど、
そこは新感線だから、なにも考えずに「あ~面白かった」でもいい気がする。
なにせ古田新太×池田成志だもん。
安心して笑えるw
〈主なキャスト〉
真中十兵衛・・・・・古田新太
飛沢莉左衛門・・・早乙女太一
紗々姫・・・・・・・清野菜名
雨森源七・・・・・・須賀健太
嵐蔵院・・・・・・・高田聖子
残照・・・・・・・栗根まこと
美山輝親・・・・・・池田成志
目良則治・・・・・河野まさと
千麻の方・・・・・中谷さとみ
実は初日の7月25日に行ってましたww
入口の上には50周年のキャッチが。
まあ、当然中は撮影禁止って事で。
何を観ても懐かしさと、
自分がマンガにのめり込んだ原点がこれだよな~と。
デジタル処理をしていない手描き原画は惚れ惚れします。
今年に入ってから発売になってた
このプレミアムエディション版はもちろん購入済w
「ポーの一族」の他にも「トーマの心臓」や
高校時代の作品やデビューの作品なんかもありました。
バレエ系を題材にした作品の展示が無かったなぁ。
宝塚舞台の衣裳も展示してました。
この辺は撮影OKだったんですが、そんなに興味なかったw
そして散財してきました!
たっぷり買ってきましたw
そんなもんに金かけてどーするって言われそうだけど、
眺めてニヤニヤするに決まってる~
(シャンパングラスやティーカップは買ってないですよ)
風呂敷とポスターは飾りたいから額縁買わなきゃ。
(額の方が高い…)
東京会場は終了しましたが、
12月には大阪、来年3月には川崎でやるそうです。
2019年8月7日(水) 開演14:00 新国立劇場オペラパレス
吉田都さんの最後の公演観てきました~。
昨日、今日と2日間かぎりの公演です。
チケットは6月の時点で完売でしたね。人気の程がうかがえます。
ガラ公演の形を取りながらも東フィルの生オケ、舞台美術も簡素ながら素敵でした。
彼女の好きな演目だけで構成したんだなぁというのが伝わってきます。
そして、今活躍中の日本の若手バレエダンサーを
カンパニーを越えて集めて踊るなんて、ほかでは観られません。
おまけにムハメドフ出演です!
「シンデレラ」第3幕から
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:プロコフィエフ
吉田都
灰色のボロドレスで踊るシーンで幕開き。
シンデレラがトゥシューズを手に舞踏会を思い出すソロを
バレエ人生を振り返るイメージで選んだんだそうです。
「Flowers of the Forest」から "Scottish Dances"
振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:アーノルド
池田武志、渡辺恭子、石川聖人、石山沙央理、塩谷綾菜、髙谷遼
スタダンの面々ですね。
スコットランドの民族衣装っぽいのがなかなかオシャレでした。
酔っぱらいの踊りとか入ってましたw
「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ゴットシャルク(ケイ編曲)
ミーガン・グレース・ヒンキス、ヴァレンティーノ・ズケッティ
毒蜘蛛ってタイトルですが、明るく軽快な作品でした。
「アナスタシア」第2幕から
振付:ケネス・マクミラン 音楽:チャイコフスキー
平田桃子、ジェームズ・ヘイ
英国ロイヤルの高田茜さんが怪我で降板。
代わりに来てくれたのが英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の平田さん。
さすがに上手い!!
「誕生日の贈り物 -Birthday Offering-」から抜粋
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:グラズノフ(アーヴィング編曲)
吉田都、フェデリコ・ボネッリ/島添亮子、福岡雄大/米沢唯、井澤駿/
渡辺恭子、池田武志/永橋あゆみ、三木雄馬/沖香菜子、秋元康臣/
阿部裕恵、水井駿介
すごく華やかで楽しい演目で見応えありましたね~。
それぞれのカンパニーでトップをはってる方々が、
都&ボネッリの周りで踊ってるって!
島添&福岡組は小林紀子バレエ・シアター×新国立劇場バレエだし。
金色衣裳で登場の都&ボネッリ。
なんかもうボネッリの王子感ハンパないわ~。
応援してる沖さんは都さんの隣の立ち位置だし!
このメンバーでもう1回観たいわ。
「白鳥の湖」第4幕から
振付:ピーター・ライト 音楽:チャイコフスキー
吉田都、フェデリコ・ボネッリ
吉田都のオデット見納め~
泣けてくるわw
「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー 音楽:ミンクス
米沢唯、秋元康臣
新国立劇場バレエ団×東京バレエ団の二人。
米沢さんってこんなに上手いんだーと思った!
秋元くんの技のキレっぷりはいつもに増してスゴw
でもなんか印象が違うぞ?と思ったら、なんと彼、笑顔で踊ってる~
秋元くん、いいじゃないかぁ~。
いつもそういう顔で踊ってくれよー、ステキに見えるぞー。
無表情な能面顔は卒業だ!
「リーズの結婚」第2幕から
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:エロール(ランチベリー編曲)
ミーガン・グレース・ヒンキス、ヴァレンティーノ・ズケッティ
「シルヴィア」第3幕から
振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:ドリーブ
小野絢子、福岡雄大
「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥ
振付:ピーター・ライト(レフ・イワノフ版に基づく) 音楽:チャイコフスキー
ヤスミン・ナグディ、平野亮一
う~んなんというか、平野くん、
日本のカンパニーの若手ダンサーに負けてるよー。
もう少しカッコイイとこ魅せておくれよ~
「ミラー・ウォーカーズ」から
振付:ピーター・ライト 音楽:チャイコフスキー
吉田都、イレク・ムハメドフ
ムハメドフ、出てきただけでうわぁぁぁだわ。
サポートするだけかと思ったら、ジャンプはするわ、
都さんを高く抱え上げるわでちゃんと踊ってました!
ちょっと調べたら自分と同年齢だったw
カーテンコールはたっぷり時間取って拍手の嵐です。
これが最後なんて寂しいかぎりです。
大きな花束を受け取った都さんにエスコートするボネッリがまたステキ!
来年から新国立劇場舞踏部門芸術監督です。
若手育成に向けて、また頑張るんだろうなぁ。
この公演はNHK BS4Kで10月7日、10月14日(再放送)に放送するそうです。
BSプレミアムは日時未定だそうです。
4Kは見れないのでBSプレミアム放送を待ちます。
ウッディ(声:トム・ハンクス)、バズ(ティム・アレン)ら仲間たちは、
新たな持ち主ボニーを見守っていた。
そんな彼らの前に、彼女の一番のお気に入りで
手作りおもちゃのフォーキー(トニー・ヘイル)が現れる。
しかし、フォーキーは自分をゴミだと思い逃げ出してしまう。
ボニーのためにフォーキーを探しに行ったウッディは、
一度も愛されたことのないおもちゃや、
かつての仲間ボー(アニー・ポッツ)との運命的な出会いを果たし、
見たこともない新しい世界にたどりつく。
最後にウッディは、驚くべき決断をする……。
(MovieWalkerより)
これ、友人と観に行ったんですが、
「話を続けるために新たな展開にしたね。」と言ってきた。
「えっ!?話を終わらせるための展開だったんじゃないの?」と真逆の感想w
観終わった後の感じ方が違ってて、なんか面白かった。
「トイストーリー3」で
“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”という矜持を貫いたウッディ。
この先はないだろうと思ってたらの4なんだから、
ああ、この結末なのね~
「トイストーリー5」ができたとしても、
おもちゃの物語ではあるけど、それはまったく別物のような気がする。
友人はディズニーがここでやめるわけないじゃん。次も作って儲けるのよ!
と、言い放った友人。
あや~、大人の事情ですかwww それも分かりますけど。
「トイストーリー」はこれで最後でいいんじゃないかなぁ。
森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)は高1の夏、離島から家出して東京にやってくる。
しかし生活に困窮し、怪しげなオカルト雑誌のライター業の仕事に就く。
彼のこれからを示唆するかのように、連日雨が降り続くなか、
都会の片隅で帆高はひとりの少女に出会う。
その少女・陽菜(森七菜)はある事情を抱え、弟とふたりでたくましく暮らしていた。
そんな彼女には、祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力があった……。
(MovieWalkerより)
新海節爆走~!!
ギャルゲ―要素満載のあえてのノーマルエンドセカイ系アニメ!!
自分中心帆高くん、正論は言わない。
思春期の男の子はこうでなくっちゃw
正しい道を選べば、世界も自分も救われるトゥルーエンドが待っているかもw
あ、でも帆高くんはちゃんと社会性も常識も持ち合わせていますよー。
それでも自分が望むものが欲しいんですよね~。
雨が降り続く東京。
(すでに猛暑に入ってますが、今年はタイムリーでしたね~)
帆高くんのウザさも相まってウェット感が倍増しw
前回の「君の名は。」が当たっただけに大変だったろうけど、
まさに新海誠作品を出してきましたね。
お約束のこれまでの作品主人公も脇キャラでちょいちょい登場してるし、
企業タイアップ、ソフトバンクのお父さんを探せも入ってる。
個人的にはお馴染みの池袋周辺と時々乗ってるバスまで登場w
いやもう十分楽しませてもらいました。