beatitude

好きなことだらけさ…

今年はここまで。

2016年12月29日 | 瑣末な日々

ケーキは食べたけど、気の抜けたクリスマスを過ごし、
日々、掃除をして過ごしてました。

アニメは次々最終回をむかえ、2、3話ずつまとめて見つつこなして、
(1話も見ずに、たまってるのもあるけど…)
ドラマは「逃げ恥」の最終回を見てないww

年賀状をまだ作ってなくて、編んでた鳥さんやっと完成。

こんなのを何羽か並べて写真撮って年賀状にするつもりです。


明日、姉ちゃんとこに渋るダンナを派遣して様子見て来てもらう予定。
1度くらい父親やってこい!!
まあ、これで5年や10年連絡なくても、彼女の人生ですから。
姉ちゃんの部屋はカーテン変えて気分一新。
もう半分私の部屋だよ~。

では、みなさん良いお年を。
来年もよろしくです。


 


いかんなぁ~

2016年12月23日 | 瑣末な日々

出掛けたり、アニメ見たりしてる間はいいんだけど、
日中ひとりで掃除してると涙出てくる。
夕飯作るのも億劫になってくる。
 
娘が怒ってから1週間後くらいに、
これではいかんと思い全面謝罪したんだけど、
娘には届かず、何を今さらって顔で睨んできて何も言わないまま。

これが恋愛だったらスパッと切り替えて前向けるんだけど、娘じゃなぁ。
時々「二度と帰ってくるなー!」って言ってやりたい気持ちにもなるけど、
親が見捨てたらダメだと思うと引きずるわ~。
今年のクリスマスケーキ、予約してあるけど、姉ちゃんは食べないんだよなぁ。

ダンナに正月休みに入ったら1度様子見て来てって頼んでるのに、
「いいよ~、行かなくても。そのうち、何でもない顔して帰ってくるよ。」

事の大変さがちっとも分かってない。少なくとも10年は音信不通だろ。
姉ちゃんの意地はどんな事があっても揺るがないぞ。
10年も経ったら娘に会うきっかけも無くなるだろうに…。

ゴミを片付けたら、空っぽになった部屋の模様替えでもして、
正月準備でもするか。。。



東京バレエ団『くるみ割り人形』全2幕

2016年12月20日 | バレエ

2016年12月18日(日) 開演14:00 東京文化会館

この日、出掛ける予定が入っててよかった~。
バレエでも観なきゃやってらんない。
置き土産のゴミ袋満載の姉ちゃんの部屋をボンヤリ眺め、
日曜だし、一日中ダンナ相手にグチグチ言ってそうな自分がこわい。。。
とりあえず、気持ち切り替えていかなきゃです。



2014年にも観ている東バの「くるみ」。
プロジェクションマッピングを使い、子供が観ても十分楽しめるバレエ。
12月だし、この日だけでもクリスマス気分に浸ってきました。
今年のゲストはくるみ割り王子がとても似合うダニール・シムキン。
小柄なので、日本人の女性と踊るとピッタリですね。
そして彼の余裕しゃくしゃくのパフォーマンスは
本気出したらどれだけ踊れるんだろうかと思わせる。
背中の柔らかさに驚くんだよなぁ。
今回もかわいいクララの沖さん。
リフトがちょっとやり難そうな場面があったけど、
ゲストダンサーと踊るときは1、2回合わせただけで、
すぐ本番なんだろうから、すごいよなぁ。

それと、2014年と比べると2幕の各国の踊りが格段に上手くなってる!!
みなさん、しっかり練習積んでるんだろうな。
それぞれちゃんと見せ場があって楽しめました。

シムキンと沖さんのキラキラ「くるみ」でした。

〈主な配役〉

クララ/沖香菜子
くるみ割り王子/ダニール・シムキン

【第1幕】
クララの父/永田雄大
クララの母/奈良春夏
兄フリッツ/岸本夏未
くるみ割り人形/高橋慈生
ドロッセルマイヤー/木村和夫
ピエロ/河上知輝
コロンビーヌ/中島理子
ムーア人/吉田 蓮
ねずみの王様/森川茉央

【第2幕】
スペイン/二瓶加奈子岸本秀雄
アラビア/政本絵美ブラウリオ・アルバレス
中国/岸本夏未高橋慈生
ロシア/伝田陽美入戸野伊織
フランス/中川美雪足立真里亜山本達史
花のワルツ(ソリスト)/
吉川留衣小川ふみ加藤くるみ崔美実
森川茉央杉山優一松野乃知永田雄大

指揮/井田勝大
演奏/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団



明日は。。。

2016年12月16日 | 瑣末な日々

上の娘が家を出ます。
部屋はベッド周りだけ残し、荷物の詰まったダンボールが積まれています。
この1週間、仕事から帰って夜中3時頃までガタガタやっていて、
朝7時過ぎには起きて、仕事に行くというのを繰り返してます。
毎日3、4時間しか寝てないだろうに。

家を出たら最後、絶縁状態にするつもりらしく、
ベッドや机、洗面所にある自分の雑多なものもすべて持って行くようです。

先月の13日にご飯を茶碗ごと私に投げつけ、激怒してから
家では絶対に夕飯を食べないのを続けている姉ちゃん。
あんたの作ったもんなんか食べるか!!って勢いで
土日も夕方になると出掛けていた。
(家に常備してあるパンやカップ麺は食べてるし、朝ご飯は、出すと食べるんだよねw)
今まで家で洗濯なんか1度もしたことない人が
下着は風呂場で洗い、他はクリーニングに出してるようで、一切出さなくなった。

直接の原因は、母親が勝手に彼女の部屋を掃除して、黙って本棚まで入れた。
って事なんだけど…。
1か月近くかけて、ジリジリ掃除して最後に本棚いれたら爆発。
その間、彼女はやめてくれとも何にも言わなかった。
どんどん部屋がきれいになっていくのがうれしくて、
調子に乗ってしまったんですが、
部屋きれい~、ゴミの集積所の臭いがしなくなった~と
喜んでいたのは母親である自分だけで、
本人はどうやら腸煮えくり返っていたらしい。

「なぜ、やめろと言わなかったの?」と聞いたら、
「言ったら止めたのかよ!! 止めるわけないじゃん!!」
いや、止めましたけど。。
「なんで、いっつもそんなに不機嫌なの?」
「妹と口、利かなくなったのが何でか、分かってんのかよっ!!」
そこです。
全ての原因です。

7年前に突然うちの姉妹は不仲になりました。
姉大学1年、妹中3の頃です。
それまで、やたらお姉ちゃんにベタベタしてた妹がしなくなり、
家の空気が一変しました。
原因を聞いても二人ともガンとして言わない。
7年間、事あるごとに聞いてきたけど言わない。
それでも、どうやら妹が姉に悪さをして怒らせた。
姉は妹が自分で悪いと思っているなら、母親に話せるはずだ。
という理屈で自分からは絶対に言わない。
妹に謝ったのかと聞いたら、「謝ったけど、お姉ちゃんは何にも言わない。」

それをやっと妹の口から聞き出せたたのが、姉ちゃん激怒のあと。
母親の中では決着がついたと思っていた出来事でした。
どこの兄弟でもあるような話。
妹が勝手に姉の物を拝借して使ってた。
それも結構長いスパンでって事です。
記憶が曖昧になってるけど、あの時は妹の方に
「あなたがやったの?本当の事を言ってちょうだい」
と泣き落としをかけたところ「やってない」との答え。
嘘だなと思ったけど(母親をなめてはいかんw)
「じゃあ、その言葉をお母さんは信じるからね。」とし、
お姉ちゃんに「あなたも、その辺に物を放り出しておくから、無くなるんでしょ。」
「見られたくないノートや使われたくない物は仕舞っておきなさい。」
「お金も出しっぱなしにしない。」
「部屋を片付けなさい。」
これです。
悪いのは妹の方なのに自分が怒られた!!

お姉ちゃんの方のホローを間違えました。
大学生になってる姉ちゃんには分かるよね。
同じ部屋にいて、物が無くなったらそれは妹が使ってるでしょ。
でも、使っても気付かないよねって思わせる汚い部屋はダメでしょ。
って、くらいの気持ちでいました。
ここをしっかり伝えてなかった母が悪かったんです。

噓つきの妹を信じて、自分を怒った母親。
嘘ついたくせに母親にベタベタ調子合わせている妹。
彼女の孤独な生活は、この時すでに始まっていたんですね。
正義は我にありだし、孤独とも思ってないから、何も言わなかったんだろうけど。
こちらからの全てのアプローチをシャットアウト。
この7年間、彼女の笑い顔を一度も見ていない。

今日NHKのあさイチ、映画プロデューサーの川村元気さんがゲストでした。
小説家でもある彼の作品の「四月になれば彼女は」の紹介で(小説自体は未読です)
この小説は恋愛小説ですが、
〈私たちは愛することをさぼった〉というフレーズがあると。
〈些細な気持ちを積み重ね、重ね合わせていくことを怠った〉
これは親子関係でも同じだなぁと思った次第。
それまでは確かにあったはずの、
日々の日常の中で、同じご飯を食べ、笑ったり、怒ったり、文句言ったりという事が、
お姉ちゃんとは何もないまま来てしまった。
なぜ、こんなにも空気がギスギスなんだと、
こんな状態のままじゃダメだろうと
何度も聞いたけど、シャットアウトしてるお姉ちゃんには何も届かず。

当然、彼女の態度はいつも悪く、
「気に入らないからってチッと舌打ちするのはやめなさい。」
「人に物を渡す時、放り投げるのはやめなさい。」
「ドアや引き出しは静かに開け閉めしなさい。」
「部屋が臭いよ。片付けなさい。」
これしか言ってないような気がする。
妹とは仲良くしてるのに、自分の事は否定しかしないと思ってるんだろうな。

家の全てが許せないお姉ちゃんが、
心穏やかに暮らすには、もう一人になるしかないんだろう。
そんな悲しい人にしてしまったのは母親の責任なんだろうな。

まあ、救いは本人が寂しいとは思っていない事かな。
プライド高く、ずーっと怒っているわけで。
ひとりになって幸せに暮らしてほしいです。




『シークレット・オブ・モンスター』

2016年12月15日 | 映画 洋画

第一次世界大戦が終戦を迎えた1918年。
ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれたアメリカ政府高官(リアム・カニンガム)。
彼には、神への深い信仰心をもつ妻(ベレニス・ベジョ)と、
まるで少女のように美しい息子(トム・スウィート)がいた。
だがその少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、
その不可解な言動の数々に両親は日々頭を悩ましていた。
そんな周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始めてゆく。
やがてようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、
ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる……。
(MovieWalkerより)

"戦慄の謎に迫る心理パズルミステリー"と銘うっているけど、
う~ん、"パズルミステリー" だったのか?
なんだかよく分からないまま終わった。
なにやら意味深なシーンが色々登場するんですが、
それらの繋がりがつかめない。
絵面的にはワンシーン、ワンシーン絵画のような感じだし、
少年と家庭教師が散歩に出た時に、
カメラがグーッと引くんですが、それはいったい誰視点?

サルトルの「一指導者の幼年時代」に着想を得て作られた映画というんですが、
サルトルの実存主義が分からないとダメなのかな?
ではこの少女のような容姿の少年は自ら"独裁者"を選択したって事?
それとも無垢なる少年がなるべくして"独裁者"なったって事?

信仰心に厚い両親と言いながら、どう見ても冷え切った家族の中で育ってるわけで、
神経を逆なでする音楽が全編に流れ(これまた音のボリュームがすごいw)
不安感を増幅させる。

と、ここまで書いて、他の人の感想読んで驚いたw
最後に少年が成長して独裁者の姿で登場するんですが、
あそこに意味があったんですね~。
俳優さんをちゃんと認識できていれば、分かった事なのかな。
自分には難しすぎて読み取れませんでしたw
WOWOWで放送したらもう1回見てみようかな。




『この世界の片隅に』

2016年12月09日 | 映画 アニメ

昭和19年、18歳の少女・すず(声:のん)は生まれ故郷の広島市江波を離れ、
日本一の軍港のある街・呉に嫁いできた。
戦争が進み様々な物が不足していく中、すずは工夫をこらして食事を作っていく。
やがて日本海軍の根拠地であるため呉は何度も空襲に遭い、
いつも庭先から眺めていた軍艦が燃え、街は破壊され灰燼に帰していく。
すずが大切に思っていた身近なものたちが奪われていくが、日々の営みは続く。
そして昭和20年の夏を迎え……。
(MovieWalkerより)


 今、自分家の空気が最悪なので、家族の日常を描いた映画を観るのに
二の足を踏んでたけど、観てきました。

実に人の温度が伝わる映画でした。
大義名分を掲げた国同士の戦争の下で、
苦しい事も理不尽な事も呑み込んでいかなければならない人々。
そして懸命に淡々と日々を暮らしていく女性のお話。

当然自分は、世界大戦なぞ教科書の上でしか知らず、
残っている映像をTVで見たことがあるってだけ。
空襲の話も、自分の両親や祖父母は東北・北海道地域なので、
死ぬほど怖い思いをしたことはない。
嫁に来た先で、義父母から東京大空襲の話を聞いた程度です。
戦争は国や国民を守るために始まるのでしょうけど、
結局、一番苦しむのはその国に暮らす市井の人々。

主人公のすずの声を担当したのんさん。能年ちゃんですね。
絶賛されてるだけあって、彼女の持ち味でこの映画は成り立っていると言ってもいいくらい。
これはもう、原作ファンの方々も文句のつけようがないんじゃないかな。

こうの史代さんの原作マンガ、未読ですが、
どうやらリンさんという女性のエピソードがゴッソリ抜けてるようですね。
道に迷ったすずとリンさんが出会うシーンはあるんですが、それだけ。
エンドロールのバックに流れる少女の生い立ちが
最初、誰のものなのか??と思って観てると、
例の天井から顔を出してスイカをしゃぶる画が見え、あれ?これってリンさん?
なぜここにリンさん?と思った次第。

彼女はすずの旦那さんの周作と深い関係があるのだと。
そこんところが何も出てこない。
これは単純な心温まる夫婦愛の物語ではなかったようです。
あるがままに物事を受け入れてるように見えたすずが、実家に帰りたがったり、
幼なじみの水原がすずの嫁入り先まで訪ねてきた時、
その夜、周作は自分の嫁を水原の元に送り出したりと「んっ?」と思ったところが数か所。

それなら、橋の上での夫婦の会話はただの愛の告白ではない。
「~すずさんを選んだのは、わしにとって最善の選択」と言った周作に
「この世界の片隅に、わたしをみつけてくれて、ありがとう」と答えたすず。
この言葉の重みが随分違うもののように思う。
これは原作ファンである監督が、マンガ読んでくださーいって事?

あと1か所、分かりにくかったのがすずの妊娠w
「最近食が落ちた」の会話の後、
義姉の径子が「はい、二人分!!」と大盛りのイモご飯をすずによそってあげる。
その後、病院の入口をくぐる、すずのワンカット。
そして「一人分だと、こんなもんねっ!!」で、スカスカのおかゆ。
これって子供ができたと思ったら間違いだった!の描写だったんですねw
食糧事情が悪いから、妊娠してても十分には食べられないって事かと思ってた。
そのあとずーっと、すずは妊婦だと思って観てました。
水原が訪ねてきた時、妊婦だから、他の男の元に出すのか?とか思ってましたよww



K-BALLET COMPANY『眠れる森の美女』in Cinema

2016年12月08日 | バレエ

明日で上映が終わるKバレエの『眠り』観てきました。

今回はママになっても第一線で活躍している中村祥子さんのオーロラ姫。
174cmの高身長のうえ、正確に踊るので迫力あります。。が、
さすがにちょっと貫録あり過ぎ~w
16歳の小娘に見えないんだなぁ。
表現力もあって素晴らしいんだけど、落ち着きすぎかも。
お相手の遅沢佑介さんとは過去何回か踊っているので、
不安のないパートナーリング。
遅沢さんもこれまた正確に踊っていました。
そう、二人ともキッチリ踊っていて美しいんだけど面白みに欠ける。
(個人的感想なので悪しからず)
ついつい、マシュー・ボーンの『眠り』が脳をかすめる~ww

原振付プティパのオーソドックスな『眠り』なので、
3幕目に猫、青い鳥、赤ずきんなどのディベルティスマンがしっかり入ってる。
自分にとってこれ、とーっても眠いww頭グラッとしてしまう。

ところで、Kバレエの宮尾俊太郎率いるバレエジェンツ。
先日、日テレプラスで放送した「バレエ王子 ~あなたに薔薇の花束を~」を見た。
皆さん熊哲崇拝してらっしゃる。(当たり前か)
その中の二人が今回オーロラ姫に求婚する4人の王子に出ていました。

〈主なキャスト〉

オーロラ姫/中村 祥子
フロリムント王子/遅沢佑介
カラボス/ルーク・ヘイドン
リラの精/浅川紫織
フロレスタン王/スチュアート・キャシディ
王妃/徳井美可子
カタラビュット/ニコライ・ヴィユウジャーニン
優しさの精/小林美奈
元気の精/井上とも美
鷹揚の精/浅野真由香
呑気の精/辻久美子
勇気の精/中村春奈
オーロラ姫の友人/浅野真由香井上とも美松岡恵美大井田百
戸田梨紗子辻久美子新居田ゆり盧文伊
4人の王子/石橋奨也杉野慧堀内將平栗山廉
宝石の精たち
第1 ヴァリエーション/小林美奈
第2 ヴァリエーション/井澤諒
第3 ヴァリエーション/浅野真由香
白猫/湊まり恵
長靴を履いた猫/酒匂麗
フロリナ王女/涌田美紀
青い鳥/池本祥真
赤ずきん/荒蒔礼子
狼/堀内將平

2016年6月11日(土) 12:30開演 東京文化会館 大ホール 収録



『ファンタステック・ビーストと魔法使いの旅』

2016年12月06日 | 映画 洋画

優秀だけどおっちょこちょいな魔法使いニュート・スキャマンダーは、
世界中をめぐって魔法動物を集めては不思議なトランクに詰め込んでいる。
ニューヨークに立ち寄ったところ、トランクが普通の人間のものと入れ替わり、
危険な魔法動物たちがトランクから逃げ出してしまう。
ニューヨークは大パニック。
ニュートは魔法省から追われ、さらには魔法省の壊滅を狙う謎の組織も現れ、思わぬ事態に。
新たに出会った仲間たちや奇想天外な魔法動物とともに、ニュートは冒険を繰り広げる。
(MovieWalkerより)


話題のファンタビ、IMAXで観てきました。
見たかった魔法世界が広がってる気がして面白かった!!
家のゴタゴタを観てる間は忘れられた。もうこれだけで十分であるww

ストーリーが単純で中身がないって感想もあるようだけど、
込み入ってないからこそ、飛び出す映像堪能である!!
やはり3Dは奥行き系より飛出し系の方が断然面白い。
3Dも話が進んで目が慣れてくると2Dでもいいじゃないかと思えてくるのだが、
今回は忘れる間もなくバンバン飛んでくる。

エディ・レッドメインは好みだし、ダン・フォグラーが側にいるおかげで、引き立つ引き立つ。
あ、でもフォグラー演じるジェイコブ・コワルスキーも憎めないおじさんでステキですw
そして、ほほうコリン・ファレルが悪役ですか。
彼の正体は…って驚いたww出てんのかよー!!
エズラ・ミラーは途中で気が付いた。最初誰だか分からなかったw

ハリポタ世界の70年前のアメリカ。
原題の『Fantastic Beasts & Where to Find Them』は
ハリー達が使ってた教科書『幻の動物とその生息地』。
その著者がニュート・スキャマンダー。
こういう繋がりっていいですよね~。

なんでも5部作になるそうなので、
次、観るときはまた色々忘れちゃってるんだろうなぁw
第2弾は2018年だそうで楽しみです!!



『ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展』

2016年12月05日 | 絵画・展示

六本木まで映画を観に行った日に、
ついでに森アーツセンターギャラリーも覗いて来ました。

ほとんどがヴェルサイユ宮殿美術館所蔵ですが、
いくつかは別の美術館が持っている作品で、
その中に1点だけ、この間映画で観たウィーン美術史美術館所蔵の作品がありました。

フランツ・クサーヴァー・ヴァーゲンシェーン作
《チェンバロを弾くオーストリア皇女マリー・アントワネット》
髪型からフランスに向けて出発する直前に制作されたとされています。
ではこれは14歳頃のまだお嫁に行く前のマリー・アントワネット。
この後37歳で処刑されるまでの運命の23年間が始まるわけですね。

この第1章「ウィーンからヴェルサイユへ、皇女から王太子妃へ」から
「殉死した王妃への崇拝」まで、
13章に分かれて年代順に鑑賞することが出来るようになってました。
 今までどこかで見たことのある肖像画もいくつかありましたが、
マリー・アントワネットに特化して年代順に鑑賞できるのは良かったです。

第7章では王妃の「プチ・アパルトマン」の浴室と居室が原寸大で再現されていて

居室にあるベッドサイズはかなり小ぶりでした。
王妃の図書室はプロジェクションマッピングで見ることができ、
視点が3次元で動くので、なかなか楽しめました。

第10章では有名な「首飾り事件」の首飾りの複製が展示してあり、
はあ、これですかぁと眺めて来ましたw

第11章ではフランス革命勃発後も、暗号を使うなどしながら
交わした
フェルセン伯爵への手紙(複写)も暗号表(実物)とともに展示。
黒く塗りつぶされてる部分が生々しい。

もっと生々しかったのは第12章で展示してあった、
マリー・アントワネットの「サン=チュベルティ風の」短靴。
死刑台にのぼった日に履いていたとされる短靴。
靴の中敷きに記載されている文が価値を物語るとされてました。
この靴もかなり小さめ。
ベッドや靴を見る限り、随分小柄な人だったんでしょうね。

歴史やマンガ、お芝居の単なる登場人物と思ってしまいがちなマリー・アントワネットですが、
1700年代には生きて、断頭台に消えた人なんだよなぁと
あらためて思った次第です。