『大奥 第四、五巻』 よしながふみ 著 ジェッツコミックス 白泉社
2009年第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品『大奥』
いきなり4巻5巻ですが、ちゃんと1~3巻も読んでますよ。
いやぁ~4巻は2008年12月、5巻は2009年9月発売だったので
机の脇で十分発酵されたことでしょう
男女逆転歴史絵巻ですが、よしながふみのつじつま合わせはスゴイですね。
もっとユルイ歴史モノになるのかと思っていたらとんでもない。
かなり骨太な仕上がりになってます。
歴史に疎い自分は本当の話はどうなんだっけと思ってしまいます。
そしていよいよ水野・吉宗編の実写映画化ですか
徳川吉宗―柴咲コウ、水野祐之進―二宮和也とはそそります。
2010年10月1日公開という事で楽しみ~
『雨無村役場産業課兼観光係 2』 岩本ナオ 著 フラワーコミックス 小学館
登場キャラがどこかすっとぼけていて面白いです。
3人ともそれなりに一生懸命で、ちょっとずつ成長しています。
青春ですか~。
巻末に載ってる『しだいに明るむ君の暁』も不思議感のあるいい作品だと思いました。
NHK教育TVの『知る楽』・・・未チェックでした
月曜日の「探究この世界」pm10:25~10:50
2‐3月は〈「怖い絵」で人間を読む〉じゃないですか!
2月分は終わってしまいました。残念・・・
友人から教えてもらったんですが、彼女も1回目と2回目は見逃したそうです。
3/1の朝に2/22分の再放送があるので第4回目から見る事ができそうです
2月に放送した分は
第1回 悪意の肖像 ~マリーアントワネット最後の肖像~
第2回 美の呪い ~エリザベート皇后~
第3回 運命の子供たち ~フェリペ・プロスペロ王子~
第4回 戦慄の神話 ~我が子を喰らうサトゥルヌス~
3月放送分は
第5回 見たこともない風景 ~死の島~
第6回 怒りの果て ~イワン雷帝とその息子~
第7回 死を忘れるな ~死と乙女~
第8回 癒す力 ~イーゼンハイムの祭壇画~
まるっと再放送してくれないかなぁ。
『乙嫁語り 1』 森薫 著 エンターブレイン
いやいや発売が2009年10月だったんですね。
4ヶ月も机の脇に温存してました!
(既に発酵にしているマンガ多数)
1ページ目から度肝を抜く描き込み
それがどのページも抜かりなく続く・・・すばらしい
中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。
美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。
遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……?
『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。
馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
〈amazonより〉
『エマ』の時は画上手いけどちょっと硬いかなぁと思ってましたが
それが無くなりましたね。
生き物の描写といい、おっちゃんの木彫りといい、
『エマ』では描く機会がなかったであろう狩りのスピード感といい、恐れ入りました。
これぞプロマンガ家の仕事!
ライトノベル系のタッチとは真逆ですな。
1ページ仕上げる時間を考えると、けっして読み飛ばしてはいけない。
たっぷり時間をかけてページを堪能しなくては!
画も上手いけどストーリーもいいなぁ。
キャラがそれぞれ魅力的だし、馴染みのないユーラシアを持ってきても
話に引き込まれます。アミルとカルルクがどうなるの続き読みたいです
『陽のあたる坂道』 吉田秋生 著 flowersコミックス 小学館
海街diaryの3巻目ですね。
吉田秋生の作品はファンですんで、殆ど読んでいると思います。
(知らない作品もあるかも知れませんが・・・)
彼女の作品は大きく2種に分かれると思います。
いわゆるBANANA FISH系と夢見る頃をすぎても系ですかね。
このシリーズは後者の方です。
もちろんBANNA~の方も大好きで、連載当時は大友の亜流じゃね?と
言われたりしましたが、別物です。
自分が思うに、吉田秋生が大友作品を好きなんじゃないかなと。
好きだと影響受けますよね。
相変わらず上手いです。何でもない日常を描きながら
登場人物の感情の動きを丁寧に追ってゆく手法が
小説を読んでいるようだし、女性なら必ず感情移入できます。
この作品の原点である『ラヴァーズ・キス』も発表当時に読んで
いいっ!と思ったものです。今見るとちょっと古い感じがするのは、
あの当時の流行を意識しながらキッチリ描いているからだと思います。
香田3姉妹+すずちゃんは平成の女の子たちです。
10年経って読み返すと、やっぱり古くて懐かしい感じがするのかな。
『きのう何食べた? 2、3』 よしながふみ 著 モーニングKC 講談社
友達から2巻を借りてモタモタしてたら3巻が出てしまった
で、また借りてまとめて読みました。
BLマンガでありながら、必ずあるエグイ会話もベッドシーンも無しで
ゲイの方々が世間の中で暮らしていく中での悲喜交々が、サラッと描かれています。
が、これは1話の中で必ず1食分のご飯を、作り方付きで紹介していて
自分はレシピ本だと思って読んでます。
流行りの自然食とか、貴重な食材とか、なんとかの店じゃなく普通のおうちご飯。
メインのおかずだけでなく主菜副菜もついて、とても便利。
何食べようか思いつかない時にチラッと読むと、ほんと助かる。
実は今日も1品作りました。
2巻に載ってる「厚揚げとニラとキャベツと豚ひきのみそ炒め」
酔っぱらいオヤジには好評でしたw
リアルな料理シーンといい、『愛がなくても喰ってゆけます。』も出してるし
よしながふみはホントに食べることが好きなんですね。
スポーツ観戦には興味がない日々を過ごしてますが
唯一見るフィギアスケート(TV観戦only)
今日は朝からライブで見て、
子等が帰ってきてから録画したモノをまた見てましたw
うちではウケまくってるプルシェンコ「マジうぜぇ~、プルシェンコ」
「ウザシェンコじゃん!」
「きゃはははははっ、それだそれ!」
「加齢臭がすっぞ」
「ライサチェク、デカ!でもいい人そうだよね~」
「ウザシェンコ~」
ヤツ等はどこを見ているのか・・・
ジョニー君はショートからエロかったし、ランビエールの腕にウットリしたし、
小塚は4回転飛んだし、高橋は4回転失敗したけど
何か吹っ切れたようにいい感じで銅メダル。
織田はホントついてない人だよねぇ。
迫力のライサチェク、4回転が無くても金メダル!
どーよのプルシェンコは銀メダル、
ウザくなきゃプルシェンコじゃないからいいんだよ。
今日の第3グループは若い子ばっかで、次のオリンピックには
誰が頭角を現してくるのか楽しみ~
自分の観戦ポイントもスポーツ観戦とは違うか
面白かったヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪