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好きなことだらけさ…

『 グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』

2016年11月30日 | 映画 洋画

645年間君臨したハプスブルク家の歴代皇帝たちが蒐集した膨大な数の美術品を所蔵し、
創立120年を迎えたウィーン美術史美術館。
収蔵作品は、ブリューゲル、クラーナハ、フェルメール、カラヴァッジオなどの名画から
絢爛豪華な美術工芸品まで多種多彩。
そんな伝統ある美術館は2012年から大規模な改装工事に着手。
本作は、館長から清掃員、運搬係、美術史家に至るまで、
様々なスタッフたちが美術館の美術品と共存しながら働く姿、
そして最高の形で展示する過程に密着。
繊細な絵画の復元作業を日々重ねる修復家、
美術館の中で自分がチームにうまく組み込まれていないと感じるゲストサービス、
定年にさしかかった貴族出身のコレクション責任者、
オークションでスリルと落胆を味わう美術史家。
ハプスブルク家の時代から続く伝統と永遠性を兼ね備えた美術品を未来に継承するため、
様々な立場にある人々が抱く様々な思いをカメラが捉える。
“偉大なる美術館”と称えられるウィーン美術史美術館が担う
収蔵、収集、修復、展覧というミッションに
人々がどう取り組んでいるのかを多角的に映し出してゆく。
(MovieWalkerより)


実際に行くことはない(ウィーンなんて行けないw)
ウィーン美術史美術館がスクリーンで!!
まあドキュメンタリー映画ですから、御多分にもれず眠いww
しかし、寝落ちせずに頑張って観てきました。
改装工事の裏側ですから、煌びやかな美術館全体とか美術品は
思ってたほどは映してくれてませんでしたが、
美術館を支えるスタッフの真摯でありながら、
それぞれこだわりとプライドを持って働いてる姿は見応えありました。
「伝統の継承」と「大胆な革新」という難問に挑んでいる人々です。
予算の問題もあり、悩みは尽きない事でしょう。

面白かったのが改修中に、
当時、大英博物館館長だったニール・マクレガーが
美術史美術館総館長ザビーネ・ハークに案内されて見学している様子。
もう二人とも美術館、美術品が好きで好きでたまらないって感じで、
見ているこちらもニヤニヤしてしまう程ww
おじさんとおばさんがはしゃいでる~

最後にブリューゲルの「バベルの塔」を大アップで
下からなめるように映し出していました。



『東京ニューシティ管弦楽団 第109回定期演奏会』

2016年11月27日 | クラシック

2016年11月26日(土) 14:00開演 東京芸術劇場コンサートホール

お誘いを受けてラフマニノフを聴いてきました。

"古典から現代まで"と題して
ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
15分休憩を挟んで
交響曲大3番 イ短調 作品44
の2曲でした。

ピアノはルーステム・サイトクローフ。

写真ボケちゃいましたが、この人。
初めて聴きましたが、小柄な体でパワフルなピアノを弾く方でした。

ラフマニノフですからねぇ。超絶技巧です。
超高速で音階パッセージをズダダダダー!!
いつも聴いてるヘボヘボなパレエオケと違い、
凄いなぁと聴いていましたが、第3楽章の盛り上がりに
ん?んんんーって感じでオケと少しズレました。惜しい!!
最後はキッチリ合わせてきましたが、あれは少々気持ち悪かったw

一緒に行った友人の息子くんは
「技巧は凄いけど、音に色が無い」と言う感想。

アンコールで弾いたのは
リストの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434

3階席からでしたが、生で聴くラフマニノフは勢いありました。

指揮/秋山和慶
ピアノ/ルーステム・サイトクーロフ
コンサートマスター/執行恒宏



ブラナー・シアター・ライブ2016「ロミオとジュリエット」

2016年11月26日 | 舞台(演劇・音楽)

ケネス・ブラナー・シアター・ カンパニーによる上演舞台の映画館上映。
バレエで散々観てる「ロミオとジュリエット」の舞台版。
主役2人は去年ディズニー実写映画「シンデレラ」で
シンデレラを演じたリリー・ジェームズと王子役のリチャード・マッデン。

舞台を14世紀から現代に変えてるらしく、衣裳は現代風。
だけど、台詞回しがすごく古典的でシェイクスピア劇でした。
と言っても、英語を聞き取ってるわけではなく、
日本語字幕を読んで、そう思っただけですがw

リリー・ジェームズのジュリエットは文句なく可愛かったです。
リチャード・マッデンのロミオは、う~ん、ちょっと無理があった~
14、15歳設定だから少々ガタイ良過ぎ!!
驚いたのはデレク・ジャコビがマキューシオ役。
マキューシオが初老の紳士になってるー。
そしてさすがシェイクスピア俳優。一番それっぽかった。
身のこなしもシャレオツなジイさんで、シェイクスピア喜劇っぽいセリフを飛ばす。
そして死に際、ロミオに向かって
「おまえと友人でなければ死なずに済んだはず」とまで言ってのける。
パリスは貴族の家柄に見えないwww

設定はそのままで現代になってるので、
スーツ姿でモンタギュー家とキャピュレット家っていうと
なんだかイタリアマフィアみたいでした。
ヴェローナ太守が組をまとめるドンかww
全編モノクロ上映でしたが、
実際の舞台を観てる方々はカラーで観てるんですよね~。

〈キャスト〉
ジュリエット/リリー・ジェームズ
ロミオ/リチャード・マッデン
マキューシオ/デレク・ジャコビ
バルサザー/ニッキ・パテル
ベンヴォーリオ/ジャック・コルグレイヴ・ハースト
モンタギュー夫人/ゾエ・レイニー
モンタギュー/クリス・ポーター
キャピュレット/マイケル・ラウズ
キャピュレット夫人/マリサ・ベレンスン
ナース/ミーラ・シオール
パリス/トム・ハンソン
ティボルト/アンス・カビア
プリンス/テイラー・ジェームス
ロレンス/サミュエル・バレンタイン



『メトロポリス』

2016年11月24日 | 舞台(演劇・音楽)

2016年11月16日(水) 開演14:00 Bunkamuraシアターコクーン

メトロポリスの主、フレーデルセンの息子フレーダーは、
労働者階級の娘マリアと出会い、恋に落ちる。
彼女を追って地下へと向かい、そこでメトロポリスを動かす巨大な機械と、
過酷な労働を強いられる労働者を初めて見たフレーダーは、社会の矛盾に気付く。
一方マリアは密かに集会を開き、労働者たちに忍耐と希望を説いていた。
「頭脳(支配者)と手(労働者)を仲介するのは心でなくてはいけない。
仲介者は必ず現れる」と。
それを知ったフレーデルセンは、旧知の科学者ロートヴァングにマリアを誘拐し、
製作中のアンドロイドをマリアそっくりの顔にして、労働者たちの間に送り込み、
彼らを混乱させろと命じる。
アンドロイドは見事にその役割を果たし、労働者は暴徒と化して機械を破壊、
メトロポリスも音を立てて崩れ始める。
そのために労働者が住む地下の町は洪水に見舞われて…。
フレーダーは、最初に出会った労働者の若者や、父が解雇した元秘書などの助けを借りて、
マリアと地下の町を救うべく立ち上がる。
(シアターコクーンサイトより)

精神最悪状態で観に行ったせいなのか、ちっとも心に響かなかった。

元になってる"SF映画の原点にして頂点"と言われる
ドイツ映画『メトロポリス』は観たことがある。
モノクロサイレントの長い映画ですが、
現存してるのは全部ではないらしく、欠落部分があるそうで短くなってる。
確かに1927年に作った事を思えば"SF映画の原点"ではあると思うけど、
"頂点"かと聞かれたら、ビミョーと答える。
だって、そんなにすごい!面白い!とは思わなかったw
原作小説の方は未読なので、読んだら面白がれるんだろうか?

まあ、あの有名な映画を串田和美がどう料理して舞台に乗せるのか
興味深々で行ったわけですが、「ふ~ん」って感想しかない。

森山未來の身体能力はハンパないなとか、
松たか子がいるだけで舞台観てるって気分になるくらい存在感あるなとか。
「とと姉ちゃん」に出てた趣里ちゃんが舞台であんなに動けるなんて!!とか
そんな事は思ったけど…。
最初、どこにもイヌ丸が飴屋法水って気づいてなかったし、
映画にはない、このイヌ丸と串田自身が演じる赤い靴の男が登場して、
渋谷やBunkamuraの
話をするのがもっとも意味不??
マリアが話す「赤い靴の妖精」がそれなのかと観てたけど、
直接絡むことはなかった。

ストーリーはほぼ映画と同じように進んでいたと思うけど、
なんだかよく分からなかった~。

〈キャスト〉
マリア/パロディ 松たか子
フレーダー 森山未來
どこにもイヌ丸 飴屋法水
若い衆 佐野岳
シュラン/ゲオルギ 大石継太
カムロ 趣里
ウワノソラ/九月 さとうこうじ
シブガキ/影のない男 内田紳一郎
コンチクショウ/ロートヴァング 真那胡敬二
チーコック/フレーデルセン 大森博史
ヒトヨ/母 大方斐紗子
赤い靴の男 串田和美

労働者/フレーダーの分身 伊藤壮太郎 島田惇平
労働者/カムロの影 浅沼圭
労働者/ヨシワラの女 坂梨磨弥 高原伸子 摩耶リサ 安澤千草

〈ミュージシャン〉
平田ナオキ エミ・エレオノーラ 青木タイセイ 熊谷太輔

演出・美術 串田和美
原作 テア・フォン・ハルボウ



最悪状態で決着つきそうな予感。。。

2016年11月21日 | 瑣末な日々

姉ちゃん激怒から1週間経ちましたが、怒り納まらず。
そりゃそうだよなぁ、ずーっと妹のこと怒ってんだから、納まるわけがない。
今回の事で彼女の中の"一生許さない人間"リストに母親も加わったらしい。
今までも何人かを絶対許さない!!って怒ってたことあったから、
7年前から妹がリストに入り、今度は母親。
もうまったく取り付く島もない。
家族契約で入ってる携帯電話も自分だけ抜けるつもりみたいだし。
そうなると、アドレスが変わってメールも送れなくなる。
母親からのメールも拒否って事でしょう。
この分だと引越し先も教えずに出るつもりでしょう。
たぶんお父さんとはしゃべると思うので、
俺、関係ねぇ~って言ってないで連絡先だけは聞いてもらわないと。

彼女の心はどうしてこんなに硬いんだろうと悩みましたが、疲れました。
どんな態度を取られようが、すべて受け止めるのが母親だと覚悟を決める事にしました。
ひとり立ちすれば、この先"一生許さない人間"リストがどれだけ増える事か。
なんと悲しい人生でしょう。

必要事項以外はまったく口をきかない。
上から見下ろして顔をゆがませてる。(姉ちゃんの方が背が高いw)
 着々と出て行く準備をしてるんだろうな。



只今、家ん中大荒れ中~

2016年11月15日 | 瑣末な日々

7年前からの姉妹の不仲が事の発端ですが、
ここんとこの私の不用意な行動のせいで、姉ちゃん爆発!!
家を出る宣言。
まあ25にもなろうって娘だから独立するのは一向にかまわないのですが、
親兄弟の関係がこじれたままで出られるのは
母親としては悲しい。
父親、我関せず。(そういう人だよなぁ)

聞く耳もたん状態のお姉にどう対処すべきか、考え過ぎて胃が痛いw

なんとか修復してから引っ越してもらいたいけど。
まだ子育ては続いていたのかって気分。

精神状態最悪だけど、明日は「メトロポリス」のチケット取っちゃってるので、
Bunkamuraシアターコクーンまで行って来ます。
感想アップできるかどうか。。。。



っしゃー、歯抜いてきたぜ。

2016年11月12日 | 瑣末な日々

60歳になる前に1本なくなった。
80歳までは自前の歯、もたないだろうなぁ。
ブリッジ入れるのは1か月先だそうで。
今回も年末年始歯医者通いになりそう。
なんでいつも冬なんだろう。。。

麻酔のかけ方が前の先生よりうまかった。
顎関節症も持ってるから女医先生の手はごつくなくて大変よろしい。
暫く通います。



アニメ、見てるけどこなせてない~(;´・ω・)

2016年11月11日 | アニメ

秋アニメも半分くらい終わってますね~
面白いなぁと思いながら見てるのは
ユーリ!!! on ICE』 『3月のライオン』 かな。

『ユーリ!!!』の作画はチカラ入ってますよね~。
TVで放送してるフィギュアスケートは、まあ見てるのでリアル感がハンパない。
キャラデザもなかなかいいし、サイトは凝ってるし。
アクセルだのルッツだのの区別はついてませんがww
イケてる子がいっぱい出るので毎回楽しみ~。

『3月のライオン』はコミックの流れを丁寧に追ってますね。
シャフトの作品だなぁって思う事が時々あるけど、それもまた良し!!
全22話と決まってるので、どこで切るのかな?
このクオリティなら全部の話をやって欲しいな。
神木くんでの実写映画は3月公開。
こちらはイケてるオジサンが多数出演で楽しみw
 
亜人』 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
舟を編む』 『夏目友人帳 伍』 『ジョジョの奇妙な冒険
この辺りも頑張って見てます。

5分アニメは戦国鳥獣戯画がやっぱり面白い。
夏から続いてる斉木楠雄のΨ難ダントツ面白いけど、
深夜の30分枠で引き続き見てますよー。
バーナード嬢曰く。の神林しおりちゃんがチョイスする本がツボだわ~。
読んだよ、読んだよと思うラインナップ。

タイガーマスクWとか放送分は全話録ってて1話も見てないのが多々ww
HDDがいっぱいになると消える運命か。



『溺れるナイフ』

2016年11月09日 | 映画 邦画

東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽(小松菜奈)は、
ある日突然父の故郷である浮雲町に引っ越すことになる。
東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、
自分が欲する「何か」から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽だったが、
その土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取りである
長谷川航一朗=コウ(菅田将暉)と出会い、強烈に惹かれてゆく。
意地悪で気まぐれでエキセントリックなコウに反発しつつも、
彼の発光するような神々しさに心を奪われ、
やがて夏芽はてコウを“わたしの神さん”だと思うようになる。
一方、コウもまた田舎では類を見ない夏芽の美しさに自分と同種の力を感じるのだった。
次第に気持ちを通わせていく夏芽とコウ。だが、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う……。
深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。
孤独な彼女を救ったのは同級生の大友勝利(重岡大毅)だった。
彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染の松永カナ(上白石萌音)に心を乱され、
夏芽は行き場を失ってゆく。そんなある日、夏芽にモデル復帰のチャンスが訪れる……。
(MovieWalkerより)


 金髪の菅田くんが観たくて行って来ましたw
原作は「ピース オブ ケイク」と同じジョージ朝倉のマンガ。
原作未読なので、原作とどう違うのかは分かりませんが、
オバサンは「ピース オブ ケイク」の方が面白かったかな。
 今回は少年少女の話だったからなぁ。
年齢的に入り込めないし、懐かしむには遠すぎるwww

15歳の万能感は悲しいくらいモロい。

激やせして金髪になってる菅田くんは身も軽く15歳を演じてました。
小松菜奈ちゃんも可愛かったですよ。
要はこの二人を観る映画って事で。



『カラフル忍者いろまき ディレクターズカット版』

2016年11月08日 | 映画 アニメ

小学3年生の姫乃が田舎の大きな屋敷に引っ越してきた。
しかし、そこはなんと忍者屋敷だった!
炎を操る赤巻、水回り担当の青巻、日曜大工担当の黄色巻。
忍者たちは、姫乃を姫と勘違いして、
それぞれの得意ワザでこじんまりと問題を解決していく。
しかし、忍者の力はそれだけではなかった。

青巻と黄色巻の分身が合体して混ざると緑巻が、同様に赤巻と青巻で紫巻が、
赤巻と黄色巻で橙巻が誕生するのだ!
そんな色とりどりの忍者たちとの不思議な生活が始まる一方で、
屋敷に近づくのは巨大な竜巻。
姫乃一家はどうなるのか!?
カラフル忍者は姫乃を守ることができるのか!?
(公式サイトより)

「あにめたまご2016」として今年3月に上映してた4作品の中の1つ。
小林賢太郎が監督、脚本、キャラクター原案を担当したという30分アニメです。
オープニング曲とエンディング曲の歌詞も監督書き下ろし。
エンディングの振り付けもやったんだそうです。

なんとも可愛らしいオシリ顔の忍者がちょこまかと動くw
キャラ体型がクレヨンしんちゃんっぽいかも。
テンポも良く、作品全体に小林賢太郎の空気感が漂ってるww
なんでも彼の少年時代の経験がぎゅっと詰まってるとか。

楽しいアニメだったけど、劇場にお客さんは自分を含め4人でしたwww