コサージュの本を見て、簡単そうだなぁなんて始めたのだが・・・
確かに作業的には難しいことは何も無い
実と花びら部分は細編みと中長編み、蔓は鎖編み
あとは編みあがったものを束ねてリボンで結べば
コサージュの出来上がり~のはず
しかし、老眼にはキツイ
レース糸にしたのが大きな間違いだった・・・
メガネしてもよく見えない、悲しい・・・
肩が凝る、背中も痛くなる、そのうち頭痛が・・・
編んでるうちに本体が大きくなり、しっかりしてくる物なら
どんどん編みやすくなるから、まだいいんだけど
これは一個一個バラバラなので、出だしの小さく編みにくい部分の連続
老眼野郎が手を出すべきものではなかったみたい・・・
はたしてモノになるのであろうか・・・
今頃、今更ですが、やっと18巻まで読みました。
全22巻というから、あとちょっとです
浦沢直樹マンガは読んだことがなく、『YAWARA!』も『MASTERキートン』も
『MONSTER』もアニメで済ませてしまいました。どれも面白かったのです。
なので、書店に『20世紀少年』が平積みされ始めた時、即買いって程ではないけど
読みたいなぁ、誰か持ってないかなぁと思ってました。
そのうち『PLUTO』が平積みになり、買うならこっちかなと・・・
(今だに買ってないし、読んでもいませんが)
去年第1章が劇場公開した後、それまでたいして興味なさそうにしていた下の娘が
クラスのトモダチから1巻を借りてきたのです
やった!やった!これで労せずして全巻読めると心の声は胸にしまい
「お母さんも読んでいいかなぁ」と遠慮がちにお尋ねし、OK貰ってから長い長い。
中学生は何かと忙しいのです。特に2学期は学校行事盛り沢山です。
運動会、中間考査、文化祭、期末考査、その間を縫うように小テスト、委員会、
部活・・・マンガがあると読むまで勉強しない我が娘・・・
「次の巻をさっさと借りて来んかい、ワレェ」とは口が裂けても言えず
クラスで回してるらしく、冬休みの間に残りを全部借りることもままならず、
やっとここまで来ました。
今週末には第2章劇場公開ですね。おっと、その前に明日のTVを見なければ!
うちで映画館で第1章を観たのは上の娘だけです。
(高校生3人集まれば1人1000円!いいなぁ高校生)
第3章が劇場公開になる前に『21世紀少年』まで読みたいものです。
はたしてトモダチは『21世紀少年』持っているのかなぁ・・・
『永遠のこどもたち』観てきました。
制作が『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロなので
ちょっと期待感ありましたが、「う~ん、こんなものか」という感じです。
(パンズ~はなかなか衝撃的でしたから・・・)
監督がJ.A.バヨナで初長編デビュー作だという事ですから、
違って当たり前なんですね。
公式サイトに『アザーズ』や『シックス・センス』を彷彿とさせる・・・とありますが、
そのどちらの域にも届いていないような気がします。
ホラー要素は十分入っていますが、そのどれもが古典的です。
気配、ポルターガイスト現象と思われる音、残像、霊媒師
(この霊媒師が、ついこの間NHK-BS2で放送した『ハイジ』にクララの家庭教師役で
出ていた名優ジェラルディン・チャップリン。喜劇王チャップリンの娘ですね。
「アーデルハイド!」と子供らしい子供が嫌いで神経質な家庭教師が
霊媒やってるぅと、ひとり笑ってしまいました)
ホラーお得意のくるぞくるぞ感とか、突然目の前で起こる交通事故や
大きな音では、ちゃんとビクッとしますよ。シーンはそれぞれ怖いですが、
ストーリーでの恐怖感と繋がっていないように思います。
なぜラウラは障害児のためのホームを自分で始めようとしたのか、
なぜ養子をもらう事になったのか、
その血の繋がらない自分の子に、なぜあれほど執着するのか。
すべてを自分が孤児だったからとか、もらった子が病気だったからとするには
意味づけが弱いような気がします。
そのため、母子の絆とか愛情の深さに涙するというところまでいきません。
やさしいご主人(医者なので生活は安定しているはず)と
かわいい子(病気と承知の上での養子ですから)がいれば
それでいいではないかと思えてしまいます。
自分ちの平積みコミックの中から、やっと読んだのが
『土星マンション2、3』 岩岡ヒサエ
地球上が保護地域となり、地上に降りることが許されなくなった時代……。
人類は遥か35,000m上空に浮かぶ巨大なリング状のマンションに暮らしていた。
上層、中層、下層からなる、このリングシステムには
それぞれに階級の区別された人々が生活している。
下層住民であるミツは、中学卒業と同時に、亡き父の仕事でもある
「コロニーの窓拭き」を始める。ベテラン窓拭き職人「仁さん」と
コンビを組むこととなったミツは、さまざまな困難を乗り越え、
仕事を通し、色々な人と出会い一歩ずつ成長していく。
1巻を読んでからだいぶ経ってしまい、こいつ誰だっけ?と考えながら読みました
岩岡作品は他に読んだことがないので、違うかもしれませんが
きっと岩岡マンガは全部こんな感じかなと思いました。
(けして悪い意味ではありません)
やわらかい空気感、人々の細かな日常と人情、
画面から大きな擬音や効果音が聞こえてこない、
普通の音量でしゃべって生活している世界ってとこでしょうか。
一応設定は近未来でSFなんでしょうが、私にはSF作品には見えませんでした。
地球上空にリングマンション造れる技術があるなら
人がわざわざ宇宙服着て危険な外宇宙に出て窓ふきするってのが
いまいちピンとこないし(だから下層住民のお仕事なんだろうけど・・・)
中心がミツの成長物語なので、なぜこの設定??と思えてしまいます。
とは言え、登場人物ひとりひとりに小さなドラマがあり、
それが大なり小なりミツに繋がっていく、あたたかいお話です。
いつの世も人は人に上下を付け、その中で右往左往しながら
生きていくしかないのでしょう。
1月30日に4巻目が出るみたいですね。
16世紀から20世紀の西洋名画20点を取り上げ、
見る者を戦慄させる真に怖い絵と、恐怖とは無縁と思われていた作品の中の
思いもよらない怖さを、時代背景や画家のエピソードを交えながら
解説している本です。
いやぁ、かなりおもしろいです!
(貸してくれた友人に感謝)
まともに美術史の勉強なんかしたことない自分でも十分楽しめました。
一作、一作図版も載ってます。
本のサイズ上しかたがないのですが、
絵を細かく解説していてくれているので、やや小さく感じてしまいます。
(見開きに1枚の絵だと真ん中がよく見えなくて、これも残念)
たとえばムンク。作品は「叫び」ではなく「思春期」
見ただけで人々を不安にさせる傑作を残している画家ですね。
ほとんどの作品は30代のうちに描きあげている。
自身、不安神経症や被害妄想に苛まれ、45歳のとき自ら進んで精神科へ入院。
心身の健康をとりもどして退院するが、それ以降81歳で亡くなるまで
見るべき作品を残すことができなかった。
健康で平凡に暮らすというのと、狂気に苛まれながら後世に残る傑作を描き続けるというのは、才能のある人にとってはどちらが幸せなのだろうと考えてしまいます。
すでに『怖い絵2』も刊行しています。
こちらには私の好きなレンブラントやエッシャーも取り上げていますので
ぜひ読んでみたいです。
お誘いを受けたので、予備知識なしで行ってきました
天王洲アイル「銀河劇場」
入口、入ってすぐにいました 押井監督
(チェックのシャツ着てました)
ご存じ、横山光輝の漫画『鉄人28号』の最初のTVアニメ化は1963年~1966年です。
はい、私はテレビの前で『アトム』と『鉄人28号』は欠かさず見ていました
(『エイトマン』は地方だったため放送がありませんでした・・・)
その後、何度もTVアニメ化し、劇場版アニメ、実写版映画、ゲームと多々ありますが
今度は舞台です。おまけに脚本・演出 押井守
なんで押井が
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』
『機動警察パトレイバー the Movie』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
『人狼 JIN-ROH』
『イノセンス』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
などなど、数々の名作アニメがあるのに・・・
実写映画も撮ってますね。私が観たことあるのは
『アヴァロン』 『立喰師列伝』 『真・女立喰師列伝』の3作品。
でも『アヴァロン』は別として『立喰~』の2作品は「う、う~~ん」でした。
それなのに生舞台・・・
新聞社のインタヴューには
「学生の頃から舞台が好きで、いつかやってみたいと思っていたが、
妻から『舞台だけはダメ。
(面白くて)2度と帰ってこられなくなる』と禁止されていた。」
「鉄人28号は僕らの世代にとってヒーロー。
舞台の話をもらって突然思いついたわけではなく、
アニメ映画として15年ほど前に企画したこともある。
今回、大きな鉄人を作りたい、作ったら動かしたい、
それにはお金もかかるし、できるだろうかと思いながら、
3年間コツコツと他の仕事の合間を見つけてはやってきた。」
「歌って踊るレビューもある変な舞台にしたい。
宝塚が大好きでいつか声がかからないかと思っていたが、
なかなか話が来ないので自分でやりました。
舞台の鉄人が実際に動くのかは幕が開いてのお楽しみです。」
と答えていました。やりたかったんですね
舞台は押井キーワード満載でした。犬、立喰師、人狼党、
南果歩さんの役に至っては金田正太郎(これは主人公だからいいとして)
ケツネコロッケのお銀(女立喰師かよ・・・)の二役
メカ好きの押井監督、中央にドドォーンと鎮座している鉄人のデザインは
確かにカッコ良かったです・・・が
肝心の面白さは中途半端かなぁ。監督自身「変な舞台にしたい」と
言っていたそうですが、変さはあまり伝わってきませんでした。
池田成志さん(敷島博士)は滑舌もいいしセリフがハッキリ聞き取れました。
南果歩さんも熱演してました。
テニミュやデカレンジャーのファンの方々は楽しめたんではないでしょうか。
個人的には、サンプラザ中野くん(大塚署長)が登場したときに乗っていた
戦車(?)のデキがすばらしく「あっ!あれ欲しい」です。
小玉ユキの作品は『光の海』と『羽衣ミシン』を読んだことがあります。
(他は短編集が2冊出ていますね)
何気に本屋で手に取り、好みの絵だったし、フラワーコミックから出ているので
ハズレでも読めるだろうと買ってみました。読んだらイイ感じじゃないですか
これはなかなかよい子出てきたなと思ったものです。
『このマンガがすごい!2009』のオンナ編第1位と見たときは驚きました。
いやいや入るのは当然と思ってましたが1位って、スゴイ。
『坂道のアポロン』は初の連載モノだそうです。
1巻目を読んだとき、何か懐かしい感じがしたのは年代設定のせいですね。
1966年の長崎が舞台。60年代は私が東北の片田舎で小学生をやっていた時代です。高度経済成長の只中、東京オリンピックも終わり
大阪万博に向けて活気あふれる日本ですが、TVでは火炎瓶だ、内ゲバだと
学生運動のニュースが連日流れていました。
田舎の小学生には「大学生ってこんな事するんだぁ」と
世界の外側の出来事でしかありません。
北と南の差こそあれ、地方の学生にとっては
成績と恋が最重要事項だったと思います
(社会に対して敏感な方は違ったと思いますが)
パソコンも携帯もありません。
うちなんて、中3の時やっと家に電話が付いたんですよ。
それまでお隣の電話借りまくりです。
そんな時代に横須賀から長崎に転校して来た西見と
地元で不良をやってる千太郎、その幼なじみで同級生の律子、
この3人を軸に青春が展開していきます。
西見は親の都合で転校を繰り返していて、学校という場所に馴染めずにいます。
この頃は“不登校”とか“引きこもり”って概念がないんですよね。
イヤでも取りあえず学校行く、行かないのは不良。
で、千太郎も今時の路上で寝てるオジサン殴るとかヤクまわすじゃなくて、
自分なりにスジが通ってるような豪快な不良。
その千太郎が“淳兄”と慕う東京の大学に通う淳一。
これがまた高校生にとっては、危険な大人の香りを
まき散らしながらジャズをやってるし・・・。
一つ年上の百合香も加わり、今後の展開が楽しみです。
単行本裏表紙にもあるように「直球青春物語」ではあるのですが
2巻まで読んだとき、吉田秋生の青春モノ『夢見る頃をすぎても』や
『河よりも長くゆるやかに』なんかを読んだ時のカンジを思い出しました。
TOKYO MX 1月14日(水)深夜1:30~
マッドハウス制作『RIDEBACK』見てみました。
原作コミックの連載は終了したそうですね。
以前NHK「マンガノゲンバ」で紹介していて、女の子かわいい!メカかっこいい!と
気になっていましたが、読んではいません。
それのアニメ版です。ちょっと期待してました。
うん、なかなか面白そうじゃないですか。
絵も原作にかなり近そうだし、何と言っても主人公の尾形 琳が
バレエをやっていたという設定。個人的にツカミはガッツリです
コミックの絵でイイと思ったメカがCGで動くんですから、これまた「ほ~」です。
ストーリーは原作を再構成したもので、別モノらしいですね。
アニメが良かったら読んでみようかな。
週一の楽しみがまた増えました。