2049年、カリフォルニアは貧困と病気が蔓延していた。
労働力として人間と見分けのつかないレプリカントが製造され、
人間社会と危うい共存関係にあった。
しかし、人類への反乱を目論み社会に紛れ込んでいる違法な旧レプリカントは、
ブレードランナーと呼ばれる捜査官が取り締まり、2つの社会の均衡と秩序を守っていた。
LA市警のブレードランナー・K(ライアン・ゴズリング)は
ある事件の捜査中に、レプリカント開発に力を注ぐ科学者ウォレス(ジャレッド・レト)の
巨大な陰謀を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男、
かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、
ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、
30年間行方不明になっていたデッガード(ハリソン・フォード)にたどり着く。
デッガードが命を懸けて守り続けてきた秘密とは?
二つの社会の秩序を崩壊させ、人類の存亡に関わる真実が明かされる……。
(MovieWalkerより)
さあ、ブレードランナーです。
劇場公開版もディレクターズ・カット版も観てます。
2049を観る前日にダメ押しにファイナル・カット版観てから行きましたw
この2007年の再編集版は画面も見やすいし、話の破綻もなくなってるんですね。
(分かりやすかった)
どんな続編なんだろうと期待して、
こっちの方に話を振ってきたのか―!!と思ったのが正直なところ。
いやいやいや、それやっちゃったら人間とレプリカントの境無いでしょ。
はっ、違う。それがテーマだ。
ヒトは何をもってしてヒトたるのか。人間らしさとは。
ほとんど感情を出さずに仕事をこなすK。
その彼が自分の作られた記憶が、本物かもしれないと思い始めたところから
真実を突きつけられて激昂。
DNAの配列が同じって事はどちらかがコピー。
Kの後ろ姿が若きデッガードに見えてくる~。
大きく違うなと思ったのは、
苦しそうにレプリカントを撃っていたデッガードと無表情でバンバンいくK。
これは一応ヒトであるデッガードとレプリカントKの違い?
スゴって思ったのはラヴの強さ。
なんの躊躇も妥協もなく常に全力。あの素早さがドキドキしたw
最後の静かな終わり方もなかなか。
世界感は見事に『ブレードランナー』
1919年、戦争の傷跡に苦しむドイツ。
アンナ(パウラ・ベーア)は、婚約者のフランツをフランスとの戦いで亡くし、
悲しみの日々を送っていた。
そんなある日、アンナがフランツの墓参りに行くと、見知らぬ男が花を手向けて泣いている。
アドリアン(ピエール・ニネ)と名乗るその男は、戦前にパリでフランツと知り合ったという。
アンナとフランツの両親は、彼とフランツの友情に感動し、心を癒される。
やがて、アンナはアドリアンに“婚約者の友人”以上の想いを抱き始めるが、
そんな折、アドリアンが自らの正体を告白。
だがそれは、次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった……。
(MovieWalkerより)
ピエール・ニネが観たくて行って来ました。
役柄的に「イヴ・サンローラン」の時ほどカリスマ的な美しさを
スクリーン上で披露はしてなかったけど、やはり美しいわw
予告で煽るほどミステリー色は強くなく、
予想通りに展開していきます。
心を病んでる青年と悲しみに暮れている女性の心理描写ですね。
そして戦争そのものは終わってはいるけれど、
互いの国にひとり足を踏み入れた時、自分は彼等の敵なんだと思い知らされる様。
基本モノクロ映画でアンナの心がグッと動いた時に
滑らかにカラー映像に変わり、いつの間にかまたモノクロに。
なかなか美しい。
一番効果的な場面は最後。
ここで彼女の心意気がはっきりと表現されてます。
この結末に心救われる思いでした。
テレパシーやサイコキネシス、透視、テレポートなど
多彩な超能力を持つ斉木楠雄(山崎賢人)は、
普通に生きることを望み、天賦の才を隠して高校生活を送っている。
しかし彼の周りは、斉木へ思いを寄せる妄想美少女や
斉木の力でも思考を読めないほどのバカなど変人ばかり。
毎年恒例の一大イベント、
文化祭を迎え恋と友情の嵐に巻き込まれた楠雄に災難が次々にふりかかり、
地球滅亡の危機に見舞われる。
(MovieWalkerより)
う~ん、コミックは読んでないけど、軍配は「アニメの方が断然面白い」だったぁ。
5分アニメでみせてた話を1時間半かけて観ると飽きるwww
深夜枠で1週間分を30分アニメでやってたから
細かいギャグが次々見れて面白かったんだなぁ。
ビジュアル的にはけっこういいんだけど、そんなに笑えなかったな。
隣に座ってたおばさんは爆笑してたけどw
なんだろ?、斉木の周りの面々はかなり頑張ってたけど、
斉木本人がそんなに面白くない。
心美の変顔はちょっとしつこいしキャラ崩壊。
最初は橋本環奈頑張るなと思ったけど、飽きたw
海道も中二病全開だったけど、中二キャラを維持できないところが面白いのに。
燃堂が地味だったw
鳥束と心美の兄ちゃんがいなかった。
キャラ的にも窪谷須の再現率が一番高いかもwww
来年アニメ2期やるから、そちらを楽しみにしよう。
母・華子(真木よう子)のスパルタ教育により、
かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身の富田多満子(新垣結衣)。
母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を過ごしていたが、
会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され交際を始める。
ついにバラ色の人生が……と思った矢先、
新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。
人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子だったが、
亡き母が経営していた卓球クラブは赤字に陥り、
自分の青春を捧げた活気のある練習風景はそこにはなかった。
クラブの部員も、暇を持て余した元ヤンキーのセレブ妻、ダイエット目的の中年夫婦、
オタクの引きこもり高校生、さらにケガで引退した元プロボクサーながら、
妻の上司を不倫相手と勘違いして暴力事件を起こし妻と娘に見捨てられた
新入部員の萩原(瑛太)など全く期待が持てない面々ばかり。
だが江島と愛莉の幸せそうな姿を見た多満子は、クラブ再建と打倒江島・愛莉ペアを目標に、
全日本卓球選手権の男女混合ダブルス〈ミックス〉部門への出場を決意。
部員たちは戸惑いながらも、大会へ向け猛練習を開始するのだった。
多満子は萩原とミックスを組むものの、全く反りが合わずケンカの毎日。
しかし、そんな二人の関係にもやがて変化が訪れ……。
(MovieWalkerより)
土方がこんなにカッコ良く見える瑛太が流石!!wwww
コメディタッチの恋愛モノもガッキーなら楽しく観れる。
話の展開も結末も目新しさはないけど、
この二人の力量で最後までグイグイいける。
それにしてもちょい出の大物俳優が多々。
小日向文世はお父さん役だからまだいいとして、
吉田鋼太郎は2回、生瀬勝久に至っては1シーンしかないww
贅沢な使い方してるよなー。
一番面白かったのは、中華屋の中国人店員役の蒼井優。
パンダの髪飾りも片言日本語もカワイイw
最近彼女の役を見てると振り切れてきたなぁ、なんて思った。
普通に面白い映画だった。
この間から池袋駅にババーンと出てた
「吉田秋生40周年記念プロジェクト 10月23日午前0時重大発表!」
って何だろうと思ってたら
2018年「BANANA FISH」のアニメ化の話だったのねー。
ノイタミナでやるみたいだけど、ノイタミナサイトにはまだ出てないね。
それにしても「BANANA FISH」とはまた懐かしい。
わが青春の1冊ではないですかw(全19巻ですが)
監督:内海紘子(「Free!」)
シリーズ構成:瀬古浩司(「いぬやしき」)
キャラクターデザイン:林明美(「同級生」)
制作:MAPPA(「ユーリ!!! on ICE」)
さあ、これは楽しみだけど
思い入れが強いから何見ても違う!!って言ってしまいそうw
マフィアがらみのストリート・キッズ抗争で仕上げるのか、
アッシュと英二の友情(BL臭ありw)にもっていくのか、
ここは綺麗どころの月龍も外せないしw
話はベトナム戦争から始まるから長いんだけど、
どうまとめるかがカギだろうなぁ。
あんまり期待しないように待つとしようw
2017年10月17日(火) 開演14:00 Bunkamuraシアターコクーン
〈ストーリー〉
原作は18世紀末のパリ、華麗なる社交界が舞台。
社交界に君臨する妖艶な未亡人メルトゥイユ侯爵夫人(鈴木京香)は、
かつての愛人ジェルクール伯爵への恨みから、
その婚約者セシル・ヴォランジュ(青山美郷)の純潔を踏みにじろうと
稀代のプレイボーイであるヴァルモン子爵(玉木宏)に助力を求める。
しかしヴァルモンは、叔母ロズモンド夫人(新橋耐子)のもとに滞在している
貞淑なトゥルヴェル法院長夫人(野々すみ花)を誘惑しようとしているところで、
その依頼を断る。
ところがセシルの母ヴォランジュ夫人(高橋惠子)こそが、
トゥルヴェル夫人に彼を非難し近づいてはならぬと忠告していることを知り、
ヴォランジュ夫人への復讐を決意、メルトゥイユ夫人の計画にのる。
一方、清純なセシルは純粋な若き騎士ダンスニー(千葉雄大)と恋に落ちていた。
そこにメルトゥイユ夫人の策略が、そしてヴァルモンはトゥルヴェル夫人を誘惑に……。
二人が仕掛ける退廃に満ちた恋愛ゲームが繰り広げられていく。
(Bunkamuraサイトより)
玉木宏のヴァルモン子爵観てきました~。
どちらかというと、生で観たかったのは千葉くんの方かもw
NHK朝ドラからもとっとと撤退してしまって、もう少し生きてて欲しかった。
ラクロの「危険な関係」は何度も映画化されてますよねー。
グレン・クローズ&ジョン・マルコヴィッチ版が一番好きです。
舞台もあるし、アダム・クーパーも自身の新作バレエとして日本に持ってきましたよね。
(あ~懐かしい)
中身は恋の駆引きって言やぁ聞こえはいいけど、貴族社会の道徳的退廃と紊乱。
今の道徳観念と違う男性貴族優位の価値観の上に成り立ってる恋愛模様。
表面さえ取り繕う事ができれば裏で何があろうと、それはそれと問題無い世界。
そこで名を馳せてる稀代のプレイボーイ、ヴァルモン!!ってとこです。
演出はリチャード・トワイマン、美術・衣装はジョン・ボウサー
どちらもロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身。
なのに舞台美術は和風。
和室のような趣き。ドアは引戸、奥に見える庭も和風。(寝間はベッドでしたがw)
女性の衣裳もコルセットギューギューのロングドレスではなく、
前合わせのワンピース風(ゴージャスですけどね)。
セシルの衣裳は男性を知ってからはTシャツ着てたかもw
ヴァルモンがランニングマシン使ってたりと、ちょいちょい現代の小道具も登場する。
それが結構面白く、日本人がおフランスモノやる時の、
妙に浮いた感じがしなくてとても良かった。
舞台の暗転も効果的に使ってたし、音楽もOK。
この舞台女性陣の力量でもってるかな?
4年ぶり二度目の舞台出演というヴァルモン玉木、セリフ噛み過ぎ~w
いや、大量で長~いセリフはさぞ大変だろうなぁ、とは思う。
しかし、言葉に感情が乗ってこない。
いつも1本調子で長々話してると、眠くなっちゃうよ。
あの量をやっと頭に入れたところで、こなれてない感じがする。
公演後半に観に来た方がよかったかなぁ。
見てくれが完璧なだけに残念過ぎるよ。
(そう恰好はいいぞー、着ても脱いでもカッコイイw)
それとヴァルモンとメルトゥイユのドロドロした大人の関係が見えてこない。
二人で結託してるのは分かるけど、なんかサバっとして見える。
う~ん、玉木の色気がサッパリしてるのが、このストーリーに合ってないのか?
いや自分がジョン・マルコヴィッチ刷り込まれ過ぎなのかもw
鈴木京香、新橋耐子、はさすがw
千葉くんはいつものカワイイキャラで声もよく通り問題無い。
彼は自分のキャパ以上の役をやってるの観た事ないからさw
玉木と並ぶとちょっともっさり感が出てて、そこもカワイイ。
セシルがおバカちゃんな女の子になってしまってて、
清楚な感じで観たかったなぁ。
それとトゥルヴェル法院長夫人がヴァルモンも入れ込む魅力的な女性に
あんまり見えなかったのも残念。
ヴァルモンにくっついてるアゾランが面白かった。
〈キャスト〉
ヴァルモン子爵:玉木宏
メルトゥイユ侯爵夫人:鈴木京香
トゥルヴェル法院長夫人:野々すみ花
ダンスニー騎士:千葉雄大
セシル・ヴォランジュ:青山美郷
アゾラン:佐藤永典
エミリー:土井ケイト
ロズモンド夫人:新橋耐子
ヴォランジュ夫人:高橋惠子
家令・召使:冨岡弘
女中:黒田こらん
こんな寒くなってから、夏のワンピースを終わらせた!!
自分で着てみて、寒っ!! すぐ脱いだw
いったい何ヵ月かけて作ってるんだか…。
途中で別の物作ってたにしたって、遅すぎだわ。
とにかく今年中に決着つけないと、
放り出してそのままになってしまうので、やっつけたw
元はこの表紙のワンピース。
二の腕隠しに袖を付けた。
ポケットが付いてなかったので、両側に付けた。
出来上がったら意外とイイ感じだったので
長袖にして冬生地で作ったらいいのでは。
前が全部開くので羽織ものとしても使えるな、と思ったけど、
今から手をつけたら完成は来年の夏かwww
あともう一つ、今頃かよっ!!ってのが残ってる。
そっちも片付けなきゃ。
今週は家の築5年目点検があるから、そこここ掃除しなくちゃだから
新しいことを始めるのはやめよう。
とりあえず5本削って、
THEジャンプの『ブラッククローバー』『十二大戦』もたぶん見なくなるw
『宝石の国』はビミョーw つかみが弱くて世界観に入れない。
『あの花』や『ここさけ』の二番三番煎じかと思った『Just Because!』が
思いのほか丁寧な作りに興味をひいた。
まだ何にも始まってない初回しか見てないから、どうかわかんないけどね。
『いぬやしき』ってこんなサイバーな話だったのか!!
コミックがだいぶ前から書店に並んでたのは知ってたけど、連載は終了してるのね。
ジイさん役の小日向文世の上手さがまだ伝わってこない初回だったけど、
久々にノイタミナ見るか―。
今日の夜はいよいよ『3月のライオン 第2シリーズ』である!!
違うけどNHKスペシャル「天才棋士15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太」も見たし、
先週の特別番組『第2シリーズスタート!
ひふみんが迫るアニメ「3月のライオン」』もチェック済み。
最新刊の13巻も読んだ。準備は万端であるwww
今期はこれが一番楽しみ~。
追記
池袋駅イベントスペースに「王さまニャー」が登場!
ってのが今日やってた。
大学行ってた娘に速攻LINEしたら
ちゃっかり写真撮ってきたしw
王さまニャーは、どっこも見えてなさげな動きをしてたそうなwww
もらったステッカーは私にくれるそうで
1961年、東西冷戦下のアメリカとソ連は熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。
ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、
優秀な黒人女性たちが計算手として西計算グループで働いていた。
リーダー格のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)は管理職への昇進を希望するが、
上司ミッチェル(キルステン・ダンスト)は「黒人グループには管理職を置かない」と却下する。
メアリー(ジャネール・モネイ)は技術部への転属が決まり、
エンジニアを志すが、黒人には無理だと諦めている。
幼いころから数学の天才少女と呼ばれていたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は
黒人女性として初のハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されるが、
白人男性ばかりの職場の雰囲気はとげとげしく、そのビルには有色人種用のトイレもなかった。
それでも家庭を持つ3人は、国家の威信をかけたマーキュリー計画に貢献しようと奮闘した。
1961年4月12日、ソ連はユーリ・ガガーリンを乗せたボストーク1号で
史上初の有人宇宙飛行を成功させる。
ソ連に先を越されたNASAへの猛烈なプレッシャーのなか、
キャサリンはロケットの打ち上げに欠かせない複雑な計算や解析に取り組み、
その実力をハリソンに認められ、宇宙特別研究本部で中心的な役割を任される。
一方ドロシーは、新たに導入されたIBMのコンピュータを使ったデータ処理の担当に指名され、
メアリーは裁判所への請願が実り、
白人専用だった学校で技術者養成プログラムを受けるチャンスを得る。
夫に先立たれ、3人の子供をひとりで育てていたキャサリンは、
教会で出会ったジム・ジョンソン中佐(マハーシャラ・アリ)のプロポーズを受ける。
1962年2月20日、宇宙飛行士ジョン・グレンがアメリカ初の地球周回軌道飛行に挑む日。
打ち上げ直前に想定外のトラブルが発生し、
すでに職務を終えて宇宙特別研究本部を離れていたキャサリンに、
コンピュータには任せられない重大な計算が託される……。
(MovieWalkerより)
予想通りの実話感動映画でした。
蔑視されていた者が、おのれの力量と数少ない理解者のおかげで
だんだん周囲に認められて成功をつかむ。
そんな映画を観たい時に裏切らない内容。
3人の主人公の演技もこちらを裏切らない。
有色人種である、女性であるというだけで侮られていた彼女たちが
NASAの中で自分たちの立ち位置を確保していく。
いつまでたっても人種差別問題は無くならないけど、
1960年代は今とは比べ物にならないくらい、当たり前のこととして存在してたんだね~
「分離すれども平等」ってやつですかね。
でも、どうみても平等とは程遠い。
ケビン・コスナーがシブくてイイ役回りでした。