“サンタさんはどうやってクリスマスプレゼントを世界中の子供たちに一晩で配れるの?”
すべての子供が抱く疑問だが、実は北極の氷の下にあるオペレーションセンターで、
100万人の妖精たちが超ハイテク“そり”を使って世界中にプレゼントを届けていたのだ。
しかし、どんなハイテクにも落とし穴があるもので……。
世界中の子どものうち、たった1人にプレゼントを配達できなかったのだ。
サンタと彼の超エリートの息子スティーブには“仕方ないミス”だった。
しかし、末っ子のアーサー・クリスマスにとっては耐えがたいものだった。
かくして、クリスマスの夜が明けるまでの2時間で、
彼は地球の反対側にある子どもの家にプレゼントを届けることを決意する。
果たして彼は無事にプレゼントを届けることができるのだろうか!?
(goo映画より)
英アードマン・アニメーションズと米ソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作の3DCGアニメ。
『ウォレスとグルミット』シリーズと比べるとかな~りアメリカンなノリになってましたが、
クリスマス・ファミリー・ファンタジー・アニメということで、
12月に家族で楽しめる映画でした。
字幕版上映はやってないようなので、3D吹替版で観賞。
本編が始まる前にジャスティン・ビーバーの「サンタが街にやってくる」のPVをガッツリ拝めますw
いよいよ本編。
子どもなら一度は考える“サンタさんはどうやってクリスマスプレゼントを
世界中の子供たちに一晩で配れるの?” の可愛らしいナレーションから始まり、
その疑問に答えるべく、ハイテンションでガンガン飛ばしながら
イヴの夜にプレゼントを配るサンタ&妖精エルフを魅せてくれますw
夜空に現れる巨大ハイテク宇宙船型ソリと、テキパキ働く100万人のエルフは圧巻。
秒単位でプレゼントを配る技はもう1回観たいかもw
今年も配り終えた!と思ったら配られていないプレゼントが1個見つかった!
ってところから話が動き出します。
納戸だったかトイレだったかに、おじいサンタ、本物サンタ、次期サンタ×2人が
ぎゅう詰めになって女の子の様子を窺っているのは
面白かったし、心温まるな~。
クリスマス家次男ヘタレのアーサーの声はウエンツ瑛士。
『ブレイブ・ストーリー』のときも、おっ!上手いじゃんと思いました。
そして今回は主役。イケてますよ。違和感なしです。
エリート長男スティーブはベテラン大塚芳忠。
『ぼのぼの』のスナドリネコさん、『WORKING!!』の伊波父と同一人物ですねw
いっぱいは出てこないけど浪川大輔もいました。ヒネカワイイですw
丸の内ルーブルで観たんですが、水曜女性1,000円+3D400円の日なのに驚くほどガラガラ。
470人入る立派な映画館なのに観客5人…従業員の方が多いくらいで、ちょっと悲しくなりました。
実直な性格の片山輝彦(山田孝之)は、製薬会社の営業マン。
バイクで営業先を周りながら置き薬を補充する仕事をコツコツ真面目にこなし、成績はトップを誇っている。
だがある日、営業先のスケートリンクで転んで頭を打ち、気を失ってしまう。
目が覚めた後、なぜそんな場所にいたのかさえ思い出せないまま
鞄を開くと中から出てきたのは婚約指輪だった。
一過性の健忘症と診断された彼は病院から抜け出すが、
自分の頭から恋人に関する記憶だけスッパリと無くなっていることにまだ気付いていない。
そして彼の前にまるでタイプの違う3人の女性が現れ、それぞれが輝彦の彼女のように振る舞ってくる。
ひとりはクールな会社の先輩・智恵(小西真奈美)。
東大医学部出身、頭痛・生理痛薬研究室の若きリーダーで、
輝彦のお客さん用に漢方のアドバイスをくれたりもするよく気がつく完璧な才女だ。
もうひとりは営業先の“メルヘン風俗モンデルセン”の人気No.5、
巨乳でサバサバとしたグミことめぐみ(真木よう子)。
セクシーな人魚のコスチュームを着て輝彦を貝の形のベッドに誘ってくる。
そして最後は、公園で人形劇屋台をしている清楚で家庭的な和歌子(池脇千鶴)。
彼女の人形劇は子どもたちに受けが悪く、
生傷が絶えないために輝彦の会社の薬のヘビーユーザーだった。
なんとか記憶を取り戻そうと、最初のスケートリンクに通ううちに、
いつもいるスケート少女エミ(二階堂ふみ)に相談に乗ってもらうようになる輝彦。
手元の婚約指輪は一体誰のためのものだったのか。結婚相手に相応しい女性は誰なのか。
エミのアドバイスもあり、輝彦は悪いと思いつつも
その答えを探るべく3人の女性たちと日替わりでデートを繰り返す。
しかし会えば会うほどそれぞれに魅力的な彼女たちに目移りするばかりで、記憶が戻る気配もない。
究極の選択に頭を悩ませていたある日、3人の恋人が一堂に会するという事件が起きてしまう……。
(goo映画より)
いやいや、前半所々寝てしまった原作は未読です。
頭を打って担ぎ込まれた病院の医者が水森亜土だったり(カルテに両手描きでイラスト描いてる~w)、
会社の社長がマギー司郎だったり、なんか暇そうな人たちが出てるなぁなんてw
出だしは山田くんこれからどうする!って感じで面白かったんですが、
タイプ違いのカノジョ達に次々せまられってって辺りから、
『モテキ』かよwと思いながら、でも『モテキ』程のはじけっぷりも感じられず、
だんだん眠くなってしまいました。
ノリノリ、ワクワクの幸世とは違い、オドオド、ドギマギの輝彦ですからしょうがないんですけど…
訳も分からず3人のカノジョをグルグルしてる時より、
後半、だんだん分かってくる辺りから目を覚ましましたw
小西真奈美は見るたび白衣着てるなぁとか
真木よう子はいつもとイメージ違うけど巨乳なんだぁとか
池脇千鶴はやっぱり薄幸オーラビンビンだなぁとか
二階堂ふみは可愛いけど、スケートシーンはもうちょっとなんとかならなかったかなぁとか…
現実と妄想が綯い交ぜになった作りで、全編一生懸命な山田くん、まあまあかなw
「まりかセヴン 01」 伊藤伸平 著 アクションコミック 双葉社
何の変哲もないはずの女子高生、三條まりか。
しかし、彼女には大きな秘密が隠されていた!?
突如現れた怪獣が、街を破壊し蹂躙するとき、まりかは“まりかセヴン”に変身して戦うのだ!!
行け行けまりか、地球の平和を守るのだ――!!
(裏表紙より)
「大正野球娘。」のアニメも見なかったし、伊藤伸平氏の他の作品はまったく知らないです。
「まりかセヴン」は朝日新聞出てた紹介文が面白すぎて、買ってみました。
ウルトラセブン、サムライセブン、エウレカセブン…
“ただのセヴン”に取り憑かれて“まりかセヴン”ですw
表紙のまりかセヴンは、三つ編み仁王立ちでいいぞ!かわいいぞ!でしたが、
本編ではちょ~っとモサイかな、てか地味?
出てくる怪獣は気合いが見えるしw迫力あるし、虫バージョンはホントにキモイ!
(伊藤氏どんだけ怪獣好きなんだろう)
取り合えずギャグ展開なんだけど、最後の第4話で
そもそもどうして怪獣なんて現れるようになった?(怪獣の出現に呼応して現れる“まりかセヴン”)
『セヴン』って何者?両者の関係性は!?と
普通、ギャグでは踏み込まない疑問をふっての次巻へになってるので、
ただのギャグでは終わらなさそうな予感。(ただのギャグでも面白いと思うけどねw)
2巻目は面白いかな?
「外天楼」 石黒正数 著 KCデラックス 講談社
「それ町」の石黒氏の1冊。
「それ町」読んでないんですが、アニメは見たんですよ。
新房監督だったし、オープニングの曲もテイストもちょっと懐かしい感じに仕上がってたし。
その新房監督大絶賛!!の帯w
外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。
エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……?
謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜庭冴子は自分勝手な捜査を開始する。
“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!?
奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリ!!
(裏表紙より)
なんと!ギャグじゃなかった!!
中表紙のコワモテのおっさんの顔と1話目の話にギャップがあるなぁ、
おっさんどこに出てくるんだろうと思いながら、読み進んでいくと、
ええっ!これってSF風味のミステリだったのか!
(裏表紙に“不思議系ミステリ”って書いてあるのにねw)
どちらの方向にももっていける(ギャグにも)話をシリアスなオチにしてますが、
読んでる間はどこか可笑しい。(白っぽい笑いって感じ。)
1話ずつ完結させながら、巧みな構成で全体が最後に向かって繋がっていきます。
ぬるい結末にはもっていかないところが潔し!
でも、あ~ねえちゃんが、ねえちゃんが…こんな結末なんて…。
『プラド美術館所蔵 ゴヤ―光と影』 国立西洋美術館
会期:~2012年1月29(日)まで
開館時間:9:30~17:30(毎週金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日=月曜(1月2日と9日は開館)、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火)
平日に行ったんですが、なかなか混んでました。
(休日の前日だからか?)
お客さんの年齢はかなり高めでしたよ。
1.かくある私―ゴヤの自画像
2.創意と実践―タピスリー用原画における社会批判
3.嘘と無節操―女性のイメージ:〈サンルーカル素描帖〉から私室の絵画
4.戯画、夢、気まぐれ―〈ロス・カプリーチョス〉の構想段階における自由と自己検閲
5.ロバの衆:愚鈍な者たち―〈ロス・カプリーチョス〉における人間の愚行の諷刺
6.魔物の群れ―〈ロス・カプリーチョス)における魔術と非合理
7.「国王夫妻以下、僕を知らない人はいない」―心理研究としての肖像画
8.悲惨な成り行き―悲劇への眼差し
9.不運なる祭典―〈闘牛技〉の批判的ヴィジョン
10.悪夢―〈素描帖C〉における狂気と無分別
11.信心と断罪―宗教画と教会批判
12.闇の中の正気―ナンセンスな世界幻影
13.奇怪な寓話―〈ボルドー素描帖G〉における人間の迷妄と動物の夢
14.逸楽と暴力―〈ボルドー素描帖H〉における人間たるものの諸相
14のブースに分けて123点の展示、結構なボリュームですが、
版画の作品が半分近くを占めます。
目玉は日本40年ぶりという《着衣のマハ》ですね。
《赤い礼服の国王カルロス4世》も目立ってました。
今回の展示はありませんが、ゴヤといえば《我が子を食らうサトゥルヌス》。
画面の明るいタピスリー用原画やマハ、肖像画は別として、
多数展示されている素描画や版画に漂う、どことなく暗い感じが
画面の後ろにサトゥルヌスが見えるようでした。
それにしても、素描画や版画の題名がオモシロ過ぎです!!
自画像の「今の僕はこんな風だ」から始まり、《ロス・カプリーチョス》シリーズの
「ぴったりよ」、「むしり取られ追い出され」、
「感じ易かったために」のタイトルでうなだれる女。おい、何があったんだ!
「それ吹け」のタイトルで、魔女に足をふいごのように掴まれた幼児がおしりから噴射!
《戦争の惨禍》では「もう助かる道はない」、「どうしても嫌だ」、「やはり野獣だ」
「これもまた」、「これはもっとひどい」…
それぞれの作品にいろんな意味や解釈があるでしょうが、
上っ面だけ見ていくとギャグかと思うほど面白かったです。
今回はグッズを買ってきませんでした。ゴヤの絵は印刷物になるとつまらない。
2011年11月18日(金) 19:00開演 ゆうぽうとホール
〈出 演〉
シルヴィ・ギエム
ロベール・ルパージュ
ラッセル・マリファント
〈スタッフ〉
照明デザイン:マイケル・ハルズ
衣装デザイン:アレキサンダー・マックイーン
サウンド・デザイン:ジャン・セバスティアン=コテ
ギエムはバレエダンサーであるのだろうけれど、
これはバレエの中のコンテンポラリー作品とも言い難いような、
すごく演劇的な舞台でした。
お話はあの“シュヴァリエ・デオン”です。
シャルル・ジュヌヴィエーヴ=ルイーズ・オーギュスト=アンドレ=ティモテ・デオン・ド・ボーモン
ひとつの名の中に男性名と女性名が混在しているデオン。
両性具有とまで噂され、生涯の49年を男性として、33年は女性として生きた人物。
タイトルは デオン=エオン+女形=エオンナガタ という流れの造語らしいですね。
出だし、美しいポーズをキメながら、ギエムの語るプロローグから始まります。
この舞台は語りも台詞もある作品でした。
若くしてルイ15世に注目され、ロシアとの和平を成立させるべく
女性として女帝エリザヴェータのもとに送られ、これに成功すると
のちに男性としてイギリスの特命全権大使として活動し…と
デオン=エオンの生涯を綴ったものでした。
ギエム、ルパージュ、マリファントの三人が、いろいろな役をしながら
あらゆる年代のエオンを演じていました。
セリフもあり、場面転換も多いので、じっくりダンスを観るって感じではなかったです。
さすがに、ギエムの動きはしなやかだし、どんな動きもキメてきますけどね。
今回は2階席からの観賞だったので舞台全体がよく見えました。
ライトの明暗、音楽、ダンサーの動きがゾクゾクするくらい、ピッタリ合っていました。
テーブル、刀、扇、小道具の使い方もそう来たか!って感じ。
一番はやはり照明の使い方かな。
空間や方向性、何の場面かさえ、ライトで表現していて惹き込まれました。
でも、フランスの話なのにこの歌舞伎っぽさはなぜ?と疑問でしたが、
プログラムの中に佐藤友紀さんが「3人とも、日本文化に畏敬の念を持ち、
日本という国を愛していて、“キッチュ”と評されるリスクは十分承知のうえで、
歌舞伎の女形をはじめ、日本的な要素をこの作品に取り込んでいった」と書いてました。
要するに好きだからやってみたかったのねw
一種独特な雰囲気は十二分に出てました。
11月5日(土)深夜1:47からNHK-BSプレミアムシアターで放送した
「シルヴィ・ギエム~限界への挑戦~」というドキュメンタリー番組の中に
『エオンナガタ』のメイキングが時々挟み込まれていて
鏡を使ったシーンやら衣装やらがどこに出てくるのかと楽しんで観てました。
そうそう、自分の中のデオンは冲方丁原作のアニメ「シュヴァリエ」なんですが、
(こっちのデオンは両性具有じゃなくて、姉であるリア・ド・ボーモンが時々憑依してました。)
なんとプログラムに冲方丁氏の寄稿がありました。
ある朝。コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。
目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。
だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。
陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたはずなのだ。
鏡を覗きこんだ彼の眼に映ったのは、見知らぬ別人の顔。
所持していた身分証明書には、“ショーン・フェントレス:教師”と記されていた。
そのとき突然、車内で大爆発が発生。なす術もなく炎に飲み込まれていった……。
コルターが意識を取り戻したのは薄暗い密室。
モニターに軍服姿の女性、グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が映し出される。
列車の爆発事故について質問されるが、状況が飲み込めず、回答できない。
“包囲された城”と呼ばれるこの空間は、何かの研究室らしかった。
朝7時48分に列車爆破事件が発生したことは事実で、
コルターの任務は、乗客であるショーンとなって車内を捜査し、爆弾魔を特定することだという。
なぜか再び列車に戻されたコルターは、次第に状況を理解してゆく。
目の前の女性の名はクリスティーナ。コルターが繰り返し列車に戻るのは、
“ソースコード”というラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)が開発中の極秘実験によるもの。
これによってコルターの意識はショーンの身体とリンクし、
死亡するまでの8分間を繰り返し体験できるのだ。
5回目のスリップで彼は、
アフガニスタンに向かったコルターについて調べてくれるよう、クリスティーナに依頼する。
そして明かされる衝撃的な真実。
“ソースコード”には、まだ知らない秘密が隠されていた。
さまざまな疑問が浮かぶ一方で、コルターはクリスティーナに特別な思いを寄せるようになる。
彼女を救うためにも、爆弾犯を探し出そうと8分間のミッションを繰り返すが、
その先に待ち受けていたのは想像を絶する運命だった……。
(goo映画)
この映画タイムリミット・サスペンスだけど、じゃないでしょ!
「このラスト、映画通ほどダマされる。」なんて
バリバリのサスペンスかと思っちゃいましたよ
予告内容の方向違いますよぉ。
だって予告を見た時、サスペンスアクション映画かぁ、
ジェイク・ギレンホールだけど観なくていいなと思いましたもん。
監督が『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズだと知り、
あれ?SFじゃないのか、でも観てみようかな気分になり行ってきました。
危うく見逃すところでした。
これは、趣向を変えたパラレルワールド系のSFロマンス映画ではないですか!!
意識だけが移行するってのも、この手のSFではリアリティあるしね。
死の直前8分間だけが繰り返し再生される特殊プログラム“ソースコード”。
これって、清水玲子の漫画「秘密-トップ・シークレット-」の中の
MRI捜査に近いモノがあるなと思いながら観賞。
漫画のは死後10時間以内の死体から取り出した脳に電気刺激を与え、
通常では5から10%しか働いていない脳を120%まで働かせ、
死者が生前に「見ていた」映像をMRIスキャナーで再現し、それを基に捜査を行う、という代物。
映画のように意識だけを飛ばして、その場にいた死者の体にリンクし、
直接干渉できるわけではないんですがね。
前半のサスペンス濃厚部分で決着が付いて終わりかと思ったら、そこからが本筋でした。
エンディングの柔らかい音楽こそが、この映画です。
質のいい短編SFを読んだときにみたいでした。
どこかもっさい感のあるギレンホールがどんどんイイ男に見えてきちゃいましたよw
17世紀。まだ若いルイ13世が王位を継承したフランスでは、
リシュリュー枢機卿(クリストフ・ヴァルツ)が、権力掌握のために暗躍していた。
その頃、ヴェネチアでは三銃士のアトス(マシュー・マクファディン)、ポルトス(レイ・スティーヴンソン)、
アラミス(ルーク・エヴァンス)が、アトスの恋人ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の裏切りに会い、
ある設計図を奪われる。
敵国イギリスのバッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)のもとへ向かうミレディ。
3年後。憧れの銃士になるために南部の田舎からパリに向かった青年ダルタニアン(ローガン・ラーマ)は、
道中、身なりのいい眼帯の男から侮辱を受ける。
パリに着くと、三銃士とは知らずにアトス、ポルトス、アラミスに決闘を申し込むが、
その直後、眼帯の男に再び遭遇。
その男はリシュリューの腹心、ロシュフォール隊長(マッツ・ミケルセン)だった。
成り行きから協力して戦い、ロシュフォールと護衛隊兵士たちを打ち負かすダルタニアンと三銃士。
そしてダルタニアンは、戦いを見守っていたコンスタンス(ガブリエラ・ワイルド)と出会う。
彼女はアンヌ王妃(ジュノー・テンプル)の侍女だった。宮殿で再会する2人。
宮殿上空には、ヴェネチアで奪った設計図を基に製造したバッキンガム公の飛行船が浮かび、
バッキンガム公とリシュリューによる会談が行われていた。
その間、ミレディは王妃のダイヤモンドのネックレスを盗み出す。
彼女はリシュリューのために働く二重スパイだった。
バッキンガム公の宝物庫に奪ったネックレスを収め、王妃とバッキンガム公の不倫をでっち上げて、
戦争に導くことがリシュリューの狙い。
王妃の無実を証明するためには、5日後の舞踏会で国王の前でネックレスを身に着けなければならい。
王妃の危機を知ったコンスタンスから助けを求められたダルタニアンは、
ネックレスの奪回を決意し、三銃士と共に旅立つ……。
(goo映画より)
字幕3Dで観賞。
フランスのお話なのに、なんともアメリカンチックな娯楽大作作品でしたw
(音楽がパイレーツっぽいなぁ~)
三銃士ですからストーリーはいいとして、
派手な映像&キャラ立ちの凄い映画でしたw みなさん濃いです。
前日に観た『インモータルズ-神々の戦い-』でのスローアクションシーン、
こちらでも多用してますが、グロくなくてよろしいんじゃないですか!
爽快感ありますよー。
いやぁ、オーランド・ブルームくん。
ビミョーに似合わないリーゼントといい、ヘタレな悪役がカワイくてしょうがないw
それとマシュー・マクファディンの声にシビレました。
『プライドと偏見』のダーシーの時は気が付かなかったんですけどね。
そして何といってもルイ13世、フレディ・フォックスくん。
ちょうちんブルマーを完璧に履きこなしてる男子を初めて見ました!
青を着ようが緑を着ようが、綺麗な髪の色に映えますよ~。
自分の中で主人公ダルタニアンが完全にどっか行ってしまいましたw
次回作アリですかね。
人間が誕生する遥か昔、“光”と“闇”の神々の戦争が起きた。
戦いは光の神が勝利し、闇の神は奈落の奥底に封印された。
時は流れ、古代ギリシアの時代。
闇の力を手に入れ、世界を支配しようと野望を抱くハイペリオン(ミッキー・ローク)が人類に対し宣戦告。
光の神が造った武器の一つであり、闇の神を解放するための重要なカギ
“エピロスの弓”を捜し求めるハイペリオンは、軍隊を結集してギリシアの地を侵攻していく。
弓がハイペリオンの手に落ちれば闇の神は復活し、人類の破滅も免れない。
ハイペリオンの野望を阻止すべく、光の神の頂点に立つゼウス(ルーク・エヴァンス)が選び出したのは、
自らが鍛え上げた人間、テセウス(ヘンリー・カヴィル)だった……。
(goo映画より)
ひゃー、ターセム・シン監督と石岡瑛子に釣られた~
『300<スリーハンドレッド>』のジャンニ・ヌナリとマーク・カントンが制作してるんだもんなぁ。
血しぶき飛び散る肉弾戦かよー。
(日ごろ、連れ合いがTVで見てるプロレスが頭をよぎったw)
スローアクションなんかは、コマ送りで再生して肉片の一つ一つを確認したい衝動に駆られましたが…
観るモノ間違えたかもw
ゴージャスなビジュアルかもしんないけど、好みじゃなかったよ。
敵方ミッキー・ロークだし、みなさんムキムキの良いガタイだし…
観終わって疲れました。
唯一、石岡瑛子の独特な衣装は今回も楽しませてもらいました。
観てる最中、ヘンリー・カヴィルってスーパーマンやったら似合いそうと思っていたら、
次のスーパーマンに決まってたんですねw