ニューヨーク。シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、
同じミュージシャンの恋人デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、失意のままライブハウスで歌っていた。
そこに偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)は
グレタの才能に惚れ、彼女にデビューの話を持ちかける。
ところが、その録音はニューヨークの街角で行うという。
セントラルパークやチャイナタウン、橋の下、路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームなど、
グレタのゲリラレコーディングは続いていくが、この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。
やがてアルバムが完成したその日、誰も予想できなかった最高のはじまりが待っていた……。
(Movie Walkerより)
観ようか迷ったんですが、観て良かったです。
出だしの見せ方がうまいですね。
小さな店で歌う旧友のスティーヴ(ジェームズ・コーデン)に無理矢理ステージに引っ張り出されたグレタが
仏頂面で1曲歌うとお客にはまったくウケてないのに
メチャメチャ関心を示している汚いオヤジがいる。
そこから、そこに至るまでのストーリーがそれぞれの視点から描かれ、
グレタ、デイブ、ダンの背景が観客に分かってから、グレタの物語が動き出します。
観ていると、人と一緒に何かを作り上げる熱にどんどん引き込まれます。
彼らは歌でしたが、それは何にでも共通するワクワク感や楽しさなんじゃないでしょうか。
最後まで観て題名の意味が分かりました。
(邦題が魅力的じゃないのも観るのを躊躇した理由w)
グレタの選択がイイ感じです。
石ノ森学園中学校に転校してきた中学3年生の“アリス”こと有栖川徹子(声:蒼井優)は、
1年前に3年2組で起こった“ユダが、4人のユダに殺された”という噂を耳にする。
さらに、アリスの隣の家が“花屋敷”と呼ばれ、近隣の中学生に怖れられていることも。
その花屋敷に住むハナなら“ユダ”のことを詳しく知っているはずだと教えられたアリスは、花屋敷に潜入。
そこで待ち構えていたのは、“ハナ”と呼ばれる不登校のクラスメイト、
荒井花(声:鈴木杏)だった……。
ユダは本当に殺されたのか?ハナはなぜ引き籠り続けているのか?
2人の少女の“世界で一番小さい殺人事件”の謎を解く冒険が始まる……。
(Movie Walkerより)
あまり期待せずに観に行ったら、なんと面白かった!!
2004年実写版の『花とアリス』はたぶん…家のTVで観てる。
(蒼井優がバレエしてるのとか憶えてるし)
『リリィ・シュシュのすべて』と続けて観て『花とアリス』は途中で寝ちゃったかもw
というわけで、殆ど前知識無しで観ちゃったわけだけど、問題なく楽しめた。
花もアリスもどこかドライな感じがして、今どきの中学生ってこんな感じかなと
妙なリアルさがフィットしてまず面白かった。
主人公二人もそうだけど、陸奥睦美を筆頭にクラスメイトたちも
いろんな意味で中二病。
いわゆるオタク的な中二病じゃなく、14、15歳特有の感覚というか、
物事を考える方向が中二病w
その時期を過ぎると決してその方向には考えなくなる貴重な時を
真っ只中で謳歌しているように見える。
予告を観た時はアニメかぁ、この画で大丈夫かぁ!?なんぞと偉そうに心配してましたが、
セオリーにまみれた、ありがちなアニメなんかより、よっぽど新鮮でした。
意図的なモブ顔も面白かったし、
実写撮影してから起こしてるだけあって動きがいいですね~。
単純な線画のシーンも手抜き感は無し。
この話の続きであるはずの『花とアリス』。
たぶん家のどこかに録画したDVDが…探して見てみよう。
角川から出たCOMIC it。
〈"it"こそが今、読みたいもの〉のキャッチで創刊。
なんでも本格派オトナ女子のためのコミック誌なんだそうで、ターゲットは20~30の女性。
表紙はなかなか美しい。で、読んでみた。
シルフから移籍の作品が何本か入ってますね。
(シルフ読んだことないけどw)
ご丁寧に今までの話の流れと人物相関図が載っているので、すんなり読めました。
が、どれも単行本になってる分を読んでみたいとは思わなかった。
マンガをB5版サイズで読むのが実に久々で
あ~、マンガってこのサイズだよなぁと。
(老眼でもよめるよなぁ~www)
描き込んであるページもちゃんと見えるよなぁw
しかし、これは!!ってのがなかった。
自分がもうバーサンだからなのか、好みが違ったのか。
〈本格派オトナ女子〉の主流はこれなのか?
確かに学園恋愛ものやら、OL不倫ものやらを読ませられるよりはいい。
バカみたいにエロ要素満載も辟易するし、
BLもユリもオタク話もそれだけではもう、何のインパクトもない。
そう思えば、そこそこ色々入っててまあ面白いかも。
続きが読みたいと思ったのは巻頭を飾ったたらちねジョンの「グッドナイト、アイラブユー」かな。
今後どう展開していくのだろうと興味を引いた。
お金を出して雑誌を買わなくても、今やネットで読める。
興味のある方はどーぞ。COMIC it
(オバサンはマンガ読むなら雑誌が好きさ。)
今月はモンテカルロ・バレエ団の「LAC~白鳥の湖~」を観に行く予定。
来月はスコティッシュ・バレエ団の「ロミオとジュリエット」を観に行くはずが…公演中止。。。
Bunkamuraサイトに詳細が出てますが、詳細じゃないw
「諸事情を鑑み」ってどんな諸事情だよ。
実はスコティッシュ・バレエはこの「ロミ&ジュリ」じゃなくて
「ハイランド・フリング」が観たいんだな。
でも「ロミ&ジュリ」持ってくるなら観てみましょう。
公演が盛り上がれば、そのうち「ハイランド・フリング」で来日してくれるかも!!と
期待して取ったチケだったのに。
こんなんじゃ、暫く来日はないんだろうなぁ。
マシュー・ボーンの「ハイランド・フリング」は
New Adventures2005年日本公演「愛と幻想のシルフィード」で観てますが、
ガチバレエ団が踊ったらどんなだろうと観たいんですよー。
何があったのかは知りませんが、スパッと呼んでくださいよ~。
(チケ払戻ししなきゃ!!)
去年の4月にライブビューイングで劇場公開した英国ロイヤルバレエの『ウィンターズ・テイル』
2/8深夜にNHKプレミアムシアターで放送してくれましたね。
シェイクスピア原作の『冬物語』をクリストファー・ウィールドンが全幕ストーリー・バレエに振付した作品。
観てなかったので、録画して見ました。
BD&DVDは販売してますね。
キャストは見事なくらい豪華。
なんと言っても1幕のエドワード・ワトソンが絶品でした。
白ウサギもいいけど、嫉妬と苦悩と狂気のカオスで踊るのがとにかくハマる!!
そしてボネッリとのパ・ド・ドゥ。これはカッコ良過ぎ~。
嫉妬に狂う前と後。
う~ん、妻が憎いのか、友が憎いのか!!
暗~い1幕から明るい2幕へ
浮気して出来た子と疑われて捨てられ、羊飼いに拾われた王女様が
美しく素直に育ったおかげで、話は丸く収まるんですが、
(王女の証しの首飾りも持ってたしね。)
1幕の印象が強すぎて、マックレーの2幕がなんだかなぁww
音楽はエキゾチックで面白かったんですよ、舞台上で演奏してるし。
ゼナイダが侍女なんだ~と思っていたら、
王も王妃も支える重要な役どころでした。
3幕はゼナイダに見とれてました。
ワトソンのルードヴィヒ2世が観たいかも~。
〈出演〉
レオンティーズ(シチリア王): エドワード・ワトソン
ハーマイオニ(シチリア王妃): ローレン・カスバートソン
パーディタ(シチリア王女): サラ・ラム
マミリアス(シチリア王子): ジョー・パーカー
ポーライナ(王妃の侍女): ゼナイダ・ヤノフスキー
アンティゴナス(王の家臣): ベネット・ガートサイド
ポリクシニーズ(ボヘミア王): フェデリコ・ボネッリ
フロリゼル(ボヘミア王子): スティーヴン・マックレー
ボヘミア王の家臣: トーマス・ホワイトヘッド
羊飼い: ギャリー・エイヴィス
羊飼いの息子: ヴァレンティーノ・ズケッティ
羊飼いの女: ベアトリス・スティックス・ブルネル
英国ロイヤル・バレエ団
<振 付>クリストファー・ウィールドン
<美 術>ボブ・クロウリー
<照 明>ナターシャ・カッツ
収録:2014年4月28日 コヴェントガーデン王立歌劇場(ロンドン)
ムーミン谷を離れて地中海に面したリゾート地リビエラにやってきたムーミン一家。
しかしムーミンのガールフレンド、フローレンが現地で知り合ったプレイボーイに熱をあげ、
ムーミンはやきもちを焼く。
さらにムーミンパパは貴族と親しくなり、ムーミン伯爵と自称するように。
そんなムーミンパパにムーミンママは腹を立て、
親戚のいる静かで落ち着いた古いボートで過ごすと言い出す。
せっかくのバカンスなのにムーミン一家はバラバラになってしまう……。
(Movie Walkerより)
フィンランドでの手書きアニメ映画は
タッチといい色味といいムーミンの世界そのまま。
3Dかと思うようなリアルな日本のアニメを見慣れた目には
あのペタッとした感じが逆に新鮮w
とにかく色の使い方が素敵でした。
映画館の片隅にひっそり立ってたムーミンw
表紙がカワイかったのでパンフを買いました。
映画の画像がたくさん載っているんですが、
残念な事に印刷物になっちゃうと劇場で観た透明感がない。
普通のTVアニメの画と変わらない感じになっちゃってる~。。。
お話はフローレンのはじけっぷりとムーミンママの超天然っぷりにのけぞるww
スナフキンは相変わらずいい声で。(最近聴いてないぞ子安~!!)
フローレンのビキニスタイルを見たムーミンが
「まるで何も着てないみたいじゃないか!!」って言うんですが、
じゃあいつものスタイルはどうなんだ!?wwww
追記:フィンランド国立バレエでムーミンのバレエやるんですねww
ええっと、これって大真面目!?
ギャグじゃないよね~??
ヴァレンタインディーだからってわけでもないんだけど、
NHKきょうの料理で「栗原はるみのチョコブラウニー」なんてのをやってたので作ってみました。
番組の中で栗原さんが「ブラウニーは失敗しないんですよ。」と言ってたのを信じてw
チョコは市販の80円くらいで売ってるBLACK板チョコを使ってお手軽に。
生クリームも添えて、おいしかったです。
土曜日なのに遊びに行かずに家にいたダンナと、
ヴァレンタイン?くだらねぇというような顔しるお姉も一緒に食べて、まあまあだなとww
カレのいる下の娘は前日から大量にチョコ溶かして、何やら作ってました。
昼にオシャレしていそいそ出掛けて行ったから食べてないんだな。
お姉にそんな日は来ないんだろうなぁ…w
若くして大成功を収めた巨大企業CEOグレイ(ジェイミー・ドーナン)のもとに、
学生新聞の取材のために女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)が訪ねてくる。
誰もが憧れるような容貌と富を持つグレイに、緊張しながら質問をするアナ。
そんな彼女に、君の事を知りたいと聞き返すグレイ。
次第に親密になる中で彼は、君を放っておけないと言いながら私に近づくなと突き放したり、
アナに触れながら恋愛などしないと言い放ったり、
さらにはそんな自分など理解できないだろうと告げる。
しかしアナの教えてほしいと願うその言葉で、禁断の扉が開かれる……。
(Movie Walkerより)
地元の映画館、観てもいいかなと思うのが、これくらいだったので、
観て来ましたが…超眠かったwwww
(オバサン、Hシーンドキドキしないww)
これが世界中で大ヒットした官能小説の映画化なんだそうで。
その割にストーリーがなんだかなぁ。
恋愛経験のないアナがグレイに魅かれるのは分かるけど、
グレイがアナに執着する意味合いが弱くね?
自分のモノになったかと思わせといて、するっとかわすアナに
図らずも魅かれるグレイってのはいいんだけど、
グレイが見初めたきっかけがわからない。
(自分の周りにはいない野暮ったいタイプだったから?)
それとグレイがそんな性癖になっちまった訳も、ある程度説明してくれるもののハッキリしない。
終盤、アナがグレイの要求を少し受け入れるけど、
「これが、あなたが私にしたかった事なの!!」と至極普通の女の反応で、出て行ってしまう。で終わりww
えっ!?これで終わり?と思ったんだけど、原作の決着は?
楽しいのはセレブーな男性にサプライズ満載で、自分のモノになれと迫られるとこかなw
彼のスタイリッシュな生活スタイルが庶民には手が届かないレベルってところが見所。
あとはSMとは言え、グロいシーンは無し。
嫌がる女に強要するわけではないので、観ていて自分はそれ程嫌悪感は起きなかった。
(原作、監督、脚本と女性のスタッフで作ってるだけはある!!)