2016年7月31日(日) 開演15:00 新国立劇場 オペラパレス
海外で活躍する若手日本人ダンサーを応援するという目的で
開催されている『バレエ・アステラス』、今年は7回目だそうです。
2009年の初回は観に行ってるので、久々~。
今回は知らないダンサーばかり。
公募で選ばれた海外からのダンサーと新国立劇場バレエ研修所研修生、
それと国内バレエ団からの参加。
【第1部】
『ワルツ』 新国立劇場バレエ研修所 第12・13期研修生・予科性
赤井綾乃、杉山澄華、関優奈、丸山さくら、横山柊子、渡邊拓朗、
伊東真梨乃、中島春菜、長澤マリーヤ、原依梨佳、荒木研史朗、多田そのか
第1回目の『バレエ・アステラス』の時、この研修生の中に
今や新国バレエを背負って立つ小野絢子や八幡顕光がいたんですよね~。
この中から将来のプリンシパルが…
『コンセルヴァトワール』パ・ド・トロワ
阿部真央/源小織(井上バレエ団)
中ノ目知章(ドイツ国立デュセルドルフ歌劇場・デュイスブルク歌劇場バレエ団)
『タリスマン』パ・ド・ドゥ
小池沙織/モトゥゾフ・イェゴール(クレムリン・バレエ)
観たことのない演目ですが、モトゥゾフ・イェゴールがバンバン技を繰り出して
面白かったです。小池沙織との息も合ってました。
二人ともクレムリン・バレエのプリンシパルなんですね。
『葉は色褪せて』 パ・ド・ドゥ
岡田亜弓/大森康正(NBAバレエ団)
『アスフォデルの花畑』より
海老原由佳/ダヴィッド・チェンツェミエック(ポーランド国立歌劇場バレエ団)
これも観たことなくて、こちらもポーランド国立歌劇場バレエ団プリンシパルの二人。
知らなくてもストーリーが見えるような踊りで素敵でした。
『白鳥の湖』 黒鳥のパ・ド・ドゥ
木村優里/渡邊峻郁(新国立劇場バレエ団)
新国バレエ期待の若手ですかね。
ジャンプした時の渡邊峻郁の滞空時間が長~く見えて凄いなと。
【第2部】
『ロミオとジュリエット』 バルコニーのパ・ド・ドゥ
新井誉久/アナイス・ブエノ(ジョフリーバレエ団)
K.パストー振付の観たことがないバルコニーのパ・ド・ドゥ。
新井誉久のロミオは海外で踊ってるダンサーだなぁと。
日本の男性ダンサーに足りない演技力と見せ方を心得ている踊り。
魅力的でした。
『海賊』第1幕 奴隷のパ・ド・ドゥ
浦邉玖莉夢/待山貴俊(ベラルーシ国立ボリショイ劇場)
こちらの待山貴俊も心得てる。
ちょいちょいコミカルな動きを交えながら、観客を惹きつけるテクニックを持ってました。
『アンナ・カレーニナ』より
鈴木里依香(クロアチア国立劇場)/タマシュ・ダライ(アウグスブルグバレエ団)
それぞれのバレエ団でソリストの二人ですが、なかなかでした。
これは全幕を観てみたいと思わせる凄さがありました。
『ジゼル』第2幕 パ・ド・ドゥ
石原古都/ヴィトア・ルイズ(サンフランシスコバレエ団)
『海賊』第2幕 パ・ド・ドゥ
宮崎たま子/アンディーレ・ンドルフ(ワシントンバレエ)
【フィナーレ】
『バレエの情景』Op.52より第8曲"ポロネーズ"
出演者全員
全体的にもっとレベルが低いかと、たいして期待してなかったんですが、
海外組は演技力も高く、技もしっかり見せてくれて楽しかったです。
日本でトップクラスにいる女性ダンサーは海外のダンサーと組んでも見劣りせず、
演技もできる方が多いんですが、
男性ダンサーは技ではなく、今ひとつ足りないものがあるよなぁ。
大森康正は海外バレエ団経験があるし、新井誉久、待山貴俊と観ていくと、
観客を惹きつける力が全然違う。
若手ダンサーは勉強して頑張っていただきたいもんです。
1985年、ダブリン。折しもの大不況により父親が失業し、
14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は
荒れた公立校に転校させられる。
家では両親のけんかが絶えず、音楽狂いの兄と一緒に、
隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけが幸せだった。
ある日、街でラフィーナ(ルーシー・ボイントン)を見かけたコナーは
その大人びた美しさに一目で心を打ちぬかれ、
「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。
コナーは慌ててバンドを組み、
無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを製作すると決意する。
(Movie Walkerより)
有楽町のヒューマントラスト、ものすごく混んでました!!
行った時点で13時の回は満席、14時の回も前の方しか空いてなくて、
16時の回でやっと席を取るくらい混んでました。
そんなに面白いのか!?人気なのか!?
上映が始まって3週間くらい経つので、大丈夫だろうと思ってたのが間違い。
ネットでチケ取ればよかった…。
高校生がバンド始める理由なんて、テッパンで「女の子にモテたいから」
この映画の男の子達もまさにそれ。
コナーの理由は不特定多数の女子ではなく、ラフィーナに振り向いてもらうため。
バンド結成の紆余曲折とか、曲が完成するまでの仲間との葛藤とか、
その辺期待すると肩すかしをくらう。(サクサク、メンバーが集まり、次々曲ができていくw)
14歳の男の子の純粋で真っすぐな心を観る映画でした。
彼らが一身に練習している風景はとても懐かしい。
70~80年代の男の子はバンドやりたがったよなー。
自分の周りでも楽器屋のスタジオ借りて練習してたよなー
ヘタクソなのに懸命にカッコつけてたよなー
(オバサン、一気に気分は高校生www)
でも、コナーは兄貴がいたから頑張れたんだよな。
家族の軋轢を受け止めて、身動きできなくなっちゃった心優しきヒッキーの兄貴と
ちょっとしか出てこないけど、お姉ちゃんとコナーの3兄弟仲の良さに、
うちの姉妹の仲の悪さを思い泣けてきたw
80年代の音楽とファッションは見どころ。
デュラン・デュランだのボウイだの言ってりゃカッコイイw
ラフィーナの髪型、メイク、ファッション。まさに、これがカッコ良かったんだよなー
最後はちょっと現実味の無い終わり方でしたが、
皆さんのご想像でって事かな?
終わって劇場出たら、次の18時と21時の回の列が長々と…。
こんなに混んでるの久々に見た気がする。
6月末に友人の付き合いで
「大和和紀 画業50周年記念原画展」を見て来ました。
大和和紀の作品は「はいからさんが通る」にもハマらなかったし、
特に思い入れは無いんですが、
「あさきゆめみし」のカラー原画は驚くべき緻密さで圧倒的でした。
PCなんか使わず、すべて手描きですよ。
薄衣の透明感が描けるなんて、画力ハンパない。
会場には親子(たぶん)で来場してる方がいて、
娘さんの方ははいからさんのコスプレでした。
今日は「LaLa 40周年記念原画展」です。
行ってみて自分がLaLaを買ったのは創刊号から5号くらいまでだったんだとw
80年代には既に仕事をしていたから、
月刊誌を買わずに読みたい作品だけ単行本で大人買いしてたってことだ。
なもんで、超有名な作品か、アニメ化したものしか分からない。
会場の展示のくくりが面白かったw
年代別とか作家・作品別ではなく
Fantasy School Love Ikemen Pretty の5ブロックに分けて展示。
同じ作品の別の画があちこちにちらほら出てくる。
撮影スポットにはデッカイ ニャンコ先生のパネルがwww
まあ自分が単行本買ってたのは
大島弓子「綿の国星」
山岸涼子「日出処の天子」
清水玲子「月の子」「輝夜姫」「秘密」(これは途中まで。生田斗真で映画化ですね。)その他
樹なつみ「花咲ける青少年」「OZ」「獣星王」
玖保キリコ「シニカル・ヒステリー・アワー」
この辺りかな。
会場に画は無かったけど倉多江美も好きだったなぁ。
成田美名子デビューは記憶にある。最初から画が上手かったw
(デビューはLaLaじゃなくて花ゆめかな?)
津田雅美「彼氏彼女の事情」、葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」、
緑川ゆき「夏目友人帳」、あきづき空太「赤髪の白雪姫」
この辺はアニメしか知らないし、
「カレカノ」は確か原作コミックと庵野秀明が監督したアニメは別物ですよね。
「夏目」は秋から5期のアニメが始まりますね~。(驚異的だわ!)
グッズ売り場に吉田秋生の「櫻の園」が売ってて、
これってLaLaだったんだ!!と驚いたりww
最近の作家さんは知らない。
あ、にざかなの「4ジゲン」は読んでるw
なんにしても、カラー原画は印刷物と違って美しい。
各作家の祝40周年色紙も並んでました。
下の娘が好きな樋野まつり「ヴァンパイア騎士」は沢山展示してたから教えてあげよう。
『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーボーイズ』を観に行くついでに、
Bunkamuraミュージアムでやってる「トワル・ド・ジュイ展」も観てきました。
見応えのある展示でした。
ドイツ出身のクリストフ=フィリップ・オーベルカンプによって生み出された西洋更紗、トワル・ド・ジュイ。
田園モティーフの源泉をフランドルにたどり、
1600年頃の古~いタペストリーの展示から入ります。
触れたらポロポロ崩れるんじゃないか思えるような羊毛とシルクのタペストリーから
エキゾチックな模様のインド更紗。
19世紀には日本にも17~18世紀頃のインド更紗が入ってきて
たばこ入れ、茶道具、着物などの製品化されてたんですね。
フランスでは爆発的な更紗の流行が、絹やウールなどの伝統的なテキスタイルの生産者の怒りを買い、
更紗の製作と綿の輸入だけではなく、着用すら1686年から73年もの間禁止されていたと。
ついに、禁止令が解かれんとする頃、パリの捺染工場からオーベルカンプのいたスイスに
優れた捺染技術者を求める使いが派遣され、弱冠20歳のオーベルカンプは誘いを受けてパリに赴き、
1760年にヴェルサイユ近くのジュイ=アン=ジョザスの地に自らの小さな捺染工場を設立。
これがのちに最も成功した西洋更紗となるトワル・ド・ジュイの工場の始まりなんだそうです。
こういったカラフルな花模様は木版プリントなんですね。
実際の版木が展示してあり、分厚さに驚きます。
木が反らないように何枚も重ねて貼ってあるんだそうです。
地模様の点描も木版かと思うとクラクラしてくるw
その後に登場するのが銅板の単色刷り
自分はてっきり単色刷りの方が先で、
後からたくさんの色を使うようになったのかと思っていたら違いました。
銅板になって、より緻密な絵が描けるようになったんだそうです。
動物も、人物も結構リアル描写で、"カワイイ"というのとは違う。
よく見ると子供の顔とか怖いしww
題材は神話や田園風景、当時の流行のものも取り入れたもの。
でもモチーフとして「農家の仕事」とか「馬の水飲み場」とかたいして面白くないw
でも全体の印象が素敵に見えるのはなぜなんだろう。
デザイナーに画家を起用したことが成功してるんだろうなぁ。
こういう生地でカルトナージュやるといいんだよなぁと思っていたら、
やはりショップに売ってました。
生地とか、箱にそのまま貼れるタイプのものとか。
お高いので、はがきとメモ帳と図録を買っておきました。
マリー・アントワネットが着たドレスの断片を
本の中表紙に使ったものもありました。
当時は貴族がコットンドレスを着る事が珍しかったそうで、
それでもマリー・アントワネットはトワル・ド・ジュイが好きだったんだそうです。
プチ・トリアノン宮殿で着てたんでしょうかね?
2016年7月20日(水) 開演19:00 Bunkamuraシアターコクーン
舞台は内乱状態にあるアジアの架空の国。
ベストセラー作家・永野は人質になってしまった先輩を助けるため、現地に赴く。
そこで永野は、観光客や地元好事家たちの前で踊りその目を楽しませている
美しい少年ダンサーたち“ゴーゴーボーイ”の一人、トーイの危険な美しさに魅了され、
様々なアクシデントに巻き込まれていく。
一方、日本で永野の帰りを待つ元女優の妻ミツコは浮気をしているが、
夫が行方不明になった悲劇のヒロインとして現地に向かうことを余儀なくされる。
ジャーナリストの亡霊、いい加減な通訳、少年たちの運命を握るゲイのインテリアデザイナー・・・。
様々な面倒臭い人々や、異国のアウェイ感に阻まれ、
お互いに探し続けるのになかなか出会えない夫婦の間に永遠のような時間が流れる。
探すことは愛なのか?そして“ゴーゴーボーイ”たちの運命は?
(シアターコクーンサイトより)
かな~り面白かった!!
松尾スズキの毒を含んだような人間の見方が入っていながら、エンタメ性十分の舞台。
社会風刺なんて硬い言葉じゃなくて、
その絵面やっちゃって大丈夫か!?と思えるようなISモドキ、
爆笑のものまねというか、なりきりwwww
これは立ち見も出るよな~。
ヘブン強調のポスターやチラシに騙されてはいけないw
舞台は戦場である。
内乱、人質、活動、解放、BL、不倫、夫婦愛
キーワードを上げるときりが無いくらい混然としていて
天国への道はどこにもない。
名優多数で見どころ満載wwww
前に観た『気づかいルーシー』の馬の着ぐるみも秀逸だったけど、
今回はヤギ。
着ぐるみではなかったけど、上手く表現されていて驚いた。
吹越満の演技も相まって面白くてしょうがない。
皆川猿時の衣裳も工夫されてて、見たくもないモノを何度も見せられるww
寺島しのぶは今回も体張ってました!!
岡田将生も体張ってました!!!3Pかよwww
歌って踊るゴーゴーボーイズの中に1人、綺麗に踊ってる子がいましたね~
たぶん仲智紀だと思うんだけど。
一番右端の子
無駄な高学歴って紹介されてて、パンフ見たら現役東大生って。
無駄過ぎだわwww
音楽は邦楽の生演奏で語り手として伊藤ヨタロウ。
独特な世界観を醸してました。
もう1回ジャワンガスタン国に行ってみたいけど、
立ち見券が出てるくらいだから無理だわ~ww
《出演》
永野ヒロユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阿部サダヲ
トーイ/オカザキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田将生
バグワン/ピージー/おばさん・・・・・・・・・・皆川猿時
ベティ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・池津祥子
アキ子/楳図/オカザキ??・・・・・・・・・・・宍戸実和公
ハラーシュ/緒川・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村杉蝉之介
アンノウン(ゴーゴーボーイ)・・・・・・・・・・・・・・顔田顔彦
パパジ(ゴーゴーボーイ)/ディレクター・・・・近藤公園
丸山/赤井双葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平岩紙
ワギー/似池・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岩井秀人
映画泥棒(ゴーゴーボーイ)/オカザキ?・・・阿部翔平
ビリー・ザ・キッド(ゴーゴーボーイ)・・・・・・・・・・井上尚
グリズリー・ダイアモンド(ゴーゴーボーイ)・・・掛札拓郎
ボールボーイ(ゴーゴーボーイ)・・・・・・・・・高樹京士郎
ワンコインマン(ゴーゴーボーイ)・・・・・・・・・・・・中智紀
林原瑛愛/CA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古泉葵
G太夫/シャー・バラン・・・・・・・・・・・・・・・伊藤ヨタロウ
アンディ・ジャー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松尾スズキ
ヤギ/大麻吸う太郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・吹越満
ミツコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・寺島しのぶ
《演奏》
綾音
ヴァイオリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・磯部舞子
キーボード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・門司肇
《作・演出》 松尾スズキ
修道院で育った少女エマ(ミア・ワシコウスカ)は、
年上の医師チャールズ・ボヴァリーと結婚するも、つまらない田舎暮らしに失望する。
やがて、彼女は知人から紹介された青年レオン(エズラ・ミラー)と惹かれ合うが、
自分の立場を考え踏みとどまり、彼は去っていく。
しかし資産家のマルキ(ローガン・マーシャル=グリーン)に口説かれたエマは、一線を越えてしまう。
(シネマトゥデイより)
シネマカリテ「カリコレ2016」で上映中の『ボヴァリー夫人』。
何度も映画化され"不倫小説の金字塔"とサブタイが付くほど有名なフローベルの小説。
1856年に発表され風紀紊乱の罪で起訴されたほど濡れ場が多い作品に
ミア・ワシコウスカが主演。
年齢的にはアリスやってるより、もうこっちだよね~。
とはいえ、やはりえげつなくはない。
あられもないシーンは抑え気味なので、よりエマの愚かさが際立つ。
文学作品の映画化として成功してるのでは?
修道院で恋愛小説を読みふけり、結婚に多大な期待を抱いて嫁ぐところから
間違いは始まってる。
田舎でのつまらない結婚生活に飽き飽きして道を踏み外してしまう彼女。
綺麗な女性だったがために、周りがもてはやしてしまうのも、
自分はこんなところにいる人間ではないと勘違いしてしまうのに拍車をかける。
浪費と不倫で追い詰められ命を落とすエマ。
不倫相手の1人レオン役はエズラ・ミラー。
本作が2014年製作で『少年は残酷な弓を射る』が2011年だから
3年しか経ってないのか。大人っぽくなったなぁ。
最初誰だか分からなかった。
ミア・ワシコウスカは『ジェーン・エア』の時の彼女を思い出した。
2016年7月15日(金) 開演19:00 文京シビックホール
「バレエの王子さま」観て来ました。
しかし、このネーミングはどーよww
「Princes of the Ballet 2016」のまんまで、日本語にしない方がまだいいのに…
(お姫さまは2人参加)
- 第1部 -
オープニング
振付:ロマン・ノヴィツキ―
音楽:オスバルド・フレセド
全員
結構コミカルなオープニング。
ラフな感じで、みんな仲良しか!?ww
これで今夜のメンバー紹介。
『バレエ101』
振付:エリック・ゴーティエ
音楽:イェンス・ペーター・アーベレ
ウラジーミル・シクリャローフ
続くこの作品も面白かった。
ウラジーミル・シクリャローフがナレーションの声に従って、
バレエの基本の5つのポジションから、さらにその先を要求されて
どんどん動きがおかしなものになっていくって演目。
甘~いマスクのシクリャローフが張り切ってました。
『水に流して』
振付:ベン・ファン・コーエンベルグ
音楽:エディット・ピアフ
サラ・ラム
黒い衣裳のサラ・ラムがエディット・ピアフの歌声にのせて
しなやかに踊ってました。
『ファイヤーブリーザー』
振付:カタジェナ・コジルスカ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
ダニエル・カマルゴ
これはダニエル・カマルゴのために振り付けられた作品だそうで、
彼の身体能力を十二分に引き出すような構成。
ローマの彫刻のような凄い肉体美でした。
(黒髪だし、リアルジョ―太郎やったらピッタリだろうなw)
『予言者』(世界初演)
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:テリー・ライリー
エドワード・ワトソン
今回のお目当て、エドワード・ワトソン!!
ワトソンがこの公演のためにマクレガーに委託したという作品。
ダニエル・カマルゴが『ファイヤーブリーザー』で若さあふれる
熱っぽく濃いパフォーマンスを魅せつけた直後、
同じ上半身裸でタイツのみのスタイルで40歳のワトソン、
そのストイックさにやられるわ~。体の柔軟性と表現力は別格。
『タンゴ』よりソロ
振付:ハンス・ファン・マーネン
音楽:アストル・ピアソラ
ウラジーミル・シクリャローフ
『バレエ101』とはイメージの違うシクリャローフのタンゴ。
なんでもこなせるね~。
『同じ大きさ?』
振付:ロマン・ノヴィツキ―
音楽:ハズマット・モディーン/ウェイド・シューマン/バハムート
ダニエル・カマルゴ、レオニード・サラファーノフ、ダニール・シムキン
3人の若者が他の2人を出し抜こうと奮闘する、これもコミカルな作品。
シムキンは相変わらずのこなれっぷり。
サラファーノとカマルゴは面白いイメージなかったけど、
みんな演技も上手いね~。
『マノン』より"第3幕のパ・ド・ドゥ"
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
サラ・ラム、エドワード・ワトソン
第1部唯一のクラシック。
ワトソンのクラシックを生で観るのは久々。
いきなり入り込んでるのはさすが!!
全幕を日本で踊ってくれないかなぁ。
- 第2部 -
東京バレエ団
『エチュード』
振付:ハラルド・ランダー
音楽:カール・チェルニー/クヌドーゲ・リーサゲル
(ゲスト)
エトワール:マリア・コチェトコワ
レオニード・サラファーノフ
ウラジーミル・シクリャローフ
ダニール・シムキン
白の舞踊手(ソリスト):沖香菜子 岸本夏未
東京バレエ団
第2部は東京バレエ団のプリンシパルを除いた若手が沢山出演。
女性陣は綺麗に揃ってるー。
ここの群舞は見応えあるんですよね~。
チェルニーの練習曲によってダンサーの訓練と進歩を描いた作品。
単純なバーレッスンからどんどん技とスピードがアップしていくんですが、
最後の方は舞台上をバレエの型を入れながら全力疾走。
大変そうでしたwww
ストーリーがあるわけじゃないんだけど、次々技が繰り出されて
見応えありました。
フィナーレ
振付:ロマン・ノヴィツキ―
音楽:ジョルジュ・ビゼー
全員
全体的にユーモラスな作品が多かった印象。
クラシカル作品より現代の振付家の作品を多用し、
これからの男性ダンサーの踊りを観せてくれた感じがしました。
この中でのワトソンはやはりシブい。
ウラジーミル・シクリャローフは顔写真に偽り有りだわw
メッチャイケメンだけどチャラい!!
観客に満面の笑顔と投げキス、目配せ怠らず、
風貌に似合ってるからステキに見えるけどね。
その隣でニコリともしないダニエル・カマルゴwwww
この対極はめっぽう面白い!!!
観客には微笑まないのにシクリャローフにはニコッとするカマルゴ。
去年観たシュツットガルトバレエ団でのロミオはすごく良かったのを覚えていますよ。
彼はシュツットガルトからオランダ国立バレエに移籍ですね。
日本にはなかなか来てくれないかもね~。
アリス(ミア・ワシコウスカ)が不在の不思議の国で事件が発生。
マッドハッター(ジョニー・デップ)の悲しい過去が、彼を窮地へ追いやる。
過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、
アリスは時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)と戦い、過去へと旅立つが……。
彼女を待ち受けるのは、秘められた真実とタイムとの戦い。
果たして、運命に逆らって過去を変え、マッドハッターを救うことができるのか?
さらには、チェシャ猫や赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)と
白の女王(アン・ハサウェイ)たちの驚くべき幼年期の秘密も明らかに……。
(Movie Walkerより)
IMAX3Dで観て来ました。
3D感満喫できて楽しかったです。
だけどこれ「不思議の国のアリス」が大好きな人にとってはダメかも~wもはや別物。
自分は「不思議の国のアリス」の世界観とか、キャラとかは好きだけど、
面白いかって聞かれりゃ、たいして面白くないと答える。
このセンスのイギリスジョークが分からんのか!!と言われそうだけど、
分からんかもww
本作はストーリーは元より、原作とは似ても似つかぬディズニー映画。
なので、綺麗な映像で十分楽しめた。
IMAX高いから、2Dにしようかと思ったけど、しなくてよかった。
キャラの掘り下げだの、映画を通して言いたい事だのどーでもよろし。
あ~面白かったですww
魔法国家ルシスは、神聖なクリスタルを狙うニフルハイム帝国と長きにわたり戦い続けてきた。
ニックス・ウリックらのいるルシス国王レギス直属の特殊部隊『王の剣』が魔法の力を使い、
侵攻するニフルハイム軍を何とか退けていたものの、ニフルハイムの戦力は強大だった。
レギスは、我が子・ノクティスとニフルハイム支配下にあるテネブラエ王女ルーナとの結婚、
そして首都インソムニア以外の領地の放棄をやむなく決断。
それぞれの思惑が交錯する中、ニックスは未来の王のために、
人知を超えた戦場に変したインソムニアで国の存亡をかけた戦いに向かう。
(Movie Walkerより)
観に行くのをかなり迷った。
2001年公開の『Final Fantasy』を観た時の気持ち悪さが…ww
あの時も映像は美しかった。
でも映画として面白くない上に「不気味の谷」オンパレード。
ゲーム画面ではOKでも映画館では…途中で帰りたくなった。
しかし今回の『キングスグレイブ』凄いですね。
フルCGなのに気持ち悪さが無い!!これが今のFFかぁ。
映像美はもちろんのこと、人物だけ見てると実写かと思えてくるくらいリアル。
時々CG臭はあるものの、ここまで完成されていれば文句はない。
ストーリーはFFのゲームをやってなくても大丈夫。
最初にざっと世界観説明が入るし、観てりゃわかるんだけど、
やっぱり映像の方に傾いててストーリーは弱いかな。
後半、裏切り者の正体が分かるんですが、その理由が分からない。
なんで裏切ったの?説明なし?
まあ、フルCGでの戦闘を観る映画でした。それが凄いんだけどw
でもオバサンにあの戦闘スピードは追い付けませーん。
何がどーなってんだ?と思ってるうちに進んでしまう。
それとニックスの綾野剛はいいとして、
ルナフレーナの忽那汐里がちょっとヘタだったなぁ。
あれじゃ王女様に感情移入できませんよぉ。
"未来の王のために"とたくさんの人が命を張って頑張ったのに、
最後に出てきた"未来の王"があれか!?
ゲームの方はその"未来の王"視点らしいから、続きはゲームでって事か。