beatitude

好きなことだらけさ…

今年も終わりです。

2018年12月30日 | 瑣末な日々

赤目のまま今年は終了ww
地味に掃除に勤しんでます~。
1月にジイさんが亡くなってるので、喪中です。
11月末には喪中はがきも出したので、
恒例のギリギリ年賀状作成もなし。
お正月飾りもなし。
ホントはおせちもなしなんだろうけど、
そこは、お客さんが来るわけでもないので、質素に食べますw

来年は真っ当な生活が目標w
夜ゲームして午前中寝てる生活に、このままではいかん!と。
年取って、それでなくても一日が短くなってるのに、
これじゃ洗濯しただけで夕方…。
作り物もしなくなってる。
ひきこもりと変わらない生活から人間らしい生活に戻す!!
と言ったら、娘が「去年も同じこと言ってたよー」
・・・・・・・。
ま、いいじゃないか!!

みなさん、よいお年をお迎えください。



日付も変わって

2018年12月26日 | 瑣末な日々

今年のクリスマスも終わりましたね。
24日は家族で「鶏、食べとけばいいんじゃね?」っぽく、
例年通り家で雑なクリスマスご飯を食べ終了w
25日はダンナも娘もそれぞれご予定がおありで、
一日ボッチを満喫してました。

いや、そんな事より、年末ってどうしてこう毎年病院いく羽目になるの!です。
ここ数年、暮れになると歯が痛くなって歯医者行ってましたが、
今年は長らく通って、やっと12月頭に
「そろそろこれでいいですね。
来年の2月になったらまた、1度診せに来てね。」で終わったはず。
なのに映画観ながらマドレーヌ食べてたら、
奥歯に被せてた銀が取れた…
歯に穴あいたまま年超すのはいやだなと再び歯医者へ。
「ああ、これ型取りして詰めなきゃだから来年だね。
1月の予約入れてください。」
歯は借り詰めして年越しになりました。

で、歯はまだいい。
今年は大きくなったバラの剪定をしてみた。
ようわからんけど、なんとなくスッキリさせようと
脚立に上がってバチバチ枝を切り落とす作業をしてる最中に、
枝が目に入った、それもグイっと勢いよく入った…。
ヤバっと思って速攻水道で目を洗った。
最初ボンヤリしてたけどすぐ見えるようになったから眼球は無事か。
しかし白目部分が真っ赤。次の日眼科に行きました。
それが1週間前。
2種類の目薬もらって赤みが引かなかったら年内にまた来てください、と言われ
目薬さしたら、目玉を剣山でさしたような激痛!
うずくまっちゃいましたww
まあ徐々に目薬さしても痛くなくなってきたけど、目は赤い。
ぼっちクリスマスの日に再び眼科へ。
「炎症はおこしてないけど、ずいぶん治りが遅いなぁ。
なるべく目を休ませるようにして28日にまた来てください。」と言われた。
ムムム、これは連日ゲームで目を酷使しているせいだ。
映画見てるか、マンガ読んでるか、ゲームしてるか。
(自分、中学生の頃と殆ど変わらないwww)
先生にはそんな事は言えない…。
明日もまた映画館行きたいなぁなんて思ってた。どうしようww



『くるみ割り人形と秘密の王国』

2018年12月19日 | 映画 洋画

クララ(マッケンジー・フォイ)は愛する母を亡くして以来、心を閉ざしていた。
クリスマス・イヴ、クララは鍵のかかった卵型の入れ物をもらう。
母の遺した「あなたに必要なものはすべてこの中にある」
という言葉の意味を知るために、クララは鍵を探し始める。
その晩、名付け親であるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)の
クリスマス・パーティーに行ったクララは、
彼からのプレゼントを受け取る糸をたどるゲームに参加すると、
いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れてしまう。
鍵を探すクララは、息を呑むほど美しくて幻想的な世界へ迷い込む。
それは、色とりどりの花と緑で覆われた“花の国”、
キャンディやマシュマロでできた“お菓子の国”、
雪と氷がクリスタルのように輝く“雪の国”、
そして謎の多い“第4の国”からなる秘密の王国だった。
そこでプリンセスと呼ばれて戸惑うクララだったが、
この世界を創り上げたのが亡き母であったことを知る。
しかし、第4の国を支配するマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)が反乱を起こし、
王国は存亡の危機に瀕していた。
母が愛した王国を救うため、
クララは心優しいくるみ割り人形のフィリップとともに、第4の国に旅立つ。
それは、この美しい世界に隠された真実を探す旅の始まりでもあった……。
(MovieWalkerより)

E・T・A・ホフマン原作の『くるみ割り人形とねずみの王様』の実写化ですが、

バレエ作品として知っている「くるみ割り人形」。
ディテールやアイテムは同じでも、ストーリーは別物ですね。
これはこれで楽しいディズニー映画でした。

1816年に世に出た「くるみ割り人形」は女性のクララは当然戦わない。
ナイト役のくるみ割り人形がオモチャの兵隊を率いてネズミの王さまを倒します。
小説の方ではクララが剣を人形に与える事になってるし、
バレエの方では人形がネズミにやられそうになった時、
クララがネズミに向けてスリッパを投げつけます。
(スリッパが出てこない舞台もあります)
どちらにしろ、くるみ割り人形はクララのおかげでネズミに勝利し、
呪いが解けた人形は王子様に変身。
王子はお礼にクララを夢の国へ招待します。

この映画に王子さまは出てこなかったーw
クララに付き従うキャプテン・フィリップがくるみ割り人形です。
映像は極彩色キラキラで良かったけど、
もう少しチャイコフスキー推しにして欲しかったかも~。
よく知られている曲は使っているものの、まあこんなもんかって感じww
バレエの第1幕、クリスマスツリーが大きくなるシーンというか、
クララが人形サイズに変わるところで使用してる曲が頻繁に登場。
花のワルツも多かったかな。
エンドロールは“世界最高峰のテノール歌手”と呼ばれる
アンドレア・ボチェッリの新曲なんだそうで、
"息子マッテオ・ボチェッリとのコラボレーションで描く
親子の普遍的な関係を歌った美しい楽曲"だったらしい。
自分はチャイコじゃないんだ、と思っただけでしたww
クララ役のマッケンジー・フォイはかわいかったです!!
ドレス姿もいいけど、軍隊長の恰好もかっこいいわ。

クララのお母さんが4つの国を見つけたお話として
キーラ・ナイトレイ扮するシュガー・プラムとクララが
一緒に観賞するシーンにバレエが登場します。
ここで踊ってるのがアメリカン・バレエ・シアターのプリンシパル
ミスティ・コープランド。
アフリカ系黒人女性では初のプリンシパル。
このシーンにはセルゲイ・ポルーニンも出てるんですが、
ほんのちょっとでした。
(ってか、殆ど気付かなかった。もったいない使い方だww)

元々ドイツのお話なのに、妙に黒人推し。
バレエダンサーもそうだし、
ドロッセルマイヤーはモーガン・フリーマンだし、
キャプテン・フィリップもジェイデン・フォーラ=ナイトっていう
新人俳優さんが黒人。人種差別はないよアピール?
ま、そんな事は気にせずにおとぎの国を楽しめればOKな映画でした。



『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

2018年12月17日 | 映画 洋画

ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、
シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者。
世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。
そんななか、イギリスにもどって来たニュートは、
捕らえられていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。
魔法界と人間界の支配を企むグリンデルバルドを追って、
ニュートは恩師ダンブルドア(ジュード・ロウ)やニュートの仲間、
魔法動物たちと共にパリへと向かう……。
(MovieWalkerより)


ファンタビ2ですね。2D字幕版で観賞。
冒頭シーンはジョニデ扮するグリンデルバルドが護送中に脱走する迫力シーン。
ジョニデ、ハマってましたね~。キャラの濃い役がお似合いですw

要はグリンデルバルドが万物の頂点に立って、
人間は家畜扱いにしたい。
そのために強大な力を秘めたクリーデンスを利用しようとしてる。
そんな争いごとに関わりたくないニュートだったんですが、
ダンブルドアにグリンデルバルド討伐を頼まれどんどん巻き込まれていく。
口の上手いグリンデルバルドに丸め込まれ、
暖かい愛を求めるクリーデンスはもちろん、
ニュートの仲間たちも次々術中に落ちていく。
ここでニュートは決心を固める。ってとこまででした。

しかし、長く感じたw
2時間14分、途中ちょっと飽きてきた。
出だしの脱走シーンもそうだし、魔法動物がメインの場面も
2Dでも迫力あったので、3Dだと飽きずに観られたかな?
サブキャラエピソードを丹念に追っていくので、
メインストーリーがたいして進まない。
その小ネタがメインストーリーに絡んでくるのは分かるんだけど、ちとダルいw

魔法モノ好きだし、
エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー大好きなので
次も観ます。



『マチルダ 禁断の恋』

2018年12月16日 | 映画 洋画

1800年代末のロシア・サンクトペテルブルク。
皇位継承者であるニコライ2世(ラース・アイディンガー)は、
世界的に有名なバレリーナのマチルダ(ハリナ・オルシャンスカ)をひと目見た瞬間に恋に落ちる。
燃え上がる二人の恋は、ロシア国内で賛否両論を巻きおこし、
国を揺るがすほどの一大ロマンスとなる。
父の死、王位継承、政略結婚、外国勢力の隆盛……。
やがて、滅びゆくロシア帝国と共に、二人の情熱的な恋は引き裂かれようとしていた。
(MovieWalkerより)


本国ロシアではセンセーショナルな映画として
たいへんな事になってしまったようで。
正教会の聖人のスキャンダラスな部分を映画にするのは、けしからんらしい。

しかしニコライ2世も玉座を捨てていれば、一家虐殺には遭わなかっただろうに。
帝王学を学び、皇帝になるものと育った身には
一介のバレリーナとトンズラするのは無理だろうなぁw
アリックスと結婚して皇帝になっちゃったから、
皇女アナスタシア伝説も生まれちゃったんだもんね。
そこそこ優柔不断ぽい感じのニコライ皇太子も
皇帝になると自覚が芽生えたのか、変化して見えました。

マチルダ役のハリナ・オルシャンスカ、
どんな男性も魅了するバレリーナとして熱演。
舞台上でポロリされたら、そりゃイチコロだわw。
彼女がいたのがマリインスキー・バレエ団。
映画のバレエシーンはロシアのペルミバレエ団が担当してるそうで、
マチルダのダンスシーンもペルミのダンサーがスタントしてるそうです。
音楽監督はマリインスキー劇場芸術監督兼総裁ゲルギエフ。

華やかなマリインスキー劇場やボリジョイ劇場。

そしてなんとも絢爛豪華なエカテリーナ宮殿、黄金に輝いてました。
その中で繰り広げられる皇太子の恋。

映画の最後にマチルダは99歳まで生きたとクレジットされてました。




『彼が愛したケーキ職人』

2018年12月15日 | 映画 洋画

ベルリンのカフェで働くケーキ職人のトーマス(ティム・カルクオフ)は、
イスラエルから出張でやって来るなじみ客の
オーレン(ロイ・ミラー)と恋人関係になっていく。
オーレンには妻子がいたが、仕事でベルリンに滞在する間はふたりで愛し合っていた。
ある日、「また一カ月後に」と言って
エルサレムへ帰っていったオーレンから連絡が途絶える。
オーレンは交通事故で亡くなったのだ。
エルサレムで夫の死亡手続きをした妻のアナト(サラ・アドラー)は、
休業したカフェを再開し、
女手ひとつで息子を育てる多忙な日々を過ごしていた。
そんななか、トーマスが客としてやって来て、
職を探しているという彼を雇うことに。
やがて、ふたりは距離を縮めていく……。
(MovieWalkerより)


恋人を喪った男と夫を亡くした妻の喪失感が根底に
ずーっと流れている映画でした。
ある意味恋愛映画なんだけど、国、宗教、文化、セクシャリティが絡む
今まであまり観たことがない感じです。
オーレンが存在しなくなった世界で
トーマスもアナトも生きていかなければならない。
どちらも切ないです。
それぞれがそれぞれの思いで、寄り添おうとしている。
でも、事実を知ったアナトは…。

はっきりとした結末は出していないと思うんだけど、どうかな?
この先一歩踏み出すのか、そこまでは出来ないのか。

トーマス役のティム・カルクオフはまだ無名の俳優さんだとか。
彼のふっくりした体型と小麦粉をこねる手つきがなんともいいです。



英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19 ロイヤル・バレエ「うたかたの恋」

2018年12月12日 | バレエ

マリインスキーを観に行った前日、
ロイヤルのマイヤリング映画館上行ってました。

<あらすじ>
オーストリア=ハンガリー帝国皇太子ルドルフと、
ベルギーのステファニー王女との結婚を祝う舞踏会が華々しく開かれるが、
ルドルフは新妻ではなく、その妹に魅かれたそぶりを見せる。
宴の後、ルドルフは元愛人のラリッシュ伯爵夫人に、
ヴェッツェラ男爵夫人とその娘、マリーを紹介される。
そこへ割り込んできたルドルフの友人の高官たちが、
ハンガリーの分離独立運動について囁く。
ルドルフは政略結婚した妻ステファニーを愛しておらず、
母、皇后エリザベートに同情を引いてもらおうとするが拒絶される。
初夜のベッドでルドルフは新妻を拳銃と骸骨で脅す。

妻を伴って居酒屋に気晴らしに出かけたルドルフは、
なじみの高級娼婦ミッツィ・カスパーに心中を持ちかけるが拒絶される。
追い込まれたルドルフは、マリーに心中を持ちかけたところ、
愛と死の甘い幻想に魅せられたマリーは同意する。
マイヤーリンクの狩猟小屋で最後に激しく愛を交わした二人は、
破滅へと突き進んでいく。
(公式サイトより)


マックレーのルドルフです。
怪我をしたマックレーの舞台復帰の映像だそうです。
復帰演目にしては過酷なのを選んだものだ。
これが踊れるなら完璧だろう。
相手役はサラ・ラム。

サラ・ラムのマリーってなんとなく合わないような気がして、
どうかなぁと思ってたんだけど、抜群だった!
期待したマックレーよりもそっちに目がいった。
怪我明けとはいえさすがのマックレー。
何人もの女性との超絶技巧満載パ・ド・ドゥも
苦悩するルドルフ演技も完璧でしたが、なんか好みじゃなかったw
求める愛も得られず、女と薬に逃げた皇太子というより、
人生に疲れたお年寄り?に見えちゃったぁ。
だけど、お年寄りはあんなに動けないww
彼はやはり明るい役の方が好きかな。
ルドルフはワトソンがいいな。

それよりもサラ・ラムが良かったー。

ルドルフに陶酔し、死をもいとわぬ少女を体現。
2010年公演のワトソンがルドルフの時はラリッシュ伯爵夫人役だったけど、
あんまり印象にないんだな。マリーは素晴らしかった。
愛、狂気、麻薬、策略
ハプスブルク家の「マイヤーリング事件」は重い題材。
観るとグッタリしちゃうけどねw

今回は夏に「ロイヤル・エレガンスの夕べ2018」を率いてた
ラウラ・モレーラがラリッシュ伯爵夫人でした。
策士な感じがピッタリでした。

〈キャスト〉
ルドルフ(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)
スティーヴン・マックレー

男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ(ルドルフの愛人)
サラ・ラム

ステファニー王女(ルドルフの妻)
ミーガン・グレース・ヒンキス

オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ(ルドルフの父)
ギャリー・エイヴィス

エリザベート皇后(ルドルフの母)
クリステン・マクナリー

伯爵夫人マリー・ラリッシュ(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)
ラウラ・モレーラ

男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ(マリー・ヴェッツェラの母)
エリザベス・マクゴリアン

ブラットフィッシュ(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)
ジェームズ・ヘイ

ゾフィー大公妃(フランツ・ヨーゼフの母)
ウルスラ・ハジェリ
ミッツィ・カスパー(ルドルフの馴染みの高級娼婦)
マヤラ・マグリ

ベイミードルトン大佐(エリザベートの愛人)
ニーアマイア・キッシュ

四人のハンガリー高官(ルドルフの友人)
マルセリーノ・サンベリース・クラーク
トーマス・モックカルヴィン・リチャードソン

ルイーズ公女(ステファニーの妹)
アナ・ルイーズ・オサリヴァン

ラリッシュ伯爵
トーマス・ホワイトヘッド

カタリーナ・シュラット(独唱)
キャサリン・カービー




マリインスキー・バレエ 来日公演2018『白鳥の湖《全3幕》』

2018年12月11日 | バレエ

2018年12月9日(日) 開演14:00 東京文化会館大ホール

日曜にマリインスキー・バレエ最終日、観てきました。
今回は「ドン・キ」と「ガラ」と「白鳥」だったんですが、
シクリャリョーフだけ観たいなと思って「白鳥」のみ。

当初予定だったアナスタシア・マトヴィエンコが来れなくなり、
ヴィクトリア・テリョーシキナに変更になってちょっとがっかりしてた。
踊りがどうなのかは分からないけど、お顔が好みじゃなかったんだよなーw

チラシの写真です。
ところが、他の公演観た方々からすごくいいと評判聞いて、
そんなにいいのか?
韓国出身のキミン・キムもやたらいいとの評判。
WOWOWのバレエ プルミエールで紹介してたなぁ。

で、舞台上のテリョーシキナはもの凄く良かった!!
ゆったりとたおやかに余裕で白鳥踊ってた。
そして、気持ちいいくらい音楽とピッタリ合わせて踊ってる。
まるで、指先から音を奏でているように見える。
こうなるとお顔なんか関係ない!
芸術性にほれぼれするわ。

今回のオケはゲルギエフが総裁やってる
マリインスキー歌劇場管弦楽団も一緒に来日してるので、
マリインスキーのダンサーに合わせるのは慣れているんだろうし、
なにより音が凄かったwメチャメチャ盛り上がるオケだった~。

シクリャリョーフはもちろんキラキラでした~。

こちらもチラシの写真。
ジャンプ高っ!滞空時間長っ!
技が決まるとニコッとする~カワイイ!!
昔ながらのロシアバレエでキメ場面の直後、ご挨拶が入る。
普段はこれ、ストーリーの流れをぶった切る感じがして好きじゃないんだけど、
シクリャリョーフがニッコリご挨拶するもんだから
まさに王道の「白鳥の湖」観てるぞっ!!って気分w

マリインスキーは、やはり層の厚みがハンパないね~。
大きい白鳥3人いたし、別に2羽の白鳥もいる。
男性ダンサーもシュッとした感じの人が揃ってるし、さすがでございます。
この白鳥は3幕、ジークフリート王子がロットバルトの羽をもぎ取って勝利する
ハッピーエンドヴァージョン。
場面の解釈も見慣れたものとちょっと違ってて、けっこう納得する運び。
いや~素敵だったわ。
女性ダンサーの衣裳も可愛いかった。
ガラ公演も観ればよかったかなぁ。
シクリャリョーフの白鳥BD出ないかなぁ。


〈主なキャスト〉
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ(1895年)
改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ(1950年)
台本:ウラジーミル・ベーギチェフワシーリー・ゲーリツェル
舞台装置デザイン:イーゴリ・イワノフ
衣裳デザイン:ガリーナ・ソロヴィヨーワ
指揮:ガヴリエル・ハイネ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団

オデット/オディール:ヴィクトリア・テリョーシキナ
 ジークフリート王子:ウラジーミル・シクリャローフ
  王妃 (王子の母):イリーナ・プロコフィエワ
      王子の家庭教師:ワシーリー・シチェルバコフ
                     道化:ウラディスラフ・シュマコフ 
悪魔ロットバルト:アンドレイ・エルマコフ 
王子の友人たち:マリア・ホーレワ    
        レナータ・シャキロワ
         フィリップ・スチョーピン
  小さい白鳥:タマーラ・ギマディエワ
           アナスタシア・アサベン
             スヴェトラーナ・イワーノワ
             スヴェトラーナ・ルースキフ
        大きい白鳥:マリア・イリューシュキナ
               ユリアナ・チェレシケヴィチ
           ズラータ・ヤリニチ
               エカテリーナ・イワンニコワ
2羽の白鳥:ヤナ・セーリナ      
       レナータ・シャキロワ
   スペインの踊り:アナスタシア・ヤロメンコ
          アレクサンドラ・ポポワ
                 アレクサンドル・ベロボロドフ
            アンドレイ・ソロヴィヨフ
    ナポリの踊り:タマーラ・ギマディエワ
                 ヴャチェスラフ・グネーシク
  ハンガリーの踊り:アリーナ・クラソフスカヤ
       ロマン・マリシェフ
                    マズルカ:クセーニャ・ドゥブローヴィナ
     オリガ・ベリク
             ユリア・コブツァール
             マリア・シェヴャコワ
                アルチョム・ケラーマン
                   ドミトリー・プィハチョフ
                      エフゲニー・ジェリャービン
           マキシム・ペトロフ



『ハード・コア』

2018年12月08日 | 映画 邦画

現代日本。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田孝之)は
あまりにも純粋で、曲がったことが大嫌い。
間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、
仕事も居場所も失って来た。
そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。
共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人だ。
2人を見守るのは、右近の弟・権藤左近(佐藤健)。
一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。
そんな彼らの前にある日、謎の古びたロボット“ロボオ”が現れ、
人生を一変させる一大事が巻き起こる……。
(MovieWalkerより)


主演がこの3人じゃなかったら、たぶん観なかったw
原作コミックは未読。
山田くんと山下監督なので、「あ~赤羽かぁ」な気分で行ったけど、
赤羽よりは面白かった。
ホントにこの2人が嬉々として作りそうな映画だったw

ハイテクなはずなのにローテク感たっぷりのロボオ。
その風体にその声は似合わんw
声だけ妙にスマートだわ。
佐藤健~、大人になったなぁ、いつまでも高校生やってられねぇよなぁ。
なんて思いながら観ちゃいました。
「兄貴、その女はヤメロ。」発言が大人っぽ~。
良々のキモさは折紙付きなので、言うことなしw

サイト読んでて、「完」の後の映像は原作には無いものなのかな?
観てて、あれはいるのか?とちょっと疑問。
空に散っておしまいの方がカッコ良かったかも~。
最初から場末感ハンパないから、あのぬるい終わりの方が合ってるのか?
それにしても松たか子はなんで出演した?



『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』

2018年12月06日 | 映画 洋画

日露戦争が勃発した1904年の満州。
軍医として戦地に赴いたセルゲイ・カレーニン(キリール・グレベンシチコフ)は、
患者として運ばれてきたアレクセイ・ヴロンスキー(マクシム・マトヴェーエフ)と出会う。
この男こそ、幼い自分と父から母を奪い、さらには母が自ら命を絶つ原因となった人物だった。
一時は殺意を抱くほど憎んだ相手だが、年齢を重ねた今、母の真実を知りたいと願うセルゲイ。
その問いに答え、ヴロンスキーは彼にとっての真実を語り始める。
1872年の冬。母親を迎えるためにモスクワ駅を訪れたヴロンスキーは、
政府高官アレクセイ・カレーニンの妻
アンナ・カレーニナ(エリザヴェータ・ボヤルスカヤ)と出会う。
後日、舞踏会で再会したアンナとヴロンスキーは、急速に親密になってゆく。
2人の関係はたちまち世間の噂となり、アンナの夫カレーニン伯爵の耳にも届く。
やがて、夫からヴロンスキーとの関係を問い詰められたアンナは、彼に対する愛を告白。
さらに、アンナはヴロンスキーとの子を身籠っていた。
だが、世間体を気にするカレーニン伯爵は離婚を認めなかった。
そんなアンナの周りからは次々と友人たちが去り、
ヴロンスキーと暮らすことのできないアンナには、嫉妬や猜疑心が芽生え始める。
紆余曲折を経てヴロンスキーの子を出産したアンナは、ついにカレーニン伯爵と離婚。
だが、夫が手放さなかった息子セルゲイ(マカール・ミハルキン)とは別れることに。
娘のアーニャが生まれながらも、セルゲイと会えないことに苛立つアンナは、
密かにセルゲイの誕生日にカレーニン伯爵の屋敷を訪問。
再会した息子に、善良で立派な父を愛するよう泣きながら訴える。
その一方で、罪悪感に苛まれたアンナは、
ヴロンスキーとの間に生まれたアーニャを愛することができずにいた。
ヴロンスキーは、そんなアンナを持て余しながらも、
社交界から距離を置き、家族で田舎へ移る計画を立てるが……。
(MovieWalkerより)


先週観に行った映画です。
タイトルやあらすじにもあるように、ヴロンスキーが過去を振り返る形で、
アンナの息子であるセルゲイにアンナとの出来事を語る体裁をとった作品。
なので、ストーリーはあくまでトルストイの「アンナ・カレーニナ」なんですが、
人物のキャラ設定がヴロンスキーから見た人たちってことです。

ヴロンスキーにとっては過去の恋話なんかじゃなく、
生涯唯一の恋人って口ぶりだったけど、
アンナの描写はそんなぁな感じ。
あれじゃあ、罪悪感を抱えながら、ひとり猜疑心にむしばまれ、
平常心を保てなくなり自殺って事ですかね。
まあ、そうなんだけど、そうなってしまったのには
ヴロンスキーにも責任があるわけで。
アンナが社交界からも締め出され、不安でたまらない日々を過ごしている時、
ヴロンスキーだけは社交界への道を閉ざされる事もなく、
領地の経営に夢中になっていたという部分は無かったな。
夫があると知りながら夫人を追いかけまわした上、離婚が成立する前に子供までできて、
社会的に不品行とそしられたのは女性だけ。
ヴロンスキーだって十分罪だろう。

最初にヴロンスキーに対して「あなたの真実を話して」と言ったセルゲイ。
あれがヴロンスキーの真実なのかぁ。
時代の雰囲気と重厚感はしっかり味わえました。
アンナ役のエリザヴェータ・ボヤルスカヤ、
予告の時からフィギュアスケートのメドヴェージェワに似てるなぁと思って観てましたw