3年は待てる小説、ついに読むことができました!
読後感は確かに爽やかですが、丕緒の心中を思うと涙が流れました。
王の言葉にどんなにか救われたことでしょう。
これまでの慶国の状態や数々の仕来たりを、
この時点での王(陽子)はまだ理解してはいなかったであろうはず、
余計な情報が入ってないからこその、飾り気のない素直な感想。
――この国は駄目だ。
その考えに絡め取られていた丕緒は新王の言葉で羅氏としての己を取り戻し、
国の未来へも思いを馳せる事が出来るようになったと。
また、陽子の事を思うと、これから始まる
慶国の常識とやらに押しつぶされそうになる日々。
まわりが何を言おうが自身の信ずる王になると決めるまでの長い道のり。
その苦しい日々の中で自分のために行われた大射を
その美しい陶鵲を思い出す事があったであろうと。
小野先生、次の十二国記はいつ読めますか?
体調が復活した下の娘と観て来ました。
ストーリーはTVシリーズからビミョーにパラレルになってます。
シェリルがマクロス・フロンティアにくる何年か前が分岐点だそうです。
それより何より、あのCGメカ戦闘映像は劇場で観るべきですね
おばさんの動体視力は全く追い付いてませんでした
『超時空要塞マクロス』から25年だそうで、
リン・ミンメイをせっせと見ていたときから四半世紀・・・
戦闘ロボモノなのに歌メインのマクロスに夢中になったものです。
その後の続編はイマイチ入り込めず、ちゃんと見ていませんが、
「『マクロスF』は戦闘シーンがハンパないから見てごらん」と言われ、
戦闘CGもここまで来たか!と感動しましたよ。
その劇場版はさらに磨きがかかり、パンフにあるように
「超密度のテクスチャ、超高速のモーション、超ダイナミックな視点移動、
超一級のビジュアルは必ずや観る者を圧倒するはず」――されました。
DVD出たらスロー再生して見たいです。
それにしてもマクロスシリーズはヒロインが歌う歌が戦闘にどう作用しているのか
今一つハッキリわからない・・・ミンメイの歌がゼントラーディ人の「文化の記憶」を
呼び覚ますとか、シェリルの歌が人類の希望とか、
ランカの歌がバジュラを引き寄せるというのはわかるんですけど、
彼女らの歌はそれだけではないでしょ、
と思い読んだパンフの中の監督の言葉でやや納得。
アニメーションでエンターテインメント性を突き詰めようと思った。
歌、セリフ、SE、映像が全部ミックスされたとき、
一種の感覚洪水が起きるように試みている。
どこになにが転がっているかわからないジャングルのような作品にしようと心がけた。
整合性が求められる傾向がある今の時代に、それとは逆方向のベクトル。
歌は何?の直接の答えは得られなかったものの、頭だけで見ちゃダメということらしい。
インタビューの中で
「ライブを見に来る感覚で来てくれたほうが楽しいですよ。
サイリウム持ち込みOK、歌ってOK、みたいな上映会を一度やってみたいんです。
歌詞からセリフまで字幕つきで、戦闘シーンが始まったらみんなで「キャーッ!」とか
「行くぜ―!」って叫ぶとかね。歌のシーンになったら突然カラオケで、
誰かが歌わないと進まないとか、コーラスパートになると協力が必要になるとか(笑)
そんなデカルチャーなことをしてみたいですね。」
確かにこれが実現したらかなり入り込めるんじゃないかと思わせる映画でした。
ひとつ難を言えばCG、メカ、戦闘シーンは超一級なんですが
主要人物の作画崩壊激し過ぎ・・・
ランカはまあマシとしてアルトとシェリルは悲し過ぎです
それを除けば監督の狙い通りエンタメ性抜群の仕上がりです。
新曲満載でシェリルのステージ、ランカのCMソング集には恐れ入りました。
マクロス踏襲の三角関係も全開。ブレラのイケメン度もアップ
オズマがランカたちを助けようとVF-25Sで立ちはだかり
アーマードパックでぶっ放すシーンは“THE 板野サーカス”
ゾクゾクしましたぁ
前売りまで買ってあった映画、やっと行ってきました。
思った通り、バレエのドキュメンタリーというより
パリ・オペを職場としている方々の映画ですね。
観客を呼べるエトワールのニコラ、マチュー、マルティネスらは
ほんのちょっと、サラっとしか出てきません。
ルグリに至っては取って付けたように
「パキータ」の2幕グラン・パ・ドドゥで1度登場するだけです。
大勢の団員達の練習風景といろんな振付家たちがメインです。
作品は「ジェニュス」「くるみ割り人形」「メディアの夢」「パキータ」
「ロミオとジュリエット」「ベルナルダの家」「オルフェオとエウリディーチェ」
中でも「メディアの夢」の幾つかのリハーサルから舞台の抜粋までを
丁寧に追っていました。でもこの作品、古典じゃないし、知らないので
観ていてよくわからない。それでも最後まで観ていると
振付られているダンサーが、最初の頃は動きの意味がつかめず、
言われるままに動いていたのが、衣装をつけて踊る段階になると
自分なりの解釈が出来ているように見えました。
とはいえ、終盤の子殺しのシーンはリハではわからなかった生々しい表現で、
ちょっとこれは観てみたいとは思えませんでした。
マッツ・エックの「ベルナルダの家」はこれは何なんだ!でした。
みんな黒い衣装だし、ダンサー叫んでるし、かなり興味を引きました。
他は芸監やスタッフの多忙さ、建物の荘厳さ、そこから見えるパリの風景。
パリ・オペラ座の地下にはちゃんと水が流れていて
ああ、オペラ座の怪人の住処だぁ、と。
いつもより睡眠取って行ったにもかかわらず、時々意識が遠のきました。
すごくいい映画だったとは言えませんが、
映像に残ったダンサーたちが、ああ、こんなだったんだと楽しめるかも。
下の娘の腎臓騒ぎが収まったら、今度はお義母さま!
腸検査に引っ掛かり、病院へ。
再検査してからポリープ取るのかと思っていたら、行ったらいきなり取った!!
本人も軽い気持ちで行ったら入院で、さぞくたびれた事でしょう。
明日、退院してきます。
取ったポリープは6個。悪性でなければいいけど。
みんなが心配してる中、酔っ払いオヤジだけは午前様・・・2時に帰ってきやがった。
まったく、あんたのオフクロだろうが
娘が40度だって言ったって午前様だったひとだよ。
10針縫っても止めない酒・・・アル中かぁ。
図書館から連絡がきて、2008/3 yomyomがやっと手元に
これでやっと『十二国記 丕緒の鳥』が読める
BOOK OFで『竹光侍 5』も見つけた
わーい手に入った。
好きなもの読むのも健康であればこそだ。
みなさん体は大事にね。
Bunkamuraル・シネマで観る映画は、結構期待して行くんですが
最近あらら~!?と思う事が多いです。
今回もそんな感じかな
19世紀半ば、イタリア統一前夜のシチリア――
激動の時代を生き抜く寧門貴族(ウゼダ家)の栄華と悲哀を綴る華麗なる抒情詩
イタリア・アカデミー賞 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 4部門受賞と
いう事ですが、観ていて美しくないかなぁ。
カワイイのは妹のテレーザぐらいであとは・・・
だいたい当主のジャコモの頭に腫瘍が出来て、
それを神頼みで治そうとするあたりから引きました。医者呼べよ。
好みの貴族コスチュームモノでしたが、全体に埃っぽいというかドン臭いというか
ヴィスコンティには遠く及ばない。
本当はこの『副王家~』の原作が元で『山猫』が誕生したらしいですが
映画作品としてはやはり『山猫』、アラン・ドロンの美しさは絶品でしょう。
上映時間2時間6分でしたが、ちょっと長く感じたかな。
あっ、眠くはなりませんでした。
今日はお姉の予備校の保護者会に行ってきました。
さすがに前回に比べ参加保護者多数!
あと10日で11月も終わりですもんね。
そろそろ本気で受験生の母をやらねば・・・
願書を集めて(まだ何もやってない)出願開始日と締切日のチェック、
入試日の確認、勝ち取った場合の手続き締切日のチェック、入学金の確認・・・
願書に貼る写真も撮らなきゃだ。
やる事いっぱいあるなぁ。
大学情報調べるつもりでネットあけるのに
ついつい、アニメ、コミック、ハンドメイド、バレエ関係のページばかり見て時間が経ち
やめてから、しまった!何も調べてないの繰り返し・・・
おまけに大学受験のシステムがいまいち解ってないかもぉ。
なにせ、共通一次も経験のない世代。
私立はセンター試験の前に願書を出す学校があると言われ
へぇ~、じゃないよね。
中学受験とは違い本人任せとはいえ、真面目にやんなきゃ
中断してたカルトナージュ、ふたを作って完成しました
台紙にキルト用わたを貼りつけて余分な部分をハサミで切り落とします
家に薄いわたしかなかったので3枚重ねました
布を貼りますが、角は45度になるように折りしろをはがします
この時台紙も一緒にはがれてしまうが気にしないと本にありましたが
ゲロっとむけて焦りました
余分な布を切りお落とします、だんだん不安になってきました
角の布は指で押さえて折りこみ、きれいに処理するって出来ない
やり直してると、どんどんボッサになってくる
ここに素人くささが・・・
内側になる台紙に布を貼ります
ここも角は45度になるように切ってから貼りますが
台紙の厚み2㎜分、角先端から離して切ります
この角も、むむむっです。なかなかきれいに処理できない・・・
無理やりボンド塗って指で押さえて貼り合わせましたが
ボサボサ感が・・・
これ以上いじると最悪な状態になりそうだったので
最初の作品だとあきらめて完成としました
箱の上部にリボンを貼りつけるとこんな感じです
角の処理がきれいに出来るように研究しなければ!
ギリギリに切り落とさないで、折りたたむようにすればいいのかなぁ
でも、そうすると厚みが出てしまうんだよなぁ
手慣れるしかないのか!
ここさえきれいに仕上がれば、なかなかの箱ができあがるというものです
売ってる箱を見て来た方がいいかも・・・
前もって夕飯を作ってから夕方5時に病院に入り、
夜の9時に帰ってくる日々はやはり疲れる
明日は点滴無し、あさってまた行ってきます。
ガンバロー。
ずーっと病院にいるため、本が読める。
『小説 東のエデン』 神山健治 著 ダ・ヴィンチブックス
プロダクションI.Gのアニメ作品を神山監督が自らノベライズしたものです。
内容は放送したものと殆ど同じで
「アニメでは描かれなかったオリジナル・エピソードも豊富に収録」らしいですが
読んだ印象はアニメでは描ききれなかった詳しいエピソードって感じですか。
第十一章までは同じタイトルが付いていて最後に終章が5ページあります。
実はまだ読み終わってなくて、「第八章 失われた道程をさがして」
滝沢が板津のアパートに押し掛けて話をするところまでです。
最後の終章はひょっとして劇場版に繋がっているのかなぁと読むのが楽しみ。
文章は引き込まれる魅力的なものではなく、絵コンテを文章で読んでるような
感じでしたが、ブラックスワンあたりから読んでても面白くなってきました。
11月28日からの「劇場版ⅠThe King of Eden」
1月9日からの「劇場版 II Paradise Lost」
2作品とも下の娘と行くつもりで前売り買ってあります。
早く元気になあれ!