漢字検定 5*しんにょう

2021-09-08 | 漢字検定
 「近」「道」「通」など、小学校で習う漢字にもたびたび登場する「しんにょう」

ぐにゃぐにゃした形は、特にお習字の時間など字が上手な子と苦手な子を分けたものです。

私の小学校では「しんにゅう」と教わった記憶がありますが、一般的には「しんにょう」と呼び、

他に「延」の「えんにょう」や「麺」の「ばくにょう」もあるため、「しんにょう」に頭を切り替えました。

 さて、この「しんにょう」には「一点しんにょう(例:進)」と「二点しんにょう(例:遜)」があります。

明治政府は中国で使われていた「二点」を取り入れましたが、戦後には漢字の一部が簡略化され、

現在の常用漢字では「一点」に統一されています。

漢字検定の10級から2級までは常用漢字から出題されますので「一点」と覚えればよいはずですが、

謙遜のと遡上のは「二点」が標準で、「一点」は「許容字体」とされているのが謎です。

あ、このも2級にお目見えする「二点しんにょう」です。

 「点」で思い出しましたが、の部首って、真ん中のなんですよ。

たしかに点が有るのと無いのとでは意味が変わってしまう存在感
そんな発見を楽しみながら、あと一月余り頑張ります


     
     ちょっとコーヒーブレイク(銀座パウリスタ)


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