秘書にゃんこ*都電に乗って村上春樹ライブラリーへ

2022-11-07 | おでかけ
 かつては都内を網羅していた路面電車も地下鉄の発達と共に徐々に衰退し、

昭和40年代の終わりに荒川線を残して全路線が廃止されました。

飛鳥山など桜の名所を通るため、5年ほど前に「東京さくらトラム」という愛称が決まったものの、

慣れ親しんだ「都電荒川線」という呼び名の方が一般的なように思います。



駅に階段がなく乗り降りに段差がないため、お年寄りの足として大活躍。
終点「早稲田」で下車



早稲田大学大隈記念講堂 昭和2年竣工 重要文化財



早稲田大学国際文学館(愛称 村上春樹ライブラリー)令和3年竣工 設計 隈研吾


 こちらはむしろ愛称の方が広く知れ渡っていて、昨秋のオープン当初は予約が取れなかったとか。

予約枠は1回30名で1時間半見学できますが、この回のほぼ全員が女性だったのには少々驚きました。


階段本棚



階段本棚の小さな人たちは『1Q84』のリトルピープル? それともテレビを運ぶ『TVピープル』?



『羊をめぐる冒険』で村上春樹さんが描いたイラスト



学生さんが運営するカフェ「橙子猫」(Orange Cat)
飼っていた猫のピーターがオレンジキャットという種類だったことから村上春樹さんが命名
お昼時で忙しそうでしたが、皆さん感じよく丁寧で、美味しくいただきました
季節野菜のドライカレーは栗原はるみさんがレシピを提供
小説にたびたび登場するドーナッツも注文


 村上春樹さんが自らの原稿や資料を多数寄託・寄贈したライブラリー。

愛読者には、あの世界に浸れる貴重な時間と空間でした


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