紫式部を訪ねて その1*京都 蘆山寺 梨木神社 平安神宮

2024-03-25 | おでかけ
 今年度の仕事を終え、新学期が始まるまでの春休みを利用して、関西方面へと旅に出ました。

計画を立てるとき、「修学旅行をなぞる」「レトロ喫茶」などテーマを設定することが多いのですが、

今回は時流に乗ったといいますか、単なるミーハーといいますか、「紫式部を訪ねる旅」に決めました。

恥ずかしながら、『源氏物語』も「紫式部」も学校で教わった程度の知識しか持ち合わせていないものの、

学生時代と違って試験が待ち構えているわけではありませんので、大人になったからこその気楽な旅です。



新幹線が発車するなりおやつを開くのは毎度のこと。
これね、期間限定なのかあまり見かけないのですが、美味しいんです
道明寺の桜餅がお好きな方には ですよ。




蘆山寺(ろざんじ) 
京都御所の東に位置し、紫式部が人生の大半を過ごし、『源氏物語』を執筆した邸宅址。




源氏庭 
6月から9月末まで、紫色の桔梗が静かに花開くそうです。




「京の冬の旅 非公開文化財 特別公開」が、実に37年ぶりに行われ、
幸いにも私が訪れた日は最終日とあり、与謝野晶子自筆の「源氏物語礼賛」を特別拝観。
御朱印は通常の2倍サイズで見開きの「若紫」


ちなみに「若紫」とは、光源氏にとって父の妻であり憧れの女性である「藤壺」の姪。

どうりで美しい義母 藤壺と面差しが似ているはずで、18歳の光源氏は年端もゆかぬ美少女に心を奪われ、

やがて妻の一人である「紫の上」となる、『源氏物語』の主要な登場人物です。




梨木神社(なしのきじんじゃ)
蘆山寺の西隣。
「空蝉(うつせみ)」や「花散里(はなちるさと)」が住んでいたとされるのは、
この辺りだったのではと伝えられています。




今年限定、数量限定の御朱印 2種「空蝉」「花散里」




京都三名水のひとつ「染井(そめい)の御神水」
梨木神社の授与所で空のペットボトルを買い求め、手水舎の蛇口から汲みます。


遅ればせながら今年の初詣となった蘆山寺と梨木神社を拝観し、お次は平安神宮へ。

そのうちバスに乗ればいいと思いながら歩くうちに、到着してしまいました。

札幌育ちの私にとって、同じく碁盤の目のような京都の町はとても歩きやすいんです



平安神宮
幕末の戦乱で荒廃した京都の復興の象徴として、1895年の平安遷都千百年祭に建立。




平安神宮は紫式部の時代にはありませんでしたが、平安京を再現した佇まいは、
大河ドラマ「光る君へ」の撮影に相応しいロケ地だったようです




平安神宮から程近い「岡北」で「京の彩りうどん」
北風ビュービューの一日でしたので、とろみのある温かいおうどんに、寒さも疲れも癒されました



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