秘書にゃんこ*新大久保 コリアタウン

2014-04-12 | おでかけ
 秘書クラブ関東支部主催の「ビジネスマナー指導講座 ~新入社員・若手の育成の為に~」に出席しました。

指導者向け講座のためか、ご参加の皆様はそれなりのお立場とお見受けする方が多く、

なんと、準1級の時の面接官や、1級の際に「ABC商事の中村様」を担当していらした方のお姿も

 能力開発の難易度として、指導するにあたり易しい順から、

知識 ⇒ スキル ⇒ 社会性・態度 ⇒ 価値観・欲求 ⇒ 性格  と、教えていただきました。

たしかに、飲み込みが早く物覚えも良い若手スタッフは、知識やスキルをどんどん習得しますが、

これまでの人生で身につけて来た部分に関しては、指導者として難しさを感じることもあるものです。

講座では「自己理解と他者理解」として、まずは指導者自身が自分を知ることを学びました。



実務技能検定協会のラインナップ


 さて、外に出るとまだ夕刻。

おや? ここ高田馬場は、新大久保のお隣ではありませんか。

散歩がてら山手線には乗らず、ひと駅を歩いてみることにしました。

何を隠そう、私は10年ほど前から、韓流ブームの見本のように過ごして参りまして、
イベントに駆けつけ ハングルを学び ときめき気分でソウルを訪れたものでした

この新大久保にも何度足を運んだことか。。

当時はメインである職安通りに観光バスが連なり、各地から「昭和の乙女」が大挙押し寄せていましたっけ。

等身大の韓流スターの看板の横で、頬を染めながら控えめなをしてに収まった乙女たちは何処へ。。

ヨン様からグンちゃんへと時は移ろい、今また新たなスターが「平成の乙女」を呼ぶ街に様変わりしていました。



伝統工芸品のお店「仁寺洞」の前で「アニョハセヨ~」



ここは明洞 熱気あふれる街並みに圧倒される秘書にゃんこ


 楽しい気分で帰途につきながら、先ほど学んだ「自己理解」を思い出しました。

どうやら私には、趣味や娯楽など「心のゆとり」が必要なようです。

久しぶりに「冬のソナタ」でも観てみようかしら

それとも今の季節なら「春のワルツ」かしら


自分を知り他者を理解しながら、患者様に接し、学生と学び、毎日を丁寧に過ごしたいものです。


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秘書にゃんこ*明治神宮外苑の桜

2014-04-06 | おでかけ
 花散らしので、都内ではすでに葉桜になってしまった所もあるようですが、

この週末、新入社員さんを迎えて、お花見で親睦を図った企業も多いのでは


 さて、新入社員の皆さんにとっては、ただただ慌ただしく過ぎた1週間だったことでしょう

  上司や先輩方のお名前は覚えましたか?

  一日の業務の流れが、何となく掴めましたか?

  お昼を一緒にとるお仲間はいらっしゃいますか?


 そして、上司や先輩の皆様にとっても、この1週間はさぞかしお疲れだったことでしょう。

今頃ホッと一息ついてでも・・・。

そうそう、お茶で思い出しました。

私が入社した頃、お茶を淹れるのは新人の役目でした。

社内の休憩室には、ボタンを押せば自動的にお茶が出てくる便利な機械もありましたが、

やはり、一杯ずつ丁寧に淹れたお茶の美味しさは格別です。

それが今や、お茶といえば「ペットボトル」ですものね。

一人暮らしならでも淹れる機会がないのか、またはせいぜいティーバッグなのでしょう。

そんな新人さんにお茶を淹れてもらうと大変です。

 まず、急須と土瓶の区別がつかず、それどころか湯呑み茶碗にお茶っ葉を入れる人も

秘書検定3級の問題にも出題されたことがありますが、

持ち手が横に付いているのが急須で、やかんのように輪になっているのが土瓶ですね。

まぁ、、「ポット」と言わないだけ良しとしましょうか。

 次に、お茶っ葉の量が分かりません。

足りないよりは良いと思うのか、気前よく入れてお湯を注ぐと・・・「ほらね」

いきなり目詰まりするわ、ふたが持ち上がるほど溢れるわ、、までは遥か遠い道のりです。

これは決して新人さんのせいではないのですから、周囲の大人として教えてあげたいものですね。


 さて、桜の話題に戻りますが、昨日は神宮外苑に出かけました。

港区と新宿区が接するこの辺りは、2020年の東京オリンピックを機に、再開発の計画があるようです。


明治神宮外苑 聖徳記念絵画館



池袋 東武百貨店 にゃんこ仲間



上野恩賜公園にて 夜桜見物


変わりゆく東京、そして江戸の風情を残す東京を、これからも秘書にゃんこと探訪して参ります。


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秘書検定 18*第一印象 『話し方』 (3)口調

2014-04-01 | 秘書検定
 今日から4月。

春は出会いの季節です。

初対面の挨拶や自己紹介では、お互いに 「第一印象」 を与えたり、与えられたり、

ワクワクしたり ドキドキしたり

誰もが、この出会いを大切にしたいと願い、新しい環境に馴染もうと努める時期です。


 さて、「第一印象*話し方」  今回は 「口調」 についてお話しいたします。

口調とは、言葉の調子ものの言い方 とでも申しましょうか。

同じ言葉でも、そして声の大きさやスピードが同じでも、口調が変われば印象も変わる ものです。

 
 秘書検定の面接試験では、上司に 「報告」 をするとき、最初に 「失礼いたします」 と話し掛けますが、

そのとき上司は執務中、または何か重要な案件について考えている最中かも知れません。

そこへ私の場合、「フタの裏にハンガーが付いた洗濯機」(準1級) や 「ミニ野菜」(1級)という、

およそ場違いな報告を行なうわけですから、そこには上司への配慮が必要であると考えました。

つまり、「聞いて! 聞いて!」 ではなく、「お仕事のお手を止めさせてしまい申し訳ございません」

という、「恐縮の気持ち」 を口調で表現 しようと思ったのです。

すると、口調だけでなく、表情も「恐縮モード」 になりました。

続く、「ご報告いたしたいことがございますが、ただいまお時間はよろしいでしょうか?」に対して、

上司から、「はい、どうぞ」 とお許しを頂きますと、今度は 「感謝モード」 に切り替わり、

「ありがとうございます」 という言葉が、ごく自然に口から出ました。

すると恐縮の表情が 笑顔に変わり、イメージの湧かなかった洗濯機も、見たことのないミニ野菜も、

まるで自分が開発した商品のプレゼンテーションを行なうかのように語ることができました。


 心持ちを変えることで口調が変わり、口調が変わると表情や振る舞いも変わります。

声の大きさやスピードが適切でも、口調によっては 「お願い」 が 「指示」 や 「命令」 に聞こえますし、

「ご案内している」 つもりが、「教えてやっている」 ように聞こえてしまうかも知れません。


 3級の集中講義 §1 職場での話し方(聞き方)には、次のようなことが書かれています。

  話の聞き手は、自分と話し手の関係を想定して話を聞こうとしています。

  自分が客なら、相手から丁寧に扱ってもらえると認識した上で話を聞きます。

  (中略)

  何を話すかは話し手が決定しますが、聞き手が理解して初めて会話の目的は達成されます。

  話し手が自分の立場をわきまえず、聞き手の立場を配慮しない話し方をすると、

  会話が成立しないだけでなく、人間関係まで悪くするということを心得ておく必要があります。


 
 この春の新しい出会いでも、そして秘書検定の面接試験においても、

それぞれの場面に相応しい口調で、ご自分の気持ちを表現していただきたいものです。


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