漢字検定 6*漢字そのものが部首

2021-09-12 | 漢字検定
  で漢字を伝えるときは、たとえば「さんずいに青」のように成り立ちを説明したり、

「田んぼの田」のように誰もが同じ字を思い浮かべる例を挙げたりしていることでしょう。

実は初夏に岐阜を訪れた際、県民の皆様は「阜」の字をどのように説明していらっしゃるのか、

ちょっと気になったものでした。

すると、このたび漢字検定の2級に「阜」がお目見えして思いがけず再会

そして そのものが部首ということを知りました。(部首名はおか

「丘阜(きゅうふ)」という熟語、そして「阜」には「大きい・ゆたか」という意味があることを知り、

あの緑豊かな風景を思い出しました


 さて、「一」を始めとして、その漢字そのものが部首であるケースはたくさんありますが、

2級に登場するのはの他に」「」「」「」「(はば)」「鹿」「

「爪」といえば昔、瓜に爪あり 爪に爪なしと、母が覚え方を教えてくれましたっけ。

改めて見ると「瓜」には爪が2本あるのですね  こんな絵文字でおぼえましょうか。

 爪  部首 爪(つめ) 4画 漢検2級
 瓜  部首 瓜(うり) 6画 漢検準1級 


     
     いつかのコーヒーブレイク   秘書にゃんこが持つと、まるでお盆


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漢字検定 5*しんにょう

2021-09-08 | 漢字検定
 「近」「道」「通」など、小学校で習う漢字にもたびたび登場する「しんにょう」

ぐにゃぐにゃした形は、特にお習字の時間など字が上手な子と苦手な子を分けたものです。

私の小学校では「しんにゅう」と教わった記憶がありますが、一般的には「しんにょう」と呼び、

他に「延」の「えんにょう」や「麺」の「ばくにょう」もあるため、「しんにょう」に頭を切り替えました。

 さて、この「しんにょう」には「一点しんにょう(例:進)」と「二点しんにょう(例:遜)」があります。

明治政府は中国で使われていた「二点」を取り入れましたが、戦後には漢字の一部が簡略化され、

現在の常用漢字では「一点」に統一されています。

漢字検定の10級から2級までは常用漢字から出題されますので「一点」と覚えればよいはずですが、

謙遜のと遡上のは「二点」が標準で、「一点」は「許容字体」とされているのが謎です。

あ、このも2級にお目見えする「二点しんにょう」です。

 「点」で思い出しましたが、の部首って、真ん中のなんですよ。

たしかに点が有るのと無いのとでは意味が変わってしまう存在感
そんな発見を楽しみながら、あと一月余り頑張ります


     
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漢字検定 4*衣(ころもへん・ころも)

2021-09-05 | 漢字検定
 文章を読むとき、一字一字に立ち止まることなどありませんでしたが、

漢字を学び直す機会を得てその作りに目を留めると、面白い発見があります。

たとえば「ころもへん」

「襟」「袖」など衣類に関する字が浮かびますが、いつも左側で身を細めているわけではなく、

「装」や「製」のように上の字を支えたり、「末裔(えい)」のように上に乗ることもあります。

そして面白いのが、「衣」を上下に分けて部首とする「裏」「褒」

つい「商」「交」などの部首である「なべぶた」に目が行きますが、下に「衣」の半分が控えています。

ちなみに「なべぶた」は、別名「けいさんかんむり」とも言いますが、

形からしてこれは「鍋蓋」の方がピッタリで覚えやすいと、名付けた人に感謝しています。

 ところでという漢字。

小学4年生で習い、漢字検定では7級レベルと易しい字ではありますが、実は落とし穴が。

goo ブログで使われている「ゴシック体」、そしてよく目にする「明朝体」では、

四画目の縦線の後に、それを下で支えるように右上がりの横線が書かれていますが、

実はこの小さな横線も含めて一画、つまりカタカナののように繋がっているんです。

毛筆の場合、向きを変えるために一旦筆が止まるので少し角はできますが、左にはみ出てはいません。

「教科書体」「楷書体」「行書体」、そして「漢字検定」では「レ」と書きますので「」は六画

小学生の頃、先生の板書に倣ってクラスの皆で宙に人差し指で書いたはずなのですが、

活字に囲まれて過ごすうちに、よく見かける字を正しいと思ってしまうのかも知れませんね。


   
   京都の「京」も「なべぶた」 お鍋の美味しい季節にまた行きたいものです


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漢字検定 3*受験申し込み完了

2021-09-02 | 漢字検定
 9月になった途端、秋雨が続く関東地方です

緊急事態宣言も、おそらく残り十日ほどでは解除されないかと。

というわけで、勉強にはもってこいのステイホームを送っています

秘書検定つながりでお友だちになった hirorin さん から、

漢字検定の準2級が締め切られたとの情報を頂き慌てて調べたら、こちらも既に受付終了。

遠方まで出向けば空いている会場もあるのですが、わざわざこの時期にと思い、

地元で受けられるという理由だけで、畏れ多くも厚かましくも2級に申し込みました。

準2級は200点中70%で  合格率は毎回40%ほどですので満席も納得。

それに対して2級は80%の正答を求められ、合格率は25~30%

レベルとしては「高校卒業・大学・一般程度」なのですが、とにかく漢字の数が膨大。

そこへもって、見たことも聞いたこともない「部首」と「四字熟語」の数々。

 たとえばこんな問題が・・・

「四つの漢字の中で一つだけ部首が異なるものを選び、その漢字と部首を書きなさい」

 寮  賓  寂  宴

 柳  朴  相  槽

 煙  炉  畑  煩

それぞれ四つとも「うかんむり」「木へん」「火へん」に見えるのですが、

 賓=貝   相=目   畑=田 といった具合です。

四字熟語に至っては古代中国の文献に由来する言葉が多いため、読む片っ端から忘れる有様。

それでも、テキストを用意してから一月あまりが経ち、難しい漢字が読めるようになったり、

勘違いしていた筆順がクリアになったりと、始めなければ学べなかったこともあります。

私なりの「新しい発見」を綴ってまいりますので、引き続きお付き合いくださいませ。


     
桃ゼリー&桃色づくしの秘書にゃんこ


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