仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

ひとりでいるよりいいかな。Ⅷ

2008年10月15日 16時46分35秒 | Weblog
マサルはゆっくりと挿入した。「ベース」の時のように柔らかく緩やかな動きで明菜の中を感じていた。明菜のそこが動き出した。マサル自身を噛む様に締め付けた。腰が動いた。マサル自身の動きを止め、明菜自身が上下するように動き出した。その動きに答えることはマサルにはできなかった。身体を起こし、腕を明菜の両脇で突っ張り、足を踏ん張って、マサル自身の位置がずれないようにするのがやっとだった。顔を見ないようにしていたのだが、身体を起こすと明菜の顔が目に入った。目を瞑り、口を半分開き、、マサルの腕を握り、顔は卑猥に崩れていた。
 動きが止まった。明菜はマサルの腕を取り、腰に足を絡めた。マサルは耐え切れず、明菜の上に重なった。
「私が上ね。」
ねだるような甘い声で明菜が言った。マサルは言われるままに下になった。明菜は上になると身体を起こし、首を後ろにそらしながら、自分で乳房をまさぐり、腰を使った。前後の動きが中心で、ただ、加速が凄かった。マサルは腰がこんなに早く動くものかと驚愕した。締め付けと動きはマサル自身を激しく刺激し、頂点が直ぐそこに来た。マサル自身がピクンと動くのが早いか、明菜は腰を上げ、マサルの腿の上に座った。マサルの分身は放物線を描きながら、マサルの腹の上に落ちてきた。
「えー。もういっちゃったのー。」
冗談ぽく明菜は言った。明菜はマサルの腹の上の分身をティッシュで拭くと、だらんとしたマサル自身を手で包んだ。さらに先っぽを口でくわえ、舌で転がしながら、両手で激しくしごいた。性的興奮というよりも肉体的反応でマサル自身は勃起した。明菜はティッシュの横に用意されたコンドームを取り、口に含むとマサル自身に上手に装着した。
「うふふ。」
明菜の顔は卑猥に、さらに挑戦的に歪んだ。マサルも笑うしかなかった。明菜はマサルにまたがるとマサル自身を握り、自身に誘導した。そして、マサルの腹の上に手を置き、激しい振動が再び始まった。マサルは発射するのを必死でこらえた。激しい前後の動きが頂点に達した。二度、ゆっくりとしごくように前後に動き、明菜の動きが止まった。締め付けは収縮に変わった。ヒクヒクと痙攣のような収縮の中でマサルは二度目の発射をした。マサルの発射と同時にギュウっとマサル自身を明菜自身が締め付けた。さらにビクンとマサル自身は反応し、すべてを出し尽くした。明菜はマサル自身が小さくなるまでまたがったまま、余韻に浸っていた。マサルは顔に腕をのせ、軽い貧血を感じていた。
 マサル自身が完全に力を失うと明菜はコンドームの根本を押さえながら、腰を浮かせた。