一週間が過ぎた。木村さんからは連絡がなかった。マーは金子さんに電話した。
その日、マーは一人で電車に乗った。マーが「ベース」に戻ったのは次の日の朝だった。マーは二階に駆け上がり、そのまま、眠ってしまった。マサミは昼過ぎに、マーの部屋の前でためらいながらドアをノックした。
「マサミ。」
「フヘー。」
「入っていい。」
「ホホホイ。」
マサミはドアを開けた。マーはベッドの上でうつ伏せになっていた。
「大丈夫。」
「はッ、はッ。痛い。」
「どこが痛いの。」
「頭とケツ。」
「どうしたのよ。クスリ持って来ようか。」
「二日酔いだから・・・・。」
「もう、大丈夫なの・・・・。」
「いや、全然違ってた。早まった。激しかった。ワセリンも塗られたのに・・・痛い。痛い。ケツの芯が痛い。」
「何よ、どうしたのよ。」
「うまくいえない。言えなくもない。が・・・・切ない。」
「解らないよー。」
「はは、大丈夫、もう少しこの体勢でいさせてください。」
マーが冗談を言っているのか、まじめなのか、解らなかった。近づくと、額に汗がにじんでいた。
「マー。」
熱はなかった。たぶん、今まで感じたことのな痛みに耐えていたのだろう。マサミはマーが痛がらないように注意しながら、服を脱がした。さらに注意しながら、身体をタオルで拭いた。ちょっと不思議な臭いがした。ティーシャツとパンツとジャージを探して、マーに着せた。マーは着替えが終わるとやはり、うつ伏せになった。
「ねえ、マミちゃん。ゴメンね。」
「なにが。」
「ウー。なんともいえないが・・・。」
「ヘンなの。もう少し休む。」
「うん。」
マサミがハルに状況を報告した。ハルは、複雑な顔をした。
「まさか、マーちゃん。」
そういうと、二階に走った。ハルを見るとマーは手招きをした。
「まいった。飲みすぎた。その気になったわけじゃないんだけど。」
「金子さんにやられちゃったの。」
「うん。」
「どうして。」
「すごく酔っ払っていたし、マサルとかと、そうなったことあるから大丈夫かと思った。」
「何よそれ。」
「うーん、ライブの話もあったし。」
「まさかそれで、やられたわけじゃないよね。」
「それもある。」
「マーちゃん・・・・ゴメンね。」
「いや、違ってたよ。皆とそうなるのとは。もう、長いし、はげしいし、欲しがるし、ケツがキュって閉まるまでやめないし・・・・。」
「マーちゃん。ゴメンね。ごめんね.]
ハルは涙ぐんでいた。
「ハル、違う違う。俺もライブやりたくなったんだ。それだけだよ。」
ハルは泣いていた。
「が、酔っ払いすぎて、ライブの話がどうなったか、覚えてない。」
「もう、マーちゃんのバカ。」
「うーん。そこが問題だ。」
軽く笑った。
「イテテテ・・・。」
「マーちゃん。」
ハルはマーの頭を撫でた。
その日、マーは一人で電車に乗った。マーが「ベース」に戻ったのは次の日の朝だった。マーは二階に駆け上がり、そのまま、眠ってしまった。マサミは昼過ぎに、マーの部屋の前でためらいながらドアをノックした。
「マサミ。」
「フヘー。」
「入っていい。」
「ホホホイ。」
マサミはドアを開けた。マーはベッドの上でうつ伏せになっていた。
「大丈夫。」
「はッ、はッ。痛い。」
「どこが痛いの。」
「頭とケツ。」
「どうしたのよ。クスリ持って来ようか。」
「二日酔いだから・・・・。」
「もう、大丈夫なの・・・・。」
「いや、全然違ってた。早まった。激しかった。ワセリンも塗られたのに・・・痛い。痛い。ケツの芯が痛い。」
「何よ、どうしたのよ。」
「うまくいえない。言えなくもない。が・・・・切ない。」
「解らないよー。」
「はは、大丈夫、もう少しこの体勢でいさせてください。」
マーが冗談を言っているのか、まじめなのか、解らなかった。近づくと、額に汗がにじんでいた。
「マー。」
熱はなかった。たぶん、今まで感じたことのな痛みに耐えていたのだろう。マサミはマーが痛がらないように注意しながら、服を脱がした。さらに注意しながら、身体をタオルで拭いた。ちょっと不思議な臭いがした。ティーシャツとパンツとジャージを探して、マーに着せた。マーは着替えが終わるとやはり、うつ伏せになった。
「ねえ、マミちゃん。ゴメンね。」
「なにが。」
「ウー。なんともいえないが・・・。」
「ヘンなの。もう少し休む。」
「うん。」
マサミがハルに状況を報告した。ハルは、複雑な顔をした。
「まさか、マーちゃん。」
そういうと、二階に走った。ハルを見るとマーは手招きをした。
「まいった。飲みすぎた。その気になったわけじゃないんだけど。」
「金子さんにやられちゃったの。」
「うん。」
「どうして。」
「すごく酔っ払っていたし、マサルとかと、そうなったことあるから大丈夫かと思った。」
「何よそれ。」
「うーん、ライブの話もあったし。」
「まさかそれで、やられたわけじゃないよね。」
「それもある。」
「マーちゃん・・・・ゴメンね。」
「いや、違ってたよ。皆とそうなるのとは。もう、長いし、はげしいし、欲しがるし、ケツがキュって閉まるまでやめないし・・・・。」
「マーちゃん。ゴメンね。ごめんね.]
ハルは涙ぐんでいた。
「ハル、違う違う。俺もライブやりたくなったんだ。それだけだよ。」
ハルは泣いていた。
「が、酔っ払いすぎて、ライブの話がどうなったか、覚えてない。」
「もう、マーちゃんのバカ。」
「うーん。そこが問題だ。」
軽く笑った。
「イテテテ・・・。」
「マーちゃん。」
ハルはマーの頭を撫でた。