ブロガーには、精神に何らかの障害を抱えた人が多いのには驚かされる。そういう私も多少は鬱であり、精神的にはタフな方ではない。
”サイコパス”ブログ(全15話)をたてたのも、精神医学というものに興味をもったからだ。
でもまさか脳ミソが精神障害や犯罪に直結するとは思ってもみなかった。学術本は読んでみるもんだ。
昔は精神障害と言えば、精神症や分裂症、躁鬱病に心身症と細かく別れてたが、今は総合失調症と言うらしい。躁鬱も双極性障害と言う。全くややこしい時代になったもんだ。
私は典型の心身症だと決めつけてたが、単なる人生に嫌気が刺しただけの酒好きなグータラ人間であったのだ(悲)。
抗精神病薬とは?
問題なのは精神病そのものではなく、それを治癒する筈の薬なのです。
昔も今も精神を患う人は多くいた筈だし、その比率もあまり変わらない。自殺だって昔も結構いたと思う。
ただ今と昔の大きな違いは、精神の病や痛みを治癒する薬の質と量と種類の違いであろうか。
比較的歴史が浅い筈の精神医学も、様々に発展し、薬品メーカーの多大な努力もあってか、色んな薬が開発されてはいる。
そこで抗精神病薬の大まかな種類をです。
一つ目は刺激薬系の興奮剤です。コカイン、ニコチン、カフェイン、アンフェタミン、MDMAなど。タバコやコーヒーが興奮剤だとは少し意外でした。
二つ目の抑制剤は、アルコールやシンナー等のベンゾジアゼピン系に、ヘロインやアヘンやモルヒネに大麻といったオピオイド系薬物です。お酒も大麻も同じ扱いですね、酒呑みには耳が痛いです。
三つ目は幻覚剤で、LSDにシロシビンにメスカリン、DMT等。今で言うデザイナーズ•ドラッグか。
しかし悲しいかな、アメリカでは類似薬物が多く出回り、単に薄めたヤツを新薬として売り込み、下等競争に成り下がった。
2009年頃から大手製薬が精神薬の開発から撤退した。多分、精神医学が脳神経学に移行した故かな。お陰で翌年は、薬物過剰摂取による死者(38329人)の内74%が処方箋医薬品の接種によるものとされる。
因みに、「サイコパスインサイド」の著者Jファロンが脳神経学の研究を本格的に始めたのが2005年。故に、神経の病とされてた精神病が脳神経と密に繋がってる事が、数年後に明らかになったのは明らかだろうか。
抗精神病薬のしくみ
国際神経精神薬理学会(CINP)は、薬の多くは根本的治療には程遠く副作用に問題があり、としている。その一方で、幻覚剤や医療大麻に注目が集まってるのも事実。
抗精神病薬は定型と非定型とに分けられ、後者(非定型)は脳内深くのセロトニン受容体やドーパミン受容体に作用し、症状を緩和させる。つまり、治癒とは全く違うんですね。これこそが脳を腐らす恐ろしい薬物兵器です。
因みに、受容体とは受け手の事で(”サイコパス”ブログ参照)、脳の深い所から作り出されたセロトニンやドーパミンは、送り手を通じ受容体に運ばれ、初めて効力を発揮しますが。薬に頼るとこの受容体のバランスが崩れ、最悪脳内システムが破壊されると。
この非定形抗精神病薬の代表的なものにジブレキサやベンゾジアゼピン系のソラナックスがあります。名前位は聞いた事もある人は多いでしょうか。
特に、ソラナックス(抗不安薬)は安価で安易に出回ってる為、軽い気落ちで服用してる人も多いでしょうか。
実はこのベンゾジアゼピン系は離脱作用が酷く、使用は短期に限られてます。長期間服用すると抜けられない。
睡眠薬には元々ハルビツール系が使われてたましたが、ベンゾジアゼピン系に代り、それも危険という事で、今は非ベンゾジアゼピン系になってるますが。これも安全性は疑問だと。
もう一方の雄のジプレキサ。1996年に満を持して市場に出たが、服用後の副作用で2005年には8000件の訴訟で7億㌦、2007年には18000件の訴訟で5億㌦、2009年には14億㌦を支払っている 。
事実、躁鬱系の改善薬として登場したのはよかったんですが、私のブログ友はこの薬で廃人の一歩手前まで行ったとか。
アメリカでは発売禁止となり、売れ残ったのを日本で売り捌いてるという噂も。もうタマランですな。
安価で広く出回ってるソラナックスと言えばアルプラゾラムの事ですね。ベンゾジアゼビン系薬物で効き目の弱いモルヒネですか。しかし長時間の服用で止める時は強烈な離脱作用に見舞われる。それに耐えきれなく服用し続ける。いやもっと強い薬に頼ってしまう。全くの負のスパイラルです。
精神病薬の限界
自然科学やバイオテクノロジー等の発達による薬の進化は目覚ましい。それでも総合失調症や不安神経症等の領域では有効な薬がないのも事実で、精神を患った患者は暗中模索で何らかの薬にすがらざるを得ない。
一方でこれまで困難とされてきたアルツハイマー系の脳の病気は、ゲノム解明を数学的アルゴリズムを駆使して、解明の光が射してきたとか。
故に、安易で安価な抗精神薬が広く出回るという悲しい現実。
これらモルヒネ系は、前述した様にモノアミン受容体やドーパミン受容体に作用し、脳神経のバランスを崩し、脳の深い部分を少しづつ侵食し、破壊する。
つまり、精神の病や心身の苦痛を和らげるつもりが脳に多大なダメージを与えてたと。故に、安易で安価な抗精神薬は大袈裟に言えば、脳の殺戮兵器とも言えますね。専門家じゃないので断言でき兼ねますが。
精神医学や脳神経医学は誕生して比較的歴史が浅く非常に複雑で難解な分野なので、解らない事はゴマんとあるとされる。 故に患者は、抗精神薬のモルモットにならざるを得ない。何と悲しい事か。
因みに、抗精神薬についてはウィキで詳しく書かれてあり、ベンゾジアゼビン系を検索すると結構辛辣な事が出てきます。私達が何気なくお世話になってるものが、実は末恐ろしい薬物兵器だったとは。
脳神経学の権威である、先述のファロンも精神医学に警告を発してますね。もっと多様な視点で精神の病を捉えるべきだと。
この話を信じるか、抗精神病薬を信じるかはアナタ次第。
この精神病と薬系は結構詳しいので
読み込まれてしまいました。
挙げられている抗精神剤は
私も結構、独学してました。
当の昔、鬱病に診断されたことがあり
以後、精神関係の医学まで
ネット上で探りまぐりましたね。
この私が知っている領域から
転んださんの幅広い知識層に
感嘆してやめないですね。
むやみに薬に手を出して
依存症になる人に役に立つと思います。
これは本気なブログ記事ですね。
>ベンゾジアゼピン系で、効き目の弱い
>モルヒネ
ショックだぁ~~・・・
吹雪の中に放り出された気分・・
この話を信じるか?
私にはこの話を信じる理由がある。
私の主な服用目的。
胃モタレ⇉ 半分の0,2服用
⇉ 20分もしないうちに症状が消える。
眼精疲労⇉ 半分服用⇉ 症状の半分は消える。
以前も何時までも続いている咳が、
ソラナックスで、その日、ピタッと止まってた。
軽いモルヒネ・・・・
なんにでも効いた・・
不思議には思っていたはいた・・
もうソラナックス、病院で貰わない。
薬は家にまだまだある💦
薬の離脱症状、怖いから、
減薬にトライしようと思った。
ソラナックス0,4は毎回半分に割って服用。
それを日に多くて3回。
10年は飲んでいる。
軽いモルヒネを服用してたということか・・
この記事を読めて幸運だった。
桂蓮さんの、
>これは本気なブログ記事ですね。
ですね。
為になっただけに
激痛です
最近のコメントを見て、少し勘づいていたんですが。
服用量は多くないのでそれが救いです。でもソラナックスは長期間の処方は禁じられてる筈ですが。お医者さんも殺人犯鬼並みの事を平気でする筈もないのですが。抗精神薬よりもこっちの方が恐ろしいですね。
先ずは落ち着いてです。いきなり服用を辞めると禁断症状が強くでるので、少しずつ減らした方がいいですかね。
私は所詮未体験の素人なので、禁断症状の体験者であるブログ友であるビコさんを紹介します。以下がURLです。詳しい事は彼女に相談です。
https://blog.goo.ne.jp/kaminaribiko/e/77d34e7a9599d291769a79ac4d09a91e
でも、知らないまま依存症になるのと、そうでないのは雲泥の差があります。日本はお医者さん王国ですから、全て鵜呑みにする傾向があります。
後は自己責任の問題です。自分を大切にする事は他人をも大切にする事に繋がります。しかし、殆どの人はこんな記事を読んでも理屈として切り捨てるでしょう。そういう私も酒は少量ですが飲みますし、やっぱ信憑性ないか(悲)。
そうですね。
私も薬の化学式、分子構造を知ってから
薬の恐ろしさに怖くなって
服用系の薬は避けています。
ですが、ここアメリカの気候は
クレージー極まるので
(一日で20℃の温度差がある)
あらゆる症状が出ています。
ですが、医者は薬の種類を言ってくれるので
抗ヒスタミン剤を服用したくない私の意見に従ってくれます。
一つの薬に対し
3ページほどの説明書が付きます。
分子構造式ももちろん書かれています。
ここは医者も薬屋も法律沙汰になることを極力避けています。
とにかく、Viva様が
素直に応じて下さっていることに
私は安堵を覚えました。
Viva様へ
薬の名前をネットで検索してみてください。医者が教えてくれない影の副作用が分かりになるかもしれません。
桂蓮さんの温かい気持ち、
とてもうれしかったです。
いままでソラナックスを調べてはいましたが、
深層まではいってなかったようです。
きょうは落ち込んで・・
ボンヤリした日を
過ごしましたが。。
桂蓮さん、ありがとう。。
これは私への記事でしたか~
そこは全く気付きませんでしたが、
ソラナックスにスポットが当たっていたので驚きました。
後からじわ~っと感激しました。
やっぱり優しいレモンさんなんですね。
私に本気で薬の事を考えさせてくれました。
ありがとう~💖
そして、
ケイレンさんには💐🍰
多分、処方された薬は成分が結構薄められる奴で、0.2とか0.4とかの表示になってんでしょうか。日本で処方されてる薬は副作用が来ない様、結構薄めてあるので、長期間の服用が許されてるのかもですが。
とにかく少しずつ減らしていく事ですかね。お医者さんもそこまでは無知じゃないと思うので、そこまでは心配してないですが。
とにかく今日は色々と面倒かけてスンマセンです。
日本は薬物依存に無縁な島国だと思ってましたが、若者を中心にデザイナーズドラッグというものが流行ってるらしいです。
実を言うと私もドーピングになりかけた事があって、痛い目にあった事が。ドーピングブログ参照です。全くしつこいですな私も。その時はお金がないという事で難なきを得ましたが。
日本の医者は金儲けの為なら何でも仕出かすという風潮にあります。アメリカみたいに訴訟大国であればいいんですが、日本はお医者さんの奴隷です。
何だかやり切れなくなりますね。
本当に生きながら地獄に堕ちるとは、あのことだったと思います。
それでも私の場合は服用した期間が9か月と短かったから元に戻れましたが、長期間服用してしまうと、離脱症状もその期間に応じて重くなるので抜けられないと聞きます。
元に戻れたから、こうして啓発することができるのです。
戻れない人たちは、悔しい思いをしながらも、薬と心中するしかないのです。
こんな恐ろしい薬を売る製薬会社や処方する精神科医は地獄に堕ちると思います。
これを読まれた方々は、ぜったい精神薬を飲んではいけません。
飲んでいる人たちは、速やかに服用をやめるべきです。やめられる状態であるならば・・・。