大谷翔平の躍動と咆哮が止まらない。
「されど大谷”その16”」に寄せられたコメントにある様に、まるで私の夢に出てきてから、規格外の活躍とパフォーマンスを連日の様に見せつけている。
彼は夢の中でハッキリと言った。
”結果なんか気にせずに思い切り野球がやりたいんだ”と。
そしてそれが現実のものとなった。つまり、夢が正夢になりそうなのだ。
彼は”でもやってる方は大変なんだよ、キツいとこどんどん責められるし”とも言った。
しかしその後の大谷は、左投手のキツい責めに慣れたせいか、苦手な筈の左投手をもカモにしている。
私は大谷に言い返した。
”イチローだって松井だって、メジャーで生き残る為にはスタイルを変えたんだ。しかし、今の君は自分のスタイルを貫き通してるじゃないか”
今の大谷は、まさにその自分を突き通す(そしてそれ以上の)規格外の大打者になりつつある。
私は大谷の二刀流を危険視したが、夢の中での大谷も現実の中での大谷も、”全く関係ないよ”って顔でプレーしている。
私の予想は大きく外れそうだが、私が見た夢は正夢になりそうな勢いだ。
しかし、夢が正夢になるのなら、現実にはありえない奇抜な夢を見させてくれる”レム睡眠”はどう説明できるのだろうか?
もし夢が正夢になったとしたら?
過去に見た夢が次々と正夢になったとしたら?
人は何故、夢を見る?
あるアメリカの学者によれば、ヒトは睡眠中に1時間半〜2時間の周期で夢を見ていて、一晩に夢を見る時間は、何と平均82分だそうで。
夢のメカニズムには未解明の事が多いが、ノンレム睡眠時は大脳が休息してるので夢を見ないというのが一般的な考え方だ。ただ、大脳は完全に休止してる訳ではないので、ノンレム睡眠時も時々は夢を見る事もあると。
レム睡眠の時には、大脳は活動し始め、その日に得た大脳の莫大な情報の整理(不用や不都合な物を処理)する為に、眠りが浅くなる。
意識は起きてる時に近く、この時に脳の中に映像が映し出され、夢を見ている状態になる。
故に、レム睡眠時に見る夢は物語性があり、奇想天外なものが多いとされる。
ただ夢を見たとしても、起きた時に覚えてなければ、”夢を見た”事が認識出来ない。つまり、”私は夢を見ない”となる。
夢は右脳で見るとされ、左脳で夢の内容を整理し認識させる。左右の脳の橋渡し役は脳梁と言われる領野で、この脳梁がうまく夢を橋渡しをして初めて”夢を見た”と実感できる。
以下、「睡眠の基礎知識」から一部抜粋です。
レム睡眠の重要性
カラダの休養だけであれば、レム睡眠は不用で、深い熟睡のノンレム睡眠だけで十分な筈だが。なぜレム睡眠が必要なのか?
未だレム睡眠の存在事由は明らかではないが、いくつかの理由が推察される。
①睡眠中に大脳の働きが低下し過ぎないよう、大脳を時々覚醒に近い状態に戻す。
②眠るという外敵から攻撃されやすい状態をなるべく減らす。
③レム睡眠を何度か繰り返し、脳全体を少しずつ覚醒さ、朝の目覚めをよくする。
④寝てる間に脳を活性化させ、記憶や学習能力を高める。
つまり、レム睡眠は疲れた肉体の修復だけでなく、記憶や情報の固定や消去を上手に行っているのだ。
勿論、ノンレム睡眠も脳の休息や体組織の修復、成長ホルモンの分泌、免疫機能の増強などをしっかりと行ってくれる。
睡眠パターンとしては、ヒトは眠りにつくと一気に第4段階の深睡眠(ノンレム睡眠)になる。その後、脳は覚醒に向かいレム睡眠に状態になり、その後また深いノンレム睡眠に向かい、またレム睡眠へ戻る。
約90分周期で、この2種類の睡眠構成を4〜5回繰り返し、朝の目覚めを迎える。
一般的に、深い睡眠は前半に多く、レム睡眠は後半に多く出現する。
睡眠パターンは世代によっても変化し、子供は深く質の良い睡眠となるが、年齢と共に深いノンレム睡眠が減少する。高齢者は浅いノンレム睡眠が多く、中途覚醒が目立ち、またレム睡眠も減少する。
レム睡眠のREMとは”RapidEyeMovement”の事で、身体は熟睡してるのに脳は覚醒し、眼球はキョロキョロ動いてる状態である。
意識はハッキリしてるのに、手足を動かそうと思っても体が言う事をきかない”金縛り”は、古くは心霊現象だとか幽霊のたたりや呪いだと考えて恐れられていた。
最近では医学的に”睡眠麻痺”といい、睡眠障害の症状の一つだと考えられてる。
つまり、身体は眠り、脳が起きてる状態のレム睡眠中に目が覚めると、体がすぐには動かない現象が生じ、この現象が金縛りである。
レム睡眠とノンレム睡眠のパターンはヒトだけでなく、恒温性を確立してる高等脊椎動物に見られる。故に、ネコも夢を見たり、寝言を発したりする。
以上、日本看護学校協議会からでした。
最後に〜夢といつまでも
夢といっても、楽しい夢もあるし有難くない夢もある。
全ての夢が正夢になったとしたら、それこそ地獄だが、ヒトは生きてる内に莫大な数の夢を見るのなら、1つや2つくらい正夢があったとしても不思議な話でもない。
大谷翔平の場合、3度夢に出てきたが(本当は4度)、全てが現実に近かった。
特に、一昨年の初夢(「されど大谷”その11”」)に登場した大谷は、そのメジャーに掛ける決意は半端じゃなかった。
その時の彼は、とにかくよく喋った。あらゆる苦悩や悩み事を全て曝け出してるかの様だった。勿論私は、その全てを思い出す事は出来ない。
まるで大谷の等身大の執念が私の脳内に転写されたみたいで、それ以降、著名人が多く夢に出る様になり、夢の質や中身が大きく変わった様に思える。
それまで見ていた夢は、奇想天外そのもので、まさにレム睡眠がもたらす典型の副産物だった。故に、夢に関しては熟睡を邪魔する不健康なものとばかり思っていた。
しかし、最近は現実に近い夢を見るようになり、夢に対する考え方が180度変わった様に思える。
勿論、たかが夢ではある。それに現実に近いとはいえ、夢の中で生きる事は出来ない。
しかし、夢に出てきた事を多少なりと人生に活かす事は出来る。
歳を取る程に、1つ1つ楽しみがなくなっていく。若い頃の様に、人生を自由に謳歌する事も叶わなくなる。
それでも夢を見る事はできる。現実の中に夢は存在しなくとも、夢の中に現実が存在する事で、脳や思考を活性化させ、夢の中で自由を謳歌し、失ったものを取り戻す事も出来る。
つまり、夢とは失われた世界を取り戻す”魔法の絨毯”なのかもしれない。
僕は起床前、必ず会社員時代の夢を見て、
それがほとんど悪夢でうなされて起きるのですが、これ、何なんでしょうね?
会社員時代の何らかのトラウマがあるのでしょうか?
象転さんのように楽しい夢を見てみたい。
なんでもない場面なんですが、夢の中で見た光景を何年も後に見ることがあります(*_*)
“あ、夢の中で見たことあるぞ、この場面”みたいな…。
それと、関係なくてごめんなさいなんですが、寝て見る“夢”と、将来に描いている願望の“夢”を同じ夢というのはなんでなんでしょうね…。
英語のdreamも同じ使い方をし、中国語も韓国語も同じようです。全く違う事象のことなのに同じ使い方をどの国もするというのが不思議な感じがします。
多分、脳内で嫌な記憶の整理と削除をしてるんでしょうか。パソコンで言えば、デフラグに相当するのかな。
夢を見る方法として、自分に都合のいい夢だけを意識して夢を覚えるようにはしてますが。それに枕元に紙とペンを置いとく事も有効かもです。
でも夢の見ないない生活も羨ましいんですが・・・
私もそれありますね。何度も夢に出てくるから、何処の景色だろうと思い、実際にその場所にも行った事もあります。
それと霊感が強い方なんで、霊に引き寄せられるように夢を見る事もあります。
一番傑作なのは、運動会の夢を見て、気になって実際その場所に行ってみたら、お墓だった。
寝てる間に見る夢も起きてる時に描く夢も、頭の中で描くという点では同じですかね。
erikoさんもお菓子のお城に住む夢なんて、お似合いみたいな気もするんですが。
私はそれ以上に興奮しました。
イチローの安打世界記録も松井のいきなりの満塁アーチも感動ものでしたが
大谷の場合はどよめきが起きてますもん。
夢って寝てるときも起きてるときも見るもんですよね。アナハイムのファンも夢が現実となる瞬間を現場で体感してるわけですから
こんな贅沢はなかなか味わえるもんではない(^^)
大谷以外の大物メジャーリーガーが霞むほどのパフォーマンスですね。
でもマッドン監督は大谷を中5日で登板させるつもりです。この大バカ監督は大谷が怪我した時の事を想定してんでしょうか?
何度も言うようだが、外野を守らせ、登板は2週間に1度でいい。でないと投げる方はキツい。それこそデンジャラスだと思うのだが。
でも、ヤンキース戦はとても楽しみですね。
かの落合さんも”二刀流は野球の原点だ”と大谷を認めてます。
その上、結果に左右されないで楽しくやってれば結果は良い方向に出るとも言ってます。
でも、怪我に関しては今は考えるべきではないと主張してますね。
転んだサン
落合さんのこの持論に対してはどう考えます?
まるでオリエント超特急状態です。
落合さんの”二刀流は野球の原点”と”結果にとらわれないで”には賛成ですが、”怪我に関しては考えるべきではない”には反対ですね。
特に投手の生命線である肩や肘を怪我すれば、打撃にも確実に影響します。
気持ちは判るんですが、調子に乗ってる時ほどリスクも高くなるから、危機意識は必要かなと。
でも落合さんも冷静に見てますね。流石だと思いました。
酷暑の中、相当に疲れも見えてたけど安定した投球だったように思えました。
序盤こそ4シームが微妙だったけどスライダーがとてもよかった。
スズキのリードも素晴らしく肝心の時の4シームは99マイルを超えてました。
正直今日は打ち込まれると思った。特に変化球を狙い撃ちされるとね。でもスズキのリードがそれを上回った。
今季はスズキがいなかったら今頃は二刀流をやめてたかも知んない。
大谷の無尽蔵のスタミナにはいつも頭が下がる^^;
スズキのリードに尽きるね。
スライダーだけで、スプリットも4シームも抜けたり引っ掛かったりしてた。
正直、連続の中5日でピッチングになるのかって思ってたが、ツキもあった様に思う。
特に変化球をメインにし、4シームとスプリットを見せ球にする事で山を張らせなかったね。
でも一番心配してた6月を最高の形で乗り切れそうです。これまではMVP級の活躍だね。NYY戦も中5日だけど酷暑の中100球以上投げたのがどう響くか?
それだけが心配だけど、今の大谷なら何とかやってくれそうだ。