”その1”では、西洋医学と医者がアテにならない?事を紹介しましたが、意外にも皆さん同じ事を思ってんですね。
さてと、今日の”その2”も崎谷博征医学博士の回顧録の続きです。少し長くなりますが、宜しくです。
治らないのに放射線治療や抗がん剤投与や手術で無理やり身体を弄り回すなどして、患者は副作用等で余計に苦しむ羽目になる。
そんな光景をもう何度見た事か、思い出したくもないというのが本音だ。そして医療不信につけこんだ偽物の数々とは。
最近は、かなり多くの人がこの事実に気付いてきてる。しかし同時に、 医療不信に付け込んだ”エセ健康法”が、 物凄い勢いで広がっているのも事実。
健康食品も健康法もサプリもデタラメ
医者が信用ならぬなら、自分で自分の身を守るしかない。その為、巷に出回っている健康法の本を読んだり、健康食品を買ったりし、色々な方法を試す人も多い。
しかし、それら商品や手法を売っている販売者は、医者以上信用できない。
”このサプリを取れば、健康になります”
”私はこれを飲んで、人生変りました”
こんな煽り文句が巷に溢れてるが、 確固とした証拠は何処にもない。プロからみればデタラメにも程がある。
10万人に販売し、1000人が思い込みで治れば、お客様の声としてはバッチリだ。例え1%しか効果がなくても、堂々と販売できる。
要は、”効果があると騙せばいい”とか”話題になればいい”とか、それ位の気持ちで世の中に出回ってるのが殆ど。
本屋で目立つTVで頻繁に紹介される健康法は、役に立たない”詐欺まがい”であるケースが非常に多い。”効果がある”と確認できる詳細なステップは、完全に無視される。
つまり、”効果の実感は無いけれど、半信半疑で続けてる”というのが殆どだろう。故に、健康食品の嘘は医者の比ではない。
実際、サプリメントを作るには大変なお金が掛かる。断言するが、スーパーで買える商品の値段でまともな物を作るのは不可能だ。
同じ理由で、TVCFで宣伝する商品もクオリティを保つのは難しい。TVで広告を出すのはウン億円というお金が必要だ。
6割は広告費で、商品に掛かるお金は数百円くらい。残留農薬がべったりと付着した様な、中国産の原料を使わなければ、こんなビジネスは成り立たない。
確かに私めも、今まで色んなサプリや健康食品を試したが、百均のブルーベリーくらいだったか、気休め程に効いたのは(悲)。それに、NHKの健康番組も大半がデタラメ。
身体と祖先は、嘘をつかない
結局、私たちは自分の身体に嘘がつけないのだ。人間というのは何百万年も前から存在し、生き残る為に進化を重ねてきた。何百万年という時間を掛け、私たちの身体に最も適した”食”というのが作り上げられていった。
私たちの食生活というのは何万年、何十万年前の時点で既に完成してたのだ。1万年より前の人間には、ガンも脳梗塞も痴呆症もなかった。慢性病といわれる病気の痕跡が少しもないのだ。
しかし1万年前の人類は、今より栄養状態も悪く、洞窟に暮らし、ストレスの多い生活を送っていた筈。
なのに怪我さえなければ、70才位までは病気もせず、元気に生きていたのだ。そんな彼らの子孫なのだから、本来ならガンや痴呆症になる筈がない。
それこそが、私たちが本来持ってる”自然治癒力”の凄さだ。故に、私たちの身体が遺伝子的に求めてる食事をすれば、 あらゆる慢性病から完全に解放される筈だ。
結局、医者は患者を管理してるだけ?
崎谷氏は医者となって20年間、常に理想と現実のギャップを嫌という程思い知らされた。一生懸命勉強し、寝る間も惜しんでバイトして、やっと医者になれたと思ったら、”医者は結局、患者を管理してるだけ”な事を痛感した。
つまり、西洋医学では病気を治せない
その非情な事実を受け止め、何とか意味がある事を求め、脳外科の世界に進んだ。しかし、そこは命を削り、家庭を諦め、ボロボロになりながら、それでも一生懸命に働く世界。
必死についていったが力及ばず、身体と家族を修復不可能寸前の所まで追いやってしまった。
脳外科の世界は、”食うな、寝るな、風呂に入るな”という残酷な世界。
家に帰る事は殆どできず、家の事は妻に任せきり。深夜に何とか家に戻り、眠ってても、突然の呼び出しで、病院へ直行する。
執刀医がいなければ、手術はスタートしないし、特に脳梗塞なんかは、一刻を争うケースが多い。自分の肩に患者の命がのしかかってる状況で、泣き言をいう訳にはいかない。
故に、ガムシャラに仕事を続ける事で不安や恐れを、忙しさで塗り潰した。しかし、働いて働いて、とうとう身体を壊した。
幸い一命は取り留めたが、そこが私の脳外科医としての限界だった。”患者さんの為に”と激務を続けられる程、人は強くないのだ。
脳外科を諦めようと決めた時、あの瞬間ほど、”現実は甘くない”という単純な事実を痛感した事はなかった。
”治す事”を求めて入った脳外科では、医者本人、そして医者の家族がどんどん壊れていく。
例え患者の血管を塞げたとしても、周りはどんどん崩壊していく。”病気の根本的原因を突き止め、そこを解決しない限り、本質的な意味で治すのは不可能である”
これが、私が否応なく辿りついた結論であり、 私の今の活動の原点となってる。
しかし現実はやはり厳しかった。
脳外科医を辞め、根本治療の道を探し始めたものの、やはり現実は非情だ。薄々感じてはいたが、私が学んできた西洋医学には、人間を総合的に見たデータというのが全くなかったのだ。
肝臓は、心臓は、脳はどうだという、人間の身体の部分や部分だけを見てるデータばかりで、根本的な問題を探るアプローチというのがそもそも存在しなかった。
それならじゃあ東洋医学だ!そう思い、鍼だったりを調べてみたのだが。これらは、”自然治癒力を生かす”という考え方は素晴らしいが、肝心の効果がない。
玄米食から原始人食へ
医療という範囲を超え、人類学、遺伝子学、生物学、 考古学などの広い範囲の勉強を続けた。そして、ようやく辿り着いたヒントが、”一万年以上前の人類には、慢性病が存在していなかった”という事実。
この事実に可能性を感じた崎谷氏は、この分野の研究にのめりこんだ。そして、同様の着眼点から既に研究を始められていた、ローレン•コーダイン博士に行き着いたのだ。
このコーダイン博士の研究に驚いたのは、とにかく圧倒的な量の証拠。
世の中には星の数ほどの健康法が存在してるが、ここまで明確なデータや証拠が揃っているのは、このパレオダイエット(原始人ダイエット=旧石器時代食)以外に存在しない。
そこには、長年捜し求めた”病気を治す方法”が明確に示されていた。
元々、崎谷氏は菜食主義だ。また激務の末に一度身体を壊し、健康の大事さを痛感したので、マクロビオティック(玄米菜食)を実行していた。
実際、玄米菜食に切り替えてからは、体調自体は改善され、食欲も増し、元気が出てきた。その上、感情的にも落ち着きが出てきた。
やはり菜食主義は身体にいいと確信し、肉をなくし、玄米を沢山食べる生活に切り替えた。
しかし、菜食主義の生活を続けてると、体力が落ちてくるのを感じ始めた。午前中は良いのだが、昼寝をしないと集中力が続かない。夜になると散漫になり、頭が働かない。一時は収まってた口内炎や持病の迷走神経反射も段々と酷くなった。
そして、これをパレオダイエット(原始人食)に切り替えた所、ほんの数週間で目に見える効果が現れ始めた。
一番最初に実感したのは、倦怠感が完全に消え去った事だ。更に常に2箇所あった口内炎がすぐになくなった。口内炎は慢性炎症であり、これが消えるというのは凄い事なのだ。
加えて、治療法のない”迷走神経反射”までが 一切発生しなくなった。お陰で、長年の激務でボロボロになっていた身体が、数ヶ月と経たない内にすっかりよくなったのだ。
実は、私めも玄米食は経験ありますが、初日で胃を痛め、ヤメましたな。
原始人食ダイエットのホントと嘘と
以上長々と紹介してきましたが、結論としては、慢性病と無縁な旧石器時代の食や原始人食に戻しましょうという事で、何だ、単なる食事療法の事か?と思ってしまう。
しかし、この”パレオ(ダイエット)”という言葉を耳にした人は少なくないのでは。勿論私は初耳でしたが、ウエブでも数多く紹介されてましたな。
我らサピエンスの歴史において、農業の発達によりコメ•小麦•トウモロコシといった穀物を中心とする食生活が広まり、また牧畜により乳製品やブタ•ウシ•ヒツジなどの獣肉を摂取する様になり、サピエンスは大繁殖し、人類の食生活は大きく変わった(”サピエンス全史”参照です)。
そこで、旧石器(パレオ)時代の野草と野生動物を中心とした食生活に戻り、農耕や牧畜に頼らず、魚介類•鳥類•小動物•昆虫や卵•野菜に、キノコなどの菌類、根菜やナッツ類などを中心とする食生活をコンセプトとする。
旧石器時代には自然界から容易に入手できなかった穀物、豆類、乳製品、食塩、砂糖、加工油は、原則的には避けるとある。
消化器病学専門医のウォルター•L•ヴォーグトリンにより、70年代中期に流行したこのダイエット法は、多くの著者や研究者によって薦められてきた。
この旧石器食事法の考え方は、”人間の遺伝学性質が農業が始まった頃(およそ1万年前)から殆ど変わっていない”という考え方(前提)に基づいてる。
この考え方は「進化論医学」のテーマの1つで、現代人も旧石器時代の先祖の食生活を遺伝的に受け継いでるという事。故に、健康である為の理想的な食事は、旧石器時代の先祖と同じ様な食事を摂る事であると。
パレオダイエットは、他の様々なダイエット法より良い結果を示してると指摘され、血液中の脂質プロファイルには、有意に改善がみられたともある。
一方で、栄養学者と人類学者との中では、物議を醸してるダイエット法でもある。
以上、ウィキから抜粋しましたが。まんざら嘘ではないようです。しかしあくまで、我らサピエンスが石器時代の狩猟民族の遺伝子を、腸内環境を微生物を、そのまま引き継いでるという前提が必要ですがね。
医者を信じるか?石器時代の食生活を信じるか?はあなた次第。でも、いい子は病気になったら素直に病院へ行きましょう(笑)。
最後に〜自己免疫を上げるしかない
ともあれ、現代西洋医学には限界があり、あまりにもお医者さんが高い社会的地位にふんぞり返り、医者の大半はアテにならない事も事実な様です。
残りは、食生活と生活習慣で自己免疫を上げるしかないのですが。現実には、様々な健康説や食事療法が混在し、結局高く付くという皮肉も多い。
薬が悪いというでもなく、医者がアホだという単純な問題でもない。それでも薬学や医学は日々進化し、目覚ましい進歩を遂げてるのも事実です。
病院に通うのも、薬に頼るのも単なる気休めに過ぎないのか?健康診断は単なる自己満足の簡易チェックに過ぎないのか?それでも人は医者を神様と勘違いし、健康神話に縋る。
私達大衆はいとも簡単に、メディアや世論に騙される。自分にとって何が身体にいいか?悪いのか?結局、病気を知るという事は、自分自身を知る事なのかもしれない。
病院へ行くと蕁麻疹が出そうになります。私にとって病院とは病気を写される場所で、病気を治す所じゃないです。
その内、薬は内臓のみですが、あまりにも病院に行かない私でした。
とにかく、予約するだけで、当日になると、腹痛になっていたからです。
しかし、それが、大きな失敗になってしまい反省のみであります。
私の場合、後1年、早く行っていたら治った病気があります。
本当は、もう1つ通わないと行けない箇所があるのですが、
これは自分の生活改善で治して行こうと様子を見ています。
5年程前には「手術しなあかんなあ」と言われ、
通院するのを辞めてしまいました。
17年程前の病気では、4日目に退院しました。 ベッドの上の顔に
ナイフが来て怖くなってたのです。
どの医師も嫌いではなかったのですが、当日になると自分が変動してしまうのです。
最近、頭もオカシクなって来ているので、脳波の検査を申し込みました。
何処がオカシイと申しますと、先ずはですね、ブログを例に取ります。
男性のブログでイライラした時は、スッと逃げれますが、女性だと中々逃げれないのであります。
一体それは何なのかと考える今日この頃です。
姉に「60になったら色んな病気が出て来るよ」と注意はされていました。
呑気な私に、その10年後、ゾロゾロとやって参りました。 😱🙀
人の命を救いたいというより、手っ取り早く稼ぎになるからという理由で医者になるのが多い様に思う。
勿論、ブログで紹介した崎谷博征医士みたいなのはほんの一握りだもんね。
ヤッパリ医者は信用できない。
コメントどうもです。
お坊さんの経読みと同じ
お坊さんの経読みについては
後日ブログ立てようと思います。