地球最古のクレーター痕跡を発見
隕石の地球衝突は、しばしば地球の環境に大きな変化をもたらし、生物の大量絶滅を引き起こしてきたと考えられる。 今から6500万年前に、恐竜が絶滅したのも、1個の隕石が引き起こしたことだと考えられている。
この時、直径10キロの隕石がメキシコのユカタン半島沿岸に落下して現在のチクシュルーブ・クレーターを作り、これが世界規模の気候変動を引き起こした。このクレ-ターは、上空の人工衛星などから発見された。
今回、グリーンランド南西部で、約30億年前に出来たとみられるクレーターの痕跡が見つかった。これまで最古とされてきた南アフリカのクレーターより10億年ほど古く、地球最古とみられる。デンマークや英国などのチームが見つけ、専門誌に発表した。
クレーターは直径約100キロ。地表にはクレーターとして特徴的な地形は全く残っていない。チームは3年間の調査で、地下20~25キロに、小惑星か彗星(すいせい)の衝突で起きた衝撃波による割れ目のような構造や特徴的な鉱物などを見つけた。
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
参考HP Wikipedia:フレデフォート・ドーム バリンジャー・クレーター
絶滅のクレーター―T・レックス最後の日 | |
クリエーター情報なし | |
新評論 |
火山とクレーターを旅する―地球ウォッチング紀行 | |
クリエーター情報なし | |
地人書館 |