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海の“緑化”に鉄分投入!光合成の微量元素「鉄」が地球温暖化を防ぐ?

2012年07月26日 | 地球温暖化

 CO2濃度が上昇400ppm越える
 2012年5月16日、気象庁は、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が国内の観測地点、で初めて400ppm(0.04%)を超えたと発表した。世界平均で400ppmを超えると地球温暖化が深刻化するとされており、同庁は「これだけ温暖化対策が叫ばれても全く減る兆候がない」と危機感を強めていた。

 観測されたのは、人間活動の影響を受けにくい岩手県大船渡市、東京都・南鳥島、沖縄県・与那国島の3地点でCO2濃度を観測。大船渡市では3月の月平均値が401.2ppm、4月に402.2ppmを記録し、1987年の観測開始以来、初めて400ppmの大台を超えた。過去10年間は1年に約2ppmのペースで上昇が続いている。気象庁によると、一般的に人口の多い北半球の方がCO2濃度が高く、2010年の世界の年平均値は389.0ppm。産業革命以前と比べると100ppm以上も増加しており、100年当たり0.68度の割合で気温が上昇している。(毎日新聞)

 地球温暖化対策として、CO2削減は欠かせない。我が国でも、節電や省エネ、再生可能エネルギー買取制度など行っている。しかし、3 ・11以来、原発停止のため、CO2削減は難しい状況が続いている。

 世界では緑化にも努めているが、温暖化の影響で砂漠化はすすみ、CO2削減にどの程度効果があるか疑問である。そこで、陸がだめなら広い海で緑化しようという研究が進んでいる。7月19日号「Nature」誌では、海洋に鉄分を投入して植物プランクトンの増殖を促し、二酸化炭素(CO2)を吸収させるという温暖化対策が提唱されている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Natiopnal Geographic news:海への鉄分投入、温暖化防止に効果 アイラブサイエンス:“森が海を育てる”“心に木を植える”

鉄が地球温暖化を防ぐ
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文藝春秋
地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
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化学同人

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進化するブラックホール!銀河系中心部に巨大ブラックホールの種発見!

2012年07月26日 | 宇宙

 銀河系の中心方向に“巨大ブラックホールの種”発見!
 南米チリにあるアステ望遠鏡などにより、天の川銀河の中心部に存在する分子ガスの塊が電波で観測された。その中には大質量の星団が埋もれていると推測されており、こういった星団などが天の川銀河の中心の巨大質量ブラックホールを形成・成長させると考えられている。

 多くの銀河では、銀河中心核付近のせまい領域に大量の分子ガスが存在している。高密度の分子ガスは星を生み出すだけではなく、銀河中心核の活動にも密接に関係していると考えられてる。したがって、銀河進化を理解するためには、銀河中心での分子ガスの物理状態や化学的性質を観測的に調べることが重要だ。

 天の川銀河の場合、私たちのいる太陽系と約3万光年離れた銀河中心の間に大量のガスと塵があり、さらにバルジ部および円盤部には無数の星もある。これらが視線を阻むため、可視光はおろか赤外線で中心部を見ることも難しい。

 慶應義塾大学の岡朋治(おかともはる)准教授らの研究チームは、南米チリにあるアステ望遠鏡による電波観測と、過去に取得した野辺山45m電波望遠鏡のデータから、天の川銀河中心部における温かく密度の濃い(注)分子ガスの分布を詳細に描き出した。その中には4つの分子ガスの塊が見られ、すべて秒速100km以上という高速で運動していた。(国立天文台)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP 国立天文台:天の川の中心部に巨大ブラックホールの種発見 National Geographic news:銀河系の中心に巨大ブラックホールの種

ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム (ブルーバックス)
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講談社
ブラックホールとタイムトラベル―「時空の穴」をめぐる最新理論 (ニュートンムック Newton別冊)
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ニュートンプレス

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