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北極海の海氷過去最小!南極の海氷面積過去最大!一見矛盾、その意味は?

2012年10月18日 | 地球温暖化

 南極海で海氷過去最大
 今年9月16日、北極海の海氷面積が、昨年までの最小記録だった2007年9月24日の425万平方キロ・メートルより日本列島2個分小さい349万平方キロ・メートルになった。一方、同時期、南極周辺では、海氷面積が過去最高を記録した。

 北極海の方は、JAXA(宇宙開発機構)の観測衛星「しずく」で確認した。JAXAは「地球温暖化の影響が出ている」とみている。北極海では近年、薄い海氷が多く、解けやすい状態だったことに加え、8月上旬に大型の低気圧が発生し、海氷が海水とともにかきまぜられたことで縮小が進んだという。

 コンピューターによる気候モデルによると、地球温暖化が海氷縮小に与える影響は、CO2排出などの温室効果ガスの増加が原因とするものが約60%、残りが自然の気候変動によるものとなった。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の気候モデルでも、地球温暖化が続く場合、数十年後の夏には北極の氷が完全に解けると予測されている。

 こうした地球温暖化や海氷融解、海面上昇がたびたび報じられるなか、南極の方では、一見明るいニュースと思える気候解析データが発表された。冬の南半球において、南極大陸の冷たい海に浮かぶ海氷の面積が増えていることがわかったのだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:南極海表面積増加、その意味は? JAXA:北極海氷のこれまでの衛星画像解析 北極海氷モニター 第一期水循環変動観測衛星「しずく」

NHKスペシャル 北極大変動―加速する氷解/資源ビジネスの野望
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