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海洋資源・エネルギー大国、日本の切り札!浮体式洋上風力発電とは何か?

2012年10月27日 | エネルギー

 海洋資源・エネルギーに恵まれた日本
 日本の領土は世界第61位で、377,930平方キロメートル。世界の陸地のうちわずか 0.25%しかない。しかし、海の広さは領海と排他的経済水域を合わせた広さで世界6位となる。さらに、その全海水量を計ると、世界で4位の海水量になるという。これは凄い事だ、これを活用しない手は無い。(日本は世界4位の海洋大国 山田吉彦著)

 これまで、海洋を利用した「風レンズ風力発電」をこのブログで紹介した。陸地に風車をつくる場合と違い、広い海洋というスペースを利用したものであった。さらに、深い海に囲まれた日本では「海洋温度差発電」も有効だ。また、海洋には波力、潮力などの海洋エネルギーがある。イギリスでは波力発電が実用化目前になっている。海に囲まれた日本には自然エネルギーに恵まれている。

 さて、今回紹介する「浮体式洋上風力発電」も日本向きの風力発電だ。洋上風力発電の一種で、洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電である。水深50mを超えると着床式では採算性が悪化するので、50m~200mの海域では浮体式風力発電機が設置される。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:浮体式洋上発電 nippon.com:福島沖で始まった、浮体式洋上風力発電

洋上風力発電
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“風力よ”エタノール化からトウモロコシを救え―風力発電による海洋資源回収と洋上工場
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従来の10倍!アンモニア合成の新触媒は、何とセメント(C12A7)から開発!東工大

2012年10月27日 | テクノロジー

 省エネでアンモニア製造、新たな触媒開発
 アンモニアの製造というと、ハーバー・ボッシュ法が思い浮かぶ。ハーバーが考えた製造法は、鉄を主体とした触媒の上で、水素と窒素を400~600°C、200~1000atmの超臨界流体状態で直接反応させ、「N2 + 3H2 → 2NH3」 の反応によってアンモニアを生産する方法である。現代でもメタンなどの燃料から水素を取り出し、これを空気の窒素と高圧下で混合し、ルテニウムなどの触媒で製造している。

 ハーバーはこの功績で、1918年ノーベル化学賞を受賞する。ボッシュは、ハーバーの考えた理論を工業化するのに成功した人である。ドイツの三大化学メーカー「BASF」の手で工業化に移ったのであるが、それを実際に工業化するまでは大変な努力を必要とした。ボッシュは、この功績により、1931年にノーベル化学賞を受賞する。

 今回、窒素と水素からアンモニアを合成する際、加えるエネルギーが従来より少なくて済む触媒の開発に成功したと、細野秀雄・東京工業大学教授らの研究グループが発表した。
 
 10月21日付の科学誌ネイチャー・ケミストリー電子版に論文が掲載される。アンモニアは主に肥料の原料として、世界で年間1億5000万トン以上が生産されている。この触媒による工業化が実現できれば、大幅な省エネにつながる可能性がある。
 
 細野教授らは、金属の一種ルテニウムと、セメントの成分「C12A7」を組み合わせて新触媒を作った。この触媒で窒素と水素を反応させたところ、従来のルテニウム触媒よりも、反応が速く進み、10分の1以下のエネルギーでアンモニアを合成できたという。(2012年10月22日  読売新聞)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP アイラブサイエンス:ハーバー・ボッシュ法 マイナビニュース:東工大、従来の10倍の性能のアンモニア合成触媒を実現

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サメはヒトを生きるために襲うが、ヒトはサメのヒレだけを削ぎ落とす!

2012年10月27日 | 環境問題

 サメの恐怖
 サメの恐怖はいうまでもない。米カリフォルニア州・サンタバーバラの警察が公開した1枚の写真。大きな歯型が付いたサメに襲われたサーファーのボード。10月23日、サーフィン中に襲われた39歳の男性は死亡。「犯人」は体長4.5~5メートルのホオジロザメだった。

 豪ウェスタンオーストラリア州では、ここ1年間にサメに襲われ海水浴客ら5人が命を落とすという過去最悪の事態となっており、州政府はサメを調査・捕獲し、必要なら殺す方針を打ち出した。

 同州政府のムーア漁業相は9月27日、「差し迫った脅威」を示すサメを殺すことを当局に容認するとの声明を電子メールで発表。685万豪ドル(約5億5000万円)相当の保護・調査・教育プログラムも導入した。同州はこれまでサメが攻撃してきた場合のみ殺すことを認めるとしていた。

 旅行業界は手つかずのビーチも多い1万2000キロメートルに及ぶ海岸線を持つ同州に国内外の観光客を呼び込もうとしているが、最近では7月14日に24歳の男性サーファーが州都パースから北に約160キロにあるひっそりとしたビーチで体長5メートルのサメに襲われて死亡。遺体は回収されていない。

 シドニーのタロンガ動物園にある豪州のサメ被害の記録によれば、同国全体では1791年以来、少なくともサメによる攻撃が少なくとも869件あり、そのうち216件で被害者が死亡している。ウェスタンオーストラリア州ではここ1年にスキューバダイビングをしていた米国人観光客やボディーボーダー、海水浴客が死亡する事故が起きている。(2012年9月27日 ブルームバーグ)

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参考HP National Geographic news:サメの末路、ワイルドライフ2012

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