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土星に謎の嵐、成層圏に異常な気温上昇(84℃)と、エチレン大量発生を観測!

2012年11月03日 | 太陽系

 土星の嵐、信じがたい気温上昇を観測
 ハリケーン「サンディ」が大規模な“フランケンストーム”に発達し、アメリカ東海岸を襲うことが懸念されているが、いくら大規模でも土星の記録的な嵐とは比べものにならない。

 2011年初めに発生した土星の巨大嵐は、地球より大きな範囲に雲を広げただけでなく、「これまで太陽系内で検出された中で最も大きく、最も高温の渦を成層圏に発生させ」、謎のエチレン大量発生を引き起こした。

 まだほかにもある。NASAの土星探査機カッシーニが検出した土星の気温は、一時局地的に摂氏84度も上昇するという「ほとんど信じがたい」ことが起きていた。これほどの気温上昇は太陽系ではかつて記録されたことがないと、NASAは10月25日付の発表で述べている。

 この極端な気温上昇は、冬のアラスカ州北部から夏のモハベ砂漠に瞬間移動するのに等しい。この気温差がちょうど摂氏84度くらいだ。

 「この気温変化を検出したときは非常に驚いた。これほどの変化が観測されたことはかつてない」と、メリーランド大学の研究科学者でカッシーニ・チームの一員であるブリゲット・ヘスマン(Brigette Hesman)氏は述べる。「まったく予想もしていなかった結果だ」。

 土星の嵐は激しい風と雷を巻き起こし、ピーク時には幅1万4500キロの雲がこの巨大ガス惑星を一周した。そして極端な気温変化に伴い、炭化水素ガスのエチレンが大量に発生した。これは、土星大気中に従来わずかしかみられなかったメタンの副産物だ。エチレンがこれほど大量発生した原因はわかっていない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:タイタン National Geographic:土星の嵐、信じがたい気温上昇を観測3

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「超伝導の光」横浜に…夢は世界を繋ぐ大送電網!「超伝導送電」実証実験開始!

2012年11月03日 | テクノロジー

 サンディ被害「ニュヨーク大停電・再び?」
 大西洋で観測されたハリケーンとしては最大規模の「サンディ」の来襲で、米国では少なくとも92人が死亡、地下鉄トンネルは洪水被害を受け、東海岸ではニュージャージー州を中心に最大850万の世帯と企業が停電となった。1日時点でも停電しているのはサウスカロライナ州からメーン州やミシガン州におよぶ地域で約480万世帯。

 ニュヨークの大停電は今回だけではない。1965年北アメリカ大停電、1977年ニューヨーク大停電、2003年北アメリカ大停電と度々問題になった。その他にも、送配電線の損傷や地下ケーブル、発電所の火災など、多くの電力トラブルが頻発しており、日本では殆どなくなった停電が日常茶飯事のように起こっている。なぜこれほど停電が多いのだろう?

 この原因のひとつは、戦火にまみえず、また、電力自由化等による投資の抑制によって更新が遅れたために、時代遅れになっている送配電網であると考えられている。現在、アメリカのエネルギー戦略では、2030年までに超電導ケーブルによる強固な送配電網を全米に構築する「スマートグリッド」計画が検討されている。

 「スマートグリッド」で期待されているのが、「超伝導送電」である。 この電気抵抗がゼロになる「超電導」の技術を利用し、送電効率を高めた電線「超電導ケーブル」を使った、国内で初めての実証実験が10月29日、横浜市鶴見区の東京電力旭変電所で始まった。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが推進する事業で、約1年かけて信頼性や安定性を検証する。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 中部大学:クローズアップ 山口研究室 The Liberty Web:高温超伝導ケーブルを東京電力が実証実験

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ハリケーン「サンディ」の猛威の理由は?全米で死者92人!NYでは停電続く!

2012年11月03日 | 災害

 停電やガソリン不足続く サンディ被害 復旧急ぐNY都市圏
 米ニューヨーク(New York)市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長は2日、ハリケーンから温帯低気圧になった「サンディ(Sandy)」の影響により、4日に開催が予定されていた第43回ニューヨークシティマラソン(New York City Marathon 2012)を中止すると発表した。
 
 ブルームバーグ市長は当初、大会の開催を許可していたが、コースとなるエリアがサンディの被害を受けたため開催反対の声が挙がっていた。地元議員やメディア、さらには参加するランナーも大会の中止、あるいは延期を求めていた。
 
 約4万5000人が参加するニューヨークシティマラソンの大会主催者側が日程変更を行うかは明らかになっていない。2013年春に予定を組みなおす案も挙がっている。(2012年11月3日 AFP)

 米メディア報道によると温帯低気圧に変わって米東海岸に上陸した大型ハリケーン「サンディ(Sandy)」による死者数は1日、15州で少なくとも92人に達した。米ニューヨーク(New York)市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長は、市内でこれまでに40人の死亡が確認されたと発表。被災地では警察と消防が懸命の救助活動を続けており、死者数は今後さらに増える可能性が高い。



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参考HP National Geographic news:サンディ、フランケンストーム化の理由 ニューヨークがハリケーンに弱い理由

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