“孤児惑星”、130光年先で発見
褐色矮星と呼ばれる恒星になりきれない天体を探す調査で、さらに珍しい天体が見つかった。“孤児”とみられる惑星だ。この流浪の惑星の質量は木星の4~7倍と推定され、主星となる恒星を持たないと、この調査結果を発表したフランスとカナダの天文学者からなる研究チームは述べている。
このような天体は孤児惑星のほかにホームレス惑星、自由浮遊惑星、放浪惑星などと呼ばれるが、科学者によれば、こうした惑星が生まれるまでには2つの過程が考えられるという。恒星系からはじきだされるパターンと、全く独自に形成されるパターンだ。
オリオン星雲内に十数個の主星を持たない天体が発見されたのは、10年以上前のことだ。それ以来、数十個の孤児惑星候補とみられる天体が見つかっている。
今回の発見は、星の形成過程にある領域以外でこのような惑星が見つかった初のケースだと、モントリオール大学の天文学者で今回の研究の共著者であるエティエンヌ・アルティゴー(Etienne Artigau)氏は述べている。
他のホームレス惑星候補と比較して、新たに見つかった天体は古い年代のもので、温度が低いことも特徴だ。また、地球にもずっと近く、アルティゴー氏によれば約130光年の距離にあるという。
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参考HP Wikipedia:惑星 惑星の定義 褐色矮星 National Geographic news:“孤児惑星”、130光年先で発見
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