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氷河後退で400年前のコケが再生、コケ植物と地衣類の違いとは?

2013年05月31日 | 植物

 氷河後退で400年前のコケが再生
 コケにどんな種類があるのか、知る人は少ないだろう。一般的に世界中でおよそ2万種ほどが記録されている。多くは緑色であるが、赤色や褐色の種もある。大きな群として、蘚類・苔類・ツノゴケ類の3つを含む。日本には約1800種のコケ植物が分布しており、そのうち200種以上が絶滅の危機に瀕しているといわれている。

 コケ植物は不思議な植物だ。日陰でジメジメしたところに生えて弱々しいイメージがあるが、一般的に乾燥して保存するが、乾燥しても虫がつくことが無く、観察したいときは水に戻すと、ほぼ元の形に回復する。生命力の強い生物である。シダや高等植物の押し葉標本が、放置すればあっと言う間にボロボロになるのとは大きな違いがある。

 そんな生命力のあるコケが、約400年ぶりに再生しているのが発見された。場所は、カナダ北極圏、エルズミーア島中部の山脈地帯にあるティアドロップ氷河(Teardrop Glacier)周辺地域で、カナダ、アルバータ大学の調査で判明した。

 地球温暖化のため、近年、後退しているカナダ氷河の下で、凍りついていたコケ植物が、400年ぶりに目覚めたのである。研究チームは、ティアドロップ氷河(Teardrop Glacier)周辺地域で、コケ植物や維管束植物の生物多様性調査にあたっていた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:コケ植物 National Geographic news:氷河後退で400年前のコケが再生

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