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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

アカトンボが赤い理由を解明!オモクローク系色素・還元型のオス

2012年07月15日 | ライフサイエンス

 アカトンボが赤い理由
 アカトンボが赤いのは、もっている色素が酸化型から還元型に変わったためであることが、産業技術総合研究所・生物共生進化機構研究グループの二橋亮研究員と深津武馬・研究グループ長らの研究で分かった。

 鮮やかな赤色をしたアカトンボは成熟したオスだけで、メスや羽化したての未成熟のオスは黄色い体色をしている。そこで、アキアカネとナツアカネ、ショウジョウトンボの3種類のアカトンボの皮膚から色素を抽出し調べたところ、「オモクローム系色素」が共通して含まれる色素で、この色素は酸化剤によって黄色に変化し、還元剤によって赤色に変化した。

 成熟・未成熟のオス・メスのそれぞれの色素の酸化型、還元型の割合をみると、成熟したオスだけ還元型色素の割合が顕著に高かった。生きているアカトンボに、還元剤であるアスコルビン酸(ビタミンC)を注入したところ、未成熟のオスだけでなく、成熟メスも赤色に変化した。

 これまでは、多くのアカトンボ類のオスだけが赤くなるのは、婚姻色として性的に成熟したオスの識別やアピールのためと考えられてきた。今回の研究の結果、アカトンボの細胞は還元型色素により抗酸化状態になっていることから、アカトンボのオスが日なたで「縄張り」をつくる際に、紫外線による酸化ストレスを軽減しようとしている可能性も考えられるという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:アキアカネ 産業技術総合研究所:アカトンボがどうして赤くなるかを解明 

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猛毒「硫化水素」に細胞老化抑制・心機能改善効果を発見!熊本大

2012年07月14日 | ライフサイエンス

 硫化水素が細胞老化を抑制
 熊本大大学院生命科学研究部の赤池孝章教授は7月4日、九州大などとの共同研究で、活性酸素が心不全を引き起こす仕組みと硫化水素が心筋細胞の老化を抑制することを解明したと発表した。

 以前から心筋梗塞を起こした心臓で活性酸素が多量につくられ、心不全を引き起こすことは知られていた。赤池教授らは、活性酸素の代謝過程で生じる「親電子物質」と特定のタンパク質が反応し、心筋細胞を老化させて心不全が起きることを突き止めた。

 体内では、2種類の酵素が硫化水素を生成し、この親電子物質を分解することを発見した。猛毒で知られる硫化水素が、活性酸素を抑え老化防止効果があるとは驚きの実験結果である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:硫化水素

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九州北部の「経験したことない大雨」とは何?そもそも降水量とは何?

2012年07月13日 | 気象

 経験したことのない大雨
 あまりの甚大な被害を前に自然の脅威と恐ろしさを感じずにはおれない。九州北部7月12日に発生した記録的豪雨のことだ。各地で土砂崩れや河川の氾濫、床上浸水などが相次ぎ、死者20人、行方不明者は7人に上った。13日も激しい雨が降り続き、各地で避難指示が出されるなど、多くの住民が不安な夜を過ごした。

 今回の豪雨では初めて「記録的な大雨に関する全般気象情報」が出され「これまでに経験したことのないような大雨になっています。この地域の方は厳重に警戒してください」と呼び掛けた。この情報でどれだけの住民が警戒を強めて対策を講じられたか。今後の調査を待ちたい。

 こうした情報提供は気象庁の予報官が重大な災害が予測される場合に一層の警戒を呼び掛け、住民に危機感を伝えるため今年6月に始めた気象情報の改善の一つだ。

 死者73人を出した昨年の台風12号による大規模な被害を受け、従来の長文ではなく短文で「○○豪雨に匹敵する大雨」「3日間の雨量がこの地域での1年分の雨量」など分かりやすく伝え、さらに、これまで自治体の役割だとして気象庁が踏み込まなかった「避難を心掛けてください」との呼び掛けも実施することになった。こうした改善で災害による被害が少なくなることを期待したい。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:降水量 気象衛星センター:クラウド・クラスター 

都市型集中豪雨はなぜ起こる? ?台風でも前線でもない大雨の正体? (知りたい!サイエンス)
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恐竜絶滅の決定打はインドのシバ隕石?なお説得力のある火山活動説

2012年07月13日 | 古生物

 恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?
 先日グリーンランドで、地球最古のクレーター跡が発見されたが、巨大隕石の衝突により地球環境は激変し、生物の大量絶滅を引き起こしたことはよく知られている。6500万年前の恐竜絶滅もメキシコのユカタン半島に落下した1つの隕石が原因と考えられている。 

 2009年11月、恐竜の絶滅の原因は、数十万年の間隔でメキシコとインド付近に落下した2個の巨大な隕石のダブルパンチだった可能性があることが最新の研究で指摘された。
 
 恐竜の絶滅の原因を説明する学説として過去数十年間で最もよく知られているのが、6500万年前に落下した1個の隕石に着目したものである。直径10キロの隕石がメキシコのユカタン半島沿岸に落下して現在のチクシュルーブ・クレーターを作り、これが世界規模の気候変動を引き起こして恐竜の大量絶滅に繋がったとする説だ。
 
 しかし、恐竜に実際にとどめを刺したのは直径40キロに及ぶ別の隕石だったと主張する説が議論を呼んでいる。この最新の説によると、隕石はチクシュルーブの隕石の約30万年後にインド西岸沖に衝突したという。「恐竜たちは本当に運が悪かった」と、研究の共著者でテキサス州ラボックにあるテキサス工科大学の古生物学者シャンカール・チャタジー氏は語る。


 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP National Geographic news:恐竜の絶滅 恐竜絶滅の決定打はインドの隕石?

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グリルーンランドで地球最古のクレーター“痕跡”を発見!地球の巨大クレーター

2012年07月12日 | 太陽系

 地球最古のクレーター痕跡を発見
 隕石の地球衝突は、しばしば地球の環境に大きな変化をもたらし、生物の大量絶滅を引き起こしてきたと考えられる。 今から6500万年前に、恐竜が絶滅したのも、1個の隕石が引き起こしたことだと考えられている。

 この時、直径10キロの隕石がメキシコのユカタン半島沿岸に落下して現在のチクシュルーブ・クレーターを作り、これが世界規模の気候変動を引き起こした。このクレ-ターは、上空の人工衛星などから発見された。

 今回、グリーンランド南西部で、約30億年前に出来たとみられるクレーターの痕跡が見つかった。これまで最古とされてきた南アフリカのクレーターより10億年ほど古く、地球最古とみられる。デンマークや英国などのチームが見つけ、専門誌に発表した。

 クレーターは直径約100キロ。地表にはクレーターとして特徴的な地形は全く残っていない。チームは3年間の調査で、地下20~25キロに、小惑星か彗星(すいせい)の衝突で起きた衝撃波による割れ目のような構造や特徴的な鉱物などを見つけた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:フレデフォート・ドーム バリンジャー・クレーター

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火山とクレーターを旅する―地球ウォッチング紀行
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世界最大の人喰いワニ、ギネス認定!貴重な観光資源として保護!

2012年07月11日 | 動物

 世界最大のワニ、ギネス認定
 体長6メートル17センチの“ロロン(Lolong)”と名付けられたイリエワニが、捕獲されているワニとしては世界最大であるとギネス世界記録に認定された。この巨大なワニは人間を襲い、2人の命を奪ったのではないかと疑われている。2011年9月にフィリピンのブナワン地区で捕獲された。
 
 ロロンは現在、新しく作られたブナワン・エコパーク研究センター(Bunawan Eco-Park and Research Centre)で保護されている。ワニ学者のアダム・ブリトン(Adam Britton)氏がここで計測を行った。ギネスはこのほど、ブリトン氏を含む複数の専門家によるデータに基づいて世界記録を認定した。
 
 ブリトン氏は当初、大きさの記録更新に慎重な姿勢だったが、ギネスの発表を受け、自身のブログの中で「私の中の懐疑心をも驚かせた」ロロンにお祝いを言いたいと書いている。
 
 「20フィート(約6メートル)を超えるワニを自分の目で見ることがあるとは思わなかった。簡単には忘れられない体験だ」とブリトン氏は言う。ブリトン氏は、ワニ類に関する研究とコンサルティングを行うオーストラリアの組織ビッグ・ゲッコー(Big Gecko)の責任者だ。


続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP National Geographic news:世界最大のワニ、ギネス認定 アイラブサイエンス:温泉熱利用の伊豆熱川、バナナワニ園

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宇宙では長寿になる可能性?ヒトとほぼ同じ遺伝子数を持つ線虫で確認!

2012年07月10日 | ライフサイエンス

 宇宙で長生きだった線虫
 宇宙での滞在は老化が遅れ、長生きできる可能性のあることが、東京都健康長寿医療センター研究所や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームによる線虫を使った実験で分かった。

 線虫は体長1ミリメートルほどの細長い糸状の虫。研究チームは数百匹の線虫を、2004年4月打ち上げのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に運び、実験棟で育ててもらった。宇宙空間での滞在は約11日間で、地上に持ち帰って調べると、加齢に伴って蓄積するタンパク質の量が通常よりも減っていた。

 また、神経伝達や内分泌の働きに関係する11種類の遺伝子の作用が低下していた。このうち特に機能が低下していた7種類の遺伝子(cha-1、glr-1など)を、地上で飼育した線虫で働かないようにしたところ、通常1カ月ほどの線虫の寿命が10~30日ほど延びたという。

 宇宙の微小重力環境がどのように遺伝子の働きに作用したのか、さらに他の宇宙環境の要因による影響など、いくつかの研究課題があるという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP 遺伝学電子博物館:線虫 サイエンスポータル:宇宙では長寿になる? 東京大学:飯野研究室

はじめに線虫ありき―そして、ゲノム研究が始まった
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地上最強のアリ?獲物の頭を殴って気絶させる「ダケトン・アルミゲルム」

2012年07月09日 | 動物

 獲物の頭を殴って気絶させるアリ
 南米、フランス領ギアナの森林の上層では、強力なアゴを持つホンウロコアリの一種、ダケトン・アルミゲルム(Daceton armigerum)がほかのアリを支配している。体重が100倍以上ある獲物でも、倒して捕食できるという。
  
 ダケトン・アルミゲルムの生態は未解明だったが、大きな昆虫を待ち伏せて頭を殴り、数秒間気絶させるという戦略が明らかになった。やがて巣から仲間が到着すると、強いアゴで不運な昆虫を捕らえ、後ろに引きずり、大の字に広げる。攻撃が十分でないときには、毒針で獲物をしびれさせて、万力のような下アゴで引きちぎる。
 
 研究チームのリーダーでフランス国立科学研究センター(CNRS)に所属するアラン・ドジャン(Alain Dejean)氏は、「この希少なアリを森の中で探し求めて、もう20年になる」と話す。「幸運にも(このアリの)コロニーが見つかれば、ほかはすべて放り投げることになる」。例えば、生息する木が風や人によって倒れでもしたら、落ちた枝を懸命に拾い集めたという。
 
 枝は研究用の小さな庭園に運ばれ、植わっている木に固定する。ダケトン・アルミゲルムがほかのアリ種とどのような関係を持つのかを観察するためである。野生下だけでなく、人工的な環境でも調査すれば、アリの生態を深く知ることができる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP National Geographic:獲物の頭を殴って気絶させるアリ UMAファン:殺人アリ、アカヒアリ

アリの生態 ふしぎの見聞録 -60年の研究が解き明かすアリの素顔 (知りたい!サイエンス)
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フジテレビ「アンビリバボー」:全米を恐怖に陥れた人喰いバクテリアとは?

2012年07月08日 | 微生物・ウイルス

 突然原因不明の病気で足を切断
 自分の体が思うようにならない、最近は年のせいかそう思うようになった。今まででは何ということもなかったことで、体がいうことを聞かない。どうやらこの夏は本格的に治療せねばならないようだ。気持ちの上では若いつもりだが、これからは年齢を考えながら生活しなければならない。

 しかし、若い人が突然原因不明の病気になり、まったく自分の思うとおりにならず、手足が化膿して切断せねばならなくなったとしたらどうだろう?しかもそれまで、健康的ではつらつとしていた若く美しい女性がその当事者だとしたら…私だったらとても耐えられない、人生に絶望してしまうことだろう。

 今から2か月前の2012年5月1日、アメリカジョージア州に住む、エイミー・コープランドさんはこの日、「ジップライン」というロープを使って川を渡るという遊びをしていた。 だが、ロープが切れ川に転落してしまい、その拍子に川底の岩で左足のふくらはぎを深く切ってしまった。

  その後、病院で治療を受けたエイミーは、ポジティブで活発な性格からか、さほど痛みを見せるそぶりもなく、その日は自分の足で歩いて帰宅したという。 だが、この時すでに彼女の体にはある魔物が住み着いていた!


 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

 参考HP フジテレビ:全米を恐怖に陥れた人喰いバクテリア 国立感染症研究所: 感染症の話「アエロモナス・ハイドロフィラ/ゾブリア」

誰がつくりだしたのか?エマージングウイルス―21世紀の人類を襲う新興感染症の恐怖
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24年ぶり、自然交配では国内初、パンダ誕生!実はレンタルで中国籍?

2012年07月07日 | 動物

 落ち着いた様子で授乳 シンシン、出産から一夜
 24年ぶりにジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生した東京・上野動物園は一夜明けた7月6日、母親のシンシンが赤ちゃんに落ち着いて授乳する様子を明らかにした。動物園周辺ではお祝いムードが広がった。

 動物園によると、シンシンは7月5日夜から6日朝にかけ、赤ちゃんを抱いていた。赤ちゃんが「ギャー」と鳴くと座り直して胸に抱きかかえて授乳し、終わると、ごろんと横になった。落ち着いた様子という。飼育員らは24時間態勢で、産室に設置されたカメラの映像を見守っている。

 動物園の表門には「おめでとうシンシン!赤ちゃんがすくすくと育ってくれますように、どうぞ温かく見守ってくださいね」と書かれた看板がかけられた。

 開園を待っていた東京都葛飾区の経理事務松島哲さん(73)は「生まれたと聞いた時、孫が生まれた時と似たような新鮮な気持ちになった。ぜひ子パンダを写真に撮りたい」と話した。(産経news 2012.7.6)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP 上野動物園:UENO-PANDA.jp Wikipedia:ジャイアントパンダ スゴモリ:いつの間に!上野動物園のパンダが赤ちゃんを産んだよ~

パンダは日本に必要ですか?
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「ヒッグス粒子」ついに発見!存在確率“99.9999%”以上、標準模型が完成!

2012年07月06日 | 物理

 新しい素粒子「ヒッグス粒子」発見
 欧州合同原子核研究機構(CERN)は4日、物質に質量を与えたとされる仮説上の素粒子「ヒッグス粒子」とみられる新しい素粒子を発見したと、発表した。2つの国際チームによる探索実験の結果、質量125-126GeV(ギガ電子ボルト)付近に、新素粒子が99.9999%以上の確率で存在することが分かった。年内にさらに実験を繰り返し、発見を確定させるという。

 宇宙が誕生した137億年前の大爆発(ビッグバン)によってヒッグス粒子を含むあらゆる素粒子が光速で飛び回った。その約100億分の1秒後に、宇宙空間の状態が変わり、他の粒子の周りにヒッグス粒子がまとわりついて、動きにくくした(質量を与えた)と考えられる。この仮説は英国の物理学者ピーター・ヒッグス博士が、南部陽一郎・米シカゴ大学名誉教授(2008年ノーベル物理学賞受賞)の理論「自発的対象性の破れ」を土台に、1964年に提唱していた。

 今回、東京大学や高エネルギー加速器研究機構など日本の16機関が参加する「ATLAS」と、欧米を中心とした「CMS」の2つの研究チームが、2008年に本格稼動したスイス・ジュネーブ近郊にあるCERNの「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」を使って、ともに陽子同士の衝突実験を繰り返した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP 原子炉ニュートリノ振動実験ダブルショー:素粒子の標準模型 NHK news Watch9:世紀の大発見科学者に密着取材 マイナビニュース:新しい素粒子「ヒッグス粒子」か 

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レッドリスト2012発表!絶滅危惧2万種、ティティ・クロアリドリ・幻のカエルなど

2012年07月05日 | 環境保護

 絶滅危惧2万種、レッドリスト2012
 6月19日、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」2012年版が発表された。自然界の絶滅リスクは、今年もさらに高まったようだ。レッドリストは、種の絶滅の危険度を「情報不足(DD)」~「絶滅(EX)」の8段階で評価。IUCNによると、「世界の生物多様性の実態を表す非常に重要な指標」という。

 2010年にコロンビアのアマゾン熱帯雨林でティティ属のサル(Callicebus caquetensis)が発見された。アゴひげが特徴的なこの新種は2012年に初めて調査の対象となり、絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類された。生息する森林の喪失、分断により、種の消滅に瀕する非常に危険な状態だ。IUCNによると、同じ生活の場を奪い合うコロンビア東部の地元住民が、食用に捕獲することもあるという。

 今回のレッドリスト更新では計6万3837種が評価され、1万9817種に絶滅のおそれが判明。両生類の41%、哺乳類の25%が危機的な状況である。2012年版レッドリストは、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」の前日に発表された。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP National Geographic news:絶滅危惧種2万種レッドリスト2012 外務省:国連持続可能な国際会議(リオ+20) Wikipedia:持続可能な開発に関する世界首脳会議

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トマトは万能薬?今度はジュースで「疲労軽減効果」発見!運動前が効果大!

2012年07月04日 | 食品

 疲労回復の方法
 毎日忙しい現代人。皆さんどうやって疲れを癒していますか?体を動かすエネルギーのもととなるのは、ブドウ糖。疲れを感じたら、まずは糖質の補給を心がけるとよい。また糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1も同時にとるようにする。にんにくのアリシンはビタミンB1の働きをアップすることが知られている。ストレスによる疲れは、適度な休息と、たっぷりのビタミンが効果的。

 炭水化物は体内で消化吸収され、ブドウ糖になる。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変わるが、このとき必要なのがビタミンB1。ビタミンB1が足りないと、ブドウ糖はエネルギーになれず、乳酸になってしまい、疲労の元になる。

 疲労回復に最も必要なビタミンB1の元となるのは、豚肉。それもヒレ肉がお勧めだ。ただ、加熱に弱いビタミンなので、調理方法には注意が必要である。また、効率よく摂取するには、にら、にんにく、たまねぎとの組み合わせも効果大だ。美味しく食事をして、疲労回復できたら1番だ。

 ところで、運動前に100%のトマトジュースを飲むと、運動後の血中の疲労物質の増加が抑えられることを、カゴメ(名古屋市)と鈴鹿医療科学大(三重県鈴鹿市)の共同研究チームが2日、マウス実験で突き止めたと発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP マイナビニュース:カゴメ、運動前のトマトジュースが疲労を低減 疲労回復.net:疲労回復レシピ

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月の砂の不思議?ガラス質のナノ微粒子発見!月面基地は月ですべて賄う?

2012年07月03日 | 太陽系

 月の表面はどうなっているのだろう?
 月の表面は岩石ではなく砂。砂でおおわれている。人類は1969年に初めて月面におり立つが、それ以前から月が砂に覆われていることを知っていた。岩がむき出しの場合、たまたま岩に対して真正面から太陽光線が当たった場合、鏡のようにピカッと光ることがある(遠くの岩山が妙に明るく光っているのを見たことがあるだろうか?)。ところが月を観察していても、あちらこちらがピカピカと点滅することがない。これは岩の表面が細かい砂によって覆われていることを示している。

 月の表面を覆う砂のことをレゴリス(regolith)という。砂の厚さは「高地」と呼ばれる比較的古い地形のところで20~30m、「海」と呼ばれる比較的新しい地形のところで2~8m、最も新しいクレーターの周辺では数cm、と考えられている(アポロ計画前には着陸船や宇宙飛行士が砂に埋もれてしまうのではないか、と真剣に心配した)。新しい地形ほど砂が少なく、古い地形ほど砂が多い、ということは、月の砂レゴリスが月の歴史の中で常に作り出され、だんだんと積もってきたことを示している。

 月の表面を覆う砂は、月面を舞うことがあり、さらに深さ2メートルの地点の温度は表面の砂と比べて摂氏にして167度も低いケースがある。このように奇妙な性質を持つ月の砂にまつわる謎を解明したと、このたびオーストラリアの研究チームが発表した。謎を解く鍵は、ナノサイズのガラス質微粒子にあるという。

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参考HP National Geographic news:月の砂の謎ナノ粒子モデルで解明? 大阪市立科学館:月の砂レゴリスと月面探査 

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7月1日スタート!再生エネ買い取り制度とは何か?発電事業に相次ぎ企業参入

2012年07月02日 | エネルギー

 再生エネ買い取り7月スタート 発電事業に企業参入相次ぐ
 太陽光や風力などで発電した電力を電力会社が買い取る再生可能エネルギーの全量買い取り制度が7月1日、スタートした。買い取り価格が高めに設定されたことで、企業の発電事業への参入が相次いでいる。経済産業省が買い取り対象として認定した大規模太陽光発電所(メガソーラー)、風力発電などの発電容量は6月28日時点で計約4万1600キロワットに上り、今年度は原発2基分にあたる250万キロワットにのぼると試算している。

 1キロワット時当たりの買い取り価格と期間は、太陽光が42円で20年間、発電容量20キロワット以上の風力が23.1円で20年間、1万5000キロワット以上の地熱が27.3円で15年間-など。経産省がすでに認定した施設は全国で計44件で、今年度中に再生エネ発電容量は現在の計約1950万キロワットから約2200万キロワットに拡大する見通しだ。

 「太陽光発電の普及に向けた歴史的な転換点になる」。太陽光発電協会の片山幹雄代表理事(シャープ会長)は6月29日の会見で、買い取り制度をこう評価した。同協会では、太陽光発電の累計発電容量は2010年度で350万キロワットだが、2030年度には1億キロワットに拡大、国内電力消費量の10%を賄うと予測する。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP アイラブサイエンス:平成24年7月1日スタート!再生エネルギー固定買取価格決定! 政府公報オンライン:平成24年7月1日スタート!再生可能エネルギー固定買い取り制度

飛躍するドイツの再生可能エネルギー―地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして
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