知ってる人は知っている、VESPAのシフトチェンジは左側のグリップを、同じ左側にあるクラッチを握りながら回すという、手首の負担が大きい構造になっています。
まだ乗りなれないうちは手首が腱鞘炎になるかと想ったくらい辛かったけど、僕が慣れたのか、バイクが馴染んで来たのかは定かでないけど、今では苦にならないレベルになっています。
アクセルをひねれば走る楽ちんスクーターとは違って、複雑な操作をしないと動かない難しさが、飽きさせない楽しさを提供してくれます。
ユーザーの意見を聞き過ぎて、道具としては使いやすいが、何の面白みもなく、色々な機能が満載された工業製品ばかりになる中、僕の興味はバッテリーさえもなく、乗りにくく、不便な部分もあるけど、シンプルで楽しいこのVESPAのコンセプトが、僕の心の中に何か新しい発想を植え付け始めて来ています。
原点回帰してみようかな。。。。
ojisan@MAYURA