『「目には目を」では、世界を盲目にするだけだ。』マハトマ・ガンジー
ムンバイでのテロで、インド国内のイスラム教徒とヒンドゥー教徒の間で不穏な空気が流れているとテレビで報道されていました。今回のテロを実行したイスラム教徒に対し、元々敵意を抱くヒンドゥー教徒との間で抗争が起きそうな気配があるそうな。
ヒンドゥー教(元々はバラモン教 ヴェーダ~バガバットギータ等を教典とする)では、カースト制があり、身分差別が長年にわたって行われて来ました。ブッダもこれを嫌い、説法はバラモン(僧侶)の言語サンスクリッドではなく、パーリー語を使ったと言われています。
カースト制度の下位もしくはもっと下の階層の人々は、宗教を変えることで、カースト制度から外れる事が出来ました。
そこで、仏教やイスラム教、キリスト教などに改宗していったわけです。
今回のテロはイスラム教のテロリストが実行しましたが、そのせいで、貧しいイスラム教徒が迫害にあうのではと心配されてるそうなのです。
ガンジーの言うとおり、『目には目を』精神を断ち切る事で、テロの拡大と連鎖はなくなるのではないでしょうか?
自制を求めたいものです。
ojisan@MAYURA