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HIMSA(暴力)からAHIMSA(非暴力)へ

2011-12-08 | 社会・経済

HIMSAとはサンスクリッド語で「暴力」のことである。

70年前の今日、ハワイ・真珠湾へ日本軍が攻撃をし、先の戦争が始まった。

日本だけでも、1945年8月15日の終戦までに、日本軍兵士約230万人、民間人約80万人が亡くなった。

終戦のきっかけとなった、各1発の原子爆弾だけでも、広島約14万人、長崎約7万人が死亡又は行方不明と推定されている(1976年国連報告による)。

対する米国は兵士約41万人が亡くなったと言う。(ワールドアルマナック等による)

アジア各国、ドイツ、イギリス、フランスなど、世界中でも多くの血が流れ、命が失われた。

亡くなった人々には、親や子など家族もいる。

ひとり亡くなると言う事は、その何倍もの悲しみが生まれる。

暴力は、深い悲しみを生み、何倍もの憎悪を残す。

一時の暴力が、もたらす暴力の連鎖は、何千年も続くことさえある。

誰かが、いは皆が、AHIMUSA(非暴力)を『実行』し、この連鎖に終止符を打たねばならない時期が近付いているように思う。

shudhananda@mayura