閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

登戸浦(のぶとうら)

2020-02-20 09:45:00 | 葛飾北斎 富嶽三十六景

第27作目の登戸浦(のぶとうら)です。 
 千葉市中央区・登戸神社

鳥居の間から富士を望むという北斎の構図です。 大小二つの鳥居は、本来は
もっと離れています。浅瀬で汐干狩りを楽しむ人々、おしゃべりする女、
追っかけこで遊ぶ子どもたち、貝でいっぱいになった桶を得意げに 運ぶ漁師、
彼らの楽し気なひと時、健やかな時間の流れを感じます。
登戸浦は、江戸築地に荷揚場を持ち、年貢米や海産物を房総半島から江戸に
海上輸送 する拠点の一つでした。

少しアップしました。

 原画です。


 解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/

のどかな海辺の風景でしたね。

 

 

 


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6 コメント

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シリーズもの、イイですね~♪ (石畳のん♪)
2020-02-20 13:41:37
きっと 物凄い時間がかかったことと思います。
北斎さんの平面の世界を立体化する!壮大な
発想ですね!北斎さんも喜んでおられますね♪

今更ですが、閑斎さんのお名前は北斎さんから??
それとも『斎』という字に特別な意味があるのかな?
歳をとっているのにムチムチのん婆でスミマセン!

★私の 石畳のん ♪は石畳編みから借りました。(^_^;)
返信する
閑斉は (閑斉)
2020-02-20 14:22:52
石畳のん ♪さん
ご訪問、ありがとうございました。
同じ趣味の方が少ないので、ひっそり、こっそりやっております。
「閑斉」の所以ですが、閑(ひま)な人間という意味と、出身地を表そうと思って名乗っています。
返信する
Unknown (ゆきママ)
2020-02-22 22:06:53
閑斉さんのこのシリーズを通じ、それまでいわゆる赤富士やbig waveくらいしか知らなかった北斎さんの富嶽をたくさん知ることができました。各地から見える富士が季節を変え描かれていたのですね。
潮干狩りを楽しむ人々の様子がよくわかりますよ。
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Unknown (ash)
2020-02-22 22:07:20
のどかな海辺の風景ですが、この閑斎さんの紙紐細工は凝ってますね~!!

まず感動したのが、鳥居のレイアウトの仕方。
原画ののっぺり感よりずっと奥行きがあります。
それから潮干狩りしている人の細かい細工。
たらいでしょうか、きちんと作られていて感動ものです~!!
それから人物の躍動感あふれる動作。細かいところまで丁寧に作られていて、いつもいつも驚かされます。。
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ゆきママさん、おはようございます。 (閑斉)
2020-02-23 06:12:21
北斎の絵への知見は私も同じようなものです。
こんな絵、あんな絵、と楽しんでいます。
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ash様、おはようございます。 (閑斉)
2020-02-23 06:16:43
細かいところまで観ていただいて、冥利に尽きます。
たらいは少し苦労しましたね。
ボーと見ていたら見過ごしますが、作るとなると手に何をも持っているのか、判る場合はいいのですが・・。
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