東日本大震災だけでなく、福島の原発事故が起こったせいで何時までも気分が晴れない日が続きます。
原発の事故さえ無ければ、瓦礫の撤去や、何より津波で行方不明になった方々の捜索も出来るのに!
原発の事故さえ無ければ、復興に向けて一気にエネルギーが動き出すことも出来たのに!
政府や東電の発表はコロコロと変わり、先日の「実は注水は止まっていなかった」の新聞見出しを目にした時は、ヨシモト新喜劇じゃないけど、もう少しでずっこけるところでした。
昨日の朝日新聞、「声」欄に載っていた福島市の定時制教員の方の投書にあった高校生の言葉です。
「いっそのこと、原発なんて全部爆発しちゃえばいいんだ!」
「だってさあ、先生、福島市ってこんなに放射能が高いのに避難区域にならないっておかしいでしょう。これって、福島とか郡山を避難区域にしたら、新幹線を止めなくちゃなんねぇ、高速を止めなくちゃなんねぇって、要するに経済が回らなくなるから避難させねぇってことだべ。つまり俺たちは経済活動の犠牲になって見殺しにされてるってことだべした。俺はこんな中途半端な状態は我慢できねぇ。だったらもう1回ドカンとなっちまった方がすっきりする」
子供たちはしっかり見ています。
明らかに汚染されているであろう農産物を「ただちに影響は起きない」だとか「風評被害を防ぐ」などと言って流通消費させる・・・
自分たちはヨウ素剤を摂取しているのかも知れないけど。
こんなふうに、国民の命より、利権や保身でしか物事を進めない政府や、損得勘定を優先させる大人たちの世界。
政治経済界は放射能より怖いくらいに汚染されているのかも。
汚染されているのは政治経済界に限らないかも知れない。
いつまでも収束しない、いつまでも放射能は漏れ出しているこの現状・・・
海へ放出された汚染水は微生物から魚へ・・・
汚染された水蒸気は雨になり地球に降り注ぐ。
循環はどこで止められるというのだろう。
これでもまだ、原発を推進したり賛成したりする人間って一体何だろう?!
それでも、私たちは生きていかなければならない。
このブログでも何度か紹介させて頂いている伊豆のガソリンスタンド「川口屋」の友美さんが
~今の時代を生きていくために必要な強さ~「順応性」
という記事を書いておられます。
友美さんには「順応性」だけでなく、「開拓精神」も備わっていると思います。
私より一回り以上お若い彼女ですが、見習うことの多い女性です。