masumiノート

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証拠写真

2011年06月29日 | ガソリンスタンド

業転車両を携帯写真で元売に送付 (南東北で仰天事)
6/18 「燃料油脂新聞」より

 

【仙台】
ブランド料から見積もっても、系列仕切りと業転仕切りの格差は5-6円は確実に存在するが、
業転ローリーが系列販売店に荷卸ししている光景を携帯写真で元売に送付するとなると、販売転換でも騒がしい事態になる。

 

特約店の販売店担当者の取った行動とされるが、受け取った元売も絶句ではないか。

 

ある販売店主は

「自分の至らなさで浮気されていることに腹を立てて、よりによって元売に直訴とは情けない。

元売もどう対処してよいかわからないだろう。

支店長判断となっても情けない。

まして震災後はブランド料を返還している元売ばかりだ。

結局は亀裂が走るが、やむを得ない」と系列内で起きた動きを述懐する。



 



(専門用語では分かりにくいと思うので)
これを簡単に説明すると、
元売マークを掲げている系列販売店には元売のマークのついたローリーが油を運んできて荷卸しするのが当然なのですが、
元売マークを掲げている系列販売店に無印のローリーが油(業転玉)を運んできて荷卸ししている現場写真を、

特約店(中間卸)の担当者が携帯で写真を撮り、その画像を元売に送ったことに対して、

“あり得ない行為”だとして、波紋を呼ぶだろう、と書かれています。


こうちゃんも“あり得ない行為”だと言いました。


でも、私はこの特約店担当者の行動を評価したいと思います。

>自分の至らなさで浮気されていることに腹を立てて

では無くて、
この特約店担当者の「元売に対して不満を表した行為」ではないのかな?と思うからです。


私たちのような販売店は元売と直接接触することはありません。
(販売店の相手なんぞいちいちしてられるか)という、(元売のコスト削減戦略の一環として)
特約店が間に立つカタチになっています。
価格交渉も特約店が元売と行います。

しかし、ガリバーになった元売は、歩みあうということを忘れ
「オレ様の言うことを聞け」とばかりに一方的に物事を進めるようです。

恐らく多くの特約店も私たち販売店と同じように元売の仕切り(やり方)に対して不満を持っているのではないでしょうか。

元売の仕切りでは高くてやっていけない系列販売店が、
生き残るために業転玉に手を出すこと、手を出さざるを得ないこと、
その現実を元売に知らしめたかったのではないでしょうか?

私はそう考えます。


なので、皆さんも、もし機会があれば系列販売店で業転玉の無印ローリーが荷卸しをしている現場に出くわしたら“証拠写真”を撮っておいてください。
※廃油回収のローリーとお間違いのないようにm(_ _)m

そして厚かましいお願いですが、出来れば私にその画像を添付ファイルとして送ってください。

メールアドレスは、m128-i@mail.goo.ne.jpです。

もしも、万が一このブログで画像を公開することがあれば、
そのときはその販売店がどこなのか分からないように加工しますのでどうぞ宜しくお願いします。



元売にとって、系列販売店が業転玉を入れているという事実、又それに対しての対応がマチマチだという事実は、公にされたくはない事だと思います。

公には絶対に認めたくないと思います。

なので、もしも消費者が
「Aという系列販売店が他店と比べてとても安い値段で販売しているが何故ですか?
巷で言われている業転玉を取っているからですか?」
と元売に質問したとして、たとえそれが事実であっても決して認めようとはしないでしょう。

このような質問に対しては
「自由競争ですので、企業努力で安く販売出来ているのでは?」と答えるだろうと思います。

石油連盟の回答もよく似たものでしょう。




三者店を潰したい元売と、CO2削減の為にE3E10への移行を進める政府
両者の思惑が一致した故の「老朽地下タンクの法規制」


けれども、一販売店として黙っているわけにはいかないのです。



※個人事業主さんからのコメントで系列玉のローリーでも無印の場合もあるというコトを思い出しましたので上記の
>皆さんも、もし機会があれば系列販売店で業転玉の無印ローリーが荷卸しをしている現場に出くわしたら“証拠写真”を撮っておいてください。

取り消します。


・・・「皆さん」を「特約店担当者(特約店の伝票が無いカタチになるので判別可能)」にしようかな、とも思いましたが、匿名性にすることを考えれば証拠にならないのは同じなので。


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