ジョウビタキ
今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も全量を正規ルートから仕入れている3者店って、どのくらいあるのかな?
だって、規制緩和以前から揮発油ではない灯油なんかは業転玉で薄めていた系列店もあったと聞くし、
まだPBSSがほとんどないような時から、石油組合が「系列店への業転斡旋」を“事業”として取り扱っていたくらいだから。
組合がそんなでしょ。
で、
全石連が「業転玉を混ぜても良いことにしてくれ」ってお上に泣きついて、
自民党の石油流通議連も、問題を深く掘り下げて考えることも無しに?(政治献金もあるし)、
「よし、わかった」なんて乗っちゃって、
その圧力でもあったのか、
公取委が「系列店でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」なんていう見解を出して、
最初は抵抗していた元売も、経産省に何か言われたのかしら?
首を縦に振って・・・
だけど、
流通経路証明書なんてものが導入されたけど、他社買いしている業者のカードになるのか、元売のカードになるのか、
一体どっちだ?、みたいな。
だって公取委の見解、流通経路証明書導入後に、他社買いしないように誓約書書かされた販売店もあれば、他社買いを理由にマークを下ろすことになった販売店もある。
ということはやっぱり、流通経路証明書は元売のカードってことでしょ?
で、誰も見たことがないというその流通証明書を、周知させてくれってエネ庁が全石連に要請して、
全石連は全国の石油組合に組合員への認知度向上と理解促進に取り組んでいくよう要請したんですよ。
昨年の10月に。
だけど、未だに周知するための文書等、何ら届いてはおりません。
そりゃそうだ。
組合員(3者店)に他社買いされたら、組合幹部席(2者店)の皆さんは中間マージン取りはぐれちゃう。
でも、これ以上組合員の数が減ると、組合活動を行うための財源減少にもつながるから、
経営相談室を設置して・・・・・・・
ようは「生かさず殺さず」をずーーーーーーーっっとやってるわけですよね。
で、ハナシを最初に戻すんですけど、
今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も、
全油種、全量を、正規ルートから仕入れている3者店ってどのくらいあるのかな。
物凄~く、少数派だったとしたら、ちょっと怖いかも。
だって、大多数の業者が業転混ぜてる派で、組合も、公取委も、経産省も、みーんなそっちに加担してるわけでしょ?
ヤバイよね。
業転を購入すると、一年で収益が数千万円増える