masumiノート

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ENEOSであることのメリットは大きい。

2019年07月01日 | ニュースから一言二言
 エッソ、半世紀の歴史に幕 給油所のブランド統一で
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2019070101001157

 石油元売り大手のJXTGエネルギーは1日、四つあった給油所のブランドを「ENEOS(エネオス)」に統一した。半世紀以上にわたって親しまれてきた「エッソ」「モービル」「ゼネラル」は歴史に幕を下ろした。

 JXTGは「ENEOS」の旧JXエネルギーと、旧東燃ゼネラル石油が2017年4月に統合して発足した。「エッソ」と「モービル」は旧東燃ゼネラルの親会社だった米エクソンモービルが展開する世界ブランドで、日本には1960年代に登場した。

 JXTGはサービスと経営効率の向上を狙い、最も多い「ENEOS」への一本化を決め、18年10月から看板の取り換えを進めていた。




「ENEOS(エネオス)」の由来
https://www.brand-yurai.net/detail/ENEOS%EF%BC%88エネオス%EF%BC%89.html










めちゃ分かる『ガソリンスタンドの変遷図』を見て「エネオスが強すぎる」「いま準決勝ぐらい?」の声
https://togetter.com/li/1317003





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こうちゃんが大学生の時に先代が始めたガソリンスタンド経営。
当時のマークは大協石油。

京都で下宿していたこうちゃんが夏休みなどに帰省した際に、店の営業が終わってから夜に宝塚まで配達に行っていた先代の手伝いをしたそうです。

大協石油から三菱石油に転籍。
その後は元売の再編・統合の流れでENEOSマークになり、今日現在もENEOSマークを掲げて営業中。


三菱石油が日本石油に吸収合併されてから商圏の市況が(元売系列店ばかりなのに)業転価格を基にしたような状態になり、
その後の長い年月を苦しみながら営業を続けることになりましたが、

「有難い当店顧客のお蔭様で今日がある」と感謝しております。


また元売再編最終章まで存続できた今、ENEOSであるメリットは大きいと思っています。





P.S.

元「エッソ」「モービル」「ゼネラル」でENEOSマークになった店の中にマークの色が茶色っぽい店があります。
「何であんなキタナイ色にしてるん?」とお客さんに訊かれます。
「景観条例によるものだそうですよ」と答えていますが、
お客さんも、そう言っている私も納得出来ていませ~ん(^▽^;






農村を支えるはずの農協系SSですが・・・

2019年07月01日 | ガソリンスタンド4

6月26日ぜんせきより

政権公約「Jファイル」
「ガソリンスタンドは公共インフラとして~~~」と明記されました。





6月28日ぜんせきより
農協系SS 農村支えるはずが・・・過疎地は商系頼み
過疎地におけるSS減少が社会問題になっているが、その内訳を精査すると、農協系SSの減少が目立ち、商系(一般)SSが過疎地の燃料供給を支える構図となっている地域が増えていることが判明した。



2011年12月01日の過去記事より一部再掲

岩手県石油組合の野中範夫専務理事は、地元業者の嘆きをこう代弁する。
「仮設住宅への灯油配送については、敷地スペースの問題からローリーが侵入できないのです。
それも、高齢者の方々が多いため、ポリ缶を入り口まで取りに来てくれとも言えず、一戸一戸手押し車に乗せて訪問しなければならない。
このように効率が悪く、コストもかかるような仕事は、県外業者は絶対に行いません。
採算が合わないと知りつつも、被災者のためを思って泣く泣く引き受けるのが、地元のSS業者なのです

また、岩手県石油組合の副理事長で、岩手県石油政治連盟の会長も務める村田欣也社長(ムラタ社長)も
「もちろん、地域住民の方々に十分な量の灯油を供給するのが、我々業界に与えられた第一の使命です。
しかしそれは、地元の暮らしのエネルギーを支えるためであって、短期的な利益を追求するものではありません

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>地元の暮らしのエネルギーを支えるためであって、短期的な利益を追求するものではありません

地元の業者はその地域で生活しているわけですから、利益追求よりも責任感や使命感の方が強いのです。

以前記事にしたように採算が取れないような過疎地では、“組合員のため”を謳っている農協(JA)ですら撤退するのです。


全農エネルギー@JA-SS
全石連 全農エネ問題で要請 磯崎農水副大臣に廉売実態訴え
全国的に廉売姿勢を強めている全農エネルギーのSSについて、「地域生業SSの経営を圧迫している」として所轄省としての指導強化を要望した。


JAは100リッター以上でないと灯油の配達もしません。
それすら「不採算なので本当は止めたい」と一昨年でしたか、こうちゃんが関係者から耳にしたそうです。


JA-SSも広域2者店同様、異業種コストコセルフSSより質が悪いと思っています。







6月29日燃料油脂新聞より

ポイント還元率一律 値引き競争に歯止め



値引き競争に歯止め
それよりも大きいであろう理由は、中小零細である恩恵(?)を無しにする元売施策?

本来は中小保護(国策)のはずなのですが。





SS飽和状態懸念


収益が落ち込みいざとなったら閉鎖・撤退できる販社や県外業者とは違う。
規模的に大きなセルフSSのような薄利多売は出来ないが、灯油配達など地域のエネルギーや経済、産業を支えており、閉鎖されたら地域の消費者が困るSSが多い。

※それが、地場のガソリンスタンドです。