masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

石油業界のお偉いさん方へ

2012年11月12日 | ガソリンスタンド

「石油は宝」だとか
「石油の力」だとか
「石油の復権」だとか
「石油を冷遇するな」だとか

政界(?)に向けておっしゃっているみたいですけど

無理です。


だって、
系列と系列外(業転)との仕切り格差が(現在当店で)13円にも広がっているんですよ。

ブランド料の4円だけならまだしも、13円。


業界の人間がバナナの叩き売りのようなことをして自ら石油の価値を下げておきながら、
外に向っていくら偉そうなことを言ったって、聞き入れてもらえるわけがありません。

それは道理が通りません。



・・・ところで、

上に書いたようなことは、どなた方がおっしゃっているんでしたっけ?






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動けないこうちゃん

2012年11月11日 | ひとり言

「動かれへん」と、こうちゃん。


こうちゃんの足にタマが肘をついて寛いでます(笑)


「どかしたらイイやん」と、masumiさん。

「俺にはでけへん」と、こうちゃん。

「・・・・・だろーね」と、冷たくつぶやくmasumiさん。


『わはははは』
笑うしかない二人であった(爆)


空き巣に注意

2012年11月11日 | ガソリンスタンドでの出来事

常時解放セルフに怒り 「取り締まり強化要請」
「消防法違反はもちろん、(人件費を削減して)不公平だ」
11月7日 燃料油脂新聞より




*****

(あれ?私この事件知らない)と思ったのが、
2009年1月に名古屋の民族系セルフで危険物無資格のアルバイトが外国人にポリ缶でのガソリン給油を許可し、
それを帰宅後にストーブに注油したため爆発、アパート一室が全焼。

ガソリンは爆発するからとても危険。

*****

前にも書いたことあるけど、近所に「空き巣に入られた」と警察に届けたセルフがあります。
現在CAセルフですが以前は他市に本社がある会社のフル店でした。
そのフルの時代、ガソリンの小分け販売を要求した客に、元売商品(元売のマーク入り)のポリ容器にマジックでガソリンと書いて販売していたようです。

セルフになって容器への販売が出来なくなったため、お客さんが、その容器を持って当店にガソリンを買いに来ました。
「ポリ容器へのガソリン販売は出来ません」と言うと
「何を言うか!○○(CAセルフの会社名)でガソリン分けてくれと言ったら、店の者がコレを出してきて目の前でガソリンと書いて売ってくれたんだぞ!」、と・・・

ΣΣ( ̄◇ ̄;)!マジスカ!?

・・・(゜_゜i)タラー・・・
そういうことするから、こっちが怒鳴られなきゃならなくなるんだよね・・・
勘弁して欲しいです。




おまけ

先日、「グリーンパワー」なるものを買いにお客さんがやってきた。

グリーンパワー????
何じゃソレ?聞いたこともないぞ?

「何に使わはるん?」と聞いたら農機具だと言う・・・
「油圧作動油みたいなもんやろか?」
「そんなんちゃう!油や!」

油って・・・(汗)
ここで売ってるのは殆ど全部、油なんやけど・・・・困ったぞい。
と思ったらこうちゃん登場☆

「こうちゃーん、グリーンパワーって知ってる?」

「グリーンパワー?・・・なんか聞いたことあるなぁ・・・・あぁアレか。そんな機械まだ使っとるんか?」


<※グリーンパワーとは、灯油とガソリンの混合油だそうで、昔はドラム缶で売っていたらしい。>



で、お客さんの持ってきてた缶は、一斗缶。

消防法適合缶でないとダメと言ったら、出た(==;

「ガソリンと違うねんから」(いや、ガソリンと灯油ですから)
「ちょっとくらい」(あきまへん)
「すぐそこやから」(そういう問題やおへん)
「堅い事言わんと」

「堅いコト言うのんがウチやから!」

そう言って、masumiさんはサッサとその場を離れました。 (ずっこ~)

こうちゃんがそのあとハナシをしてて、お客さんは出て行きました。

・・・

それから1時間後、ホームセンターで携行缶を買って来てくれました。
私と目が合ったとき
「あんたの言う通りや。そら、アカンことはしたらアカンわな」と言ってくれて、

お勘定が済んでから、こうちゃんとハナシして帰らはったんやけど
「アカンことは分かっててんけどな。ワシの欲で無理を言ってしもた。すまなんだ」と言ってくれたらしい。


お客さんはちゃんと分かってくれはるんやね(^^)♪






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こうちゃんがみた夢

2012年11月10日 | 日記

こうちゃんパパが亡くなってから来月で1年になります。
一周忌のことを考えていたからか、こうちゃんが珍しく夢をみたそうです。

親父の夢見た。

病院なんかに居られへん
やっぱり風呂はええ、
風呂に入ったらサッパリした~

って言ってた。

それから?

それだけ。


確かに入院中、意識がある間中、帰りたがってたもんなぁ・・・
でもお風呂に入ってサッパリした、って夢の中で気持ち良さそうにしてはったんや

そっかぁ~
きっと魂が癒されたんやろうなぁ



晩御飯を食べながらこんな会話をしました。




元売は不感症人間の集まりですか?

2012年11月10日 | ガソリンスタンド

せめて被災地への仕切り格差はなくせないものでしょうか・・・

あれだけの大震災を経験して、
その後の苦労も、

知らないはずはないでしょう?


元売だって業界紙は読んでいるでしょう?

何故、放置しておくの?
何故、放置しておけるの?

企業といえども動かしているのは人間でしょう?

声を上げる方は一人もいらっしゃらないのでしょうか?





福島県内業者「仕切りに不信強める」




ミニ紅葉狩り

2012年11月10日 | 日記


ブルーベリー


桔梗


目薬の木


お客さんからもらった、「ウィスキーに漬けた渋柿」

これを毎日(毎年)食べて105歳で元気な人がいるらしい(^^)


通信講座「色鉛筆画」の添削課題

20分も掛からず書き終えてしまった。
きっと点数は低いだろう(汗)

何のお花か分かるかな?



灯油の配達

2012年11月09日 | ガソリンスタンドでの出来事

今日、閉店間際にプロパンガス業者のIさんから電話が掛かってきた。

こうちゃんは、「すまんなぁ」と言いながら電話を切った。

そして私に向かってこう言った。

「あれ?Iさんの会社はスタンドもやってるのに、何でそこへ言わへんねん?」

*****

Iさんからの電話の内容は、
プロパンガスのお客さん(お婆さん)から「灯油の配達をしてくれるところはないか?」と相談を受けたらしく、
Iさんの実家へ灯油の配達をしている当店へ
「○○町なんだけど、ポリ1つか2つ灯油を配達してやってもらえないだろうか?」、というものでした。


Iさんの勤めている会社はプロパンガスの他にガソリンスタンドの経営もしている大きな会社です。

私はこうちゃんに言いました。

「店舗を順次セルフに改装していってるようなスタンドやで、ウチでもよう行かんのに、あそこがポリ1つや2つで行くわけがないやん」


(え?地域密着でやってるんじゃないの?地域へのエネルギー供給を担っている自負があるんじゃないの?)と思われた方・・・
2009年11月11日の記事、 「灯油」を読んでください。


私たちだって行けるものなら行ってあげたいと思っていますよ。

でも無理なんです。


○○町には昔は灯油の配達先が何軒もありました。
でも新興住宅地であるその地区には灯油の巡回業者がやってくるようになりました。

その値段と比べて「高い」と文句を言われ、
そのうちに巡回業者の巡回が始まるシーズン前と、シーズンが終わって巡回業者が来なくなってから暖かくなるまでの間、或いは週に1回のその時に買いそびれた時だけ、当店にお声が掛かるようになりました。

当時は依頼があれば配達に行ってました。
「やっぱりアンタのトコ、高いね」、と嫌味を言われながらも。

でも、というか、だから、と言うか・・・

そういうお宅からの配達依頼は数年前に全てお断りすることにしました。
現在その地区で灯油の配達先は1軒も残っていません。


今回、Iさんに相談された方がどのような方かは分かりませんが、今の当店には新規の小口配達を引き受けてあげられるだけの余力がありません。


規制緩和により、一部の消費者は安く油を購入できるようになりましたが、その陰で「灯油難民」が生まれました。
高齢化と、そして又、今後もガソリンスタンドの数が減り続けるようなら、その数はもっと増えることになるのではないでしょうか。






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業転玉の功罪

2012年11月09日 | ガソリンスタンド

「業転玉がSS業界から消え去れば、市況は健全化するはず」
「業転玉のお蔭で黒字にすることができた」

業転玉の購入はもはや商慣習になっているが、冒頭の有力特約店社長の言葉は相反している。

業転玉はSS業界にいったい何をもたらしているのかー。

<11月8日 燃料油脂新聞より>

系列販売店のなかにはPB-SSについて「130円台後半の看板では2-3円のマージンしかない」と思っている人もいるかも知れないが、実際は違う。
130円台後半の実売なら、10円近いマージンがあるはず。
それで数百キロリットルも売っており、PB-SSの一人勝ちだ。

百キロスタンド店主は、
「販売数量の半分は系列仕切りより6円前後安い業転玉で、
6円×50キロだから30万円くらいは仕入れで利益を出している。
売価は系列と同じ設定にしている。
しかし矛盾するが、業転玉がなくなればSS業界は必ず良くなるはず。
安値看板は単純に仕切り格差だけだと考えている」

とある店主は、
「元売サインポールを掲げながら業転玉を取る事に対して心底納得できない。
仲間内では業転玉を取らないことの方が不思議がられる。
元売はきちんとした、はっきりした方針を打ち出してほしい」

外資系代理店店主は、
「納得できない気持ちを自社の広告の中であえて表現した。

当店は一度も業転ガソリンを仕入れて販売したことはありません」


*****

石油業界以外ではあらゆる小売店でPB商品が浸透しており、メーカーが自社のナショナルブランドとは別にPB商品を戦略的に製造している。
そもそもSS業者の元売サインポールとは「ショップブランド」なのか「プロダクトブランド」なのか定義が明らかになっていない。

CVS(コンビニエンスストア)業界では、加盟店が本部と違う卸売業者から商品を仕入れることは一切できない。
元売は業転玉の立ち位置をはっきり示すことが求められている。


:::::::::::::


業界内でだけかも知れませんが、ガソリンスタンドとコンビニはよく並んで例えられます。

コンビニでは缶コーヒー1本でも丁寧に「ありがとうございました」とやっているのに、ガソリンスタンドでは少量の定額給油客に差別的な接客をしている。
コンビニを見習え、みたいな(?)

コンビニでは、「お客さんが自ら商品を手にとってレジへ並んで買ってくれる」
フルのガソリンスタンドでは、お客さんは何もしなくても良い。店側が全てのサービスを行う。

先日の業界紙に300円や500円分といった定額給油(数量にすれば3リッターに満たない)だが、定期的に毎回来店してくれるので窓拭きを行っているという販売店の話が載っていました。
採算が合わないのも承知で、お客さんは「いいよ」と言ってくれているのに。

私は、「馬鹿なことはやめなさい」と言ってあげたい。
3リッターでは30円前後しかマージンがありません。30円で何をしてるんですか?
しかもお客さんの「いいよ」という好意を無にしている。それが一番いけない。

お客さんが「いいよ」と言ってくれたら、喜んで「ありがとうございます」と言ってあげなくては。
その方がお客さんも喜んでくれるのに。


あ。またハナシが逸れてる(汗)


コンビニとガソリンスタンドは全然違う。
並んで例えるなんて無意味です。

コンビニでは、加盟店が本部と違う卸売業者から商品を仕入れることは一切できない。
そして、お店によって値段が違うなんてこともない。

これこそが、「同じ土俵での競争」なのだと思います。



元売は系列販売店には“ブランド”料を要求しながら、業転に同じ商品を流す。
しかも系列販売店がブランド料の含まれていない業転玉を仕入れていても放置している。
※業転格差は縮まるどころか広がる一方です。(現在13円!)


元売は、一方ではブランド料を要求しながら、一方では自らブランド価値を捨てているのだ。





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東海3県で4-10月閉鎖36ヶ所

2012年11月08日 | ガソリンスタンド

時間がないので簡単に。

愛知、岐阜、三重の東海3県で今年4月から10月までに閉鎖したSSは36ヶ所あったそうです。

11月7日 燃料油脂新聞より

又、閉鎖を予定しているSSは20件近くに上っている。
地下タンクの猶予期限が切れる来年1月までに閉鎖するSS数はさらに増える可能性がある。


東海3県下では地下タンク老朽化対策補助事業で本申請に至っていないSS数は、
10月末現在104件に達しており、
「これらの相当数で閉鎖する可能性が高い」


もっと具体的に且つ明確にお願いします。

2012年11月07日 | ガソリンスタンド

「1店舗を守る姿勢がSS減に歯止めをかける」

元売支店がそうみているもので、元売も手をこまねいているわけではなかった。・・・と業界紙にあった。

以下、一部転載。

元売はこうした実態(系列内仕切り格差や系列と非系列の卸格差)を認めつつも、有効な手立てがないことを無言で示す。
だが「1店舗運営の業者は守りたい」と重い口を開く。
SSの減少に歯止めがかからないことを憂えてのことだ。

こうした姿勢を世論として形成すれば、廃業を検討している小売業者の耳にも届くはず。
元売はそうみており、それには「特約店もさることながら、特約店に任せていた販売店にまで踏み込む必要がある」という。

とりわけSSの過疎地問題は深刻だ。

過疎化対策はすでに行政が乗り出しているが、行政を頼りにするだけではなく、
系列を掌握しきれていない面もあるだけに
「元売としてできることからスタートしたい」と漏らす。

元売は決して1店舗のところも見捨てない。
こうした声をあげることが「減少に歯止めをかけていくはずだ」と元売は訴える。

**********


は?
そもそも明確な意思を持って系列3者店潰しを行ってきたのは誰ですか?

「見捨てない」と言われても、じゃあ一体どうしてくれるんですかねぇ?
だって、無言で“有効な手立てがない”ことを示しておられるワケでしょう?
そんな言動の不一致では、減少に歯止めがかかるハズがないと思うけど。
┐(-。ー;)┌ヤレヤレ


系列を掌握しきれていない

連帯して品質保証をしている系列のことを、掌握しきれていない?
それで自分のマークを掲げている系列販売店が業転玉を仕入れていられるわけですね。ナルホド。
連帯して品質を保証しているのにね・・・・。


特約店に任せていた販売店にまで踏み込む

やめてください。
販売店は十人十色、商売のやり方も千差万別。
「スタンダード」と、ひとくくりにモノを考える元売さんでは恐らくピントハズレなアドバイスをしてくれることになると思われ、迷惑千万(爆)


・・・・・

恐れながら申し上げます。

本当にSS減少に歯止めを掛けたいなら、明日と言わず今すぐに、系列内の仕切り格差をなくしてくだされ。
業転との卸格差も、ブランド料は必要だというのなら止むを得ませんが、それならそれで4円だけにしていただきとうござります。
又、特約店マージンに4円も乗せられたのでは堪りません。
販売店にまで踏み込まずとも、特約店への“指導”をして頂ければ恐悦至極で御座います。

ナンテネ f  ̄. ̄*)ポリポリ

でもね、ホントにそうですよ。

系列外(業転)に5円超も安く卸せるのなら系列にだってもっと安く卸せるハズ。
現に子会社販社大手特約店にはそうしている。

ブランド料が事業継続に不可欠というのなら、又、ブランド価値というのなら、
子会社販社や大手業者が安売りPBに価格で対抗しているのはどういう事でしょうか?


「仕切り格差の解消」と「特約店への指導」は、新たなコストも必要なく、簡単で手っ取り早い方法です。
SS減少に歯止めをかける、一番確実な方法です。

それが出来ないのなら、
或いは過疎地の1SSを助けるだけの事なら、
この先、SS過疎地問題が大きくクローズアップされたときに
「己の悪行(系列3者店潰しの施策)が表面化するのを避けたいだけ」だったということです。



11月6日 燃料油脂新聞より


それでね。
マジこれ、困ってるの!
法人向けの掛け取引 ↓ 又途中改訂(==;



※11月13日 画像追加 (11/13燃料油脂新聞より)


週決め仕切りは、掛け売り主体に合わない。







ペルーの慈恩寺

2012年11月06日 | お知らせ・お願い

2009年12月08日
「ペルーの慈恩寺で位牌3千 置き去り」

この朝日新聞の記事は誤報だとコメントが入りましたので記事としてアップしておきます。

誤報です (ota) 2012-11-06 21:24:33

慈恩寺の坊守です。
記事は完全にまちがいで、
日系人は慈恩寺に祀ってもらうために持ち込んでいるという側面もあります。
非日系人と結婚して家にブツダンを置けなくなった人、
デカセギで位牌を預けた人、
いろいろ事情はありますが、
位牌を預けた人たちは
年に一度くらいはお寺へ行くし、
毎年、集団でお寺参りもします。


戦前に預けられた無縁の位牌はともかく、
「置き去り」は嘘。

記者さんには、その現状を伝えたんですけどねえ。


こうちゃんの「思い」

2012年11月06日 | ガソリンスタンド

前記事で予告していた「こうちゃんの思い」の、その前に・・・

こうちゃんが配達に出ている間、masumiさんが一番嫌だったことは“作業(油外)”の依頼です。
洗車やワイパー交換くらいは出来ても、オイル交換やパンク修理は出来ません。

「今、やれる者が居ないので・・・」と言ったとき、やはりお客さんは不快な表情をされます。
棘のある言葉を投げつけられたこともあります。
当然だと思います。

こうちゃんに「こんなコト言われた」とか、「今は出直して来てくれるお客さんでもこんなコトが続いたら愛想をつかして他所の店へ変わらはるよ」と言っても、
「仕方がない」「その時はその時や」・・・

お客さんに申し訳なく思う気持ちも、いつしかこうちゃんへの不満に変わりました。


又、洗車をお受けして一人でやっていると、最近はめったにありませんが(こんな時)には 、洗車機が止まってから30分くらいそのままホッタラカシにしてしまうこともあり・・・(滝汗)
もうそういう時は本当に消えてしまいたくなった。


それにmasumiさんはもの凄い“ぶきっちょ”。
方向音痴も信じられないレベルだけど、この不器用さも尋常じゃない。
タイヤの空気圧を見た後、キャップを閉めるのにも四苦八苦(汗)
マジ、アリエナイレベル

人員が居て余裕のある中で、とか、スーパーのレジのように順番で、ならまだ何とかなったと思うけど、作業している間にもあっちからこっちから車が入ってくる・・・
masumiさんの神経は、耐えられなかったのです。






2012年07月10日 「ちょっと待って、プレイバック!今の言葉、プレイバックプレイバック、ちゃんちゃ~んチャカチャン」の中で割愛させて頂いた会話です。

<標準語バージョン>
※ピンク文字がmasumiさんで緑文字がこうちゃんデス。

地下タンクの投資をして店を続けても、この先業界が是正されることは恐らく無いわよ。

分かっている。

お客さんも業界の真実を知ることはないでしょう。
誤解されたままで「高い」とか「ぼったくり」って思われたままでやらなくちゃいけないのよ。

分かっている。

万が一業界の中身を知ってくれたとしても、誰も私たちの事を褒めてくれないでしょうし、感謝もしてくれないと思うわ。
それどころか「バカじゃないの?」とか「だから?」で終わるんじゃないかしら。

分かっている。

それでもいいの?

ああ、構わないさ。

ウチの店に残ってくれているお客さんは良いお客さんばかりだけど、この先はどうなるか分からないわよ。
高齢で免許返納もあるでしょうし、値段の差が開けば離れていく人もいるでしょう・・・

分かっている。

ジリ貧よ。

分かっている。

それに店を続けていられるのは(大得意先の企業の)○○さんと□□さんがあるからだってこうちゃんは言うけど、その2社だってどうなるか分からないわよ。
○○さんはもしかしたら海外へ工場移転なんてこともあるかも知れなくてよ。

ああ、そうだね。
もしそうなったらこの店は続けられないだろう。

あの2つの会社との取引がなくなったら、店を畳むしかなくなるだろうな。

そうなったらこうちゃんが気にしている○○さんのお婆ちゃんとか□□さんのお婆ちゃんとかの灯油の配達はどうするの?

そうなったら、仕方が無い。

え?・・・いいの?

そりゃあ仕方がないさ。
その人たちのために、と、店を続けることは不可能だ。

その時は諦めて貰うしかない。

・・・そう。

・・・今は何とか赤字にはならずにやっていけてるけど、この前のように何か「事」が起これば確実に赤字になるのよ。
僅かづつでも残せているお金も、そんなことがあれば一瞬で無くなってしまうのよ。

うん。

分かっていて、それでも良いと思って、全部分かった上で、
それでも店を続けるってこうちゃんは言うのね?
私が辞めたいって言っても、心身にも悪影響が出たのに、それでもこうちゃんは店を続けるって言うのね?


そうだよ。
ジリ貧は確実だ。それはもう避けられない。
いつまでも店が続くとも思っていない。
でも今はまだやれる。

お前の身体も治った。
自分たちの生活のためにも、店を利用してくれる客のためにも、

やれる間はやる。
やれなくなるまではやる。

“覚悟してる”ってこと?

覚悟なんて、そんな大層なものじゃないさ。
自分の“その時の”器に合ったコトをする。
出来ないことは仕方がない。
やれることをする。

それだけだよ。






往生際の悪いmasumiさんは、ガソリンスタンドカテゴリーの記事を書き続けるしかない。(ぼそっ)








 


ドライブコストをゼロにする魔術

2012年11月05日 | ガソリンスタンド

本日11月5日の燃料油脂新聞にも「業転格差5円超定着か」と載っている。


5円“超”です。

これ、特約店へ卸される時点で、です。
なので販売店に卸される時点では更に価格差は広がっている。

当店の場合、業転との価格差は大体常に10円前後あります。

・・・・・

販売店や特約店が直接不満を訴えると潰される。
※2011年08月11日 「訴えたら、即、潰される」

国によるヒアリングでの元売の回答は
「ブランド料について、特約店・販売店から不満の声があがっていることは認識しているものの、
安定供給・品質確保・POS・カード等販売システムの提供などの付加価値を提供するもので、
事業継続上不可欠」
との認識を示した。
※2011年09月16日「事業継続に不可欠」


業界内で解決できないのはもちろんのこと、国にも元売を指導する力はない(?)

・・・・・

10/19と10/26の業界紙「ぜんせき」で、「過疎地SSの現状(長野・木祖村の場合)」という記事が掲載されていました。

平成の大合併で塩尻市に編入された旧楢川地区には現在SSがない、いわゆる“無SS地域”だそうです。
編入以前は役所関係の入札も木曽の価格で出来ていたが、塩尻市になったことで、価格競争の激しい塩尻価格での対応を求められることになった。
元々販売量の少ないところで、価格だけが激戦地と同値では商売は成り立たない。
閉鎖は当然の結果。

木祖村側では旧楢川村のSSが閉鎖したことで、「給油に来てもらえるのでは」と期待したが、
結果は「最初の数ヶ月だけ少し販売量が増えたが、あとは元に戻った」そうで、
「(旧楢川村から)こちら(木祖村)へは車で5分だが、どうやら20分以上かけて塩尻方面へ買いに行っているようだ」と・・・・。

塩尻地域との価格差は数年前から10円以上あり、時として15円以上になることもあり
「15~20円の価格差は20分程度のドライブコストをゼロにする魔術を持っているようだ」
「若い世代であればまだしも、70歳を超えた老齢ドライバーには相当の負担になるだろうとの予想も大外れ」だそうです。

「長引く不況の中、人々は1円でも安く油を買いたいと思っているようだ」

*****

>「15~20円の価格差は20分程度のドライブコストをゼロにする」


過疎地ですらこれだもの、5分も車を走らせればセルフより安いフル(本社は他府県の広域業者)があるような地域では何をか言わんやでしょう。

(--。。。


・・・・・ここからは業界紙の記事をそのまま転載します・・・・・

「いまではこちらが真っ当に仕入れた時の価格プラス1円が塩尻地区の売値。
当然、できる限りの仕入れの工夫はしている。

だがそれでも販売量が違うし、掛売りが9割を占めるこちらでは塩尻周辺の価格に追従することは不可能」と打つ手なしの状況にある。
数年にわたって続く塩尻地区の競争が過疎の村に与える影響は想像以上に大きい。

塩尻地域の価格影響はガソリンだけにとどまらず、冬場の灯油にも現れている。

販売業者は
「最近の住宅では1戸400リットルの大きなホームタンクを設置している家が多くなってきた。
戸数が多くなれば配達でローリー1台分を売り切ることも可能。
奈良井の住民に、SSがなくなったから見積りを出してみたが、塩尻方面から売りに来る業者との格差は10円もあった。
それでは買ってもらえない。
1軒取られると両隣取られる。
地元のこちらは1軒だけ対応する事はできない。
1件対応すると云う事は全件対応対応せざるを得ないことを意味する。
しかし、それではこちらが食べていけない。
一部の業者ではあるが、彼らはどんどん我々の商圏を侵食している。
自由競争とはいうが、安値で乗り込み、ある意味で海賊行為だ」
と憤りを隠さない。

・・・・・転載終わり・・・・・



地元で生業としてやっている販売業者と、生活圏に関係なく完全な営利目的でやっている業者とでは商売のやり方が全然違う。
彼らには“付き合い”や“しがらみ”もないから「クール」に商売が出来る。

彼らが売るのは一定以上の販売量があるトコロだけ。
そして多分、“前日までに注文”等、条件も付くのではないでしょうか?
(例外もあるかも知れませんが、当地ではそうなので・・・)

ポリ1つでも「“電話を掛けたら”持って来てくれる」なんてことは、恐らくないハズです。

彼らのやり方は、「おいしいとこ取り」です。


地場で商売をしている業者には「地域へのエネルギー供給を担っている」という自負がある。
(・・・担っていたとか、ありました、という過去形になりつつあるかも?)

だから全体で赤字にならなければ「可」として(当時はそんな意識すら持たずにすんでいたと思うけど)ポリ1つのお客さんでも配達を請け負ってきた。

だけど・・・
規制緩和以降セルフや安値店の台頭で赤字になってしまいました。

でも、それだからといって以前から変わらず当店をご利用くださっているお宅(特に高齢者)に対して、「ポリ1つでは赤字だから」と、配達を断る事など出来るわけがありません。
(ただ、10年前には結構な軒数があった高齢家庭も、夫婦のうちどちらかが亡くなられたりすると子どもさんが引き取ったり施設に入ったりでだんだんと軒数は減り、今では数えるほどになりましたが・・・
そして、そうやって350円程の粗利でこうちゃんが配達に出ている30分~小1時間ほどの間に「オイル交換等」が入っても私には出来ないので「稼ぎ」を失うこともたまにあります^^;)



地域全体をみなければならない我々と、
ピンポイントで“おいしいとこ取り”が出来る彼ら。

しかも彼らに有利な仕切り格差。


自己資産を投入しながらも、小口配達先のことが気掛かりで店を閉める決断ができない地場業者は多いハズです。

・・・

<次回予告>
見栄っ張りの私がもっとも忌避したかった“ジリ貧”
まぁ誰だってジリ貧なんて嫌だろうけど、
それを不可避だとして受け入れた、こうちゃんの「思い」を書きます。






 


芋と柿

2012年11月04日 | 日記

芋ほりしてきたよ。






結構とれて喜んだんだけどね(--;

Sくんに送ってあげようと土を落としていたら何だか小さい穴がいっぱい(汗)


嫌な感じがしていくつか切ってみたらこんな無残な状態に!
(≡д≡) ガーン


こんなの送れないから、スーパーで鳴門金時買ってきたよ(;´▽`A``

去年、神社の横の畑に植えたやつはちゃんと出来てたのに・・・

こうちゃんが言うには、今回植えたところはもう何年もホッタラカシにしてた場所だし、植える前に石灰とかも混ぜなかったからだろうって(--;

まぁね。
思い立って突貫で苗を植えたもんね(反省)

来年はちゃんとしましょ!
('0')/ハイ!





↑ 三角畑の柿

↓数日前配達先でこうちゃんがもらってきた柿


ジャムを作りました。




こうちゃんの3人の娘とmasumiさんの息子と娘にそれぞれ1個づつ(^^)b
後味に酸味が残るのはレモン汁を入れ過ぎたからかな?
σ(^_^;)アセアセ...


こうちゃんが観葉植物を置くための棚を用意してくれた(^^)


あっと言う間の一日でした(^^)

おやすみなさい。