masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

お口にチャックが出来なくて...

2016年02月20日 | ガソリンスタンド2

木曜日と金曜日の出来事。

1、携行缶への燃料を買いに来られた一見さんに「セルフでは入れさせてもらえないから」と言われてー

そうですよね。でも全てのお客さんがそんなお客さんばかりだったらウチの店は潰れてます。車の燃料も全てウチで入れてくれるお客さんがいるから店がやれてるわけで、お客さんも(あなたも)こうして携行缶への燃料が買えるわけです。



2、公用車で給油に来られた市職員の方に「ガソリン、安くなりましたね」と言われてー

そうですね、でも仕入れ値が下がったのは4週ぶりのコトなんですよ。
(中略)
そんなふうに仕入れ値に大きな差があるのに、一律の単価ということに対して、正直、私は大変不満に思っているんです。
市の担当者の方と組合の交渉時に安値店の値段を出されるということをお聞きしましたが、時には逆ザヤになることもあり、それならその安値店へ給油に行ってほしいと思うくらいです。



3、配達した灯油の代金を支払いに来られたお客さんにTカード(クレジット)を出されてー

「配達でのソレは勘弁してほしいんです」
(※ここにはクレジットカードの手数料だけでなく、心情的にも複雑な要因が絡み合っております)


**********

1番目の携行缶の方は、「嫌な事言ってごめんなさいね」と言う私に、「いえいえ、その通りですから」、とおっしゃって下さいました。

2番目の市職員さんは、仕切り格差等知らなかったようで、「市に言っておきます」と。

3番目の方は・・・・
気まずい思いをさせてしまって申し訳ないという気持ちと、「でも、」という気持ちとでモヤモヤしております。
(※因みにこちらのお宅は以前はご家族全ての車・携行缶・配達灯油の現金会員さんでしたが、現在は携行缶と配達灯油だけです)


・・・

こうちゃんの胃痛と頭痛の原因の1つに、こんなmasumiさんの存在があるのかもしれません。

 

PS
業転玉で薄めて、1リッター当たりの粗利を10円増やして・・・
そうすればお客さんにこうしたことを言わずに済むのかも知れないけど。

 


※関連記事

公用燃料


公用燃料は夫婦喧嘩のもと

私も勝手な生き物です。

ガソリン(石油)の流れと値段(価格差)、そしてガソリンスタンド。





業転は「生き残りの手段として買うべき」という議論もあるが、

2016年02月20日 | ガソリンスタンド2

2月18日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

仕切り値下げ4週ぶり
ガソリンなお続落18県
公正取引環境の整備 適切な価格指標不可欠



新現金会員制度を警戒


コストコの年会費は4,000円
こちらはプリペイドカードを止めて、年会費2,000円で、だそうです。


こうちゃん曰く
「うちも昔は現金会員は500円の入会金をもろてた、そういう時代やったんやなぁ...」

でも今は無理。
コストコはガソリンだけじゃないから、ホームセンターでの豊富な商品があるから、年会費を払う価値もある。
ガソリンスタンドで年会費を頂戴しようと思ったら、安値だけじゃなくて、サービス、知識、技術力も必要になるだろう。
そういう戦略は、大手には出来ても、地場零細店では無理だ。



安売り認識に温度差
「赤字は業者自身の責任」


「価格設定はSSの採算ラインから算出するもの」としたうえで「それで経営が成り立つことが前提」という。
確かに業者自らの経営努力で設定できる価格なら問題はない。
赤字が出れば会社(SS)が潰れるだけで「業者自身の責任」となるからだ。

ところが元売から特別な恩恵(助け)を受けているSSにはこれが当てはまらない。



市場正常化 道険し 受給不均衡が大きな壁
元売販社姿勢に憤り


資金力がモノ言う市場
「不安だがSSは生活の糧」

「元売販社のセルフにはスタッフが大勢いる。
地場の小規模店はアルバイトを雇う余裕もないため、家族で経営するしかない。
また資金力のある販社店のスタッフは定期的に休暇があるが、地場店は店を開けなければ収入が得られない。
開店から閉店までの時間、交代で休みは取るが、誰かが休めばその負担は誰かが負わなければならず、休暇もなかなか取れない」

資金力のあるSSが勝ち抜いていくのは間違いないが、その代償は地場の小規模店の淘汰だと指摘する声は少なくない。

元売販社の価格より仕切りは高い。交渉しても聞く耳を持たない。地場小規模店など消失しても構わないとの考えが見え見え。
系列より安い業転玉を購入すれば製品保証ができないためサインポールを外させてほしいと担当者が駆けつける。
小規模店は系列の縛りで競争力を損なわれ、今後元売の集約、再編成で需給のタイト化に期待しても系列のネットワークには入れず、資金力のあるSSだけが勝ち抜く構造といえる。

系列内にいても先行き期待が持てないが、生活の糧だから、毎日店を開け、休みもなく頑張り続けている。

と話す、地場SS店主は少なくない。

***

こうちゃん娘のMちゃんが結婚した時、
遠方の友人のために土曜日に挙式したいと言うのを、「店があるから無理」と日曜日にしてもらったこうちゃん。

実の親が死んでも、翌日のお葬式当日しか店を休業にしなかったこうちゃん。

当日は町工場への納入や、お風呂を沸かすための灯油の配達、
それらの供給責任を果たしてからの、お通夜でした。


・・・私は、
「そんなの嫌だ」と思っています。



軽油 価格差拡大最大20円 配達への悪影響懸念



栃木県石商 村上理事長が提言
公正公平な競争実現を
地場SS存続危機訴える


われわれ地場SSの立場から元売会社や国の行政にもっとも強く求めるのは公正で公平な競争の実現だ。
そのためには一刻も早く優越的地位の濫用、不当廉売、差別対価を根絶してほしい。

県内市場は現在、深刻な価格差問題を抱え、地場SSの経営環境は悪化の一途をたどっている。

ここにきて元売再編に絡み、セルフを中心にそれぞれの立ち位置を確保するための過当競争やシェア争いが激しさを増している。

とくに廉売を助長する要因として、業転と系列仕切りの格差、事後調整による不透明な系列内仕切り格差を指摘。

異業種が幅をきかせ、元売販社や商社系、広域系が追随し、われわれの商売を阻害し、市場から駆逐している。

業転については「生き残りの手段として買うべき」という議論もあるが、
「資金的に余裕がなく買えない人」や「それぞれの理由で買わない人」がいる以上、全面的な解決手段とはいえないため、
業転格差はリットル2円まで縮小すべきー


地場SSの存続の危機は地域社会にも多大な影響を与える。

なかでもエネルギーの安定供給は、高齢化や過疎化が進むなかでの日常的な対策、さらに東日本大震災のような災害時、緊急時の対策として重要な意味を持ち、役割を担っている。


もちろん事業存続のためには自ら経営能力を高め、人材を育成し、利益を上げ、後継者に継承していくことが必要だ。
しかし市場で行われている競争は公正、公平とは程遠く、SSは減り続けている。
この状況は決して看過できない。


元売には需給バランスの適正化と公平で透明な仕切価格体系の確立。
行政とくに公正取引委員会には公正競争実現のためのさらなる監視活動の強化をあらためて強く求めていく。




この業界には自浄能力はない。


価格競争も、仕入れの格差も、無くならない。


だから掛け取引を必要とする法人は、利幅30円以上でも理解を示すしかない
灯油の小口配達もいずれはこうなる。→喜ぶしかない。


価格競争では効率化が優先され、不採算なものは切り捨てなければならないのだから。

だけど地場業者は・・・・・。





業転は生き残りの手段ではなく、“生き延びる”手段だと思います。

「うちが配達しなければ、では誰が配達してくれるのだ?」 
「だから、一日でも長く店を続けなければならないのだ」、という気持ちでなら、

系列店で業転を買ってたって、 胸を張ってお客さんの顔を見れば良いと思います。



PS
だけど、
その陰で全量系列仕入れの同業者は苦労しているということは、心に留めておいてくださいね



追記

>「それぞれの理由で買わない人」

平成11年に制度化された化学部室排出把握管理促進法(化管法)により、
「環境負荷化学物質含有の有無についての証明書」を必要とする取引先がある販売店です。


流通証明書と品質等の証明書は違います。


ライオン2頭が国立公園から「人口密集地帯」に

2016年02月20日 | ニュースから一言二言

ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で19日、ライオン2頭が国立公園から「人口密集地帯」に逃げ込み、レンジャー隊員らが追跡に当たった。 >>記事を読む(外部リンク)

*****

マックと散歩しているとき、この茂みからもし熊が現れたら?
マックとボール遊びしながら、この近くで移送中の車からライオンが逃げましたなんてことがないかな?

...なんてことをたまに想像した。


ただ同然だったガソリン、60倍まで値上げ

2016年02月20日 | 切り抜き

ただ同然だったガソリン、60倍まで値上げ ベネズエラ
ベネズエラのマドゥロ大統領は17日、世界で最も安く「ただ同然」とされてきた国内のガソリン価格を約60倍まで値上げすると発表した。外貨収入の96%を原油輸出に頼る同国は、原油の国際価格の下落で財政が急速に悪化。補助金による低価格の維持が難しくなった。1999年の故チャベス政権の誕生以降、値上げは初めて。

 地元紙エルナシオナルなどによると、レギュラーガソリンは1リットル当たりの価格を0・07ボリバル(約1円)から1ボリバル(約17円)、ハイオクは0.097ボリバルから6ボリバルに引き上げる。

 同国は原油の確認埋蔵量で世界最大を誇る。マドゥロ氏は、原油価格の急落で「原油輸出による収入が、2014年の370億ドル(約4兆1800億円)から昨年は125億8700万ドルに減った」と説明。米国や隣国コロンビアに比べ、国内のガソリン価格が極めて低く抑えられてきたとして、「(新価格を)受け入れ、支持してほしい」と国民に呼びかけた。

 同国では89年、ガソリンなどの値上げをきっかけに大暴動が発生。以降、ガソリン値上げはタブー視され、年200%超とされる高インフレの中でも極端な低価格が維持されてきた。(サンパウロ=田村剛)


、5とかになっても良いですか?

2016年02月19日 | ガソリンスタンドでの出来事

「端数なしの満タン」って注文されるコトあります。

昔、全ての消費者が業界の“お客様”だった頃は、masumiさんもまだ若くて(?)気の弱い大人しい人間でした。


「端数なしの満タン」・・・

端数なしにしようと思ったら満タンにはできないし・・・
もしコンマ01とかで止まって、整数になるまでに一杯になってしまったら、どうしたら良いんだろう。
ドキドキドキドキ(滝汗)...みたいな。


そう、
このご注文は、悩み、苦しみ、そして極度の緊張をmasumiさんに与えたのでございます。

時は経ち、
目出度くおばさんを通り越して、おばあさんになったmasumiさんの、
今日のお客さんとの会話。


「端数なしの満タンで」(発券店値付けカード)
「はい」

給油しようと給油口を見ると、
(あちゃ、口径の細いやっちゃ)

運転席へトコトコトコ

「さっき端数なしで受けたんですけど、ちょっと今日は体調が悪いんで、・・・てん、ご、とかになってもいいですかいのう?」
(ですかいのうは嘘で、ですか?デス)


恐らくそんなコトを聞く店はないのでせう。

「え?」と固まるお客さん。
助手席の先輩?同僚?に目でお伺い。
助手席のお方は笑いながら「良いですよ」、と。


おお!なんと心の広いお方じゃ。
(心の中で手を合わせるmasumiさん)


んで、
もしこれが「アカン!端数なしじゃ!!」とでも言われようものなら・・・・・


フハハハハ(笑)
なのでございますよ(^-)☆


品確法の改正を!

2016年02月19日 | ガソリンスタンド2


2月19日 燃料油脂新聞


2月17日 ぜんせき

ぜんせきには、“同SSで給油した車のエンジントラブルなどが絶えず、利用者の苦情を元に税務当局が内偵捜査していたとみられる”とあります。

燃料油脂新聞には、“試買調査で不正が発覚した”とあります。

そして、
“すでに事件は過去のものとなっており、関係者は「なぜこの時期に報道されたのか」といぶかっているが、いずれにせよ業界に与えた衝撃は少なからずある・・・”とあります。

灯油混ぜた不正ガソリンを販売
私はこのニュースをネットで知ったのですが、夜のテレビニュースでは報道されていなかったように思います。

白塗り画像の意味するところは?


置き去りの“消費者保護”


それからこの手口ですが、
私はネットの某掲示板でのローリー運転手の方の書き込みを見て、ローリーからの荷卸し時に混ぜたのだと思っていたのですが、
燃料油脂新聞の記事によると、“ミニローリーに灯油をくみ上げ、ガソリンタンクに混入する手口”だったそうです。
「油でボロ儲け」、やろうと思えば簡単なことなのです。


また、
“品確法上、4%以下のはずの灯油留分が4.2-4.5%になっていたもようだ”。とあります。



やはり品確法を改定した方が良いと思いますね。
ホースに残った分が混じるという理由(?)で認められている留分(%)ですが、そもそも4%なんていう基準が緩すぎなんだと思います。

10キロタンクで4%というと400リットルですよ。
あり得ないでしょ。


当店の分析結果が手元のファイルに綴じてあるので確認してみました。
平成14年度分からで、1回だけ0.3%というのがありましたが後は全て0%でした。


この分析結果が常に3%とかあるようなら、“意図的”なんだと思いますよ。

品確法上はセーフでも、揮発油税の脱税行為を意図的に行っている。、
と言って良いかと思います。


監督官庁にはこの分析結果の控えも残してあるのでは?

摘発は“その気”になれば簡単だと思いますけど。


全ての消費者がいつでもどこでも安心して給油できる環境を整えるためにも。


拡散希望m(_ _)m






実際のところ・・・ヤバイ。

2016年02月18日 | お知らせ・お願い

今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も全量を正規ルートから仕入れている3者店って、どのくらいあるのかな?

だって、規制緩和以前から揮発油ではない灯油なんかは業転玉で薄めていた系列店もあったと聞くし、
まだPBSSがほとんどないような時から、石油組合が「系列店への業転斡旋」を“事業”として取り扱っていたくらいだから。



組合がそんなでしょ。
で、
全石連が「業転玉を混ぜても良いことにしてくれ」ってお上に泣きついて、

自民党の石油流通議連も、問題を深く掘り下げて考えることも無しに?(政治献金もあるし)、
「よし、わかった」なんて乗っちゃって、

その圧力でもあったのか、
公取委が「系列店でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」なんていう見解を出して、

最初は抵抗していた元売も、経産省に何か言われたのかしら?
首を縦に振って・・・


だけど、
流通経路証明書なんてものが導入されたけど、他社買いしている業者のカードになるのか、元売のカードになるのか、
一体どっちだ?、みたいな。

だって公取委の見解、流通経路証明書導入後に、他社買いしないように誓約書書かされた販売店もあれば、他社買いを理由にマークを下ろすことになった販売店もある。

ということはやっぱり、流通経路証明書は元売のカードってことでしょ?


で、誰も見たことがないというその流通証明書を、周知させてくれってエネ庁が全石連に要請して、
全石連は全国の石油組合に組合員への認知度向上と理解促進に取り組んでいくよう要請したんですよ。
昨年の10月に。
だけど、未だに周知するための文書等、何ら届いてはおりません。

そりゃそうだ。
組合員(3者店)に他社買いされたら、組合幹部席(2者店)の皆さんは中間マージン取りはぐれちゃう。

でも、これ以上組合員の数が減ると、組合活動を行うための財源減少にもつながるから、
経営相談室を設置して・・・・・・・


ようは「生かさず殺さず」をずーーーーーーーっっとやってるわけですよね。



で、ハナシを最初に戻すんですけど、

今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も、
全油種、全量を、正規ルートから仕入れている3者店ってどのくらいあるのかな。



物凄~く、少数派だったとしたら、ちょっと怖いかも。

だって、大多数の業者が業転混ぜてる派で、組合も、公取委も、経産省も、みーんなそっちに加担してるわけでしょ?


ヤバイよね。



業転を購入すると、一年で収益が数千万円増える


利幅30円以上@理解得る

2016年02月17日 | メモ(GS業界紙より)

2月16日 燃料油脂新聞より

系列仕切りに不信感 最安値看板逆ザヤ常態化




掛売り利幅30円以上 価格設定取引先理解得る

現金会員価格とは実質10円以上の価格差で推移しているが、経営上必要な価格設定に対し取引先も理解を示しているという。



「マージン10円では赤字」油外収益が不可欠





元売再編後の環境変化 議論交わす






2月17日燃料油脂新聞より


圏内顧客減り効率悪化懸念 灯油配達維持が課題

送料別建てのカギは生協か



ガソリン価格差15円超 地元業者 追随避け静観の構え




業転との価格差嫌悪 仕切りだけ上昇に不満





コストコ価格影響で 業転格差解消を要求




元売仕切に不満「一部業者だけ優遇か」





元売次第。

2016年02月16日 | ガソリンスタンド2

地場業者がつまらない事件を起こすと、
「だから個人商店は信用できない」「やっぱり大手が安心」という声も聞こえてくるようになる。

だけど「大手だから不正はない」、なんてことはありません。

販社などの“詐欺まがいの油外販売”も業界では有名なハナシです。



元売は安値集客の量販店より、高値でも利用してくれる顧客を持つ地場販売店を元売は大切にした方が良いと思います。
それは即ち、
安値を求めて給油する店を選ぶ浮遊層ではなく、
高値でも買ってくれる、自社マークの固定客を大切にするーということです。


今回の事件を糧に、
このガソリンスタンド業界の信用を取り戻すのは、
販社施策で業界の信用を失墜させた元売の責務ではないかと思います。


どれだけ苦しくても全量系列仕入れを貫いている零細販売店は、確かに接客レベル等も元売が求める理想には適わないかも知れません。
しかし、レギュラーに灯油を混ぜたりなどという不正は決して行いません。
そんなことを行うくらいなら先ず他社買いを行っているでしょう。

それに(余談ですが)
接客はマナーよりフィーリング、というお客様も多いのですよ。
ため口であろうが、ぶっきらぼうであろうが、それを好まれる方もいらっしゃるのです。




このような事件を防ぐためにも、
元売は何よりも先に今のような仕切り格差を解消させて、他社買いを行っている販売店の仕入を系列へ回帰させてほしいです。
そして一部の消費者の為にしかならない数量インセンティブを排して下さい。

元売には全ての消費者がいつでもどこでも安心して燃料の供給を受けられる業界へと変容させる責務があると思います。

供給過多で業転玉が暴走しても、自らが全て被るくらいの覚悟で。

それが出来るのは、“元売”である、元売だけなのだと思います。


白塗り画像の意味するところは?

2016年02月15日 | ニュースから一言二言



>不正ガソリンの販売が発覚し・・・・・(画像を一部修正しています)


**********

計量機

昨夜このニュースをみたとき、PB、無印店かと思いました。

何故画像を修正する必要があるのでしょうね。


2月16日追記

コメント欄より

この記事見ました (a)2016-02-15 21:39:41

計量器よく、気付きましたね。
話は、変わりますが 、まだ、私が社長になったばかりの頃、
「ハイオクに、レギュラー入れるのは当たり前 それぐらい、お前もやってるだろう」と。同業者の親分に、言われたのを思いだしましたよ。
詐欺じゃん。
(≧∇≦)。
その親分は、亡くなりましたが、その会社は、同じマークで、業転は、今でも入れてらっしゃる。
それは詐欺では無いからね。(≧∇≦)。

 
aさん (masumi)2016-02-16 10:02:03

いくらPBや無印になっても元のカラーはある程度残るはずなので・・・
この白さ加減に違和感がありました(笑)

このアリマ石油も“ハイオクにレギュラー”をやっていたようですね。
でもこれ、系列ローリーでは無理なことだと思います。
その親分のお店も業転ローリーだからハイオクタンクにレギュラーを“卸させる”ことができたんじゃないでしょうか?

そういうことからも、元売は自社系列店の他社買いを放置していてはいけないと思いますね。


兎に角こういう事件は、系列PB問わず真面目にやっている店にとって迷惑以外の何ものでもありません。




http://st31.com/bbs/index.phpより




>そういうことからも、元売は自社系列店の他社買いを放置していてはいけないと思いますね。

但し、地下タンクの工事中や大震災時など、緊急避難的な他社買いは別でお願い致します。




灯油混ぜた不正ガソリンを販売

2016年02月14日 | ニュースから一言二言

灯油混ぜた不正ガソリンを販売 名古屋国税が追徴課税

(時事通信) 17:49

 給油所で売るガソリンに灯油を混ぜたとして、名古屋国税局が揮発油税法違反などの疑いで、三重県四日市市の燃料販売会社「アリマ石油」(廃業)と元社長(67)=同市=に罰金相当額計約400万円の通告処分を科したことが14日、関係者の話で分かった。同社が販売した不正ガソリンは約180キロリットルに上り、給油して故障した車もあったもようだ。

 同社はガソリン製造にかかる揮発油税を申告しておらず、国税局から、無申告加算税を含め約1100万円の追徴課税も受けた。罰金相当額と合わせた約1500万円は既に納付したという。

 関係者によると、元社長は2014年2〜11月、給油所の地下タンクのガソリンに灯油を混ぜた。揮発油税法などの規定により、増量後の約180キロリットル全てが新たに製造したガソリンとみなされた。同社は昨年、廃業した。


*****


レギュラーに灯油・・・
以前もありましたよね。

でもアレは“事故”ということでした。

そういう事件事故のあとでも元売(確かシェル)から表彰されるほどの量販店でした。


今回の、このお店はどうやらENEOSのようです。


***

公取委が「系列店でも“出荷元が同じと証明されれば”業転OK」と見解を出してくれたのですから、
レギュラーに灯油を混ぜるんじゃなくて、
業転玉を混ぜれば罪にはならなかったのに。

なんてね。
そりゃあもちろん一番最初にヤル事は、ソレですよね。


*****


st31さんが掲示板

>●ええ! またガソリンに(意図的に?)灯油混入事件が発覚したのですか?
>もしそれが系列組ならば、いかに品確法が悪用されているか
>ということに、元売も監督官庁も気づいて欲しいですね

と書いておられます。




「私たちは18万も払って10日に1回の分析を行っている。なのに同じように業転を仕入れながらも系列だというだけで軽減措置を受けて年に1回しか分析しないで済むなんてオカシイじゃないか!!」


PB業者の方から、もっともっと強く不公平感を訴える声が出るのが普通だと思うんだけど、

「いつか来た道」だから強く言えないんでしょう。


同じように系列100%仕入れの業者も、

「業転玉を混ぜながら、恩恵だけはちゃっかり受けるなんてズルイぞ!」とか
「アナタたちのような者がいるせいで、こちらにまでとばっちりが来るじゃないの!」と、もっと浮気組を責めても良さそうなものなんだけど・・・

「いつか行く道カモ・・」と思うから?
それとも、諦め?
優しさ?

意味なし品確法2012年10月18日 )より

※st31さんも、元は系列マークを掲げながら業転玉を混ぜて、その後マークを下ろしてPBSSになられたーと記憶しています。
昔、「赤信号皆で渡れば怖くない」と系列店に業転玉を取ることを推奨するかのような“呼びかけ”があった掲示板がst31掲示板です。




消費者を欺く販売店を容認している元売と監督官庁は犯罪幇助2011年09月03日

「系列でも“出荷元が同じと証明されれば”業転OK」という見解は、犯罪幇助という罪から免れるため?

そんなに業転玉を取らせたいの?

品確法による軽減措置認定を行っている経産省が業転玉の推進をおっしゃっている。


*****

系列店の業転購入を片方では目を瞑り、片方ではマーク剥奪などと圧力をかけ、分断政策を行ってー
過当を通り越して異常な価格競争を長年放置しているから、このような不正を生むのです


★レギュラーに混ぜる灯油の割合によっては表面化しないのを良いことに、意図的に行っている販売店も、系列PB問わず、あるんじゃないでしょうか?



過ちを表面化させよう。

業界の悲鳴は自業自得



2月16日 画像追加

http://st31.com/bbs/index.phpより


経営相談室

2016年02月13日 | ガソリンスタンド2

2月10日 ぜんせきより


実質6割超のガソリン石油諸税 2月1日時点で57.1%
細るマージン、膨らむ税金比率

来年4月には消費税率が10%に引き上げられる。
石油諸税と消費税を実質的に徴税するSSは低マージンでの経営が常態化している一方で、ガソリンの突出した担税力だけが際立つ状況となっており、石油業界あげての高額な石油諸税の見直しを求める声は今後一層高まっていきそうだ。




SS網維持対策急げ

組合員の減少は地域にとっては燃料確保が難しくなるのはもちろん、
組合にとっても組合活動を展開していくための財源減少にもつながるだけに・・・・・


2月12日 燃料油脂新聞より


「経営相談室」設置へ
販売業者の撤退 未然に防ぐ

※組合員の市場撤退をできるだけ防ぐのを目的に、全石連経営部会がSS事業者のための「経営相談室」を設置することを決めたそうです。


2月12日ぜんせきより


“対コストコ”手段探る

無責任な安売り商法をこれ以上させないために・・・・・・




☆販社やPBは快進撃のご様子です。

2月13日燃料油脂新聞より


都内の販社12-1月商戦 油外月間1000万円以上 直営セルフ50SS超





PB業者経営好調 マージン拡大し収益安定

とくに昨年12月と今年1月はSS平均で月間500万円近い総収益をあげている。


*******************************

一概には言えませんし、あくまでmasumiさんの個人的な意見ですが、
油外は客数に応じて売れるものだと思うし、
この業界は「高値=暴利」ではなくて、「安値集客⇒暴利」なんだと思います。



経営相談室?

答えは簡単でしょう。
マークを下ろしてPBになりなさい。
それでダメなら安値集客して油外を売りなさい。
ほら、PBや販社を見て御覧なさい、ってね。


対コストコ?
安い業転玉を仕入れて戦いなさい。
同じ“業転玉”です。仕切り交渉で安値を勝ち取りなさい。
不当廉売?
警告は出すけどねぇ・・・
自由競争ですよ。
だから、原価販売でも会費や油外で収益を上げるんだと言われれば、これはもう致し方ないですよ。



・・・・・って、
こんな感じになるしかないと思うんです。


そして、こうなるようにしたのも販売業者自身ですからね。


だって、
>無責任な安売り商法をこれ以上させないために
なんて、お笑い種ですよ。

元売子会社販社セルフ、大手特約店セルフ、
みんな小口配達は切り捨てて、
地場3者店には不可能な安値看板掲げて、

その3者店は3者店で、「正規ルートの系列玉では戦えないから」なんて、業転玉仕入れて、

安値で集客して、
「利益は油外で」、なんてやってきたじゃないですか。


販社や大手は、(そして一部の中小業者も)、
20年近くも前から、その「無責任な安売り商法」を行ってきたじゃないですか。



「利益は油外で」とか、
差別対価や事後調整や業転玉なんかで、

「経営は自己責任です」、と。

そうやって全量系列仕入れの地場3者店を見殺しにしてきたじゃないですか。
多くの同業者が、そうして業界から去っていったじゃないですか。



元売が提唱した「利益は油外で」の“油外”も、
コストコの“年会費”も、

地場3者店からしたら同じなんですよ。


***

これまで地場零細3者店をスケープゴートにして安値店として存在していた販売店が、今コストコという強烈な異業種参入に戦々恐々としている姿を、規制緩和後に早々と同じ立場に立たされた地場零細3者店は冷ややかな目で見ています。
結局のところ、しょせん他人事。より





KさんとIさんのこと

2016年02月13日 | ひとり言

Kさんは取引先企業で事務系のお仕事をされていた女性で先日退職されました。
IさんはKさんより年少ですが役職にある女性です。

お二人は仲が良く、また、“その場”の主(モトイ(笑))ムードメーカーでもあるようです。


こうちゃんは、このお二人に「助けられてきた」「助けてもろてる」と常々言います。

こうちゃんの仕事がし易いように手順を整えてくださったり、
様々なフォローを頂戴しています。



こうちゃんは言います。

配達して“その場”に伝票を届ける時、他の多くの“場”と違って、“その場”では、
KさんIさんが明るい大きな声で挨拶を返してくれる。
それが本当に嬉しいし、あの二人の声が毎日自分を元気づけてくれた。
(Kさんが退職されて、)
来週からあの元気な声を聞くことができない。

こうちゃんは寂しそうです。

でもまだIさんがいてくれてます。
だから大丈夫だと、masumiさんは思っています。



PS
こうちゃんのことをどうぞ宜しくおねがいしますm(_ _)m