空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

変な芽が出ていました。

2023-03-05 | 花だより

スマホで写真を撮って名前検索をしたのですが、「にんじん」だそうなのです。

これはおかしい。似てるけど、、、。種まいた覚えがないし、、、。

というので考えると、生えていたのは昨年の春に種をまいたところで、これは何か花ではないかと。

一緒のトレーで、向日葵と千日紅とクレオメを撒いて芽が出たので植えてもうとっくに花も見て、冬には枯れたのも確認したのですが。

ニゲラとクリスマスローズとシレネは芽がでなかったし。

 

そこでふとニゲラの芽は見たことがないけれど、にんじんは思うになんか違う気がする。

気になってネット中(大げさ)調べました。

ニゲラに似ていた、にんじんでなければもちろん一緒に種蒔きしたクリスマスローででもシレネ(見たことはないけど)

でもないし。

これは種をまいてから一年越しといっても、気がつかなっただけで様子をうかがって1年越しで生えたのかもしれない、軒下で密かに芽が出ていたかも。

白山吹は四年目に芽を出すと聞いたこともある、やっぱりうちの子だな気がつくのがおそ~~い。

小さいけど忍耐強いではないか。ニゲラっていうのは花も綺麗でけどなんとなくユニークなやつだと思っていたけど。

きっとニゲラ(みたいな)花が咲く気がして、手作りの土に元肥を入れて鉢に植えてみた。

どんな花が咲くか。君はガウラか?違ってもにんじんにはならないように、きつくきつく言っておく。

  

にんじんにも似てるけど

 

ラナンギュラスを植え替えていたら、昨日つぼみが折れた ワッ(*_*;

今日は花が一本が折れた( ノД`)シクシク… それで花瓶に生けておいたら

つぼみが膨らんできた。

咲くかもヽ(^。^)ノ

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長谷寺の寒牡丹が綺麗でした。

2023-02-13 | お寺

昨年、コロナ閉塞から解放されたくて、人気の少ない静かなところに行ってみようという話になりました。

なにか目的をもって、と言っていた時に、西国三十三所巡拝が終わったというのを友人から聞いたところだったので、それだ、お寺なら静かだしいいんじゃないかな、記念に御朱印帳を持つと極楽キップだね、なんていうので行き先は即決。近場から巡り始めました。

土曜日の休日に行くなら翌日は休みだし今週は明日香方面へ。

なんだかいい思い付きで、予定の古いお寺三十三のうち、一昨日の長谷寺行きで十八のお寺の参拝が終わりました。

本とに静かなお寺は、古い歴史を忍ばせる風格もあって広い境内を歩くと静かで落ち着きます。カメラを忘れたりしたところはすっ飛ばして11日は六番札所の長谷寺でした。記憶に新しいところで。

 

仁王門

 

登廊(のぼりろう)

 

本堂 

2月14日の「だだおし法要」に使うたいまつが置いてありました。

 

本堂から一切経蔵、五重塔が見えます。

 

下に広がる境内の風景

 

紀貫之故里の梅 

 

本堂にある屋根に繋がっている礼堂 ここも壮大な懸造り

 

牡丹のお寺で寒牡丹が綺麗でした。寒牡丹は冬に咲く種類で無理に咲かせているのではなくて(寒そうで気の毒に思っていたのですが)れっきとした真冬に咲く品種だそうです。

冬に見る牡丹がありますが、それは夏冬二季咲きの冬バージョンなので、同じ牡丹でも性質は違っているとか。

 

 

 

 

 

 

牡丹で有名な寺なので初めて訪れた時は登廊が混雑していました。今は寒牡丹が綺麗なのですが、少し時期が遅いのとやはりコロナのせいなのか人はまばらでした。

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朝起きると、雪が積もっていました。

2023-01-25 | 花だより

夏は猛暑、冬は豪雪。

昨日から気象庁の注意報がなんども呼びかけていました。昨日少し多めに買いだめをしてきました。朝になって庭が白く光って一面に雪に覆われていました。

冬対策に、草花はできるだけ鉢に植え替えて、廊下にいれて、寒さに強いらしいものだけ出しています。

「偉いね~~」褒めながらちょっと雪を払って様子を見てきましたが、いつもと同じ顔で元気に並んでいました。

☆☆☆

年末に内廊下に足の踏み場もないくらいぎっしり入れて並べた鉢も、押し入れで見つけた不織布のでっかい風呂敷や、何を入れてあったのか分からない大きなビニールを掛けると,下でのん気につぼみをつけたりしています。

こことあちこち軒の下に分けて並べてある、耐寒性Bクラス(かな?)の鉢も「なんかあった?」という顔だったので一安心でした。明けない極寒もないと思ってますが、何気に寒さの中で耐える植物の力に改めて感動。花が元気で静かに春を待つ姿も可愛いです。

☆☆☆

一度勉強不足で枯らしてしまった( ノД`)、1代目フランネル・フェアリーホワイトも二代目は土が気に入ったのか背が伸びて、今は廊下の箱の中から機嫌よく見上げていました。これに気をよくして、背が高い種のエンジェルスターやファンシースノーも育ててみようかな。(*´∀`*)

この花が好きなのは、なんとなくウスユキソウの面影があるところで、調べてみると全く違う仲間だということでしたが。

なるほど、この花の故郷がオーストラリアだったら、ヨーロッパの高山で咲くウスユキソウ花が似ていなくてもいいのですが(ー

早池峰山にウスユキソウを見に行った思い出は、なんとなくこのフランネルソウを見ると仲間の顔までつながって思い出し

ついつい特別に可愛く感じるのです。

☆☆☆

長く学生時代から育てた薔薇が二本一度に枯れてしまったので、代わりのようにミニバラの「ほほえみ」というのを買って植えていました。薄い桜色の小花があふれるように咲いて、オールドローズとは違った雰囲気ですが、毎年大きくなるので嬉しくなって

昨年スーパーでミニバラを買いました。

ミニバラは花の大小ではなくて、出自も別のところにあるそうですが可愛らしいので集めて植えてみました。

 

まだ朝夕は見回りがいりますが、花さんたちのお休み中はわたしも育児休暇が取れます(^▽^)/

 


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クレドレンドルム(雁金草)とクラリンドウ

2022-11-17 | 花だより

少し前にクレドレンドルムという言いにくい名前の花を買って来ました。名前は別にして、「これは、カリガネソウのミニタイプだろうか」っとほくほくして植えました。

無事に根付いて(きっと山の花だから手がかからないかも」といい気分で培養土と少しの日向土を混ぜて植えこんでみたら、気に入ったのかすぐに開花、いつの間にか房になって枝垂れ咲き、別名のズバリ「青い妖精」のようになったヽ(^。^)ノ

 

最近園芸店をざっと観察中に、隅に一鉢変な花があった。もちろんしげしげと観察すると丸い小さい風船のような花が房になって咲いていた。

これは面白いと買ってきて調べたらナント白い丸丸はつぼみでこれから咲くらしい。

その上学名がクレドレンドルン。カリガネソウとは一字違い、ちょっとの違いは同じことと勝手に大雑把に考えました。

同じ仲間なら早く花咲いてクレロ。そして一つ開いたら、やっぱり親戚だ、形がよく似ている、雁の首のようなしべもちゃんとついていて、可愛らしい。そしてひと月待った甲斐があって咲きそろった。おお~~仲間仲間。

結構花期が長いし種もできるらしくて楽しみ。

 

青い花の方はクレドレンドルム・ブルーウィング、白い方はクレドレンドルム・ウオリキーというのが本名らしい。

「クラリンドウ」なんて変な名前だと思ったらクレドレンドルムだと訊いた人が「クラリンドウ」となまった結果だそうで、ホント?

まぁお城からカステラにもなったし、あるあるかも。

 

ピンクのストックを仮植えしてみたけれどこんな綺麗な花が一年草だなんて。

 

このビオラは名前がモルフォ、仮に植えて観察した後はピンチして

春にはモルフォ蝶を一面に飛ばすのだ!!とてもキレイです。

 

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そろそろ冬支度

2022-11-17 | 花だより

朝夕の見回りをして綺麗に咲いた花を見てきました。夏が過ぎ秋の花を楽しみにしていましたが、今年は立冬を過ぎてどんどん冬に近づいているようです。

 

昨年冬越しをして、夏は雪のドームのように白い花を楽しませてくれた「ユーフォルビア」も花が少なくなってきました。

白いこの花の三姉妹の中でも、まだ盛んに咲き誇っている「スター」は残して「フロスト」と「白雪姫(スノー)」は冬までに根を育てようと一次ピンチをしました。軒下の日差しが暖かいところで冬越しをしてほしいと思っています。

 

無事冬を越せるか不安なのですが、春から夏にかけて楽しませてくれた花たちにも春を迎えさせたいと思っています。

育苗家が花好きのために育てやすく品種改良を進めています。知っていた野の花とのあまりに違いに驚きますが、庭で機嫌よく育つとここでよかったのかな、と聞いてみたくなります。ユーフォルビアの仲間は野山で受け皿がついたような黄色い花をよく見かけていましたが、新しい白い花を見てその世界の広さにビックリしました。

花瓶のカスミソウのように花壇では色とりどりの花のわきで主役を引き立たせていますが、窮屈そうな寄せ植えの鉢の中ではなく、自分の家のような鉢で大きく咲く姿はとても美しいです。

上手く寒さに耐えて一回り大きくなって、春にはこぼれるような白い花が咲きますように。

 

 

三度目の挑戦で植えた「フランネルフラワー」は元気に成長し花が咲いていますが。この花も冬越しに廊下にいれようかと思っています。育て方を読んでみると、あまり水分のない乾燥したところに育っているようで、温暖ないい気候だと思ったら雨や水で溺れそうになった、ヤレヤレといったところでしょうか。私も無事育ってヤレヤレです。

 

 

庭のあちこちでツワブキが綺麗です日陰の多い庭ですが秋には必ず咲いて数も増えています。

久々の花だよりです(^▽^)/

 

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フランネルフラワーは繊細かも

2022-10-08 | 園芸

フランネルフラワーは近くで見ると美しい。とても。

色鮮やかな花に比べると、全体の色が地味でそこがいいのだけれど、やっぱり風土が違う所から来たらしくなかなか育てにくい花です。

再々挑戦してみたが見事に枯れました。

植え替えてみたのですが5日くらいで枯れ始めました。それでもう一度植え替えるつもりで、根をメネデールの希釈液でよく洗い、植えました。

水はけのよい赤玉土3、パーライト3、培養土4で用土を作って植えてみました。二三日少し葉に青みが出たような気がしたのですが、やっぱり枯れました。

もう根っこは再生する力がなかったようで、地上部を育てる力がなくなっていたのでしょう。1週間に一度の水やりも多すぎたのかもしれません。根腐れか何か菌に侵されたのか。話が通じない花には困ってしまいました。

 

それでもまだめげません。二軒目のホームセンターで隅の方に置いてあるのを見つけて二株買ってきました。

用土はあの配合でいいように思ったので、同じ配合で植えてみました。バーミキュライトより無難なパーライトを使ってみました。

通気性を上げて保水性を下げたのがいいように思ったのですが、今度は気難しいフランネルフラワーさんの気に入ったのでしょうか。

軒下に置いて水やりは昨日そっとかけて置きました。今日見るとよく乾いていますがこれがいいようです。

三週間ほどになりますが、花が咲いてきて元気にしています。もう少しすると寒さに向かいますので冬越しができるよう、ほかの花といっしょに日当たりがいい縁側にでも取り込もうかと思っています。

少し遅くなった種蒔きも終わりましたので、挿し木で発根したものを植木鉢に植え替え、切り詰めた花の枝をカットしたり秋の世話も半分は終わりました。まだ元気に咲いている花もあるので、植え替えや枝の整理は後回しにしています。

暑さに負けそうだった花も元気に咲いてきました。

買って来た種と庭の花の種をまきました。

カットした枝は可哀想なのでさし芽にしましたが

植え替えると3ケースが満タンになり冬を越したとしても

春には植える場所確保に悩みそうです。

毎日巡回してみていますが元気に育っていると嬉しくなります。

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六甲山高山植物園のクサボタン(草牡丹)

2022-09-23 | 山野草

秋の花の図鑑を見ていてクサボタンを見つけました。

連休なので、六甲の高山植物園も秋かなクサボタンはあるかな、駄目でも何か咲いているかもと出かけてみました。

もう何度も行っているのですが行くたびに違った花に出会います。

随分前に息吹山で見てからクサボタンには出会っていませんでした。その時が初めてで花があまり可愛らしいのでしゃがみ込んでいつまでも動かないでいたら仲間に置いて行かれそうになりました。

それほど小さくて可愛らしく印象的な花でしたが。山と渓谷社の分厚い図鑑に載っている写真は富士山麓で写されていて、ここでもう一度見るなら息吹山かなと思って、いくたびに探してみたが、山野草は花時が短いし勝手に動いてどこかに行ってしまったり。野の花は気に入った所に移動したりするので、その後は探しても見つかりませんでした。

 

今回はタイミングよくて出会いました。目の隅に入った時は薄紫の影のようで、ああツリガネニンジンかなと思ったのですが近づいてみると小さいクサボタンでした。

二株しかなくて少し元気もなく丈も短かったのですが、感激して写してきました。

台風の前で風が強くあまりいい日ではなかったのですが、花時のめずらしい種類もたくさん咲いていて歩き回ってみてきました。

帰って写真をパソコンに取り込んでみるとみんな揃ってピンボケでがっかりでした。

久しぶりにに使ったカメラで、最初の視野調節も忘れおまけに眼鏡も違ったし風も強かったしといいわけがましくがっかり度も最低でした。

最近はめったに花目当てに出かけることもなくなって、開花期の短い花に出会うのは偶然の、文字通り僥倖になり掛けています。

庭の花や散歩道の花もありますが、珍しい花に出会ってときどきは花だよりが書けるのも嬉しいです。

六甲山高山植物園のクサボタン

 

2003年伊吹山のクサボタン 

 

 

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フランネルフラワーフェアリーホワイトに再々挑戦

2022-09-11 | 園芸

涼しい風が吹いてきたので秋の苗を買いに行ってきました。

珍しいクレロデンドルムやジュズサンゴが出ていました嬉

喜んで買い過ぎてしまって帰りが遅くなったので

並べておいて植え込みは翌朝に。

種も蒔こうと思って買ってきましたがまだ季節に余裕があるので

少しずつ蒔いて行こうと思います。

フランネルフラワーがまた枯れました( ノД`)シクシク…。

水のやり過ぎと土が合わなかったのか。どちらにしても気難しそうで

寄せ植えには向かないようです。

育て方を勉強し直しました。この花の柔らかい姿がとても綺麗で可愛いです。

つぼみはチューリップ型で花びらの先はちょっとミドリで。

ブルーベリーの用土がいいそうなので土を買ってきて、

花ガラと葉っぱの整理をしたら、植えこもうと思います。

優しい雰囲気の花なので寒くなったら廊下に入れて(気が早いかも)

気合いを入れて、来春も咲かせるつもりです。

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予言の島 澤村伊智 KADOKAWA

2022-09-06 | 読書
 
オカルトか、超常現象か、怨霊の仕業か。 悲惨な出来事が閉ざされた島で起きる。恐怖条件がそろっていて期待したが次第に興味が薄れるような結果だった。カドブン夏フェア2022
一度全国を席巻したオカルトブームは、地下鉄サリン事件の後自粛ムードに入った。だがじわじわと火が付きまた予言者に人気が出て、占いや心霊スポットに関心が湧いてきた。
そのころ、22年前には心霊タレントも出てくるようになった。

テレビクルーが預言者の宇都木幽子を伴って、曰くのある瀬戸内の小島に来た。だが幽子は体調を崩し、不気味な予言を残して島を去って二年後に亡くなった。


兵庫在住の友人たち三人で旅行に出ることになった。高校時代の同級生だが、東京にいた秀才の宗作が退職して戻ってきた。死のうとしているところに父親が駆け付けて助け出したそうだ。親心は深い。なんとなく感じた第六感で間に合った。超常現象っぽい雰囲気で始まる。
岬春生は風来坊だが、ちょうど戻ってきて、宗作歓迎の計画は任せろと言った。地元にいる淳は勿論賛成。
春生が選んだ島はかつての流刑地で、ヒキタという男が無残な姿になって山に駆け上って死んだと言われている。大小の山から成りヒキタの怨霊がこもる疋田山には登るなと言われている。

島に渡ってみると明日は人が死ぬ日だと幽子が予言したということで宿を断られる。そこに、よそ者で民宿を開いている男が泊めてくれるという。
幽子の孫という小柄な女性と派手な女と妙に過保護な親子も同宿する。派手な女は幽子を崇拝していて予言は当たると信じ切っていて占い師になっていた。

ただ明日が6人が死ぬと予言された日だった
折悪しく台風の進路が四国から瀬戸内海に当たり、島に着いた頃から風雨が強まってきた。

春夫が出て行ったまま帰らない。淳が探しに行くと海に浮かんで死んでいた。橘という駐在も頭を殴られて死んでいた。
どこの家も戸をぴったり占めて閉じこもり誰も出てこない。
古畑という老人が奇声を上げていた。そばに意識不明の宗作が倒れていた。
彼を宿に連れて帰る。
予言通り次々に死んでいく。
だが幽子の孫は予言を否定して疋田山に登る。淳も後を追っていく。

風が吹き上げてきて人々は山の上の避難小屋に逃げ込む、村人がひしめいていて、伝承は実現する、ヒキタの怨霊が来ると怯えている。

河を渡って山に避難しようとした老人二人が奇妙な死に方をした。これで四人。

村で最後の生徒だった、今では風貌も老いさらばえた古畑は小学校で縊れて死んだ。
これで5人。

やはり幽子の預言は正しいのか、6人目は?


だが古畑を追って来た孫は予言を解説していう。祖母は偽物だった。予言も信じられない。


伝承や祟りなどが伝えられてきた島、古くからある民間伝承だった、そこへ幽子が来て予言を残して死んでしまった。
今その予言が実現に起きている、と怯えている。
流人の話もヒキタの無惨な死にざまも現実なのだ。


ホラーや神秘体験はいつかは死ぬという「死」を背負った人間の(恐怖)心理をうまく乗せて、まだ見ることのない死後の世界を体験させたり、予感させたり、死人と会話させたりする。
現実にはあり得ないような出来事や実現したかのような予言で、信じこませたり恐怖させたりする。
ありえないと言い切ることができない不思議な出来事や力に、学問として科学的な専門知識を持っていても惑わされてしまうこともある。

ひとは自分が「どこからきてどこへ行くのか」と問うことで思考回路に迷いこんでしまうこともおおい、すべては見ても聞いても恐怖なのかもしれない。

だがこの作品を読んでいて、非現実な世界に誘いこもうとする作為に疲れた。作品として時系列や表現に少し距離があり過ぎ、たとえ話にしても、それが今、我に返った読者は信じられるのか。

伝承があったとしても恐怖の元は今、行われている現代の暮らしの中から生まれていることの方が多い、多くは科学的に解明されていることも多い。伝承はひとびとの暮らしや風景の中に郷愁と共に埋もれようとしている。
 
 
結論が余りに現代と距離があり、文化の交流のない老人ばかりの島にしてもただ自然を相手に長い時間を無駄にして愚かだ。

そうそう締めは、作者の思惑は効果的で、びっくり、読み直してみるかな。
 
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山女日記 湊かなえ 幻冬舎

2022-09-04 | 読書
ありきたりな山歩きかもしれないが、柔らかい言葉に沿って辿って行きながら、主人公の心境に共感を覚える。
湊さんは山好き花好きでした、この本を読んで知ったのだが、日記という題名は本人のものではなく、参加して登山情報を得ているSNSの名前でした。

8つの題名のように登った8か所の山にまつわる話で。薄ぅく繋がっている。
主人公はアラサー女子。

もう遠くなったが、軽々と峰を超えていた頃を思い出す。あの頃の穂高や白馬を、足が追いつかなくなってからも未練たっぷりに麓から仰いだことも何度かある。

ガレ場を歩く感じや鎖場の感触など懐かしいシーンに、うら悲しいような気持でメンバーの顔を思いだした。

アラサーが微妙かどうか。生き方を自由に選ぶことができるようになってきた現代。女子の年齢に不自由な時代が、少しずつ変化してきているし、独身であろうとなかろうと、自立さえしていれば周りは大目に見てくれている。

それぞれの生き方や周りの思惑まで山に引き摺っているのは、適齢期とか生産年齢とか、親の気持ちとか何やかやの生きづらい思いがまだ絡みついているからだろう。

異性に惹かれる年頃になると、いやだと言っても面倒なことが山にまでついてくる。
という山の風景と心の風景がリンクしたり離れたり、メンバーに寄り添ったり、迷惑だったり、地上と変わらない気持ちからは解放されないことよくわかる、それでも湊さんの飾らない山歩きが心地よかった。苦しい道を踏破しながらじっくりと自分を見つめなおしたり、頂に立って大きな広い世界を見て少し違った生き方に目覚めたりする。



目次

* 妙鉱山
こんなはずでなかった結婚
⋆ 火打山
捨て去れない華やいだ過去
⋆ 槍ヶ岳
父に言ってしまったあの言葉
* 利尻山
  ぬぐい切れない姉への劣等感
⋆ 白馬岳
夫から切り出された別離
⋆ 金時山
突然見失った将来の目標
* トンガリロ
いつの間にか心が離れた恋人


そして、ア~~私も行きたかった!!
ニュージーランド、ロード・オブ・ザ・リングのトンガリロ、三色のクレーター・火山湖

 ニュージーランドのトレッキングとともに終わった吉田君との登山行。
彼女もまたいつか、登山のように紆余曲折した思い出の道を。辿るのかも。
 
☆ 転載漏れでしたので追加しました。
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真夏でも頑張っています。夏の花さんたち

2022-08-04 | 園芸

40度近い真夏日が続いて、花が「お水、お水ください」というので、早起きして朝の水やり。昼食の後で様子を見て歩きます。

ちょっと目を離すとぐったりします。お互い熱中症を避けて励まし合っています。

私より夏に強い花が元気なので、久しぶりにアップしました。

真夏と冬が本読み時期なので、本と空と花を見ながら秋を待っています。

 

ペチュニアブルーベリーマフィン

今一番元気なペチュニアです。

ジュリエットモダンホワイト

色の違った花も咲いてきました。

 

オレガノケントビューティー

乱れ咲き(-_-;)

スーパーベル ダブルレッド

 

ジュリエットモダンホワイト

この色が一番好きです。今お休み中のVIVAさんに似ています。

マダマダ咲き続けそうなニチニチソウ

寄せ植えを寄せました。みんな元気です。

この千日紅のポンポンが可愛らしい。

リシマキアオーレア

伸びて伸びて垂れ下がるのです。元気です。

 


植物・花ランキング

 

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「偽りの春」降田天 角川書店

2022-07-10 | 読書

偽りの春神倉駅前交番狩野雷太の推理[降田天]

毎年のカドブンの夏フェアで、初めて出会う作家や作品を読むのをとても楽しみにしている。この作品は面白すぎて降田天の作品リストを作った、知らなかったのは私だけかも、日本推理作家協会賞受賞作。
短編が5編
日常で起きる犯罪がテーマで、謎解きは元刑事で今は交番勤務の狩野雷太。
彼の見かけは砕け過ぎた服装と態度で、のらりくらりと質問をする。それが次第に事件の核心に迫り自縄自縛、他縄自縛?に追い込まれていく。読みながらなぜこんな質問をと思っているうちにハハァと腑に落ちる。この展開が愉快で面白い。ストーリーも軽いものが多いが(犯罪ではあり被害者もいることはいるが)
この狩野雷太がなぜできる刑事から神倉駅前の交番勤務になったのか。
個々の事件はさすがに関係者の思惑も重いが、短編でもスッキリ曰く因縁の種明かしがあるところなど、さすがに受賞作。

☆鎖された赤
僕は誘拐した消去を神倉にのある蔵に監禁している。

話変わって、介護施設に入って空き家になっている祖父の家の様子を見に行った僕は庭の奥の蔵を見つける。三重の扉を開ける鍵がある。中を確かめるとどことなく既視感があった。
ぼくと祖父の蔵のイメージが重なって、心の深いところに応える部分がある。僕の深奥に潜む心理が巧みな語りで味があり特に面白い。文芸作品の高度なテクも感じられる。

☆偽りの春
シニアの詐欺集団。リーダーの和枝は、平等に分配していた金を仲間に持ち逃げされる。その上1000万円出せと脅迫状が来る。脛は傷だらけ。金の工面に知恵を絞って手に入れるが、途中で出会った親切なおまわりさんが家まで送ってくれた、彼は鼻が効いた。これは狩野紹介作品。でもオチが絶品。

☆名前のない薔薇
新種の薔薇は挿し芽でも増やせる。薔薇新種育種で有名になったいい子の理恵ちゃんは母も気に入っていた。
しかし俺は内緒だが泥棒。理恵にあげたくて薔薇屋敷から薔薇を一輪盗んできた。品種登録のない美しい薔薇。
理恵も薔薇を育てていた。そして彼女がつくりだしたという薔薇は絶賛されて売れた。理恵も人気が出た。しかし人気に陰が。

☆見知らぬ親友
恵まれた友達と、貧しいながら美大に通っている私。親友と言われて同じマンションに無償で住まわせてくれ何かと援助してくれる。無邪気に私を親友で好きだと言ってくれる、私はそのたびに密かに彼女を憎む。恵まれている彼女は私に故意に施しをしているのではないだろうか。苦学生ゆえに疑心暗鬼に陥ってしまう女性の心理の行き先が。
詰めが少し甘いように思うが、それでもミステリとしては面白い。

☆サロメの遺言
売れている作家は、過去に付き合った女が死ぬのを見ていた。作品に出演させろと脅し半分で懇願された結果だが、逮捕されても黙秘を続け、狩野と話したいという。
取り調べは父の犯罪にかかわった狩野で。彼になら真実を話すという。
父は美術教師だったが、生徒を焼死させて自殺した。取り調べのいきさつを知りたい。
狩野の重い過去と共に息子の願いも重い。


全く知らなかった降田天という作家を初めて読んだ。面白くて読みやすく、一気読みの本に出合ったことが嬉しい。

降田 天 (ふるた てん)は日本の小説家・推理作家。 萩野 瑛 (はぎの えい)と 鮎川 颯 (あゆかわ そう)が小説を書くために用いている筆名のひとつ。 他に 鮎川 はぎの (あゆかわ はぎの)、 高瀬 ゆのか (たかせ ゆのか)の名義がある [Wikipedia]
 
 
 
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「切り裂きジャックの告白」 中山七里 角川文庫

2022-07-08 | 読書
 
 
「カインの傲慢」を読み始めてあれ?このメンバーに覚えがあると気がついた。先に「切り裂きジャックの告白」を読んでいた。犬養隼人シリーズだ。記録がなくて、改めてまた読み返した。
スト―リーは残念ながらあまり覚えてなくて、その上人間関係が思い出せない、登場人物の人間関係は大切。まぁ知らないでも作品を楽しむことはできるけれど。シリーズ作品は順番通りに読めれば流れに乗りやすく面白い。

中山七里という作家は一度テーマを決めると、どんどん深堀をして話に厚みを持たせる人らしい。ここでは犯罪の元になるのは臓器移植だが、非常に臨場感があり考えさせられるところも多く時間がかかった。
命の重みを考えると単に臓器の受け渡しだけでは済まない多くの問題があり、関係者の心情も複雑になる。


殺害方法は、絞殺後にY字に切り裂いて内臓を全て取り出しているという、残忍な方法だった。
犯人は声明文を新聞社に送り付けてジャックと名乗った。
切り裂きジャックの模倣犯なら一件では済まないだろう、捜査本部も緊張する。

第一の殺人は、マラソンランナーが発見する、公園の椅子に何気ない様子で座っていた女性は、絞殺され見事なメス捌きで内臓が取り出されていた。
深川署と公園は道路を隔てただけの至近距離だった。

本庁から麻生班が捜査本部に参加した、犬養と古手川もペアを組んで捜査に当たる。
二枚目の犬養は30代、元気な古手川は20代。

一人目の犠牲者は劇症肝炎で肝臓移植を受けていた。二人目は細菌性肺炎だったが治療が遅れて肺移植が必要になる。成功して仕事に戻っていた。
臓器移植法が制定されてドナーからの移植が可能になっても、ドナーについての情報はコーディネーターだけが知る、ドナーと患者の詳細は漏らせない。
それがなぜ漏れてこの事件になったのか。
まずコーディネーターを疑え、しかし彼女にはアリバイがあった。だがここまでくると彼女も職業倫理などを振りかざしている状況ではない。
三人目は腎臓を移植された男だという。最近のひどい遊びぶりが話題になっていた。
まだ間に合う、彼を張り込もう。
だが競馬場にいた男は男の声で連絡が入り一足違いで殺された。

二週間に三人、犯人は医療関係者か、それでもなぜ情報が漏れた。

四人目の移植患者は三田村という青年、次は彼を狙うだろう。彼には身辺警護の承諾を得た。

犬養は執刀医のアリバイも調べる、だが全員疑わしいところはなかった。その上執刀医にもドナー情報は開示されていなかった。

執刀した神の手と言われる真境名教授と榊原教授。立場は移植推進派と慎重派に分かれていた。

ついにドナーの情報を得る。高野冴子の倫理観と道徳観、その上情報が洩れて殺人事件が起き四人目も危うい彼女は決心した。ドナーは鬼子母志郎。交通事故死したが彼は母一人子一人の母子家庭だった。

ジャックも最後の目的に向かう。
最後はなぜか人情がらみで解決する。少々犯人も人間的で。

ストーリーの展開は、様々な要素が織こまれている。
応援に加わった犬養・古手川コンビもいい。
犬養は古手川に対する先入観が少しずつ変わってくる。古手川の野生人風でいて繊細なところもある。
傍若無人に見えるキャラクターで別のシリーズにも顔を出すらしい。
お馴染み警察内部のキャリア官僚との軋轢。

移植については
脳死判定は慎重にも慎重に。、時間を争いながら様々な医療手続きがある。脳が死んでも体は生きている。
声明文を受け取った新聞社やマスコミの反応。
医師と宗教家との対談(これは臓器移植に対する歴史に育まれた宗教観、死生観、と現場医師の立場を超えた話が興味深い)こういう心理を織り込むところ効果的。
患者は苦痛から解放されてもまだ長い治療時間が必要になる、移植は完全な治癒ではなく代替の臓器との共存であり、莫大な費用が掛かるということ。

中山七里さんが書くミステリはこういう医療問題を取り上げても説得力がある。それをつないで物語にする力を持った稀有な作家なのだろう。
犯人を追いながら臓器移植が必要な娘を持つ父親として、二度の離婚の後別に住む娘を見舞う父親の心理も盛り込み、グロテスクな話の裏に柔らかいところもある。
 
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向日葵が咲いた。フロックスを植え替えないと。さし芽も。

2022-06-26 | 園芸

今日も暑い。昨日食料品は買いだしをしてきたので、一日家から出ないでのんびり過ごそうと思っていました。

遅い朝食中にハッと思い出しました。睡眠時間9時間だと、頭が少し働いてます。

昨日切ったゼラニウムの差し穂があったのに、どこに置いたっけ。

廊下に出てみると、忘れないように目立つコップに入れたのは大正解。元気にしていた。

先に挿したアジサイの横に並べて一安心。

でも種をまいたフロックスはもう本葉が出ている。あたりを見回しても植え替えようのピンセットが見当たらないし、帽子もどこで脱いだやら。休日だし明日にしよう (*´艸`*)

 

ゼラニウムの挿し穂は元気でよかった。

ゼラニウムよぉし 紫陽花よぉし。後は何だった?みんなよぉし

 

☆☆☆

種蒔きをした向日葵が咲いてきました嬉しいので記念撮影をして、ついでにほかの元気者を写しました。

先を摘んだら枝が増えました、つぼみも増えたけれどまだ咲きませんね。

 

フロックスも育ってきた、焦るなぁ。

 

千日紅も芽が出た。葉の色が違うからいろんな色が咲くような、タブンヽ(^。^)ノ

もう園芸店では綺麗に咲いて並んでいるけれど、この花は秋でいいかな。

 

恋するペチュニア、夏が好き?

挿し木したコンロンカ、小さいのにビニールポットで花が咲いて、白い飾りまで。

たくさん差し芽したら育って、植え場所を探し中。

夏はこの色です。アメリカンブルー。

 

 



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「ピンクとグレー」 加藤シゲアキ 角川文庫

2022-06-25 | 読書

 

ピンクとグレー (角川文庫)

この本は加藤ヒデアキさんのデビュー作だというので、読んでみた。タレント本という読みを離れて、一日もかからず読了した。#カドブン夏フェア2022
 
住んでいる芸能界が舞台で話の展開も滞ることがなく、主人公たち二人の青年の成長と挫折を真正面に見ている。
文芸作品のような暗い泥沼ではなく、精神的には重そうなタレントの世界の明暗も、新鮮な描写が印象的だった。

小学生の時に父親の転勤で大阪から横浜に来た河田大貴。
子供ながら少し斜に構えていたりする。
ところが真吾を「ごっち」と呼ぶようになり気がつけば同じマンションに住んでいる同級生の二人も加わって一緒に行動するようになる。
周りがスタンドバイミーのようだなどと言い、河田は少しリバー・フェニックスに似ているというので「りばちゃん」などと呼ばれるようになる。

学年が進み中学生になるころ真吾と大貴は親友になって同じ大学に進む。
学生時代はバンド仲間で、真吾は作詞、大貴はボーカル。
部屋代を折半して大学に近い安マンションに住んでいた。

ふたりに小さい芸能事務所から声がかかりとくにこだわってもいない世界から時々都合のいい仕事がくる。
アルバイトとは言っても、地味にチラシのモデルや通行人といった仕事をするようになった。

次第に写真などが認知され人気が出てくる鈴木真吾。
真吾にドラマの仕事が来て、芸名も白木蓮吾になった。主役の映画も作られた。
いつが彼は麻布十番のタワーマンションに住むようになり、その時当然同居するものだと思っていたりばちゃんが実家に帰るといった。

忙しくなって二人はいつか会うこともなく距離は開いていった。

久しぶりに同窓会が開かれ、スターの蓮吾は周りを囲まれ話す機会がなかった、別れ際に翌日に会いたいといった。
そして蓮吾を訪ねて行った日、彼の姿を目にすることになる。


ふたりの想い出が大貴を過去に呼び戻す。蓮吾との友情と裏に潜んでいるそれぞれの孤独を感じてはいるが、それは芸能界の持っている影に次第に飲み込まれていった。
大貴は今も芸能界から離れることもなく、細い糸でつながりながらも定職はなく今ではフリーターと呼ばれる生き方をしていた。
蓮吾と共に彼はすべてを失った。

芸能人が芸能界を書く事で物語に真実味が加わっている。
若い頃の喪失感はどの時代でも、その時を過ごした後で多少は思い当たるような部分がある。

よくできた青春小説というものは、読んでみれば何かもの悲しい思いで帰らない時代を思い出す。
加藤シゲアキという作家のデビュー作は新鮮な感覚が満ちたいい作品だった、描写も巧みで、文章も爽やか、内容は重い悲しみに満ちていても、読後感はよかった。

思えば文豪も青春小説から始めていたりする。井上ひさし作「モッキンポット氏の後始末」
石川達三だと「青春の蹉跌」漱石「坊ちゃん」海外でも続々と名作が浮かぶ。

若い作家が初めて世に出す作品ということで、世代の差だろうか共有する世界が少しずれる感は致し方ないと思う。もうとっくに通り過ぎた思い出の世界ということで。

 
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