空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

ちょっといい映画

2005-09-17 | 映画
映画を見ることは、本を読むことと同じように昔からの長い習慣になっている新しい映画で、映画館に行かなかったものは,DVDでチェックする
仕事をしていた時は、映画を見る余裕のないこともあったが、今はゆっくり楽しむことが出来る。
本を選ぶように、楽しんで選んでくる。
今年になって、不思議なレンタルの店を見つけた。車ならけっこう近くて、買い物ついでに寄れる。 
有名なレンタルビデオ屋さんはきちんと整理されて、手書きで”店長のオススメ”なんて案内が貼ってあったりするが、この店は大まかなコーナー分けをしているだけで、雑然としている。といって汚いわけではなく、数もとても多い。こんなのは置いてあっても商売にならないだろうにと余計な心配をするようなのもある。
この前「キング オブ キングス」を借りてきたら白黒で無声映画だった。字幕だけしか出なくてよくこんな映画が残っていたものだと驚いた。
「パッション」が話題になったので出してきたのだろうか。まるっきり商売気がないともいえないが、店員の人たちも返却されたのを慌てて整理する様子もなく、のんびりしていて雰囲気もいい。

今の流行の新作が一つしかないことがあるのも面白い。見たいと思ったら誰かが返したときに偶然出会うしかない 
こう分類が曖昧だと、目的があって探すときには不便だが、目的もなく行って選んで来るには余り差し支えがない。
懐かしかったり、見たいシーンが有ったり、見終わった後のつながりが気になったりして行ってみるが特に拘っているわけでなく目に入ったものを借りてくる。
旬を過ぎたものは50円、なんだか申し訳ないが、こういう生活が小さな幸せに思える。

最近借りたものには、私が知らなかっただけで有名な名作ではないかというようなちょっといい作品ばかりにであった。
そんな時はキャストやメイキングまで見て「ありがとう」とお礼を言う

★ あの頃ペニー・レインと 2000年 DVD
15歳の少年が音楽雑誌の取材でロックバンドと一緒に旅をする話。メンバーとの交流とともに、ファンの少女たちの中でリーダー格のペニー・レインに恋したり、内幕を書くことへのこだわりも有ったり、青春映画のようでもあるが何か懐かしい暖かい気持ちにさせる作品

★ パーフェクト ワールド 1993年 DVD
クリント・イーストウッド監督、分かりやすいヒューマンドラマ。公開当時に話題になったものだけれど始めてみた。脱獄犯にケビン・コスナー。追いかける警官にイーストウッド。誘拐した少年にいつの間にか慕われるようになる、非情な犯人が実はいい人。 ツボを心得たストーリーでほろっとする。
コメント (1)
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