やっと日記が追いついた。
今日もいいお天気で洗濯物が乾く。食品も整理するので買い物には行かない。ちょっと時間に余裕があるが、歩きながら予定を考える。
ここでコーヒーを一杯ッ…。
少し先にある大型スーパーの二階に広い手芸店ができた。開店大売り出しに行って、また買ってしまった。
毛糸や厚手の布地、これでエプロンを作って、セーターも編もう。そろそろ冬支度。
買い込んだ本も、読みたい順に積んだ。読書の秋になったが、最近の作家をよく知らない、広く浅くが身上なので読まねばならない。
知らない作家は要注意だが、読みかけてしまったと思っても、途中で止められない、時は金なりだけれど、「金」というのは普通お金のことだろう、でも沈黙は「金」のように貴重品にも使う。本代は貴重だけれど少しくらいはほかを削っても何とかなる。時間はもっと貴重だ失えばなんともならない。分かっていても読み始めるとどこかいいところがないかと最後まで読んでしまう。
買う前のリサーチが足りないと言うか、衝動的といおうか、軽薄なところが我ながらますます時間欠乏の穴に落ち込んでいく。
さてこれから軽い掃除機を引っ張りながらゴミを吸い取り、さっぱりしたところで、録画した映画を一本やっつけよう。
市川雷蔵の「大菩薩峠」を見たばかり。一部と二部。
中里介山は人の狂気を素晴らしく書いた。机龍之介は「音なしの構え」という正眼から少し右にずらした独特の構え方をする、それが美しく強い。市川雷蔵という俳優によく似合っていた。この作品は竜神温泉に行ってから気になっていた。
市川雷蔵という俳優、は「眠狂四郎」を見たことがある。知る人ぞ知る「円月殺法」
「眠狂四郎」は柴田錬三郎。中里介山どちらが先か調べないと分からないが、机龍之介と同じように生来の狂気と虚無、天才的な剣の腕。悲運というか運命に操られる様子が壮絶だった。
市川雷蔵という人は「忠直卿行状記」でも見た。いかにして暴君になったか、感受性の鋭い青年が周りの媚びへつらいで崩れていく。逃げるに逃げられない現状から狂っていく、菊池寛の短編が重厚な、今に通じる物語になっていた。
市川雷蔵は美しい、彼の薄幸で複雑な生い立ちや早逝したところがこの映画に滲んでいた。
ところが「大菩薩峠」最後の三部目が撮れてなかった。そのうちDVDを借りに行こう。残念、悔しい。
今日はこのくらいで花に。
昨夜のスーパームーン 夜の散歩で写してみた。ながく人の顔に見えていたが、
よく見ると右にウサギの耳が二つ見え、お餅をついていた。
田んぼが少し黄色くなってきた。
「キンエノコロ」
エノコログサより少し小さくて日に映えて美しい。
「キウイ」
これも秋の味覚かな。
今日もコスモスが美しい。
「ボタンクサギ」
山のクサギと違って大きくて華やかだ。
「ケイトウ、ニガウリ、アサガオ」
おそろいで覗いていた。
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