38年間(と半年くらい)の人生で、たぶん10000回は「馬鹿!」といわれてきた。
「たぶん」と記したように、推定だけれど。
ただそこには、本気の罵り「バカヤロウ!!」のほかに、愛情表現の「バカ♪」も含まれるわけで。
「バカ♪」のほうの発言者は、まぁ大抵は女子のはずである。
(似たことばに、「最低!」「サイテー!」がある。先日、パフュームのライブで「なぜか下半身がカチンカチンになった」と知り合いの女子にメールを送ってみたら、速攻で「きゃ、サイテー!」と返信があり、それはそれはハッピーな気持ち? になった)
「格好いい♪」「男らしい♪」より「バカ♪」といわれたほうがうれしいときもあって、ことばというのは不思議なものである。
そのことばを発するに至る関係性―がそう思わせるわけで、つまり巧い映画とは、「バカ♪」のヒトコトだけでキャラクターたちの関係性を想像させる背景を「きちんと描写している」ものを指す。
ほかにいわれてきたことといえば・・・
「ヘンタイ!」「キチガイ!」「ロリコン!」、、、まぁこれは自称なので、褒めことばと解釈している。
「短小!」「早漏!」、、、も同様である。
ただ気をつけたいのは、「ヘンタイ!」と発して本気で怒るひとが居るということだ。
「小せぇ男だなぁ」と思うが、どこでどう反応するかはそれぞれだものねぇ。
AVデビューを果たしたばかりの女子大生にインタビューをしたときのこと。
その子のデビュー作は「いかにも新人」といった可愛い創りのものであったが、なぜかタイトルが『変態女子大生、奇跡のデビュー!』というものだった。
「このタイトル、どう思う?」と聞いたところ、彼女は笑いながら「そんなこと、聞かされてなかった。ひどいですねぇ」と返した。
「器のでかい子だ!」と感心したことを覚えているが、このくらい「どっしり」構えてほしい・・・って、誰にいってんだ?
自分の話に戻す。
肥満児だったころは「デブ!」、
ホラ吹きだったころは「嘘つき!」、
などなど、そのどれもが的を得ているので、いい返すことはしてこなかった。
もう少し核心をつき、
「いつもニコニコしているから、なにを考えているのか分からない」、
「デタラメなことばかりいったり、ハッタリばかりかますので、本質が見えてこない」、
といわれたこともあって、これはなかなかに鋭いなと思ったものである。
さらに話を戻して。
そういわれるのがうれしいと思う自分は、そのことばを他者に発することもある。
「ヘンタイ!」「キチガイ!」がそれにあたり、しかし前述したように、このことばを聞いて本気で立腹するひとも居る。
そこで返ってくることばが、タイトルに冠した「あなたにいわれたくない」である。
「オメー、ヘンタイだな」
「オメーにいわれたくないよ!」
みたいな。
ただ、このことばも、本気で怒ってそう発する場合と、ジョークとして発する場合がある。
すべては関係性で決まる―ということなのだろう。
初対面時にいわれたら喧嘩になることでも、長い付き合いであればあるほど、そのことばの奥に愛情が宿っているから、ジョークと解釈される、、、と。
尤もクロエ(トップ画像)のような美少女になら、それが初対面であったとしても、なにをいわれても怒らない・怒れないような気もする。
なんだ、結局はそこかよ! という話である。
※「バカヤロウ」ではなく、「クソッタレ!」といえば、このひと小見川である。
好きなんだけどな、UFCでは「クソッタレ!」をかます会心の勝利が得られない・・・。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(16)』
「たぶん」と記したように、推定だけれど。
ただそこには、本気の罵り「バカヤロウ!!」のほかに、愛情表現の「バカ♪」も含まれるわけで。
「バカ♪」のほうの発言者は、まぁ大抵は女子のはずである。
(似たことばに、「最低!」「サイテー!」がある。先日、パフュームのライブで「なぜか下半身がカチンカチンになった」と知り合いの女子にメールを送ってみたら、速攻で「きゃ、サイテー!」と返信があり、それはそれはハッピーな気持ち? になった)
「格好いい♪」「男らしい♪」より「バカ♪」といわれたほうがうれしいときもあって、ことばというのは不思議なものである。
そのことばを発するに至る関係性―がそう思わせるわけで、つまり巧い映画とは、「バカ♪」のヒトコトだけでキャラクターたちの関係性を想像させる背景を「きちんと描写している」ものを指す。
ほかにいわれてきたことといえば・・・
「ヘンタイ!」「キチガイ!」「ロリコン!」、、、まぁこれは自称なので、褒めことばと解釈している。
「短小!」「早漏!」、、、も同様である。
ただ気をつけたいのは、「ヘンタイ!」と発して本気で怒るひとが居るということだ。
「小せぇ男だなぁ」と思うが、どこでどう反応するかはそれぞれだものねぇ。
AVデビューを果たしたばかりの女子大生にインタビューをしたときのこと。
その子のデビュー作は「いかにも新人」といった可愛い創りのものであったが、なぜかタイトルが『変態女子大生、奇跡のデビュー!』というものだった。
「このタイトル、どう思う?」と聞いたところ、彼女は笑いながら「そんなこと、聞かされてなかった。ひどいですねぇ」と返した。
「器のでかい子だ!」と感心したことを覚えているが、このくらい「どっしり」構えてほしい・・・って、誰にいってんだ?
自分の話に戻す。
肥満児だったころは「デブ!」、
ホラ吹きだったころは「嘘つき!」、
などなど、そのどれもが的を得ているので、いい返すことはしてこなかった。
もう少し核心をつき、
「いつもニコニコしているから、なにを考えているのか分からない」、
「デタラメなことばかりいったり、ハッタリばかりかますので、本質が見えてこない」、
といわれたこともあって、これはなかなかに鋭いなと思ったものである。
さらに話を戻して。
そういわれるのがうれしいと思う自分は、そのことばを他者に発することもある。
「ヘンタイ!」「キチガイ!」がそれにあたり、しかし前述したように、このことばを聞いて本気で立腹するひとも居る。
そこで返ってくることばが、タイトルに冠した「あなたにいわれたくない」である。
「オメー、ヘンタイだな」
「オメーにいわれたくないよ!」
みたいな。
ただ、このことばも、本気で怒ってそう発する場合と、ジョークとして発する場合がある。
すべては関係性で決まる―ということなのだろう。
初対面時にいわれたら喧嘩になることでも、長い付き合いであればあるほど、そのことばの奥に愛情が宿っているから、ジョークと解釈される、、、と。
尤もクロエ(トップ画像)のような美少女になら、それが初対面であったとしても、なにをいわれても怒らない・怒れないような気もする。
なんだ、結局はそこかよ! という話である。
※「バカヤロウ」ではなく、「クソッタレ!」といえば、このひと小見川である。
好きなんだけどな、UFCでは「クソッタレ!」をかます会心の勝利が得られない・・・。
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(16)』