チャリダーゆえ、バイカーの気持ちは「半分くらい」は分かるが、「半分くらい」は分からない。
ただひとついえることは、チャリダーもバイカーも極端なヤツはヘンタイだということ。
自分のなかだけのルールとして、ひとを真剣に非難する場合は漢字の変態、逆に一目置く存在と認めた? 場合は、カタカナでヘンタイと記す。
まぁ、気違い⇔キチガイと同じだね。
生きているわけでもないのに、愛撫するかのように磨く。
車好きもそうだが、擬似恋愛しているようなもので、だから運転はセックスそのものといっていいんじゃないか。車体と合体しているわけだから。
エンジン音の凄まじさに感動している様なんて、イッたときの感覚なんだろうね。
分かるよ、うん分かる。
繰り返すがチャリダーゆえ買いたい乗りたいとは思わないが、根っこは一緒なのだ。
映画と、バイク。
チャリよりも車よりも疾走感というものを表現し易いからだろう、このふたつはじつに相性がいい。
10傑の候補作も多く、けっこう悩みました。
(1)『ブラック・レイン』(89)
主人公マイケル・ダグラスが筋金入りのバイカーで、オープニングは彼が運転するシーン。
敵役の松田優作もバイクを乗りこなす―ちょっと都合がいい設定だが、まぁいいか。
ふたりが対決するクライマックスでは、バイクが大事な小道具として機能している。
(2)『マトリックス リローデッド』(2003…トップ画像)
トリニティが高速を逆走する。
CGの発達で、こういう表現も可能になったのだった。
しかし前作から数年しか経っていないのに、トリニティ役のキャリー=アン・モス、老けていくペースが異常に早くてちょっと引いてしまった。
(3)『イージーライダー』(69)
イコール、チョッパーバイク―みたいな、記号化にまで至った映画ってすごいと思う。
(4)『アラビアのロレンス』(62)
意外性に富んだオープニングだった。
あれ、砂漠も馬も出てこない・・・なんて。
(5)『パルプ・フィクション』(94)
ブッチことブルース・ウィリスが「Z」から奪ったチョッパーバイク。
ウィリスは、車よりバイクが似合うね。
(6)『ザ・マスター』(2012)
現時点における、本年度ベストの映画。
息苦しくなるほどの「閉じられた」? ドラマのなかで、バイクの疾走シーンだけが「なんとなく」爽快。
(7)『ベンジャミン・バトン』(2008)
生きる喜びを謳歌するかのようなバイクのシーンで、とても好き。
(8)『プロテクター』(85)
成龍の映画としては彼らしいユーモアがなく、あきらかな失敗作だが、バイクを使ったアクションだけは興奮した。
ところで失敗作になったのは当然のことで、この映画は撮影初日から監督と成龍が揉めに揉めたのである。
こういう経験がなければ、ひょっとすると成龍は「もう少し早く」活動の拠点をハリウッドに移していたかもしれない。
(9)『ターミネーター2』(91)
ジャケットもサングラスも、そうして、バイクだって盗品。
いいのだ、人間じゃないから。
(10)『大脱走』(63)
これを外すわけにはいかない。
最近、この映画を『午前十時の映画祭』で観たのだが、初見よりも「はるかに」楽しめる自分が居て驚いた。
やっぱり映画って、観返してみるものだね。
カーマニアのマックィーンが、バイクもいけるぜとラストで魅せる。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『GW特別企画(11)孤独の映画』
ただひとついえることは、チャリダーもバイカーも極端なヤツはヘンタイだということ。
自分のなかだけのルールとして、ひとを真剣に非難する場合は漢字の変態、逆に一目置く存在と認めた? 場合は、カタカナでヘンタイと記す。
まぁ、気違い⇔キチガイと同じだね。
生きているわけでもないのに、愛撫するかのように磨く。
車好きもそうだが、擬似恋愛しているようなもので、だから運転はセックスそのものといっていいんじゃないか。車体と合体しているわけだから。
エンジン音の凄まじさに感動している様なんて、イッたときの感覚なんだろうね。
分かるよ、うん分かる。
繰り返すがチャリダーゆえ買いたい乗りたいとは思わないが、根っこは一緒なのだ。
映画と、バイク。
チャリよりも車よりも疾走感というものを表現し易いからだろう、このふたつはじつに相性がいい。
10傑の候補作も多く、けっこう悩みました。
(1)『ブラック・レイン』(89)
主人公マイケル・ダグラスが筋金入りのバイカーで、オープニングは彼が運転するシーン。
敵役の松田優作もバイクを乗りこなす―ちょっと都合がいい設定だが、まぁいいか。
ふたりが対決するクライマックスでは、バイクが大事な小道具として機能している。
(2)『マトリックス リローデッド』(2003…トップ画像)
トリニティが高速を逆走する。
CGの発達で、こういう表現も可能になったのだった。
しかし前作から数年しか経っていないのに、トリニティ役のキャリー=アン・モス、老けていくペースが異常に早くてちょっと引いてしまった。
(3)『イージーライダー』(69)
イコール、チョッパーバイク―みたいな、記号化にまで至った映画ってすごいと思う。
(4)『アラビアのロレンス』(62)
意外性に富んだオープニングだった。
あれ、砂漠も馬も出てこない・・・なんて。
(5)『パルプ・フィクション』(94)
ブッチことブルース・ウィリスが「Z」から奪ったチョッパーバイク。
ウィリスは、車よりバイクが似合うね。
(6)『ザ・マスター』(2012)
現時点における、本年度ベストの映画。
息苦しくなるほどの「閉じられた」? ドラマのなかで、バイクの疾走シーンだけが「なんとなく」爽快。
(7)『ベンジャミン・バトン』(2008)
生きる喜びを謳歌するかのようなバイクのシーンで、とても好き。
(8)『プロテクター』(85)
成龍の映画としては彼らしいユーモアがなく、あきらかな失敗作だが、バイクを使ったアクションだけは興奮した。
ところで失敗作になったのは当然のことで、この映画は撮影初日から監督と成龍が揉めに揉めたのである。
こういう経験がなければ、ひょっとすると成龍は「もう少し早く」活動の拠点をハリウッドに移していたかもしれない。
(9)『ターミネーター2』(91)
ジャケットもサングラスも、そうして、バイクだって盗品。
いいのだ、人間じゃないから。
(10)『大脱走』(63)
これを外すわけにはいかない。
最近、この映画を『午前十時の映画祭』で観たのだが、初見よりも「はるかに」楽しめる自分が居て驚いた。
やっぱり映画って、観返してみるものだね。
カーマニアのマックィーンが、バイクもいけるぜとラストで魅せる。
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