Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

GW特別企画(10)バイカーな映画

2013-05-05 01:03:42 | コラム
チャリダーゆえ、バイカーの気持ちは「半分くらい」は分かるが、「半分くらい」は分からない。

ただひとついえることは、チャリダーもバイカーも極端なヤツはヘンタイだということ。

自分のなかだけのルールとして、ひとを真剣に非難する場合は漢字の変態、逆に一目置く存在と認めた? 場合は、カタカナでヘンタイと記す。
まぁ、気違い⇔キチガイと同じだね。

生きているわけでもないのに、愛撫するかのように磨く。
車好きもそうだが、擬似恋愛しているようなもので、だから運転はセックスそのものといっていいんじゃないか。車体と合体しているわけだから。

エンジン音の凄まじさに感動している様なんて、イッたときの感覚なんだろうね。

分かるよ、うん分かる。
繰り返すがチャリダーゆえ買いたい乗りたいとは思わないが、根っこは一緒なのだ。


映画と、バイク。
チャリよりも車よりも疾走感というものを表現し易いからだろう、このふたつはじつに相性がいい。
10傑の候補作も多く、けっこう悩みました。


(1)『ブラック・レイン』(89)

主人公マイケル・ダグラスが筋金入りのバイカーで、オープニングは彼が運転するシーン。

敵役の松田優作もバイクを乗りこなす―ちょっと都合がいい設定だが、まぁいいか。
ふたりが対決するクライマックスでは、バイクが大事な小道具として機能している。

(2)『マトリックス リローデッド』(2003…トップ画像)

トリニティが高速を逆走する。
CGの発達で、こういう表現も可能になったのだった。

しかし前作から数年しか経っていないのに、トリニティ役のキャリー=アン・モス、老けていくペースが異常に早くてちょっと引いてしまった。

(3)『イージーライダー』(69)

イコール、チョッパーバイク―みたいな、記号化にまで至った映画ってすごいと思う。

(4)『アラビアのロレンス』(62)

意外性に富んだオープニングだった。

あれ、砂漠も馬も出てこない・・・なんて。




(5)『パルプ・フィクション』(94)

ブッチことブルース・ウィリスが「Z」から奪ったチョッパーバイク。

ウィリスは、車よりバイクが似合うね。

(6)『ザ・マスター』(2012)

現時点における、本年度ベストの映画。

息苦しくなるほどの「閉じられた」? ドラマのなかで、バイクの疾走シーンだけが「なんとなく」爽快。

(7)『ベンジャミン・バトン』(2008)

生きる喜びを謳歌するかのようなバイクのシーンで、とても好き。

(8)『プロテクター』(85)

成龍の映画としては彼らしいユーモアがなく、あきらかな失敗作だが、バイクを使ったアクションだけは興奮した。

ところで失敗作になったのは当然のことで、この映画は撮影初日から監督と成龍が揉めに揉めたのである。
こういう経験がなければ、ひょっとすると成龍は「もう少し早く」活動の拠点をハリウッドに移していたかもしれない。

(9)『ターミネーター2』(91)

ジャケットもサングラスも、そうして、バイクだって盗品。

いいのだ、人間じゃないから。

(10)『大脱走』(63)

これを外すわけにはいかない。
最近、この映画を『午前十時の映画祭』で観たのだが、初見よりも「はるかに」楽しめる自分が居て驚いた。
やっぱり映画って、観返してみるものだね。

カーマニアのマックィーンが、バイクもいけるぜとラストで魅せる。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『GW特別企画(11)孤独の映画』

コメント (2)
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