Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

もっとエッジでいきたい

2013-05-19 03:09:40 | コラム
少し、鈍ってきたように思う。

眠りから覚めて部屋を見渡す度に、ちょっと落ち込む。

ビールの空き缶もグラスも、茶碗も皿も、そのまんま。
灰皿に、煙草の吸殻がこんもりと。

自分、こんなヤツだったか? なんて。

原稿の締め切りも気にせず、掃除を始める。

「納得のいく形」にするまで、120分くらいを要する。
そういうことがイヤだから、酔っていても眠たくても自慰をしたくても、頑張って片付けてから、雑巾でゴシゴシしてからベッドに入り、シコシコしていたんじゃないかって。

イツナンドキでも来客を歓迎出来て、彼ら彼女らから「部屋、きれいだね~」と褒められることが気持ちよかったはずなのに、
この状態では、恥ずかしくてひとを呼べない。

キレイにしていても、本棚にはエロDVD・エロ本だらけだろ、それは恥ずかしくないのか―だって?

ないね、
そういうことに羞恥心は抱かないし、男が始めた戦争について男の視点だけでしか論じられない橋下ナントカよりかは性を背負って生きる女人について理解しているつもりである、こっちは風俗産業に対して敬意の念しか抱いてないんだバカヤロー!ってね。


ともかく。
トシだとか疲れているから、、、というイイワケで片付けたくないのだ、神経質度が落ちている理由を。

片付けることに対し、やや尖がった感覚を持っていたはずの自分。
たとえばトップ画像は、前住居のゴミ捨て場に自分が貼った注意書きである。

きったねー独身男子16世帯のアパート、、、だったからだろうか、とにかくルールを守らないヤツばっかりだった。

町田市は専用の「黄色い」ゴミ袋を販売していて、それを買わない住人が「黄色だから、いいっしょ?」と思ったのか、ドンキホーテの袋にゴミを詰めて出していた。
それが「ひとりではなかった」時点でどうかしているのだが、当然、ゴミ屋さんはドンキの袋は収集しない。
取り残されたドンキ袋を狙って、カラスがやってくる。
その結果、ひどいときはこんな感じに。




えらいっしょ?
と主張するつもりはないが、この状態のままバイトに出かける気になれず、ほとんど毎日これを片付けていたんだ。
このころ自分は、いわゆるデリヘルに夢中で、夜、こんなきったねーアパートに風俗嬢を呼ぶのがイヤだった、、、という理由もあったわけなのだが。

で、この貼り紙を見た大家さんが「やっとのこと」で動き出し、共益費を使ってこんな風にしてくれた。



ドンキ袋で出すかどうかは住人の良心に期待するしかないが、少なくともこれでカラスにはやられないでしょう? って。


そんなヤツが、いま、自分の部屋をきちんと片付けられないでいる。
いや訂正、片付けられるが、「瞬時に」片付けられないでいる。

けっこう重症のような気がするんだけれど。

そうでもない?


とりあえず酒を控えろって話かもしれないが、
そうではない方向で、もうちょっと自分に厳しくしていこうと思う。

神経質は嫌われることも多いけれど「神経質でない自分のことを自分は嫌い」なのだから、それは直さなくちゃいけない。
自分、大好き! で、ここまでやってきたからね。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(41)』

コメント (5)
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