Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

「かおり」より、「かほり」と記したほうが情緒がある。

2013-05-07 03:00:00 | コラム
少し前のコラムで、加齢臭な自分? に気づいて愕然とする―みたいなことを書いたが、じつはそれは大いなる勘違いで、階下のジイサンのもの、、、というかニオイであることが判明した。

・・・って、本名と、ほとんどの住所を晒しているバカチンなわけで、
近所のひとはこれだけでジイサンが誰か分かってしまうかもしれない、プライバシー侵害にあたる可能性もあるので詳細は記さないでおくが、とりあえず安心した。

安心はしたが、だからといってperfumeな香りなどするわけはなく。

先日も120分ほどチャリを走らせたあと、自分の汗のニオイが「あまりにもアレ」だったので軽く落ち込み、ちょっとだけ自分のことを嫌いになったのだった。

あれ自分、昔より汗のニオイがひどくなってないか? みたいな。

そりゃそうか、酒も煙草も自慰もやっているし。
自慰は無関係かもしれないが、基本が昼夜逆転な生活をしているわけだし。

肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉、野菜、肉肉肉肉肉肉肉肉肉、、、な食生活だし。

これでperfumeな香りなんかしたら、逆に特異体質じゃねぇか! って話だ。

というわけで、制汗スプレーだけ買ってみた。


さて。
制汗スプレーとはちょっとちがうが・・・
無神経顔な? 自分でも、「さすがにちょっとそれは、無神経に過ぎないか…」と思ったエピソードを記してみる。

20年くらい前の、バイト先での話である。

いわゆるワキガな女子が居た。
本人にも自覚があり、控え室(男女共同)の着替えボックス(? ここは、もちろん個室)のなかで、何度も何度もスプレーしているであろう音が聞こえてきて、ことばは悪いが、ちょっと気の毒に思うほどだった。

ある日のこと―。
ちょうど彼女が出勤してきて着替えているとき、キッタネー男どもは控え室で休憩を取っていた。

いっつも落ち着きのないAがおどけてみせたのだが、その拍子に彼の身体が着替えボックスの扉に触れた。

女の子らしく、「きゃっ」という声が聞こえてきた。

「あ、ごめん」で済ませばいいものを、Aはなんと、

「大丈夫、君のは見ないから」

と大きめの声でいい、そのあと小声で、しかもあきらかに悪意のある表情で、

「くさいし」

と、いったのである。

・・・・・。

小声ではあるが、たぶん聞こえたと思う。

いうかね、そんなこと。

そのときの、部屋全体に漂う「冷気」は、未だによーーく覚えている。


ニオイというものは厄介だなぁと思う。

「陰でコソコソいうほうが悪い、仕事に支障をきたすくらい迷惑しているのなら、身近なひとが最初はやんわりと、それでもダメだったらきつくいうとかして、解決すべきだ」なんていわれたこともあったが、

「きのう、オナニーしたろ? ザーメンくさいよ」

とは冗談でいえても、

「体臭、なんとかしたほうがいい」

とは、なかなかいえない。


いっぽうで。

女子は、いつだっていい香りがする・・・とはいえ、1日遊んだあとであれば、そこそこ汗もかいているはずで。

誰だったか、テレビのバラエティ番組で、そこでシャワーを浴びてしまうのが「もったいない」と発言した芸人さんが居た。

ほかの出演者は引いていたが、個人的には分かるなぁ!! と。

べつに「くっさい」と興奮するとかではなく、

「汗のにおい、ほんのり」

って、大袈裟にいえば、そのひとが生きている・息をしている証であり、かえってムラムラするという性的マジック? が働いたりするのである。

・・・って、分かってくれるかなぁ。

分かってくれないだろうなぁ汗汗汗汗汗





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明日のコラムは・・・

『怒れる牡牛の物語』

コメント (4)
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