本棚を整理した。
神経質なA型らしく、ジャンル別、あいうえお順に並んではいるが、最近は電子書籍で済ますことも多くなり「新入り」は増えず、また、「それほど大事とは思えないもの」は売ったりしてしまったので、3段目の左は文庫の小説/右はいきなりエロ本、、、みたいな無秩序性が際立つようになってしまった。
まぁいいか、そのほうがゲロのような生きかたをしてきた自分らしいし。
ただいえるのは、整理を繰り返しながら生き残っている本は、自分にとって「そーとー」大切なものであるということ。
だから本棚には、自分の半生やキャラクター性が分かり易い形で表現されているのだと思われる。
きょうから3日間は、「観る」以外の観点から映画を捉える企画を展開。
1日目は「読む映画」、つまり映画について書かれた本の個人的10傑をやってみよう。
かなーり偏りがあるとは思うが、映画を学ぶ学生であれば無視していいタイトルは1冊もないので、そこんとこよろしく!!
(1)『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか―ロジャー・コーマン自伝』(ロジャー・コーマン著/早川書房)
スコセッシやコッポラを育てた名プロデューサーが綴る、抱腹絶倒の映画制作裏話。
書いてあることのほとんどが、信じられない。
(2)『スコセッシはこうして映画をつくってきた』(メアリー・パトリック・ケリー著、斎藤敦子・訳/文藝春秋)
コーマン門下生スコセッシの、巨匠と呼ばれるまでの歩み。
(3)『にっぽん脚本家クロニクル』(桂千穂・著/ワールドマガジン社)

脚本家62人のシナリオ術に迫る、たいへんな労作。
インタビュアーの千穂さんは、自作脚本よりもいい仕事をしてくれている。
(エラソーで、恐縮です)
(4)『映画作家は語る』(デヴィッド・プレスキン著、柳下毅一郎・訳/大栄出版)
コッポラ、リンチ、オリバー・ストーンにアルトマンなどなど。
ヒトクセもフタクセもある鬼才たちへのインタビュー集。
(5)『仁義なき映画論』(ビートたけし著/太田出版)
たけしが「北野武」を自覚する以前に連載していた映画評をまとめたもの。
伊丹十三やオスカー受賞作を貶すいっぽうで、リンチやフェリーニを絶賛する。
少し前の「迷走期」は、たぶん、武なりにフェリーニをやりたかったんだろうな、、、と感じた。
(6)『タランティーノ・バイ・タランティーノ』(ジェイミー・バーナード著、島田陽子・訳/ロッキング・オン)

QTの登場は、90年代の映画史最大の衝撃だった。
安っぽい表現にはなるが・・・
これを読むと、彼が映画の神様に愛されていることが分かる。
(7)『映画作家が自身を語る デヴィッド・リンチ』(クリス・ロドリー編、廣木明子+菊池淳子・訳/フィルムアート社)

リンチはリンチ、分からない。
だから、本人に聞くのが早道なのだ。
(8)『中野シネマ』(中野翠/新潮社)
エッセイスト翠さんが、軽快に映画愛を綴る。
退屈なホンモノより、愉快なニセモノを―これ、翠さんの名言。
(9)『定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー』(フランソワ トリュフォー著、 山田宏一+蓮實重彦・訳/晶文社)
映画小僧のマストといえば、これ。
蓮實さんによる訳も堪能してほしい。
映画版も必見です。
(10)『映画愛』(武藤起一・著/大栄出版)

北野武、塚本晋也、黒沢清などへのインタビュー集。
それぞれの映画監督の「現在の立ち位置」を念頭に置きながら読むと、ひじょうに感慨深いのだった。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『聴く映画』
神経質なA型らしく、ジャンル別、あいうえお順に並んではいるが、最近は電子書籍で済ますことも多くなり「新入り」は増えず、また、「それほど大事とは思えないもの」は売ったりしてしまったので、3段目の左は文庫の小説/右はいきなりエロ本、、、みたいな無秩序性が際立つようになってしまった。
まぁいいか、そのほうがゲロのような生きかたをしてきた自分らしいし。
ただいえるのは、整理を繰り返しながら生き残っている本は、自分にとって「そーとー」大切なものであるということ。
だから本棚には、自分の半生やキャラクター性が分かり易い形で表現されているのだと思われる。
きょうから3日間は、「観る」以外の観点から映画を捉える企画を展開。
1日目は「読む映画」、つまり映画について書かれた本の個人的10傑をやってみよう。
かなーり偏りがあるとは思うが、映画を学ぶ学生であれば無視していいタイトルは1冊もないので、そこんとこよろしく!!
(1)『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか―ロジャー・コーマン自伝』(ロジャー・コーマン著/早川書房)
スコセッシやコッポラを育てた名プロデューサーが綴る、抱腹絶倒の映画制作裏話。
書いてあることのほとんどが、信じられない。
(2)『スコセッシはこうして映画をつくってきた』(メアリー・パトリック・ケリー著、斎藤敦子・訳/文藝春秋)
コーマン門下生スコセッシの、巨匠と呼ばれるまでの歩み。
(3)『にっぽん脚本家クロニクル』(桂千穂・著/ワールドマガジン社)

脚本家62人のシナリオ術に迫る、たいへんな労作。
インタビュアーの千穂さんは、自作脚本よりもいい仕事をしてくれている。
(エラソーで、恐縮です)
(4)『映画作家は語る』(デヴィッド・プレスキン著、柳下毅一郎・訳/大栄出版)
コッポラ、リンチ、オリバー・ストーンにアルトマンなどなど。
ヒトクセもフタクセもある鬼才たちへのインタビュー集。
(5)『仁義なき映画論』(ビートたけし著/太田出版)
たけしが「北野武」を自覚する以前に連載していた映画評をまとめたもの。
伊丹十三やオスカー受賞作を貶すいっぽうで、リンチやフェリーニを絶賛する。
少し前の「迷走期」は、たぶん、武なりにフェリーニをやりたかったんだろうな、、、と感じた。
(6)『タランティーノ・バイ・タランティーノ』(ジェイミー・バーナード著、島田陽子・訳/ロッキング・オン)

QTの登場は、90年代の映画史最大の衝撃だった。
安っぽい表現にはなるが・・・
これを読むと、彼が映画の神様に愛されていることが分かる。
(7)『映画作家が自身を語る デヴィッド・リンチ』(クリス・ロドリー編、廣木明子+菊池淳子・訳/フィルムアート社)

リンチはリンチ、分からない。
だから、本人に聞くのが早道なのだ。
(8)『中野シネマ』(中野翠/新潮社)
エッセイスト翠さんが、軽快に映画愛を綴る。
退屈なホンモノより、愉快なニセモノを―これ、翠さんの名言。
(9)『定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー』(フランソワ トリュフォー著、 山田宏一+蓮實重彦・訳/晶文社)
映画小僧のマストといえば、これ。
蓮實さんによる訳も堪能してほしい。
映画版も必見です。
(10)『映画愛』(武藤起一・著/大栄出版)

北野武、塚本晋也、黒沢清などへのインタビュー集。
それぞれの映画監督の「現在の立ち位置」を念頭に置きながら読むと、ひじょうに感慨深いのだった。
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明日のコラムは・・・
『聴く映画』