ミスター・ピンク「マクドナルドでチップは出さないだろう? あっちで出さず、こっちで出す。馬鹿げてる!」
映画『レザボア・ドッグス』(92)より
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三大牛丼チェーンといえば、すき家・吉野家・松屋。
肉食というより「肉専」を自称している自分は、いずれの店もよく利用しており、週1~2回はカウンターに座って肉を喰らっている。
内訳でいうと・・・
松屋7割、すき家2割、吉野家1割か。
けれども牛丼を食べるのは、月に1度か2度程度。
最もよく行く松屋で、牛丼を「ほぼ」頼まないのである。
いっつも「カルビ焼肉定食のWセット+豚汁変更」で、会計は1100円くらいだったかな。
じつは松屋の牛丼の味は好きじゃない、単に定食目当てで利用するだけ。
「牛丼食べたい!」となったら絶対に、すき家に行く。
吉野家に関しては、ちかくに松屋・すき家がなかった場合にのみ利用すると。
で、先日、そんなシチュエーションに出くわした。
外出時―。
遅めの朝飯を取ろうと思い、松屋・すき家を探したが、見当たらない。
目の前に吉野家「だけ」ある。
でも牛丼ではなく、肉の定食が食べたい。
吉野家にもカルビ定食があるけれど、写真を見るかぎりボリュームないし、美味しそうではないのだよな~。
・・・・・。
まぁいいか、いちど試してみようじゃないの。
店に入って、注文を済ませる。
ベテランのおばさん店員が、新人アルバイトの中国人3人に指示を出している。
それぞれに別々の指示を出しているはずなのに、Aくんに指示したことをB・Cくんも一緒になってやるから、なんかワチャワチャしていて見ているぶんには面白い。
それに気づくと、おばさん店員は注意をするから調理の手が止まる―客は自分ひとりだが、けっこう待たされるかもな・・・まぁいいや、べつに急いでいるわけでもないし。
ところで。
自分がそう思い込んでいるだけかもしれないが、歯の大部分を差し歯にして以降、味覚が変わったような気がしている。
「より」鈍感? 馬鹿? になったというか。
基本、なにを喰っても美味いと感じるようになった。
不都合があるわけじゃない、むしろ好都合かもしれない。
そんな自分が、、、である。
吉野家で出されたカルビ定食を、はっきりと美味しくないと感じた。
自分の味覚レベルを考えると、これはそーとーヤバいことなんじゃないだろうか。
ネガティブな感情のほうが「上回った状態」(=しょうがない、吉野家でいいか)で入店したのにも問題があったのかもしれない。
おばさん店員が、手を止めちゃっていたからかもしれない。
とか、いろいろ考えたけれども。
それでも残さず食べたさ、出されたものは残さない主義だからね。
で、きちんと、大きな声で「ごちそうさまでした」といって店を出た。
きょうのテーマは、じつは、この「ごちそうさま」にある。
どれだけ不味かろうが「ごちそうさま」を忘れない男でありたい―そう思って生きてきたので、大衆居酒屋であってもファミレスであっても「ごちそうさま」をいってから店を出る。
自己統計(東京・神奈川)だが・・・
松屋の朝食時に関しては、「ごちそうさま」をいって店を出る客は3割弱。
多くはないが、少ないとも思わない。
だいたい、こんな感じなのだろう。
だが、しかし。
「ごちそうさま」を心がけている自分でも、マクドナルドで同じことが出来るかというと、これがなかなかに難しい。
松屋もマックも、同じファストフードのはずなのに!!
引用した『レザボア』のミスター・ピンクではないが、マックって、ほかの店とちがう感じがするから、、、なのかな。
・・・・・。
「ごちそうさま」マスターを自称するには、まだまだアマチャンなのかもしれない―そんな話である。
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明日のコラムは・・・
『夭折の10人』
映画『レザボア・ドッグス』(92)より
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三大牛丼チェーンといえば、すき家・吉野家・松屋。
肉食というより「肉専」を自称している自分は、いずれの店もよく利用しており、週1~2回はカウンターに座って肉を喰らっている。
内訳でいうと・・・
松屋7割、すき家2割、吉野家1割か。
けれども牛丼を食べるのは、月に1度か2度程度。
最もよく行く松屋で、牛丼を「ほぼ」頼まないのである。
いっつも「カルビ焼肉定食のWセット+豚汁変更」で、会計は1100円くらいだったかな。
じつは松屋の牛丼の味は好きじゃない、単に定食目当てで利用するだけ。
「牛丼食べたい!」となったら絶対に、すき家に行く。
吉野家に関しては、ちかくに松屋・すき家がなかった場合にのみ利用すると。
で、先日、そんなシチュエーションに出くわした。
外出時―。
遅めの朝飯を取ろうと思い、松屋・すき家を探したが、見当たらない。
目の前に吉野家「だけ」ある。
でも牛丼ではなく、肉の定食が食べたい。
吉野家にもカルビ定食があるけれど、写真を見るかぎりボリュームないし、美味しそうではないのだよな~。
・・・・・。
まぁいいか、いちど試してみようじゃないの。
店に入って、注文を済ませる。
ベテランのおばさん店員が、新人アルバイトの中国人3人に指示を出している。
それぞれに別々の指示を出しているはずなのに、Aくんに指示したことをB・Cくんも一緒になってやるから、なんかワチャワチャしていて見ているぶんには面白い。
それに気づくと、おばさん店員は注意をするから調理の手が止まる―客は自分ひとりだが、けっこう待たされるかもな・・・まぁいいや、べつに急いでいるわけでもないし。
ところで。
自分がそう思い込んでいるだけかもしれないが、歯の大部分を差し歯にして以降、味覚が変わったような気がしている。
「より」鈍感? 馬鹿? になったというか。
基本、なにを喰っても美味いと感じるようになった。
不都合があるわけじゃない、むしろ好都合かもしれない。
そんな自分が、、、である。
吉野家で出されたカルビ定食を、はっきりと美味しくないと感じた。
自分の味覚レベルを考えると、これはそーとーヤバいことなんじゃないだろうか。
ネガティブな感情のほうが「上回った状態」(=しょうがない、吉野家でいいか)で入店したのにも問題があったのかもしれない。
おばさん店員が、手を止めちゃっていたからかもしれない。
とか、いろいろ考えたけれども。
それでも残さず食べたさ、出されたものは残さない主義だからね。
で、きちんと、大きな声で「ごちそうさまでした」といって店を出た。
きょうのテーマは、じつは、この「ごちそうさま」にある。
どれだけ不味かろうが「ごちそうさま」を忘れない男でありたい―そう思って生きてきたので、大衆居酒屋であってもファミレスであっても「ごちそうさま」をいってから店を出る。
自己統計(東京・神奈川)だが・・・
松屋の朝食時に関しては、「ごちそうさま」をいって店を出る客は3割弱。
多くはないが、少ないとも思わない。
だいたい、こんな感じなのだろう。
だが、しかし。
「ごちそうさま」を心がけている自分でも、マクドナルドで同じことが出来るかというと、これがなかなかに難しい。
松屋もマックも、同じファストフードのはずなのに!!
引用した『レザボア』のミスター・ピンクではないが、マックって、ほかの店とちがう感じがするから、、、なのかな。
・・・・・。
「ごちそうさま」マスターを自称するには、まだまだアマチャンなのかもしれない―そんな話である。
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明日のコラムは・・・
『夭折の10人』