~キム・ベイシンガーのキャリア10傑~
ダブリンの若者たちがバンドを組む音楽映画『ザ・コミットメンツ』(91)。
サックスの名手が若造に吹きかたを教える際、こんなことをいう。
「そんな乱暴に扱っちゃいけない。いいか、好きな女の乳首を口に含む感覚だ。分かるか?」
「・・・あぁ、近所の―」
「そんな安っぽい話じゃない。憧れの女優を思い浮かべてみろ。俺の場合は、ジーナ・ロロブリジーダだ」
「デカパイかい?」
「あぁ、そりゃあもう。思い浮かんだか?」
「じゃあ俺は、キム・ベイシンガーだ」
「いい女か?」
「抜群さ」
「じゃあ、それでいってみろ」
なるほどなって思った笑
(デビュー直後から90年代前半にかけては)そんなセクシー系女優の筆頭だったベイシンガーも、現在63歳。
映画を観ていても「さすがに老けたな」とは思うけど、それでもやっぱり、いろんなところが疼いてしまう。
過去の映像をそこに重ねるからであり、・・・いやそれだけじゃないな、このひとが放つ独特なエロスが健在だからなのではないか、、、と思ったり。
そんな、熟れた果実系女優? の個人的10傑は以下のとおり。
・・・あ、もちろん褒め言葉だからね!!
(1)『L.A.コンフィデンシャル』(97)
魅惑の娼婦を完璧に演じ、オスカー助演賞受賞。
化粧が濃過ぎるかもしれないが、そういうキャラクター性なので無問題。
彼女なら、武骨なラッセル・クロウが夢中になるのも頷ける。
(2)『8Mile』(2002)
意外、、、と思われるかもしれないが、エミネムと同じくらい好演していると思う。
息子(エミネム)に対し、新しい彼が「クンニしてくれないの!」と告白する場面は、ベイシンガーじゃなきゃ巧く出来ないかと。
(3)『セルラー』(2004)
ケータイを使ったワンアイデアで魅せに魅せまくる、技ありのサスペンス。
(4)『ナインハーフ』(86)
彼女を一躍有名にした、愛とエロスの物語。
女子はミッキー・ロークに、男子はベイシンガーにメロメロになった。
はっきりいおう、AVを堂々と借りれなかった中学生のころ、雨のなかのクンニシーンで自慰った甘い想い出がある。
(5)『花嫁はエイリアン』(88)
なんてことないコメディだが、怪物であれエイリアンであれ、どうかされるんだったら、やっぱり相手は美女がいいなと思ったものである。
(6)『ナチュラル』(84)
野球選手レッドフォードにとっての、いわゆる「さげまん」を魅力的に演じる。
さがってもいいよ、このひとなら・・・って、しつこいな自分も。
(7)『バットマン』(89)
クリストファー・ノーラン版に足りないものがあるとするならば、ベイシンガーのような女優を起用しなかったところだと思う。
(8)『リベンジ・マッチ』(2013)
老いたデ・ニーロとスライが彼女をめぐって喧嘩をする。
気持ちは分かるぜ。
(9)『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(83)
ボンドの番外編、つまりボンドガールとして登場。
(10)『ブロンディー/女銀行強盗』(93)
映画の出来としては……だが、なぜか憎めないB級アクション。
※本人の受賞時以上に有名な、ベイシンガーのオスカー賞プレゼンターのときの発言
「アカデミー協会はミスを犯した。ノミネート作品に、『ドゥ・ザ・ライト・シング』が入っていないのはおかしい」
シュワ氏の紹介のあとに登場。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(195)』
ダブリンの若者たちがバンドを組む音楽映画『ザ・コミットメンツ』(91)。
サックスの名手が若造に吹きかたを教える際、こんなことをいう。
「そんな乱暴に扱っちゃいけない。いいか、好きな女の乳首を口に含む感覚だ。分かるか?」
「・・・あぁ、近所の―」
「そんな安っぽい話じゃない。憧れの女優を思い浮かべてみろ。俺の場合は、ジーナ・ロロブリジーダだ」
「デカパイかい?」
「あぁ、そりゃあもう。思い浮かんだか?」
「じゃあ俺は、キム・ベイシンガーだ」
「いい女か?」
「抜群さ」
「じゃあ、それでいってみろ」
なるほどなって思った笑
(デビュー直後から90年代前半にかけては)そんなセクシー系女優の筆頭だったベイシンガーも、現在63歳。
映画を観ていても「さすがに老けたな」とは思うけど、それでもやっぱり、いろんなところが疼いてしまう。
過去の映像をそこに重ねるからであり、・・・いやそれだけじゃないな、このひとが放つ独特なエロスが健在だからなのではないか、、、と思ったり。
そんな、熟れた果実系女優? の個人的10傑は以下のとおり。
・・・あ、もちろん褒め言葉だからね!!
(1)『L.A.コンフィデンシャル』(97)
魅惑の娼婦を完璧に演じ、オスカー助演賞受賞。
化粧が濃過ぎるかもしれないが、そういうキャラクター性なので無問題。
彼女なら、武骨なラッセル・クロウが夢中になるのも頷ける。
(2)『8Mile』(2002)
意外、、、と思われるかもしれないが、エミネムと同じくらい好演していると思う。
息子(エミネム)に対し、新しい彼が「クンニしてくれないの!」と告白する場面は、ベイシンガーじゃなきゃ巧く出来ないかと。
(3)『セルラー』(2004)
ケータイを使ったワンアイデアで魅せに魅せまくる、技ありのサスペンス。
(4)『ナインハーフ』(86)
彼女を一躍有名にした、愛とエロスの物語。
女子はミッキー・ロークに、男子はベイシンガーにメロメロになった。
はっきりいおう、AVを堂々と借りれなかった中学生のころ、雨のなかのクンニシーンで自慰った甘い想い出がある。
(5)『花嫁はエイリアン』(88)
なんてことないコメディだが、怪物であれエイリアンであれ、どうかされるんだったら、やっぱり相手は美女がいいなと思ったものである。
(6)『ナチュラル』(84)
野球選手レッドフォードにとっての、いわゆる「さげまん」を魅力的に演じる。
さがってもいいよ、このひとなら・・・って、しつこいな自分も。
(7)『バットマン』(89)
クリストファー・ノーラン版に足りないものがあるとするならば、ベイシンガーのような女優を起用しなかったところだと思う。
(8)『リベンジ・マッチ』(2013)
老いたデ・ニーロとスライが彼女をめぐって喧嘩をする。
気持ちは分かるぜ。
(9)『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(83)
ボンドの番外編、つまりボンドガールとして登場。
(10)『ブロンディー/女銀行強盗』(93)
映画の出来としては……だが、なぜか憎めないB級アクション。
※本人の受賞時以上に有名な、ベイシンガーのオスカー賞プレゼンターのときの発言
「アカデミー協会はミスを犯した。ノミネート作品に、『ドゥ・ザ・ライト・シング』が入っていないのはおかしい」
シュワ氏の紹介のあとに登場。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(195)』