Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

MOTO-SAYA

2017-04-02 00:10:00 | コラム
元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる)

いったん離縁した夫婦や、絶縁した者が、再び以前と同じ関係に戻ることのたとえ。

「故事ことわざ辞典」より


また、現代ではそれを略して「もとさや」と表現することがある。

※我流解説@まっき~

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日常生活においても、映画の世界でも、そんなことが「ときどき」起こる。

「あの騒動は、なんだったんだ…」と思うこともあれば、「よかった、よかった」と胸をなでおろすこともあり。

生きてりゃ、いろいろありますよって話だ。

そこできょうは、「広義の意味における、もとさや映画」の5傑を展開してみよう。

10傑でも可能だが、とくに印象に残る「もとさや」というと、5傑になるのだった。


(1)『8Mile』(2002)



ラップバトルのファイナルで快勝したのだから、スターになれたはず。

けれどもラビットは、向こう側(富裕層)には行かず、こっち側(貧困層)に留まった。

あのラストシーンのあと、彼は残業を代わってくれた同僚に礼をいいに行くのだろう。




(2)『時計じかけのオレンジ』(71)

ひとって、そうそう変わることがないということを、これほど痛烈に描いてみせた映画はない。



(3)『サイダーハウス・ルール』(99)

自分が必要とされていることに気づくまでの、長い夏休みの物語。


少し長いが、素晴らしいクライマックスを。
駅員さん役で、原作者ジョン・アーヴィングの姿がちょこっと。

そしてホーマーの帰還に対し「控えめに」喜ぶ少女が、じつにいい。




(4)『タクシードライバー』(76)

ふたつの意味で、「もとさや」な物語。

ベッツィが、よりを戻そうと話しかける・・・が。

そして、

穏やかにタクシーを運転しているかに見えるラストシーン・・・だが。

(5)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

夫婦になるはずだった両親の出会いを邪魔してしまったことから、自分自身が存在の危機に。

ふたりをなんとかくっつけようと奮闘するさまは、時間を超えた「もとさや」物語だよね。

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明日のコラムは・・・

『具だくさん』
コメント (1)
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